下巻は腐男子要素がほとんどなかった気がします。「妄想」の部分は、常盤さんもしてましたね。
せっかくの腐男子くんなので、後輩くんのことでも妄想腐男子を発揮して欲しかったな。
自分が幸せいっぱいだから、そんな余裕はなかったのかも。
当て馬の後輩くん。グイグイ来て嫌なやつになりそうだけど、なりきれないところが、この子の優しさが滲み出てますね。
今まで辛い恋愛を重ねてきたからこそ、「告白をしても許される」男とも恋愛できる池くんを諦めきれなかったんですね。
彼にも素敵な恋人ができますように。
常盤と池くん、会社でサカるのはやめて。誰が見てるかわからない会社でエッチするなんて、社会人としていかがなものかと。
第二の安藤くんを出さないためにも頼みますよ。
この作品の時代背景って、もしかして未来だったのかな。勝手に全然違う世界の話だと思ってましたよ。
山吹さんの話は本当に彼の作り話なんでしょうか?謎めいていて怖い。私も暗がりが怖くなりそうです。
耳ボコの絵が笑ってるのに気付いて、「え?」と思って見返すと目が動いてましたね。
この絵は誰が描いたんでしょう?山吹さん?子供たち?それとも耳ボコが自分で作り出したもの?最後の子供たちの「あの黒い貼り紙のやつ」。耳ボコの絵は黒い貼り紙じゃないですよね?
なになに成長してるんですか?怖いです。
耳ボコの絵の穴に見えるのって、ジャージの金属部分なんですよね?身体に穴が空いてるわけじゃないですよね?
この話も面白かったですけど、2人の日常が見られる話も読みたかったです。
表紙の美少年が美しすぎて、すごく気になってました。
この美少年、凛くんが攻めだなんて、どんな話なの?とワクワクして読みました。
宗一郎が、とにかくぶっ飛んだ性格。性格なのかな?射精の事に対して貪欲なほどの探究心。
頭もいいし、これが違うことに興味を持っていたら、すごい研究者になれそうなんだけど。
性に貪欲な宗一郎の影響で凛くんまでもが性に興味を持ってきましたね。
凛くんって、男子寮に住んでいるからか、素直で良い子ですよね。
体の関係からだけど、宗一郎のことを好きになって可愛い。一方、宗一郎はエッチをしても恋人じゃないって言うし(本当は好きだけどね)
絵が綺麗で、エッチもたくさんだったけど、宗一郎の性格についていけなかったので「萌」で。ごめんなさい。
タイトルから、すごく興味をひかれて購入しました。
小林先輩、すごく素直というかなんというか。
素人の催眠術にめちゃくちゃかかってる。
そして、後輩くんのこと、以前から好きなんかと思ったらそういう理由でもなく抱かれに行くという。
乙女思考の私としては、ちょっと私の好みと違ったかなと思いました。
催眠術かかって女の子として抱かれているのと、催眠術がかかっていない男として抱かれるのと比べてみると、男として抱かれている方が気持ち良かったっていうのは良かったです。
そちらの方が気持ち篭ってますもんね、お互いに。
後輩くんは、小林先輩がチョロいのでこの先も苦労しそうです。もっと好きになってもらうためにはSMも取り入れるべきなのかもしれませんね(笑)
タイトルに「スキだらけ」とありますが、私が思うにスキだらけではないと思います。村上先生の言い訳にしか見えませんでした(笑)
ノンケの男の人がまさか自分が性的対象に見られていると思いませんからね。酔っぱらってふらついても「スキだらけ」とは思えないなと思いました。
教師なんだし、同意を得ずにキスをして襲うなんて、ちょっと嫌だなと思ってしまいました。いわゆる聖職と言われる職業の人に対する、私の理想なのかもしれませんが、同意なきエッチはダメです。溢れる思いゆえに・・・なら理解できるけれど。
この村上先生は応援する気持ちにはなれなかったな。
笹川先生も、もっと怒っていいんですよ。
でも、村上先生を受け入れちゃったり、好きになってしまう所が「スキだらけ」なのかもしれませんね。
美味しいものが出てくる話は大好きです。
海外で美味しい食べ物が出てくる話は最高に好きです。
旅行に行った気持ちになれるし、機会があったら食べてみたいなと興味が出てきます。
今回はイタリアの綺麗や景色、美味しい食べ物、楽しい会話の短編のお話が多くて、楽しかったです。
メインの話になると、過去と今が、私にはちょっと伝わりずらかったです。
フラヴィオとルチアーノはまだ恋人じゃなかったんですね。
身体の関係はあったのかな。
ルチアーノの言葉を聞いていたら、すごくラブラブな恋人通しだと思っていたのに。
フラヴィオが若いころ辛い思いをしていて、それを助けてくれたのがルチアーノ。
好きにならずに似はいられないですね。
この先も二人で美味しいものを食べながら、仲良くしてほしいな。
2巻では、コウはストーカー並でしたね。
最初からゲーム感覚でシノブに近づいたんですね。やっぱりそうなのか、がっかりです。
開き直って、シノブを好きだと認めた時から、いないはずの東京のアパートに突撃したり、会議を終わるのを待ち伏せしたり、名古屋まで追いかけて会社の前で待ち伏せしたり。
きっと今までのコウは、こんなストーカー行為を受けたことがあって、こういうことをする人を嫌悪していたと思うんですよね。それなのに、自分もするのかい、と思ってしまいました。
正直に言うと、もっと苦しんでほしいくらいです。
でも、シノブも頑張りました。簡単に折れなくて良かったですよ。
何度も、コウに心が揺らぎそうになりながらも、「また騙される」と思ってコウの手を取らなかった。偉いぞ。
結局はコウの思い通りにシノブと恋人になれたので、なんだか悔しいです。
シノブが幸せなら、ハピエンなんでしょうけど。
最後まで読んでも、コウのことは許したくありませんでした。
この主人公、先輩はチョロすぎません?
BLあるあるかもしれないけれど、なんで初めて会った人のオナニーを手伝っちゃうんでしょう?わりと早い段階で、体(オナニーの延長)を受け入れちゃうし。
明音がイケメンワンコだからなんでしょうか?
ワンコに弱すぎます。彼女が欲しい気持ちはどこに行っちゃったの?
明音が先輩を好きな気持ちは納得できます。匂いから運命を感じたけれど、先輩は確かに魅力的な人だなと思います。チョロいけど。
あとは明音の家のことが、すごく中途半端で悶々してしまいます。
家が大きいのはなぜ?家族は何をしている人なんでしょう?
運命の人が一人しかいない、という事を姉がよく知っている、と明音は言うけど、その理由は?お姉さんはなんで意地悪するの?とか。
もしかして、続きが出るんでしょうか?なんだか納得できないまま終わってしまい残念です。
コウのことが許せないです。
最初のエッチで靡かなかったシノブに対して興味を持ったんでしょうけど、きっと相手が本気になったら、興味が失せるんだろうな、と思いながら読みました。
でも、読み進めていくうちに、あれ?もしかして、本当にシノブのことが好きになったのかな?と思わされました。
シノブに対する気持ちは本気っぽくなかったですか?
シノブがずっと好きだった健二に、シノブとのキスシーンを見せたくせに。
自分が本気になるのが怖いからって、距離を置いていくなんて。
せめて、はっきり「飽きた」とかなんとか、関係を終わらせる言葉を言って欲しかった。
作者さんの思惑通りだと思うんですけど、コウがクズ男すぎて、腹が立ちました。