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好きで、ごめんね
現代モノですが、謎の黒く小さい生物と共存するちょっと変わった世界です。
お話の全体が攻め中心。
両親が居らず、おばあちゃんっ子の攻め。
唯一の肉親であるおばあちゃんが入院し、認知症になって攻めの事を忘れてしまったシーンはもう辛かった…っ。
寂しいのに寂しいと言えない攻めを、小さな受けがガキ大将よろしく守ってくれたりして、いいバランス!
小さくて女の子みたいな見た目なのに攻めにとってのヒーローです。
ほんわかするシーンには思わず涙が出そうでした。
ただ、この黒い奴が見た目は可愛いのに、受けにエッチなことしちゃうのがちょっと衝撃で…。
物語の要で仕草も可愛いのに、そんな…触手的な役割まで担わなくとも…と、そのシーンだけ飛ばし読みました…。
あと体格差はとても萌えました!
表紙の二人は同じ年。
受けが小動物のように可愛いのに中身は男前のギャップも良かったです。
電子の修正は白抜き。
●まものさんという不思議な生き物
この町にはまものさんというジブリチック真っ黒クロスケ的、コダマ的なちっちゃい生き物ズがいます
●攻めのたくまくんで、心が痛い
両親共にいなくておばあちゃんと暮らしてたけどおばあちゃんも入院して、という子で。
誰もいない静かで孤独なおうちでたくまくんに集まってきて「たくま ないた?」「たくま うれしい?」「たくま さみしいの?」って話しかけてくるまものさんたちが堪りません…
「お母さんと一緒の子じゃないとあげられないの」とか「待っててもおばあちゃんもう戻ってこないでしょう」とかお見舞い行ったら認知症とか
やめてーーそれ心が痛いやつーー泣いちゃうからーー!
●原因は自分だと気づいてしまう
まいくん(受け)がまものさんに酷い目に遭わされるけどそれが実はたくまくんが喜ぶからという。
…というひたすらたくまくんがしんどっなお話でおばーちゃーーーんああああ!!そんな笑顔でそんなセリフうわあああずるいぃぃ
想いが通じ合ってイチャイチャするときにまものさんズが扉の前で「ここを通さぬのがわれらの使命」ってやってるのが最高に和みました
まいくんがとてもちっちゃくて幼い見た目で子供っぽい、いわゆるショタキャラなのとまものさんたちに性的ないたずらされてしまうシーンとかなかなか不健全な感じで、苦手な方はとってもご注意なのですが(苦手な方は絶対苦手だと思う)
お話がとても私のハートに刺さりまして神です。
刺さったんだ…たくまくんのしんどさにしんどさをこれでもかと重ねて優しさでとどめを刺すテクニシャンなストーリーテリングが私の心を瀕死にさせたんだ…作者様のハートを刺すスキルが高い。
涙目。目が濡れた。
アンリミにて。
可愛い「まもの」が住む町のファンタジーでした。
まものの存在が結構効いてて、ただの幼馴染BLじゃないのが面白かったです。
まものにイタズラされやすい体質だと思ってたけど、実は…という部分が良かった。
ダークなストーリーにも出来そうな設定ですが、ほのぼのでちょっぴりHな物語です。
やっぱり鯛野先生はファンタジーを描くのが上手いなと思いました。
体格差はあまり好みじゃないんですが、小さいまいがグイグイ引っ張ってくれる男らしい性格なので、あまりイヤじゃなかったです。
作者さんと同じく、この体格差ではH無理じゃね?と思いましたが、そうでした。忘れてましたね、ファンタジーだという事を。
2人とも気持ちよさそうで何よりでした。
黒くてぷにぷに?した不思議な生命体、“まものさん”がそこらじゅうにいるファンタジーみ強めな世界観×幼馴染DKの日常という異色の組み合わせ。
身体は大きいがとにかく気が弱いたくまと、対照的な見た目・性格のまいくん。まものさんの悪戯がたくまくんの願望に関係していると分かった時は、このままラッキースケベルートかな?と思いましたが、、心洗われる系BLでした_(:3 」∠)_
個人的には明るくておバカなラッキースケベルートが好きなんですが、これはこれで、良い。まいくんのショタ感とまものさんというファンタジー強めな存在によって敬遠していましたが、お勧めしたい一冊です。
鯛野ニッケ先生の描くファンタジー好きだなぁ〜。
異世界と不思議が掛け合わされていて、人の心理描写も手伝って〜鯛野先生ならではの味付けって感じ。
他の作品も、読み返したくなった。
なんでも遠慮がちな琢磨と、自分に素直に生きる暴君気味のまいの恋のストーリー。
「まものさん」が、キーパーソンなんだね。
最初は、琢磨が病んでる系かなとも思ったけど、行動原理を辿って行くと〜ばぁちゃんから繋がっていたんだね。
そこから、まいへの気持ちへって感じで〜まものさん大活躍。
人を想いやる、とても優しいお話しだ!
あとがきでの経緯〜面白かったです。