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表題作真夜中を煙に巻いて

四ノ塚 はじめ
葉山 秋市

その他の収録作品

  • 後日談(描き下ろし)

あらすじ

ヤクザが大嫌いな男×ヤクザな生き方しかできない男――。元暴力団組織と関わりがあるなど想像だにせず食品工場に就職した四ノ塚は、厳つい見た目を買われ、元構成員・葉山の弟分としてヤクザな仕事を手伝わされることに。やがて、大恩ある組長のひとり息子・刹那坊ちゃんが誰より大事で、痩せの大食いで、喧嘩が強くて、ときどき危うい目をする葉山のことが放っておけなくなってしまい……? kanipanが描く、甘くてスパイシーなneoハードボイルド・ラブ!

作品情報

作品名
真夜中を煙に巻いて
著者
kanipan 
媒体
漫画(コミック)
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
バーズコミックス ラブキスボーイズコレクション
発売日
ISBN
9784344843264
4.3

(44)

(27)

萌々

(10)

(5)

中立

(1)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
3
得点
191
評価数
44
平均
4.3 / 5
神率
61.4%

レビュー投稿数3

怖い!?実はかわいい。。

kanipanさんは、リブレのアンソロで印象的な作品(確か1ページだった)を読んでから気になっていた作家さん。単行本を読むのは初めてでしたが、アンソロのときのおうな切なくダークなテイストから少し離れて、かなりコミカルなテイストの作品でした。結果良かった。

ヤクザが嫌いなのに、何の因果か元ヤクザのところで働くことになった主人公、四ノ塚。
そこで一見危なそうな葉山と組むことになり。。
基本は金融業で、取り立て業務なのですが、荒っぽそうで無茶はしない葉山にだんだん心を許す四ノ塚。
一方、組のぼっちゃまに異常なコンプレックス(坊コン!?)を持つ葉山。彼のこれまでの人生が少しずつ描かれ、やぱりこの作者さんだけにハッピーだけでない、それだけに重みのある背景があることが分かります。
四ノ塚という異分子によって、初めて人間として当たり前の心情、人を信頼し、好きになるということを知る葉山さん、だんだんかわいく見えてきます。

コミカルで読みやすく面白く読了しました。

0

受けがエロすぎる

Pixivコミックで連載されていたものが書籍化されたと聞いて買いました。葉山(受)はブチギレるとネジがぶっ飛んでしまうこわ〜いお兄さんになりますが通常は温厚で基本的には発言もぽやぽやしているので、いつも四ノ塚(攻)にツッコミを入れられているのも漫才を見ている感じがあって良かったです(お話シリアスだけど会話が漫才なので重苦しくは無いのも◎)
もう兎に角何が良いかって「頭を真っ白にしたい」からノンケの癖して痛みで何も考えられなくしようと襲い受けしちゃう葉山と、そんな葉山が忘れられなくてカーセクしちゃうノンケの四ノ塚のがっつきようが見ものです………kanipan先生の作品はセックス中の受けのボーッとした顔やキスされて顔を真っ赤にしながら見せる辛そうな顔やふとした時に爆弾発言を携えてふふ、と笑う顔などの表情が大変えっちなので、あんな顔されたらそりゃ四ノ塚もたまらんわと思ってしまいました。メイン2人以外にも刹那坊っちゃん、山居先生の登場人物もキャラ立ちがしっかりしているのでそこも良かったです!書き下ろしの後日談は17ページでしたが濃厚で大満足でした。

7

優勝

kanipan先生のイラストにお話の世界がスペシャルベストマッチ。第1話開始のページ3でもうキャラクターの子を好きになってしまうので(私が)物語に容易に引き込まれます。ページ8、9で名バイプレイヤーの山居先生に惚れます。ページ13で「グンッ」と落ちます。コミックス中頃に差し掛かったところで「おや、これは1巻かな?続編を心待にできる…?」と表紙を確認したら特に数字の表記はなかった……。彼らの心に生い立ちに、どう落としどころをつけるんだ……?と萌え萌えさせられます。エッチへの運びも中身もスタンディングブラボー。わたしkanipan先生の御本初めて手にしたわ。他の御本もチェック&ゲットや!!!Thank You!kanipan teacher!!!

11

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