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表題作 雛鳥は汐風にまどろむ

紅林陵 → 佐藤拓也

立花勇一 → 白井悠介

その他キャラ
歩[堀江瞬]

あらすじ

事故で両親と姉を亡くし、小学生の甥・歩(あゆむ)を引き取った勇一(ゆういち)。 海の見える街に引っ越して、二人きりで始める新生活――そこで出会ったのは、総菜屋を営む陵(りょう)。 同い年なのに自分の店を持ち、ご近所から慕われる人気者だ。すっかり常連となったある日、歩が喧嘩で家出してしまった!! 「逃げずにちゃんと向き合え」 陵は動揺する勇一を叱咤し、絆を取り戻させてくれる。ところがその瞳は、どこか寂し気で…!?

作品情報

作品名
雛鳥は汐風にまどろむ
著者
南月ゆう 
媒体
CD
作品演出・監督
立石弥生
音楽
バンブー
脚本
椎名理生
オリジナル媒体
コミック
メーカー
マリン・エンタテインメント
枚数
2 枚
発売日
JANコード
4996779033775
4.5

(42)

(32)

萌々

(6)

(2)

中立

(0)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
3
得点
190
評価数
42
平均
4.5 / 5
神率
76.2%

レビュー投稿数3

原作まるごと、丁寧に作り上げられた一枚

原作既読です。

原作のストーリー自体が丁寧な作りで、二段階の感動があって好きな作品なのですが、CDも本当にそれに忠実に、細部まで心を行き届かせて作ってくださったのが伝わってきました。

この作品はもう萌えとかそういう言葉で表せられる範疇ではなく、人と人の触れ合いの物語なのでただ泣けてしまいます。
白井さん、佐藤さん、堀江くんのキャスティングはぴったりでした。
佐藤さんは本当に、狙い通りの芝居をくれるというか、他の作品でも、私がこう来てほしいと思った通りのお芝居をしてくださる率が非常に高い方なので、やはり今回の陵も素晴らしかったです。
ホスト喋りも、荒んだ感じも、心を曝け出して誘う色気も間違いなかったです。
堀江くんは一番大事な泣きのシーンが期待の3倍くらい良かったので見事に泣かされました。
他の方も書かれてますが、少年の役を男性がやってくれたこと自体も嬉しかったです。
白井さんはあの『幸せに生きてきた』お人好しな勇一の普通っぽさとか、人を受け入れてくれる温かさとか、やっぱり合ってるなぁと感じました。
そして原作よりだいぶ盛られた濡れ場での受け芝居の匙加減がほんと、うまいなぁと。
あくまでノンケで、ただ陵を想う気持ち、守りたい、寄り添いたい気持ち、そういう所から自然に体を開いた関係であることと、そのうち次第に開発されて純粋な快感に酔いつつあることのバランスが見事で。
ただこの二人の行為は本当に、縋りたい攻めといくらでも抱き締めてあげたい受けというわたしの最も好きな構図でのその最たるものなので、エロさと切なさと温かさの混じり合いが最高でした。

最初から原作を見ながら聴いてしまったので、次は音声だけで聴いてみたいと思います。

5

丁寧に作られてます

こちらの作品は原作が好きなので購入してみました。

佐藤さん演じる陵が少し影があってかっこいいんですよね。あと白井さん演じる勇一は人の良さが出てます。堀江さん演じる勇一の甥の歩夢がかわいくって、少年役はBLCDでも女性声優さんが演じられることもあったりしますが、やっぱりそこは男性だとより嬉しいです。
かわいいだけじゃなくてちょっと成長途中のしっかりしたところとか、冷静に勇一のこと見てるところも上手に演じられていて良かったです。

コミックスほぼまるまる収録されていて、濡れ場は少しコミックスより長めかなとも思いますし、ところどころセリフが足されていてよりわかりやすくなった印象です。

ノンケ同士なのに最初体だけ慰めて欲しいと陵に迫られて、断らない勇一。多分勇一にも好意があったから拒否しなかったんだろうな。陵は辛い過去や荒れていた時期があって今海に近いところで一人暮らしているけれど、勇一と歩夢の親子に出会えたことで、陵は救われたんだと思うのですが、本当に佐藤さん色んな陵を演じられていて喜怒哀楽全部の感情が詰まっていてやはりお上手だなと改めて思いました。
白井さんもまっすぐで優しい勇一を素敵に演じて下さっていて、最後はこの二人が出会えて良かったと思えました。

エロは少な目ですが、CDでは少し長めになってます。ストーリー重視の作品なので私的には丁度良かったです。

2枚組とボリュームたっぷりなので、作品のファンにもキャスト様のファンにもおススメです。

7

お前・・・しまむらだっけ?

何故かこのセリフを聞いた時、唐突に某ファッションセンターを思い出して爆笑してしまいました。

ストーリー、脚本、キャスト、演技、BGM、全てにおいて神です!文句無しの完成度です。

原作に忠実なのにCDだけで聴いても状況が分かりやすく作られています。

最初にCDだけ聴いて、原作が読みたくなって原作読んで、CD聴きながら原作追って、、、、1枚(2枚)で三度以上楽しめること間違いなしです!!

5

この作品が収納されている本棚

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