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甘々なはずなのにちょっと苦い人獣ラブ

人獣たちの世界「秋の国」
狐型の東音はある日、森の中で虎型の詩と出会い…が始まりのお話。

お互いにすぐに番同士だと分かり、結ばれた2人。
ですが、東音が暮らす狐型の村には「虎型は凶暴で狐型を襲う」「過去に獣化した虎型に狐型が食べられた」という言い伝えがあり。
周りに簡単に受け入れてもらえない苦しみの中で闘う2人の健気さがとても健気でホロッときます。

そして実は、虎型には「狐型を襲いたくなる」本能があり。
狐型の村人に信じてもらうため、肉を食べることをやめたことで詩の本能が抑えきれなくなってきます。
時々理性を失いかけて東音に噛み付いてしまいそうになる自分がいることに気づいた詩は、自分から身を引こうと東音の元から去りますが、それを東音は追いかけていき…。

種族を超えた愛だからこその苦しみ、そしてそれを乗り越える2人の愛の大きさが描かれたお話でした。
優しくてちょっと気弱な虎型・詩と
意地っ張りなツンデレ系狐型・東音もとても可愛い。

最後は虎型と狐型が共存できる別世界に飛ばされた2人はそこで子供も産まれハッピーエンド…でしたが、
二度と息子に会えなくなってしまった東音のお父さんがかなり寂しそうに弱ってるのが最後に描かれたのが可哀想で、ちょっとモヤモヤも残る終わり方ではあったかなと思います。

もう少し別の、みんなが幸せになる形はなかったのかなあといった感じ。
完全なハッピーエンドではないと感じてしまったのでこの評価ですが、
2人のキャラクター性はかなり好きだったので萌寄りの中立です。

読み手を選ぶ作品だな〜!

他のレビュアーさんも仰っている通り、本当に読み手を選ぶ作品です。
かなり過激な内容な分、好きな方はどハマりするしダメな方は本当にダメかも。
私は後者寄りでした。

攻、龍栄のプレイが本当にえげつないです。
公開プレイや乳首ピアスはまだ他作品でもあるものの、性器タトゥーや飲尿プレイ、強制イマラ、全裸に犬の首輪で青姦…

しかも、龍栄の求めるプレイに陽翔が嫌だと抵抗感を示すと「他の子とセックスする」と脅しをかけるのが、カマかけてるんだと思っててもヒヤッとします。
それに対して陽翔が土下座して許しを乞うシーンが序盤に出てきてうっ…となりました。

龍栄も「僕の運命の子犬ちゃん」と陽翔に対してちゃんと執着と愛もありますし、
陽翔も普通のセックスじゃ満足できないのと(NTRプレイがしたいという龍栄に喜んでもらおうと、龍栄に電話で聞かれながら元彼とセックスする描写があります)、どれだけ酷いことされても龍栄のことが大好きなので
2人なりに幸せな一種の愛のお話ではあるのですが…
それを踏まえて読んでも陽翔が可哀想になるのと、あと単純にタトゥーシーンが痛そうでゾクゾクします。

とことんサディスティックな攻とプレイが読みたい方にオススメ。

作者後書きで、性器をかなり気合入れて描いたのに紙書籍では全白抜きで残念、18禁版もぜひ見て欲しいと仰っていたので
ストーリー的にも18禁の電子版で読んだほうがよりいい気がします。

攻の行動がちょっと…

優等生で何でもできる美人の双子の姉を持つ雪翔。
幼馴染の大輝のことが好きですが、大輝は姉・夏那のことが好きなようで…がはじまりのお話。

結果的には大輝が好きだったのは元々雪翔だった、ということが明かされる両片思い作品なのですが
そのことがわかるまでの攻がちょっと酷くてモヤモヤしました(作者さん自身もあとがきで言及されていましたが)

まず、大輝は雪翔が自分のことが好きだと知っています。
知ってる上で、自分が夏那のこと好きなフリをすると雪翔が悲しい顔をするので、その可愛さが見たくてわざとやっています。

気持ちはわからなくもないんですが、それがまた雪翔の「夏那には叶わない」という劣等感に繋がり、辛い思いをすることになっているので
それに対してあまり反省もなく「雪翔が可愛いから悪い」で片付けるのが…うーん…とモヤモヤしました。

あとは他の方も言及されている、ベッドに寝ている夏那(のふりをした雪翔)に大輝が手を出すシーン。
雪翔だと気づいて手を出していた、と思いたいのですがそう思える描写がちょっと足りないかなあといった感じ。
雪翔が起きて「自分は夏那じゃない」と白状したら、すぐ部屋から出ていったのもあるかもしれません。
それも大輝の「夏那のこと好きなフリ」作戦の1つかもしれませんが…

描こうとしたものは分かるのと、そのシチュエーション自体はかなり好みなのですが
攻・大輝の行動がちょっとモヤモヤでどうしてもキュンとしきれませんでした。
「好きな子へのイジワル」として私が思い描く形ではなかったです。

設定は面白いんだけど…

薬を飲めば男でも妊娠出産ができる世界。
会社の跡取りを作るため、社長である花太郎は秘書の要と子作りを始めることに。
要が薬を飲むことで、身体が発情してしまう副作用があり、それを収める意味も込めて毎晩セックス漬けの日々が始まります。

これ、少し個人的に誤算だったのが
「物語の最初は花太郎も要もお互いに恋愛感情を抱いておらず、親友としてのただの善意で要は子作りを提示した」というところでした。
要が花太郎のことが好きで、義務でもいいから抱いてもらいたくて…という展開を期待して読んだのでそこが少し誤算。
勝手に期待して勝手にがっかりして申し訳ないです。

