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表題作ギャングの飼い方

クライド・マーヴェン,外国からタイムスリップしたギャング
杉守悠,27歳,日本のサラリーマン

その他の収録作品

  • 描き下ろし

あらすじ

平凡なサラリーマンの杉守悠はある夜、残業を終えて帰宅している途中に
銃を持ったコワモテな外国人と遭遇する。
英語が話せる悠は銃で脅され仕方なく自宅に上げてしまったが、
よくよく話を聞けば男は"過去からタイムスリップしてきたギャング"だと判明。
悠は金や食料の代わりに命だけは見逃してほしいと懇願するのだが――。

作品情報

作品名
ギャングの飼い方
著者
秋久テオ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
一迅社
レーベル
gateauコミックス
発売日
ISBN
9784758078948
3.9

(126)

(37)

萌々

(52)

(26)

中立

(10)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
19
得点
481
評価数
126
平均
3.9 / 5
神率
29.4%

レビュー投稿数19

トンデモ設定の意味

秋久先生作品初読みです。
ギャングに惹かれて購入しました。
が、まさかのタイムスリップものだったとは。ネタバレ回避のため事前に情報を入れないもので。
しかも、アメリカ人ギャングのクライドって、安易ですが、ボニーとクライド「俺たちに明日はない」を彷彿とさせます。時代も似ているかと。でも共通しているのはギャングと名前くらいですかね。

全体としては、アメリカ人ギャングのイケオジと日本人のリーマンのエロが描きたかったんでしょうねと思ったくらいで。
平凡なサラリーマンの杉守がクライドを受け入れるのが早っと思ったり。
通報するのを躊躇せず不審者だと言えばいいのにとツッコんでしまいましたが。そんなのは序の口で。

杉守は無理矢理のエロに最初は抵抗したものの結局クライドを同居させたままで。
そこからはエロさ爆発で。杉守の顔がエロい。クライドが絶倫。
ここが見せ場。

クライドがタイムスリップしてきたことは間違いないようで…で?どうなるの?の部分がわからないまま。
2人はしあわせに暮らしましたとさのハピエンでよろしいんでしょうか。
トンデモ設定丸投げ? 回収されず。
必ず回収しないといけないとは思わないですが、あまりにも投げっぱなしで。
こういう出会いもある、ロマンですね、てことでいいのかな。
アメリカ人イケオジと日本人リーマンのエロを描くなら別にタイムスリップでなくてもいいかとも思いますが、それはそれでいきさつが必要ですもんね。

クライドがイケオジなのはいいんだけど、かっこいい表情がキザで恥ずかしかったです。
杉守のきゅんとした顔もクサくないですか…となってしまいました。すみません。キャラの演技力って大事ですよね。

1

もう何回読んだかわからない、ギャングとリーマンのタイムスリップBL

こういう不思議な話が好きな方はぜひ「ルドルフ・フェンツ」「ジョン・タイター」「エドウィン・アルバート」で検索を。

「ひと昔前のギャングxその猛獣を手懐ける日本人リーマン」によるタイムスリップBLです。

秋久テオさん著作は最新作の「愛だ、恋だの処方箋」以外(←もともとオメガバあまり好きじゃないので)全部読んでますが、本作が一番好きです。
もう何度読んだかわからないぐらい。

「リングアドルチェ!」や「騎士様(育成中)と同居します」でも共通してるんですが、おそらくテオさんはガタイのいい白人さん攻めがお好きなようで、本作はまさにそれ。
カッコいいだけでなく、色気がすごいです。
まだ少し若いけど、イケオジ好きさんにもオススメできます。
そしてあの食べ物に驚く姿が可愛いwww

唯一の難点は「無理やり描写」を含むことですが、いつもは地雷にしているその要素を踏まえても、全体的に素晴らしかったです。
なにより、絵柄が個性的なのが良い!
残念ながら続編の「ギャングの飼い方@デート」では作画がかなり変わってしまい、その傾向は2020~22年ぐらいまで続きますが、最新作では少し戻ってきた感じします(嬉しい)

でも上記続編ではついにギャングがあの言葉を言ってくれるので必見です!
ちなみに【18禁版特典付き】は本作と続編を足したのと同じ値段で2ページ分お得です。

それにしても前述のオメガバ最新作、なんとテオさん全著作の中で一番ヒットしてるようですね。
(去年7月発売で ちる点869)
どちらもぜひお手に取ってみてください。
本作は今ちょうど30%オフなのでぜひ!

