特典

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「雨降りジウと恋の約束」コミコミ特典小冊子 約束のしるし

amefuri jiu to koi no yakusoku

商品説明

ノベルズ発刊記念・コミコミスタジオ購入限定特典書き下ろし小冊子
A5サイズ全12頁(内小説7頁)
貴琉がジウの住まいでクリスマスを過ごすお話です。

作品情報

作品名
「雨降りジウと恋の約束」コミコミ特典小冊子 約束のしるし
著者
野原滋 
イラスト
兼守美行 
媒体
特典
発売日
付いてきた作品(特典の場合)
雨降りジウと恋の約束(但コミコミスタジオ購入のみ)
4.3

(3)

(1)

萌々

(2)

(0)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
13
評価数
3
平均
4.3 / 5
神率
33.3%

レビュー投稿数2

ジウと過ごすクリスマス

本品は『雨降りジウと恋の約束』の
コミコミスタジオ限定特典小冊子です。

本編収録の続編に続く
貴琉の冬休み中のお話になります。

貴琉は冬休み中を
ジウと一緒に過ごす予定で
朝の早いの電車で向かう予定でしたが

自作のツリーを早く見せたくて
貴琉を待ちきれなくなったジウが
迎えに来るというハプニングが有り
色々準備していた貴琉は一度
自宅に戻る事にします。

ジウが家の風呂場まで送ってくれたので
一緒に電車で行く事になり
思いがけない旅行気分となった2人は
駅ビルで買い物をする事にします。

貴琉はジウの冬服を一通りそろえようとしますが
ジウは自分だけいろいろ買ってもらう事に
抵抗があるようでした。

そんな時に
同色のロゴ入りユニフォームを来た集団を
見かけたジウは彼らのように
貴琉と揃いの装束をしてみたいと
言い出します。

ジウの望むことで貴琉ができる事なら
何でもかなえてあげたいとは思うものの
試合用のユニフォーム姿と
普段着のペアルックでは意味合いが違いすぎ
貴琉にはハードルが高すぎます。

代わりに夏のお祭りに浴衣を着る事を
提案して買い物を終えた2人は
ジウの住まいに向かい…

A5判カラー表紙(文庫カバー同イラスト)、
2段組12頁とボリューミーなお話は
貴琉がジウの住まいで
クリスマスを過ごすお話になります。

買い物デートを楽しみ、
駅弁とクリスマスケーキを買って
2人は電車に揺られます。

白永町は相変わらず閑散としていますが
どことなく明るい雰囲気が漂い
ジウの住まいでは2人をジウのツリーが
出迎えてくれます。

しばらくは一緒にいられると思いつつも
2人はお互いを欲する思いを止められず
2人は蕩けるような時間を過ごします。

買ってきたケーキを味わいながら
貴琉はジウのためにと用意した
ジウのためのミサンガを渡します。

貴琉は自分用にも
ジウとお揃いのミサンガを編んでいて

ジウは髪に、貴琉は左手に
それぞれミサンガを結び
ずっと一緒の約束のしるしだと
2人で微笑む合う幕引きまで

2人の幸せオーラが溢れた
とても優しいSSでした。

貴琉にとってジウのツリーが
とても素敵な贈り物だったように

新しいミサンガをもらえた事、
その上それが貴琉とお揃いだった事、
そして切れたらまた揃いで作ろう
という貴琉の言葉はジウにとって
至福の贈り物ですね♡

※他店舗特典(レビュー済)
アマゾン特典は
ジウの突撃お宅訪問のお話、
フェア特典は
春休みのお話になります。

1

ずっと一緒

コミコミスタジオさんで購入するといただける、おなじみの書き下ろし小冊子。大きさはA5サイズ、表紙+裏表紙に、小説部分が7Pの、全部で12Pの小冊子です。


本編終了後に読まれた方が良い内容ですし、ネタバレも含んでいます。ご注意ください。







タイトルは『約束のしるし』。
時系列は本編終了後。
貴琉視点のお話です。

貴琉が冬休みに入り、ジウの家に一度連れていかれたけれど(ここまでが本編のお話)いったん貴琉の家に戻ってきた、というところからスタート。

ジウのためにダウンコートを買ってあげたくてショップを訪れた二人。
「高いだろうから」と遠慮するジウだけれど、買ってあげたい貴琉に根負けする形でコートを買ってもらう事になったジウ。が、ジウは、ショップの店員さんたちが来ている「お揃いの服」を買いたがり、貴琉に同じものを買わないのか、と尋ねます。

店員さんたちが着ている服は制服で、同性でお揃いの服を着るのはちょっと…

とためらう貴琉。そんな貴琉を見て、「お揃い」の服を買うことをあきらめるジウだけれど。

久々にデートする二人。

くりすますつりぃ。
二人で食べた駅弁。
クリスマスケーキ。

新しいものをどん欲に吸収しつつ、二人の時間を楽しむジウと貴琉。

「ずっと一緒にいよう」というジウに、貴琉がプレゼントとして渡したものは―。


ずっと一緒の約束のしるし。

貴琉が、そう言ってジウと自分の分を「お揃い」として作って渡したものはミサンガ。

神様であるジウと、普通の人間である自分。
将来を考えると不安になることもあるけれど、それでもずっとともにあり続けたい。
そんな貴琉の想いと、貴琉を一途に想い続けてきたジウの、二人の「約束のしるし」に、涙腺が緩んでしまいました。

「お揃い」のものを欲しがったジウ。
それにこういう形で応える貴琉。二人の想いは一つだったんだね。

本編と同じく、優しく温かな想いに満ち溢れたお話でした。

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