くみぽんさんのマイページ

萌×2作品

女性くみぽんさん

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想いが傷つけ辛い……

滝端先生の絵はとても美しく、楽しみにして買いました。
出だしから何やら重い空気をまとった展開でこの二人の背景に何があったのだろうと感じながら読み進めました。

アキ→(学生)サッカーに打ち込む
   (現在)家業の美容室を継いで美容師
深凪→(学生)医学の道を目指して優秀
   (現在)ホスト

深凪は、幼少から好奇心旺盛で知識欲に溢れ次第に周りから一目も二目も置かれるくらい優秀な学生になる。ただ、人とは違う感性をも持っていた為、異質な目で見られ中には優秀のあまり妬みや僻みを言われる事も…

深凪はアキ等、分かってくれる友人がいたので気にも止めなかったがある事が原因で、情熱的に語っていた夢である医学の道を捨てるのである。

ホストになった深凪をアキは止めるよう説得したが頷かない深凪。折り合わない話にアキが客と寝る事もあるだろうと言って脅しもあったのか体を繋げたが…深凪にとっては「良い知識になった」と。

気持ちがズレたまま数年後、アキの家に同居する事になった深凪。
良い所のお坊ちゃんな深凪は生活力が全く無く家事のスキルは壊滅的。
しかし深凪の好奇心旺盛なのは健在なのを見ると医学の道を捨てた深凪に胸が苦しめられるアキであった。

深凪は学生時代の出来事でアキへの贖罪ばかりで突き進み、アキは未だに引きずり罪滅ぼしにカラダの関係や美容室への貢献等する深凪にイラつき、拗れまくる展開にこちらも不安を抱えページをめくります。

でもやはりこのままでは行かず、衝突し互いに離れた後の深凪の行動には感服しました。
やはり、凄い人間だったんだと。
それを見てアキも見つめ直す切っ掛けが出来て良い終わりかたでした。

エッチシーンも滝端先生のはとてもエロくて♡萌えますが、この作品は話がとても良かったです!



坊っちゃまのアプローチが可愛い!

ん村先生の前作もRPG題材の話で可愛かったのですが今作品も、坊っちゃまの田中への可愛いアプローチ満載で萌え×2でした!

小さいながらも恋を知った坊っちゃまの何かにつけて「田中!田中!」と探し関わるのに対して、田中は大人ですから(笑)それに執事ですから!好意を向けられてるなんて露も思わず。
ただ、日本人が珍しいだけで懐かれてるんだな~程度。

そんな一方通行ながらも小さいながらも一生懸命な坊っちゃまには愛しささえ抱きます。

勿論!(当たり前ですが)エロなんてありません(笑)
でも萌える事、間違いないです!

脳イキ絶頂ASMR コミック

因幡 

小学生のように好きな子いじめるのね♡

真面目な准教授の琴吹。(受)
生徒の志摩。(攻)

琴吹の授業だけ不真面目な態度を取る志摩。
それなのに、授業の内容は把握しておりイラつく琴吹。
そのイラつくストレスを癒すASMR。
ASMRとは…
ASMR(人の聴覚や視力への刺激によって感じる 心地良い脳がゾワっとする万能や感覚の事)
【本文そのまま引用】

琴吹(准教授)の場合は耳をマッサージされる音にハマってる。耳で感じるのが好き。

この日もストレス発散の為、イヤホンをし検索していたら琴吹が好きな【ストライプさん】が新作、
「想像大好きドMのための催眠脳イキ用ASMR」
をアップしていた。
ちょっとエロいASMRなので仕事場で聴くのは躊躇したが障りだけと聴き始めたらゾワゾワしてやめられない!(笑)
そんな所に提出物を渡しにやってきた志摩。
鍵がかかってないものだから、まさにゾワゾワして絶頂にイッてる琴吹を見てしまう。

弱味を握った志摩!
弱味を握られた琴吹!

また!志摩に【ストライプ】とは自分だ!言われ、ますますピンチ!!
志摩の口止めしてもらう変わりに、ASMRのBL版を新規で作るのを手伝ってほしいと言われる。

ここから志摩は琴吹にASMRの新作の為だと言われ耳からの言葉攻め、お触りetc……
琴吹にとっては屈辱??いえいえ大好きな声【ストライプ】=志摩に囁かれ触られ昇天でしかない!!