2人にそこまでさせた割には、やっぱり花太郎の妹の子供を跡取りにするからもういいよとかなりあっさりなったのもモヤモヤポイント。
あと他のレビュアーさんも言っている通り、BLとしての醍醐味みたいなものがなかったのは自分も感じました。

設定は面白いものの、何かちょっと予想してたものとは違ったかも…が正直な感想。

でも「妊活」を通して2人の間に徐々に恋が芽生えていく様子はキュンとしましたし、
Hシーンは水気多めでよかったです。

プレイボーイの初恋

来るもの拒まず去るもの追わず。
彼女がいても浮気はするし、やりたいようにやる。
そんなプレイボーイ系の攻・逢見が、ある日純朴そうな男の子(受・楓)に告白されて…が始まりのお話。

最初はいつも通り、テキトーに付き合いながら他の女とも適度にセックスするつもりだったのですが、
今までの彼女と違い、何も自分に求めてこない楓に戸惑う逢見。
その健気さに徐々に興味を惹かれるようになっていき、気づけば好きになってしまいます。

本当の恋を知らないプレイボーイの初恋のお話でした。
初恋にあたふたする感じと好きになってからの溺愛っぷりがとても甘酸っぱくキュンとします。

楓が何でそこまで逢見のことが好きなのかよく見えなかったのと、そして告白の時の勇気はどうした⁉︎というぐらい付き合ってから消極的だったのがちょっと残念だったかも。

その消極的な健気さに逢見が惹かれたのはわかるのと、
その焦ったさを楽しむお話なんだろうなと思うので単純に私の好みに合わなかっただけで、好きな方にはハマる作品だと思います。

あと、2人の関係に横槍を入れようとする逢見の女友達、あかり。
逢見のことが好きなのに告白する勇気はないから友達として近い存在でいたい、他の人と上手くいくのは許せないので邪魔をするって思考がどうしても苦手でした。
BL作品の中での女ライバルキャラは難しいなあとしみじみ。

THEヤンデレ

表紙とタイトル通りの1作。
正直、予想通りのストーリーでこれ以上のものはないかなあといった感じ。

包丁取り出してくるほどのヤンデレはBL作品では珍しいですし、そんなバイオレンスなラブが少しコメディタッチも入りつつ描かれてます。

受に包丁取り出されても「うちの子は可愛いな〜!」って思うぐらい、攻が受のことを溺愛している、一種のバカップルです。
バカップルのドタバタ劇を見ている気分でした。

ちょっと変化球なBLが読みたい時にいいかも。
あと他の作品も入ってるので好みに合う作品がある方もいるかもしれません。

獣人BL

獣人ものも、子→→→父な義親子ものも好きなはずなのに何でこんなにハマらないんだろう…?と思ったら、
他のレビュアーさんの「青年エロ漫画みたい」がしっくりきました。それだ。
アヘ顔というのかなんというのか…ちょっと苦手でした。

獣みたいなセックス、という意味ではこの描写がグッとくる人もいると思います。
ただ私が求めてたエロさの方向ではなかったなあという感じ。

ただ、Hシーンを除けば、
キャラクターはそれぞれ魅力的でした。
特に攻の小十郎(こじゅ)、寡黙ながらも尻尾や態度で全力で受・静のことが好き好きアピールしたり、静の言葉に一喜一憂したりするのがとても可愛い。
まさに大型わんこです。
小さい頃のちび狼時代のもふもふっぷりは最高。

青年漫画のHシーンのような描写に慣れてる方は
Hシーンも激しめで好きな作品かと思います。

一部リバあり4Pは珍しい

ゲイAV男優3人×新人ゲイAV男優の4P。
攻のうち1人で受が童貞喪失するリバ描写も一部あり。

4PはAVものでしか成り立ちにくいシチュエーションかなあと思うので、そういった意味では楽しく読めました。

が、シチュエーション的には面白かったものの、
受に一目惚れし、猛アタックする攻3人に対して
受の啓太郎が「4人の方がセックス楽しいしな〜」でふわふわどっちつかず、終始3人を振り回す態度なのが、どうしても引っかかってしまいあまりハマりませんでした…。
誰か1人ではなく、3人を選ぶ理由付けも薄かった気がして。

本当、攻3人の啓太郎への溺愛っぷり、猛アタックぶりはグッときます。
3人タイプがそれぞれ違うのと、
1対1でのシーンも3人それぞれ描かれてるので攻のキャラは魅力的に描かれていたと思います。

4P作品、難しいシチュエーションだとは思うのと
ページ数の都合もあるのかと思うのですが、
もっと受の心情的なところや魅力が描かれていれば4Pに説得力が増したかなあといった感じ。

ストーリーはあまり重視せず、珍しいえっちが読みたい気分の時にいいかもしれません。

軽く読める3P作品

一人暮らしの高校生・紬と
隣に住む双子(伊代:会社員/紀代:モデル)の3P甘々作品です。

紬と伊代がずっとお互い気になってはいたけど2人とも奥手でなかなか一歩踏み出せなかったところを、紀代が手を出して引っ掻き回すような関係性。
Hシーンは基本的に3Pですが、三角関係という訳ではなく伊代と紬のカップルのHに紀代が混ざっているような描かれ方。

小さい頃から同じものを選んできたという双子ゆえになのかな?とは思いつつ、あまり紀代がいる必要性がそこまでしっかり感じられなかったかな…というのが正直な感想です。

ストーリー重視で読むと物足りないかな?と思うので、
あまり深く考えず、ポップで甘々の3Pを摂取したい!って時に読む作品かもしれません。