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表題作後嗣の華麗なるユウウツ

瀬田 正宗(24歳・茶道の家元後嗣)
有園 光俊(24歳・家政夫として正宗の家に住み込み

その他の収録作品

  • プロローグ
  • おまけ
  • あとがき

あらすじ

茶道男子のキッツーイしつけが始まる! 借金を背負った光俊は、幼なじみ・正宗の家<茶道家元>で住み込みの家政夫をすることになった。幼いころの記憶はどこへやら、正宗は光俊を鋭い眼光でにらみ、キツく当たる。俺なんかしたっけ!? 次々難題をふっかけてくる正宗に混乱する光俊だけど、家政夫という立場ゆえ逆らうことは許されない。エスカレートする正宗の命令に光俊の貞操はマジで危機一髪!

作品情報

作品名
後嗣の華麗なるユウウツ
著者
さねもり束 
媒体
漫画(コミック)
出版社
講談社
レーベル
ハニーミルクコミックス
発売日
ISBN
9784065140635
3

(11)

(1)

萌々

(3)

(4)

中立

(1)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
2
得点
30
評価数
11
平均
3 / 5
神率
9.1%

レビュー投稿数2

公式と解釈違い⁈ という驚きを初めて体得したかもしれない。

茶道家元の後嗣なんて‼︎ それだけでもぅスパダリ要素じゃないですか‼︎ と、ちょっと興奮しながら手に取りましたが。うーん…。

家族ぐるみで仲良かった、茶道の家元・瀬田家に家政夫のバイトとして住み込む事になる光俊。
幼ない頃、女児と見紛うほど可愛らしかった光俊は、女の子の服装を親から着せられていたが、その昔、瀬田家の長男・正宗にプロポーズされていた。幼馴染の可愛かった頃を思い出していた光俊は、20年ぶりに再会した正宗が、鬼の様なオレ様に変貌している事にビビりまくる。
読み手側には早々に正宗の片恋、執着が分かるのですが、光俊には嫌がらせとしか伝わらない。
しかも当て馬は謎に美女な許嫁。この女は昔から正宗の持っているモノを欲しがるという。
というか、正宗にはそうとしか思われていない。哀れ。
正宗の弟、宗介がとても良い子なので、彼も光俊を好きになるっていうのでも良かったかなぁ。
そして、どうしても分からないのだが。正宗は光俊と生きていきたいからと、後嗣ぎを弟に背負わせる決意をする。弟は快く受け入れる。正宗が子供を持てない次代になってから後継を決めても良いだろうと思うのに。正宗は何もかも捨ててしまうのだ。これは重い。ビビる。
一番の謎は、黒髪、口元にホクロ。よく見ればオレ様も単なるツンデレだと思えば。
色っぽい正宗が「受け」で、抱かれる方で全然いいのに。
「おまけ」描き下ろしにて。BLに憧れる(⁈)正宗は、童貞のクセに光俊を抱こうとしている。そして失敗。未だ未遂。公式と解釈違いというのを初めて体得したよ。ビックリ‼︎
あとがきに「茶道漫画」とあるほどにはそのシーンは無く。お茶会もページを割く事無く終了している。
これは作家さんが勉強して無いんだな、と思いガッカリする。
絵は確かにとっても綺麗なんだけど。それだけに残念です。

0

顔がいい


魅力的な表紙と試し読みで気になって購入しました。
初読み作家さんです。

作画はすごくよかったです。線画が細めで繊細なタッチで描かれていました。そして受け攻め共に整ったいいお顔をしていて、特に唇の描写がリアルめなのに主張しすぎることもなく、ふっくら柔らかそうで、もっと(もっともっと)キスシーン欲しかったなあと思いました。

そうなんです…エロスと作画至上主義の私の一番の残念ポイントは…セックス描写が…ない事でした…。
でもちょくちょくのしかかったり抱きついたりと、甘いシーンを挟んでくるので、あんまりえっちなのは好きじゃないなあという方にはおすすめできるピュアな内容となっていました。

表紙や裏表紙にあるような、裸エプロンをさせられたり、ふんずけられたりは…なかったのですが…なぜか亀甲縛りは出てきました(笑)

私にとってこの作品は悪く言えばありふれたもので、よく言えば穏やかな気持ちですんなりと読めてしまうものでした。よく見かけるお話ではあるものの、先が読めてしまうような事はなくて、お、そう行くか、みたいな、作家さんなりの味が出ていたと思います。

何度も書いてしまいますが、作画は上質なのでそれだけでも買って損はないと思います。
が…やっぱり…私は二人のあーんが見たかったなあ…

3

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