口止めの為なんて良いながら気持ちよくなる琴吹が可愛い♡

で、最後にはあら!そうだったの??みたいな展開が……小学生の男の子が好きな女の子に苛めちゃう!ってアレね!
なんだ!志摩め!って。またASMRを作る切っ掛けを知ると志摩の可愛さが♡

何だかんだ言いながら志摩にハメられハッピーな琴吹、良かったね…♡



ノエルの成長ノート

1巻…シイナ(α)と耳付きアオイ(Ω)、そして二人の子供ノエル(Ω)の話で、シイナの兄のアオイに対する卑劣な言動に家を捨て駆け落ちした~そこからの続き。

2巻は耳付きはΩの象徴で、それを揶揄する大人に理解してなくても嫌な事を言われてるのに怯え泣いたり、そんな中でもノエルを一番に考えてる親や周りの大多数の優しい人たちに囲まれて小さいのに強く大きく成長する様が描かれています。

シイナ、アオイという小さい家の世界だけでなく色んな人と交わって欲しいという親の願い以上にノエルの好奇心旺盛で天真爛漫な行動は読んでるこちらも微笑ましくなりました。

「初めてのお使い」に行くノエルの話が収録されてるのですが、この話、可愛かったです!!

単行本の半ばから、シイナの兄の話に変わります。
1巻ではかなり卑劣な態度でしか登場してないキャラクターだったので、どうなるのか?と思いましたが、次男のシイナのような自由がなかった長男あるあるや、シイナとアオイのように運命の番に憧れ、嫉妬していたのが歪みになっていたと理解はできました。(でも、アオイへの行動は許せないけど…)
まぁ、卑劣なキャラクターのまま終わらせるのも無くはないですが(笑)人間味のあるキャラクターになって良かったとは思います。

シイナ、アオイ、ノエルの話はまだ続くのかな?ノエルの更なる成長が読みたい気持ちになってます!

ハルのマジ恋♡

No.1ホストと呼ばれるハル
心根が優しくタクシードライバーの仕事が大好きな進汰。

ある夜、ハルが客として乗り込んできた所から物語は始まります。
長時間尿意を我慢していた進汰はハルを乗せた時点で限界でハルの一方的な会話に相づちが中々打てない。
店前で降りたハルに背に腹は変えられないとトイレを借りる事に…
こんなピンチの時に限ってズボンのチャックが下りない進汰。
トイレから進汰の何やら声が漏れてるのを聞いてトイレに入ってくるハル。
チャックが引っ掛かってるのが分かり、親切心で下ろしてあげようと触ったら尿意限界の進汰がもう涙目の拒否。
その涙目と鼻水でぐちゃぐちゃの進汰の顔がハルをゾクゾクさせ、イタズラ心に拍車かけてしまい、進汰は26歳にして初お漏らしを………

ハルと言えば、何やら目覚めたみたいな感覚で進汰を運転手として永久指名するという。
進汰は醜態を晒し、恥ずかしいし出来れば避けたいが指名してくれたとあっては我慢してハルの指名を受ける事に。

ハルはホストだけあって客を喜ばすのは上手い。ハルをNo.1に上げたと豪語する女が乗車するのを待っていた進汰の前で、ハルに、(ハルと進汰)2人がキスするのを見たい!と言われ、ハルが本気のベロチュー♡
もう舌を入れられトロトロ顔の進汰のエロい事(笑)ハルのゾクゾク度アップ(笑)
「お前なら抱ける!」と耳打ちするくらいハマっていくハル!

もうそこからはあの手この手で進汰に手を出すハル。
進汰の気持ちはというと、女の扱いにたけてるハルが自分を相手にするのは、からかってるだけだと。でも、特別扱いされてるような行動もするハルにドキドキもする。

ハマリ始めてズブズブに好きになっていくハル。
特別扱いではない!客の女と同じでホストだから鵜呑みにするな!と思っている進汰。

この2人のスレ違い展開が結構面白い。

進汰を好きになりすぎて、仕事が上の空になっていくハル。
そんな時、No 1に上げたと豪語する女がハルの態度に激昂し、隠しもっていたアイスピックで進汰に襲いかかるがハルが庇い、額に大怪我をする。

ここで2人の気持ちがハッキリするんですよね。
このままではいけないと思う2人の行動が全く逆を向いていきます。
進汰を想い自らを反省し変えたハルに再び出会い、進汰も想いを伝えハッピーエンドとなります。

気持ちの通じた2人のSexシーンのエロい事!
ハルが、進汰沼にハマリ、マジ恋したパワーは進汰を尿意我慢していた涙目と同じくらい泣かせ、イカせ(笑)その涙目顔を見て最高潮にゾクゾクするハル!