0

髪型の崩れ方が凄くツボです

秋久テオ先生の初単行本を拝読させて頂くのがとても楽しみでした。

個人的、各項目5段階で
色気 3
シリアス 2
エロ 2
髪型 2
な感じだと思います。

過去から来たギャング×世話焼きリーマンのカプです。受けの杉守悠さんはある日、仕事帰りに拳銃を持った強面な外国人と遭遇してしまい、脅されて仕方無く家に上げてしまう。話を聞いていると、どうやら男は過去から来た、タイムスリップしたギャングだと判明する。命だけは見逃してほしいと懇願する杉守さんに、ギャングのクライドは、金を渡し取り引きとして、ここで俺を匿えと持ち掛ける。

攻めのクライドさんは、過去から未来へタイムスリップ、更にはアメリカにいた筈なのに気付いたら日本にいた。何故タイムスリップしたのか、明確な理由が描写されていませんので、なかなかに新鮮な設定ですね。時代も場所も知らない、とクライドさんが少し投げやりな言動をするので、怖いと思いながらも杉守さんは突き放すことが出来なかったんだなと思います。流石世話焼きリーマン。

しかし、匿うにあたって1人で出歩くななど、色々と要求してしまったことでクライドさんを怒らせてしまい、無理矢理フェラをさせられ、未遂ではありますが後ろを触られレイプっぽい扱いを受けます。だけどその後、杉守さんが熱を出した時は水を持って来たり、クライドさん1人で買い出しに行かせたりと、少しずつですが和解します。

一度は杉守さんの家から出て行こうとするクライドさんですが、あることで怪我をしてしまい、また2人で生活するようになって、穏やかな日々を過ごせるようになる。でもクライドさんは元の世界に帰りたがっているのではないのか。クライドさんの存在が消えてしまうのではないのか。徐々にお互いの存在が大きくなっていくからこその葛藤や不安にハラハラします。でも大丈夫です。悲しい結末にはなりませんので。

個人的に、2人共普段は額が見える髪型なのですが、休みの日や寝ている時、そして何と言っても絡みの時に髪型が崩れる描写がめちゃくちゃツボで萌えました。髪型が崩れる程の激しい絡みなんですね。興奮します。

最初は狂犬だけど最後は大型犬の様に穏やかなクライドさんの無自覚な日本流プロポーズが素敵です。是非とも読んでほしいです。

2

穿越時空+歪果仁推倒直男小受,真的很香ww

受設定是一般帥氣社畜,跟騎士那篇受一樣,但是這本超級好看連帶著我對騎士那篇都有濾鏡了orz,兩個人真的磁場好棒啊啊啊啊好喜歡wwww,攻接住摔下樓梯的受,媽呀那個氛圍那個體型差好喜歡www

小雷是攻蘇?但是可以接受,受畫得有點普orz

0

唯一無二

 普通のサラリーマン悠とタイムリープしてきたギャングのクライド。クライドがかなりのイケおじ候補!!
 全てが偶然の奇跡でふたりを繋げる。出逢いは最悪、、、命の危機を感じる出逢い方。
 クライドもニューヨークから時代も違う日本に、混乱の中も諦めの様なクライドに恐怖心もあるも最初は同情心から世話をするのだが、、、

 闇の世界から光の世界へ、ニューヨークから日本へ、唯一無二の存在になり、瞳に映るのはお前だけ、、、、。

 ふたりの10年、15年後が観てみたい!!!
 クライドがイケおじに育ったるはず!!!
 R18版もあるし、R18版は@デートまで入ってて最高です!!!!!!いいモノが拝めます。

1

タレ目な感じが好き

テオ先生の描かれるタレ目な感じ、凄く好きです
たまたま、表紙買いだったけど、買って良かった♥
受けがカッコいい感じだけど、可愛い
凄く好きです✨

1

設定はよかったんだが

最近 短髪メガネの美人受け ってのも悪くないなと くら替えするわけではなくストライクゾーンが広がりつつあるというか ←節操なしに磨きがかかってる


タイムスリップもの しかもマフィアがらみ
ちょっとワキワキしながら読みはじめたんですけどね


あまかった

いや 甘かったんですよ 思いの外


正直 クラウドが何をやってる最中に忽然と姿を消すことになったのか?とか 強盗と鉢合わせた後にリアル感がなさすぎて 恋に落ちるというか互いを意識しあうところもなく想いを繋げ 繋がった後はただただ甘かったな と

