三日月ロックさんのマイページ

神作品

アドバンスドレビューアー

女性三日月ロックさん

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いい男

攻めが「いい男」な漫画を教えてください!
イケメンでもスパダリでもなく、いい男
男前な色男とでも言いますか…という某トピで、
『チキンハートセレナーデ』の松根央倫。を挙げたほど、この攻めが好きです。
スーツ姿が様になるっていうのは、いい男の第一条件。修羅場をくぐり抜けてきた彼は、この先もっともっと男前度が上がると思う…なんて理由もありますが、結局は倉橋駿斗あっての彼なわけで。
私は名作だと思います。人間の喜怒哀楽が過不足なく描かれていて、読み手の「こうなったらいいな」を裏切らない。5年先10年先にも読み継がれてほしい作品。

余談ですが、大島先生のTwitterで過去のサイン会にて配布された小冊子漫画が公開されています。クリスマスのお話、素敵なんで是非!

【BL アワード 2019】BEST ディープ 2位

みんなちがって、みんないい。

万人には受け入れられないが、自分を形作る大切なもの。それを抱えた人物が、抱えたものごと自分を愛してくれる相手と出会う物語。
私のように、タイトルを見て二の足を踏んでいる方にこそお薦めしたい気持ちでいっぱいです。
ユーモラスなのに切なく、シリアスだけど説教くさくない。
人と違う部分を「よしよし」「可愛いね」「大好きだよ」と優しく撫でられるような心地よさ。
性別も性癖も境遇も自分とは違う登場人物たちの日常に『幸あれ』と読み返すたびに祝福してしまうんだと思う。
とても素敵なお話でした。

morning lover 電子 コミック

三月えみ 

うん。知ってた❤️

「麗人2019年5月号」に掲載された『夜明けの序章』番外編の電子配信になります。
今のところ単行本には収録されていません。

あーーーーー~~~~~!!!(萌の叫び)
25ページの短編だけど、今年まだ半分以上残ってるけど、2020年ナンバー1作品になりそう…な予感…
すみません好きなんです、アルーンが。ものすごく好きなんです。黒髪を風になびかせながら、晃一に愛をささやくアルーンの横顔の美しいこと。
アルーンと晃一と云えば、印象深いのは会社の喫煙所ですよね。いつも何かしら物語が動く場所。今回もしっかりその役目を果たしてくれています。
晃一の“AV大好き設定”も健在ですよ。こっちはお笑い担当。いろいろとヒドい。私はこのノリ好きです。

本編で語られるのは、付き合って二ヶ月の二人の出来事です。『夜明けの序章』の時より晃一への想いが濃く重く成長しているアルーンがいいっ!
でもアルーンがこうなってしまうのは、晃一のせいなんですよね。すぐに全てを明け渡さない、ちょっと面倒くさい晃一は可愛いよ。
このお話は『夜明けの序章』&アルーンファンへ、三月先生からのプレゼントだと思っています。
大事に大事に何度も読み返すたびに幸せな気持ちになれる最高のプレゼントを、ありがとうございます。

今の二人には確かなものなど何もない

とにかくハッキリわかっているのは、攻・受の名前と職業くらいです。終始、佐藤(攻め)が吸っているタバコの煙の中に居るような、物事がうっすらとしか認識できなくてミステリアスな雰囲気が漂う感じ。
各話の中に攻と受のモノローグが混在しているので一瞬戸惑うのですが、両者の心情を知れた喜びの方が勝ります。

久遠(受け)はゲイなの?自覚していない系?どんな過去があって何を隠しているの?まぁいいや、なんか儚げで可哀想になってきたから深くは追及しないでおきます。
佐藤は年下攻め?それとも年上?うーんわからない。お仕事の時とオフの時のギャップがたまりませんね。とても危険な香りがするので、あまり久遠さんを悲しませないでくださいね…というのが主要人物二人に対しての感想です。
極力ネタバレ少なめになるよう気を付けましたが、私のレビューではこのお話の魅力の3分の1も伝えきれていないので、ぜひ読んでみてお確かめください。

「泡にもなれない恋ならば」のこと

同時収録作の
「その神は、役場にいる。」
「今日も神は、役場にいる。」
「僕の神は、役場にいる。」
「いい子でごめんね!」
全部好きです。でもここ何日か、ずっと頭から離れない表題作についてのレビューだけしたいと思います。

「泡にもなれない恋ならば」
恥ずかしい話ですが一度読んだ時点ではところどころ
引っかかる部分があって『自分の解釈は間違っているのでは…』と理解力の無さに不安な気持ちになった作品です。ですが「この話好きだな」という思いは揺るぎなかったので好きなものは余すところなく理解したい、それも自分の力だけで…と何度も読み返しました。
結果、読み返すほどに好きは募っていきました。