優しい進汰の背景はここには書いてませんが読むとハルがハマっていくのもよく分かります。
また、ハルがハマっていき進汰愛を同僚ホストに漏らすホストとしては、イケてない(笑)ハルも是非、読んでもらったら楽しめると思います!

性癖が笑えるなんて(笑)

この作品は悠海の「ふぐり」が主役です!(笑)
「ふぐり」とは………これは分からない方も読めば分かります(笑)
この「ふぐり」を愛する皇賢斗が、理想的な「ふぐり」を持つ悠海に運命を感じ押しまくる内容です!(笑)

皇はゲイではないのに………
焼きたてのパンであり、マシュマロでありと悠海の「ふぐり」を例えて言うモノだから、焼きたてのパンが自分の「ふぐり」なんだと頭に浮かべてしまう有り様。

恋愛で辛い想いをした悠海は恋なんて二度としない!と誓ったのに皇に出会ってからというもの、自分ではなく自分の「ふぐり」を見る皇に拒絶とは反対の感情が芽生えてくる。

「ふぐり」愛の皇の変態っぷりが変態のまま進まず、ある時は悠海を悪い虫から守る騎士
になったり、「ふぐり」を愛しく眺めてるだけかと思ったら悠海を優しく抱いたり。
悠海も二度としない恋のはずが、段々「ふぐり」を見てる皇にモヤモヤしてきたり……と「ふぐり」が主役なのですが、二人にシフトしていく話の流れも良くて、かなり分厚い本なのに厚みを感じさせない作品でした。

最後に皇の家族が良い!
特にお母さん!
大好きです!♡
賢斗が選んだ人を受け入れる、子供を信用してると言う母、素敵です!



いとおしき日々 コミック

sono.N 

胸に刺さる作品

帯に、「50代×60代のBL」と書かれていてとても気になり購入した作品。

10歳の年の差の2人の出会い、恋、葛藤、お付き合い、養子縁組(家族になる)、看取り、死……

この生涯の時間を時系列ではなく、行ったり来たりしながら2人の人物を読ませてもらった。

必ず誰しも均等に訪れる変化を大きな抑揚でなく、ただ、ただ、自然に流れるように描かれている。

初めてのHから年齢を重ね、勿論、身体も若い頃とは違うしそれを描くのも読むのもどうなの?と思うかもしれないが2人の人生の積み重ねの作品なので、1ページ1ページが大切な流れであり、その老いた姿も大切なシーンである。

真が人生の終焉を思い始めた時、遺言書を書き記すと言った。和彦も自分も書くと言って互いに記した。打ち合わせもせず預けた互いの遺言書だが、「きっと同じ事を書いている」と言った和彦の言葉はグッときた。

残された和彦だが、真を生涯愛し、最期を看取り、真も愛され最期まで和彦を愛し……

幸せな人生を読ませて頂きました。 
胸に刺さる作品でした。






コタのたまに見せる笑顔が…♡

akabekoさんの作品は初読みです。
今までの作品はちょっと手に取りにくかったのですが、これは良さそう~と思い、購入。

良かった!!の感想です!

子供(コタ)を置いて出ていかれ、シングルファザーになったタケ。
通う事になった保育園に新人保育士として勤めているアオト。

2人は学生時代の同級生である。
顔を突き合わし互いを思い出す。
タケはアオトに絡んで嫌な思いをさせてたと記憶。
しかし、アオトは一人でいた自分に常に人の輪の中にいた(可愛いと思っていた)タケが声を掛けてくれた嬉しかった記憶。

そんなタイプが真逆な2人とコタの話。

シングルファザーのタケがコタの事で一生懸命で、頑張ってるが上手くいかずにアオトに
弱音を見せたシーン。
アオトが優しく宥めるのが良い。

保育園だけでなくプライベートでも一緒の時間が増える2人。
ここにいる中心はコタ!