時代錯誤感もたいしてないし 別にタイムスリップじゃなくてもいけたんじゃないのかな?
足洗う切っ掛けがなくなっちゃうけど この時代で生きるために何かしたか? って言ったらそこもない訳だし

もうちょっと闇や影があってもよかったな…
なんか せっかくの設定が生かしきれてないみたいで残念過ぎ

いや はじめましての作家さんで あたしがキチンと汲み取れなかっただけだな
うん 申し訳ない 勉強してから出直します

0

続くのかな?続かないのかな?

ここで終わりのような気もするし、そうじゃない気もする。
タイムスリップものはお別れが確実に「今生の別れ」になるから、読後感を引きずりがちですよね。
ついつい避けて通りたくなってしまうのですが、試し読みで途中まで読んで気になっていたので購入しました。

特別イケメンではないけれど、優しくてスタイルが良い。
社内で好意を露わにしてくる癒し系女子社員もいる。
どこにでもいそうな、ふつうのリーマン・杉守。
そんな彼の平凡な日常が、ある日突然現れた1人の人間のせいで一変して…。

「ふう、疲れたー」って帰ってきたら、いきなり銃口ですよ。
心臓止まりますね。
自称「アメリカの殺し屋」で、「タイムスリップしてきたらしい」クライド。
粗野で傲慢なクライドを訝しみつつ、命の危険に怯えつつ始まった同居生活。
面倒だと思いながらもお人好しです、杉守。
クライドは無口で無表情、口は悪いし、横暴だけど、何だかんだ言いつつも世話を焼く杉守にこころを許していくんですよ。
ニヒルに笑うイケメン。参りました。

クライドの暴挙とか、ケンカとか、ある事件のとばっちりを受けたりとか、本当にいろいろなことがありつつ、お互いに一緒にいることが自然になって、気持ちが重なっていくのが、いいんですよ。
クライドの不器用な優しさの見せ方も、終盤の悪夢の件も、杉守のことがどんどん大事に思えているのがひしひしと伝わってくるエピソードも満載です。

終盤〜描き下ろしまで、とにかく甘いです。
お互いの気持ちが言葉にしなくても溢れて仕方ないのが、表情や空気で感じられて、多幸感に満たされました。

ただこれで終わりなのかな?
電子限定の描き下ろしも読みましたが、クライドがすっかり現代の生活に馴染んでいるから、元の世界に戻りそうな危機は念だけで去ったと考えていいのかな?
「最終話」じゃなくて「5話」という表記が気になってます。

それにしても秋久さん、色気のある外国人を描くのが巧すぎやしませんか?
クライドがいちいちカッコよくて痺れっぱなしでした。
マルボロのCMに出てきそうな、ちょい渋ハードボイルドな雰囲気も良いけど、ラフな格好もいいし、全裸でもイケメてます。
ひやひやどきどきあり、胸きゅんあり、切なさありのストーリーに、常時イケメンを添えて。
未読の方には、BL資金に余裕があってもなくてもぜひ読んでみてほしい1冊でした。

2

表紙が好みの絵柄だったので

仕事が終わり帰宅途中に銃を持った男に脅され家に招き入れることになる。そこで事情を聞いているとどうやら男は過去から現代にやってきたことがわかる。タイムスリップものとは想定外だったので焦りましたが、取引してクライドは悠の家に居座ることになりました。彼との生活のためにいろいろと生活用品を買い込む悠ですが、クライドは外に出ることも他人と話すことも制限されていることで悠に性欲処理をさせようとするのですが、それで怒らせてしまう。その後悠は体調を崩したりもするのですが、自分が弱っているときでさえお節介な悠にクライドは惹かれていきます。とにかく二人がお互いに惹かれあっていくところや、絵がきれいなのでエッチ描写がとてもおいしいです。クライドが噛みつきまくるので悠の身体に歯形がいっぱいついているのもいいです!