大手配給会社に転職した小林。しかしその幸運は、元同僚の石原の自己犠牲の上に成り立っていた。
自分の手掛ける映画のコンセプト「自己犠牲」には懐疑的な態度をみせながら、石原に対しては自己犠牲以外の何ものでもない行動をとる小林。
そして石原への恋心を自覚するタイミングとしては、むしろ最悪。ここはとても切ないシーンだけど描かれ方が本当に綺麗。
石原は小林からの「提案」を償いと理解し、彼の煽りに乗ってあげたんだと私は思う。「気になる奴」を抱ける、という打算はあったのかなかったのか…そこは石原も聖人ではないので、神のみぞ知るところ。
でも『俺の事大好きだもんな』と小林の感情を先回りし、想いを告げやすくしてあげるところはホント男前。
二人の初めては、あけすけで悪趣味ですらあるのに二度目のシーンで、すべてが浄化される。
小林と石原の大人な恋愛に見え隠れする不器用さが、たまらなく愛しく思える大好きなお話でした。

備忘録(作者あとがき、インタビュー等)
・石原(人間できてる男前ゲイ、理性的ワイルド、自分に厳しい)
・石原は作者的に好きなタイプの攻め。『好き過ぎる攻めはいつしか受けになる傾向があるので気をつけます』らしい。

【BL アワード 2018】BEST コミック 王道系

終始、半笑い(←褒め言葉です)で聴いていました

中島ヨシキさんのイケボなナレーション。
そして気怠げだけど的確なツッコミ、最高。
各トラックのタイトル、BL展開へと発展したキャラ名&CV.を書きますね。ちなみに全て攻受不明なので、左右は私の独断と偏見です。敬称略。

01.絶対BLになる世界 VS 絶対BLになりたくない男

02.VS 体形・名前・女性キャラ
高橋(杉田智和)×吉野(江口拓也)
斗真(下野紘)×涼太(土田玲央)

03.VS 痴漢・風邪・行き倒れ
袴田(杉田智和)×吉沢(中村源太)
滝本(谷山紀章)×秋人(下野紘)

04.VS 幽霊・弟の友達
榮吉(谷山紀章)×雄大(岡野友佑)←左右逆かも?!
東條(江口拓也)×綾人(土田玲央)
当て馬:柳(下野紘)

05.VS 声色・男の娘
注)主人公と綾人(弟)が猫カフェに行くドラマCDオリジナルストーリー
猫をあやす主人公(中島ヨシキ)の猫撫で声が聞き所。

06.VS 飲み会
咲田(岡野友佑)×加地(中村源太)
滝本(谷山紀章)×秋人(下野紘)
高木(江口拓也)×斉藤(土田玲央)

07.VS バイト・フラグ
西野谷(杉田智和)×速水(谷山紀章)
主人公(中島ヨシキ)×菊池(下野紘)
春生(中村源太)×三好(岩崎諒太)

08.君が胸を焦がすまで
東條(江口拓也)×綾人(土田玲央)

09.「NO MORE BL~Break the flag!~」
イメージソング?(CV.中島ヨシキ)です。
ヘヴィメタ寄りのロック調でムダにいい曲!!
続けて5回聴いちゃうくらい。しかも歌詞が秀逸すぎて笑える。別売りでも余裕で売れそうです(価格は801円でお願いします)。

コミックス通りの順番にはなっていませんが、エピソード同士をくっ付けたり状況がわかり易いよう台詞が足されたりして、原作の世界観が見事に忠実に再現されているなぁと感じました。
次から次へと繰り広げられるBLあるあるを短いながらも豪華な声優陣の確かな演技力で聴ける幸せ。
大満足です。

大事なものを見つけたよ

切なくて胸が苦しくて、なのに甘酸っぱくて・・・本当に大好きな作品です。
物語の冒頭は嵯峨(攻め)と晃生(受け)の過去のシーン。この時点で二人の体格差に静かに悶える。
まだ幼かったみーくん(弟)の心に傷を負わせてしまったと、晃生はずっと負い目を感じて生きてきました。
共働きの両親に代わって自分のことは二の次に、みーくんの面倒を見てきてもその罪悪感を消し去ることは出来なくて。
そんなある日晃生は、引っ込み思案で内弁慶と思っていたみーくんから『俳優になる』と打ち明けられます。そして彼をスカウトした事務所の関係者としての嵯峨と、十年以上振りに再会するのです。

・・・初恋、初めての恋なんです。それだけではなく嵯峨は、同性愛者としての自分を肯定してくれて、そばに居てくれた初めての人でもある。そんなの忘れられるはずがない。お互いの初めてをゆっくりと埋めていくような穏やかだけど心がそわそわする日々の中、二人を疎遠にしてしまう出来事は起こります。
第一話~第四話が晃生視点、第五話は嵯峨のターン。
再会してからの二人がもうもどかしくて、もどかしくて。でもね「一からやり直していく」様を丁寧に追っていける喜びをこの作品は教えてくれます。
あと個人的に嵯峨が晃生のことを『家ちゃん』て呼ぶのに最大の萌を感じてしまうのです。