このコタが(笑)
まぁ~口悪い(笑)
仏頂面が多いから、たまに見せる笑顔が何とも可愛くて♡

で、父親の事を「タケ」と呼ぶのに対して多くの時間を過ごすようになったアオトを「パパ」と呼ぶコタよ(笑)
この時のタケの落ち込みようときたら……
いや!分かる!分かるよ~でも笑ってしまった。
また中盤から登場するタケの母親の事を「ばばぁ」とタケが呼ぶものだからコタも「ばばぁ」と………おい、おい……

おい、おい……なんて口の悪さを思いながらもこのタケと母親の関係も良いんですよね~。
タケ母もまたユニークなキャラクターで好感度高いです!

コタが物語の中で少しずつ大きくなっていき、相変わらずの口の悪さですが良くも悪くも素直!全ての感情をさらけ出してる。
このコタに振り回されるタケとアオト。
でも振り回されながら二人の関係も強く結び付いていくんですよね。

ノンケのタケがアオトに好意を寄せられ、親身になってくれて体を許す関係になっていく過程も良かったな。

子供が中心の、ほのぼのBLでエッチもありますが愛情タップリのSTORYが私は高評価です!

きみの春花 コミック

有馬嵐 

イメージは真実を隠す……

「孤高のマドンナ」と呼ばれるイタリア人の血が入ってる卓。
転校生の純恋(すみれ)。

学校の中で動くだけで注目される美しい卓。
常に一人でいて、誰かと交わる事もない。
誰が付けたか?「孤高のマドンナ」

その「孤高のマドンナ」卓が何やら揉めている現場を見てしまった純恋。
とっさの判断で自ら間に飛び込み盾になるが殴られてしまう。
実は卓は喧嘩強くて、純恋は殴られ損?(笑)
ただ、これを切っ掛けに卓は純恋を気に入り、純恋と常に行動するようになる。

マドンナというだけあり、同性から性的な目で見られる卓に純恋も周りの目と自分も同じなのか?と思うくらいドキドキしたり、自分にしか見せない表情を見れる事に優越感を感じたり…そういう純恋の心情が丁寧に描かれていて引き込まれます。

また卓も、中学の時に起こった嫌な記憶が結果、自分を守る為に身につけた強さ…
喧嘩なんてしたくてしていない。孤高になんてなりたくてなってない!
そんな前に現れた純恋は卓にとって、今まで出会いたくても出会えなかった大きな存在となる。

卓にとっては、純恋以外の男女は興味もなく、純恋という人間だけに好意を露骨にアピール!ここが「孤高のマドンナ」なんて、どこ??っていうくらい人間臭い可愛らしさ♡

付き合うようになってから益々、色んな表情を見せる卓が本当に愛おしく感じます。

物語のメインストーリーは卓と純恋ですが、
2人の絡みに登場する、生徒会長の安藤柾。損得勘定で動くという(笑)←卓談
このキャラクターと3人のシーンはこの物語の中で高校生らしいなと思わせる所でした。

人は人と交わらずに生きていくなんて出来ない。純恋と出逢えて幸せな卓を見れて良かった。
Hシーンは勿論あるのですが(笑)
それよりも卓と純恋の心情の移ろいに心動かされたので、このレビューとさせて頂きます。

美形も辛いな(笑)

誰もが振り返ってしまう美形の高校生、櫻井。
明るい普通の高校生、加原。

櫻井はあまりの美形に老若男女問わず、注目され挙げ句、襲われてしまう容姿。
たまたま、襲われている所に出くわした加原が助けるが、櫻井は助けられた事さえ下心あっての故だろうと…感謝する所か加原を自分を襲う人間だという目で見る。

何か気の毒な容姿だな~(笑)と思ってしまう。
加原も面倒な奴と思ってるが、櫻井が電車で痴漢されたり、それはそれで放っておけない優しい奴だ!

警戒心丸出しの櫻井が徐々に加原にだけは警戒心を解いていくと同時に加原に芽生える櫻井への気持ちの変化。
ダメなのに~と本能と理性で葛藤する加原が読んでて、本当に良い子だな~って思いました。

櫻井にも加原にだけは変わっていく気持ち等、2人のワチャワチャした高校生らしい掛け合いの中にゆっくり変化していくのが読んでて楽しかったです。