0

時を超え惹かれ合う2人

"最高"の一言に尽きます。

※以下ネタバレあり

なぜか数十年前のアメリカから平凡なサラリーマンの悠の元へとタイムスリップしてきたクラウド。
最初は銃を持った強面のクラウドに怯えていたけれど、一緒に過ごす時間が経つにつれこれからの生活をクラウドのために具体的に考えている悠がキャラとしてもとても素敵でした。
不安や焦りなどもある中でこういう風に接してくれた悠にクラウドが惹かれるのは必然かもしれませんね。
クラウドが一瞬消えかかってしまったシーンでは2人の"離れたくない"という気持ちがすごく出ていてグッときました。

また、書き下ろしではすっかりラブラブになっていて最初とのギャップに悶えました。
購入してよかった作品です。

1

素晴らしかったです

めちゃめちゃ良かった
攻めがカッコイイ
タイムスリップとかこれからどうするのとか細かいことは気になると面白みが半減

マンガとして、設定とストーリーの展開と申し分無しでした

攻めの表情がどんどん柔らかくなっていく様や、受けがほっときゃいいのにほっとけないお人好しだけではない感情を徐々に自覚していくのが可愛らしい

後半、攻めが受けの職場の同僚と遭遇した際に見せる笑顔が、ほんとは出来るけどしなかっただけなんだと思わせお互いに惹かれてたんだろうなと読んでいてむず痒くなりました

プロポーズが味噌汁なのも、古風でいいな
見せ方がすごく上手で素敵なお話でした

1

あまり深くは考えてはいけない‥。

表紙につられて購入!
なんとも美しく。一目惚れ‥してしまったので、

初コミックスとは思えない!
絵の上手さ!
魅力的な攻のクラウドもイケメンだし、受の悠くんもほっそりとした黒髪イケメンで、好みでした!!

お話も映画並みのシュチュエーションで設定としてはとても面白い!

只々‥お話が短く、あっさりです。
謎の深堀もなく二人が両思いになる事であれこれケムにまかれた感じ‥。
ツッコミどころは多々ありますが、
それでも、とにかく魅力的なキャラを描かれる作家さんなので、今後、長編を描かれてもよろしいかと!

今後の作品に期待!です。

0

タイムスリップもの

近代アメリカからタイムスリップしてきたギャングを、かくまって住まわせることになったサラリーマンのお話。

色々非現実的な設定やストーリーですが、細かいことはきにせず、ハードボイルドなギャングとかわいいサラリーマンの恋を楽しむ作品、なのかな?

言葉の問題や、彼が工面したお金、ギャングとして生きてきた男が、どうやって異国の時台も違う世界で、人を愛し定住することができるのか、その辺りがどうも納得いく描かれ方ではなく、入り込めなかった。

でも、受けのリーマンがだんだんかわいくなってきたので、まあよし、かな?

1

過去に帰るのか現代で生きるのか…

タイムスリップものだと知らずに購入しており、ちるちるの特集で見かけてやっと拝読いたしました。

1953年頃のアメリカからタイムスリップしてきたクライドと、日本の平凡なサラリーマン杉守の時空を超えたラブストーリーです。

ある日突然アパートに現れたクラウドに脅され、家に匿うことになった杉守。
クラウドがタイムスリップしてきたことを知り放っておけなくなる杉守は、お人好しにも程がありますね…。

徐々にお互い惹かれあっていく2人はキスをし、次第に身体を重ねるようになる。
初めは同情だったかもしれませんが、いつしかそれが愛情に変わる。
それが不自然でなく、美しくさえ感じました。

クラウドが過去に帰ってしまうのでは?と心配しましたが、杉守のそばを離れたくないクラウドとクラウドと生きていきたい杉守…
お互いの強い気持ちがクラウドを現代に留めたのでしょう。
とにかく、2人で今を生きていける結末で安心しました。

クラウドは車運転できるの?とか、日本では無免許では?とか、細かいことを気にしたらいけません。
とにかく、映画のようなラブストーリーを楽しめばいいのです!

4

全く違う環境の二人が出会うとどうなるか

初コミックスとは思えない完成度でした。


クライドの身体はガチムチではないけれどがっしりしていて、綺麗なお顔に相応しく描かれています。
悠もスタイルが良いのに、体格差がきちんと分かるのが素晴らしい!