ココロのち晴れ 電子 コミック

会川フゥ 

ポップでキュートな男子高校生たち

もっぱら成人済み男性二人のお話が好きでそっちばかり読んでしまうのですが、この高校生ものはとても好きな感じなので期待を込めての神評価、つけさせてもらいました。

夏休み、岳の家に毎日『あーそぼ!!』とやって来る晴瑠。小説を読む岳と漫画の方が好きな晴瑠。表情があまり変わらない岳と喜怒哀楽が豊かな晴瑠。何かと対照的な二人ですが、お互いを大切な友達と思っていることは読み手にヒシヒシと伝わります。
恋愛に対するスタンスもそれは同じで、可愛い彼女つくってラブホテルでエッチするのを夢みる晴瑠と、そんな彼に無理矢理合コン(海でキャッキャウフフ)に参加させられる岳という構図。

海でのシーンは女の子キャラがかなりグイグイくる感じなんですけど、同時に岳の人柄が丁寧に描写されている大事な場面でもあるので私はお気に入りです。
晴瑠は良く喋って表情もくるくる変わる、わかりやすいニクめないキャラですが、岳の方はいまいちヨメない・・・で、そんな岳の突発的な言動にこちらは心を乱されるわけです。ああ、BLの醍醐味・・・
高校生ものお好きな方には、ぜひオススメです。

「バレンタイン」にヤラれました

この作品が電子配信されたのは作者さんが、
「えんきょり」をテーマとした漫画コンテストに参加したのがきっかけだそうです。
絵が好みだったので軽い気持ちで48時間レンタルをしたのですが、3話目の『バレンタイン』を読んでポロポロ泣きながら無期限に変更しました。
ちなみに3編とも攻受不明です。
極力ネタバレを控えてのレビューにしたい・・・

『ロング・ディスタンス・ロマンス』(31P)
遠距離歴1年ほどのカップルのお話です。
短いページ数の中に必要な情報がキレイにまとまっていて、ほのぼのしているのに切なくて、オマケにちょっぴりロマンティックさもあって・・・
遠距離恋愛という、否が応にも盛りあがるシチュエーションに頼らない話の運び方がとても好きです。
あとがきMemoでも萌を補充できるのが嬉しい。

『響谷くんと川辺くん』(12P)
ひたすら二人のお喋りが楽しくページの短さを感じないお話でした。おてんば彼氏の川辺君(きっと愛されキャラ)がボケで、何かとギャップの多い響谷君がツッコミ。静と動の切り替えがホントに鮮やか。

『バレンタイン』(41P)
男子高校生、白砂君と広江君のお話。
物語、後半部分からの展開…「おっ」と思って、軽く掴まれた心臓が知らぬ間に鷲掴みにされている。
ゆるゆるとドキドキの緩急の付け方が素晴らしい。
ストーリーとは関係ありませんが、男子高校生の巻き巻きマフラーにマスク姿ってキュンとしますよね?

品行方正じゃないスパダリって最高だ

「男子高校生、はじめての」第13弾にして、私的
最高傑作に出会ってしまった(感涙)
WebCMを聴いた時「これ全部、作品の山場じゃないの!?サービスしすぎなんじゃ・・」と心配になったんですけど全くの取り越し苦労でした。
だって始めから最後まで山場、全編が聴きどころだったんです!
CDの感想の前に・・・
GINGER BERRYさんのTwitterに本編前を描いたショートストーリーが紹介されています。CDを聴く前に読めば本編の世界観にスーっと入りこめるし、聴いた後に読むと一つ一つのセリフがCVで変換され妄想が捗ります。ぜひ読んでみてください。

ここからは感想ですが、ドーパミンが放出され過ぎたため文章をまとめる機能が死んでしまいました。なので味も素っ気もない箇条書きになってしまったことをお許しください。

・受けの名前を「タマ」にしてくれてありがとうございます。考えた製作者さんにノーベル文学賞を捧げたい。
・もおぉぉ「タマ」って何回呼ぶんですか?どんだけバリエーションあるんですか?知ってたけど「タマ」のこと、めちゃ好きじゃん
・スゴい溺愛暴君攻めキタこれ。何も搾取せずひたすら与え続ける世話焼き猛獣攻め。萌属性が大渋滞中。
・什三の笑う演技、みんな違って、みんな好き。これだけでも聴く価値ありです。
・「暑い?」「暑い・・・」
「じゃあ脱がせてやるよ」什三の誘導尋問ずりぃぃぃぃ
・「処女やべぇ」のセリフで私の頭のネジは完全に吹っ飛んだ・・・
・地球(タマ)の、おどおど・ビクビク具合がちょうど良い。自分の気持ちをたどたどしくも什三に伝えようとする一生懸命さに泣けてくる。

この作品、ノーカットノーBGMの濡れ場はもちろん吐血ものの最高さ加減なんですけど、什三とタマの内面を掘り下げていく濡れ場以外のシーンにも聴き入ってしまうんですよ。それも全て中島さんと堀江さんの演技のなせる技なんだと実感。堀江さん演じるタマの【意外と良く喋る陰キャ】ていうのが何かツボでした。
「天国見せてやっから、死ぬ気で頑張れ」
「オラ頑張れ、先イくなよ」←硬軟自由自在の圧倒的な攻め力による褒め殺しセッ○ス(公式おすすめポイントより)の一部セリフ抜粋です。
どこをとっても(耳が)美味しい!何回聴いても飽きない。中毒性がエグい・・・
迷っている方、とりあえずWebCM聴いてみてくださーーい!