悠がクライドのことを好きになってからのとろけた笑顔も可愛かったです。


最後は車の免許どうした!?とちょっと突っ込んでしまいましたが、このお話の軸はタイムスリップではなく、生きてきた環境が違う二人の恋だと思うので流すべき部分かなと。


本編で悠が思ったよりデレたので驚きましたが、描き下ろしで結構な共依存だと感じ、さらに驚きより萌えました!

3

カッコイイ★とにかくカッコイイ★ただただカッコイイ

過去からタイムスリップしてきたギャングを匿うことになったごく普通のサラリーマン悠が、最初は恐怖しかなく怯えていたけど、出て行って欲しい反面自分のところ以外に行く当てがないクライドを見放せないのがたまらなく可愛かった。

でも、この作品の感想はもうただただ「クライドがカッコイイ」の一言に尽きる。
ギャングらしい鋭い眼・外国人らしい並外れた長身・そして高圧的な態度!
そんなカッコイイクライドが、悠のお人よしに絆されたのか日本の平和がそうさせたのか、日に日に棘が丸くなっていくのがたまらなく可愛い!!!
初めてのカップラーメンとの対峙はキュン死するかと思う程可愛かった!!

序盤の恐ろしいクライドも、終盤の優しい紳士なクライドも、全てが最高にかっこよかった!!

5

このかっこいい外人には、ちょっと抗えない

未知の作者さんの表紙買いコミックス。
タイムスリップしてきたアメリカのマフィアの男と、気弱そうな現代日本のサラリーマンが同居生活を送るお話。
基本設定にちょっとSF入っていますが、偶然出会ったバックボーンの違う二人が、徐々にお互いを知っていくお話のバリエーションの一つだと思えば大丈夫。
むしろ、クライドの外見(体形や容貌、その佇まい)や、常に煙草を手放さないところとか、そういったものに説得力を持たせるには、この設定が必要だったともいえる感じ。
クライドの非日常感に、杉守は一目惚れだったんでしょうね。
絵になったクライドがかっこいいので、それで全部納得できてしまいました。

4

時を越えて

平凡な毎日を送るリーマン、悠(受け)が出会ったのは、
過去からタイムスリップしてきたというクライド(攻め)。

傍若無人なクライドを家で匿うことになりお互いが
恐怖、不安、戸惑い…様々な感情を抱えたまま共に過ごすうちに
すれ違いながら、想い合うようになるふたり。
心の機微を描かれるのがお上手だなあ〜、と拍手。

そしてふたりは気持ちを確かめ合うように身体を重ねて…
初めての時はふたりとも抑え気味だったのに回数を重ねるごとに
かなり大胆になっていくのがまた♡
クライドが悠をがぶがぶ噛んだりキスマーク
つけすぎたり…愛で方が結構激しかったです♡

タイムスリップしてきた経緯は謎のままですが想いの強さが
クライドを留めるのならば心配はなさそうです。

ずっと張り詰めていたふたりの空気がふわっと解けていくかんじ…
そしてクライドのジャパニーズプロポーズで見せた
悠の満面の笑顔!
それまでのシリアスな雰囲気があまあまになって
きゅーん♡としました!


ラストシーンの悠を迎えに来ているクライド、
ダーリン感がでていて素敵だったんですが…
車、運転するかんじだったんですけど!?
免許取った?なんにせよ馴染んでるようでなによりです。

書き下ろしは肌色100%で愛し合い、離れがたくなって
いるふたりが堪能できます♡
1話の出会いからは到底想像できない、いちゃいちゃの
えろえろです!

作者様、初コミックスとのことですが…
完成度、特にえっちシーンはとてもセクシーでお腹の奥が
ゾクゾクするような素晴らしさでとても満足でした!

9

絵が綺麗で、エロさもある


クライド本人が言ってる通り、突然過去のアメリカからタイムスリップしてきたギャングと、現代の普通のサラリーマンのお話。

タイムスリップものって、あり得ない設定だけど、一応何らかの理由なり方法があって、タイムスリップしてきた!って後々わかることが多い。そして、現代で生きるのか、元の場所に戻るのか。ドキドキするんだけど、そういうのはあまりない。

突然未来の日本へやってきたアメリカ人のギャングを、怖がりながらも、受け入れて、力になりたいと思い、お互い惹かれあって、結ばれて、最後は超ラブラブ。

攻めの溺愛っぷりもなかなかで、タイムスリップを除いたら、わりと王道な展開で安心して読めます。

7

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