あさだ2枚さんのマイページ

萌×2作品

エキスパートレビューアー2023 ソムリエ合格

女性あさだ2枚さん

レビュー数11

ポイント数81

今年度32位

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年下攻めの醍醐味

付き合って半年、後輩が入社して一年の2人です。時間が経ったんだなと分かる言葉の崩れ方が良い。秋の約束を春に実行する2人が良い。前巻のレビューにも書いたけど、やっぱりこの作品は時間の進み方が早いのが功を奏した気がする。駆け足には感じないのに成長は感じる。高梨がぐんぐんいい男になる!

小さい受けを攻めが助けにくる作品100万回見たな…これは最近の作品にもある。一方でゲイで嫌がらせを受ける作品はめっきり減りました。こんなところで昔の作品だと感じられるとは。まだまだ現実はそうではないかと思うけど、世の中少しずつ変わってきている。

そして現れる古谷さん。毎度全て分かっている顔をして美味しいところをもっていく古谷さん。無駄に歳を重ねていない年長者(無駄に年月経ってる人も世の中には多々いる)はやはり何枚も上手です。

大事なイルカ

よくよく名作として名前が登場するこちら。久々に読み返して、特にテンポが良いと感じる。先輩後輩作品はよくあれど、1話で先輩が社長に振られ、2話で半年が経っている…3話では冬になり恋人になっている…このテンポの速さはよくある設定の作品にはかなり重要だと思う。ダラダラ引き伸ばしても、先輩後輩作品あるあるで終わるから、ハイライトで畳み掛けていかないと。この速さなのに互いが好きなこと、魅力を感じているポイントなんかはしっかり分かるのもすごい。読者の察し力を信頼してるところがある。BL好きなら分かるよな、という。でもただのあるあるとは違う絶妙さ。

社長が最高にカッコよくてお得なポジション。ただ過去はなかなか重い。それでもこの誠実さを失わない社長…先輩、見る目ある。

コメディパートの絵柄と雰囲気に某先生を感じる。ストレートに某先生の影響か、あるいは共通の商業作品にでも影響を受けてるのかな。

160ページのうち30ページぐらい読み切り短編です。

かわい子ちゃん揃ってます

◾️表題
青能先生は受けオーラ出しすぎ。前峰くんがショタっ子だから成立してるけど受け受けしい。bookliveの残念白抜き修正でなければもっと…という思い。縛りプレイの次が男体盛りっていうのはいいけど、兄要素も正直要らなかった。

◾️桃尻メイドくん派遣中‼︎
表題に続き作家が主役です。こんな俗っぽい絵本作家いやだ。むちむちパンツにこだわりを感じます。

◾️淫夢
闇堕ちエンド!2人にとってはメリバというのもはばかれるほどのハッピーエンドなんでしょうけど。もっとおどろおどろしくできる設定ながら、灰崎先生が描くとショタっ子がぷりぷりしててどうもキュート路線になる。

◾️天才エロ教授の淫らな誘惑
受けの神保が某商業漫画の某キャラに似ていて、そう見ていると攻めも某キャラの人気CP相手に見えてくる……全然関係ないかもしれないけど!どっちにしろ好きです。エロ一辺倒なはずがしっかりラブラブの背景が見えてキャラクターに魅力があるところがすごい!

◾️ピンクの乳首を吸われたい‼︎
◾️「先生なら、痛くされてもいい。」

悪友も主将狙いなのでは…

アホエロ作品では最も好きな作品の一つです。相川と主将のデートシーンとか過去のシーンとかが下手に入っているより、しっかりエロ特化型が潔い!魚ともみ先生の作品はこのタイプの展開の方が好き。心の通い合いはエロで見せる!!
前編は夢オチという私の苦手な手法なのに、これが主将の夢だと思うと…ね。夢オチでも良いものはある。
主将総受け衆人環視プレイもあるようでないシチュエーションで最高!他の部員はあくまでも最後までしないのは一穴一棒主義の読者にも優しい。かけたりはしちゃってるにしろ。惜しむらくは表題が一冊の半分ほどしかないところ。

他の部員メンバーは勿論、剣道部員までいい味出してます。

booklive 修正薄め

境界線

連ドラ化作家のえすとえむ先生。すっかり一般誌のイメージです。この作品もガッツリBLかというと表紙の通り、女の子も絡めたヒューマンドラマ要素が強い。もともとBLテンプレから外れた、必ずしも男性と男性に限った話でなくとも面白い作品が描ける方。そんな作家さんにはどんどん色んな漫画を描いていただきたいものです。

◾️表題
この作品もBLだと思って読まない方が面白そうな…まぁBLなんだけど。といってもBLだからといって男同士がくっつくと縛られるような作品を描く方ではなく。
「もしも私が男でも ジョーはケンを選ぶんでしょ⁉︎」…まぁ、ケンが女だったらジョーはケンを選ばないかもしれないんだけど。
ETの指先合わせるシーンて映画内では意外と地味ですよね。

◾️サルビアと理髪師
「燃える想い」と「家族愛」が同居する。

◾️あの夏の景色
これなんかBLと思えばBLになるって感じの作品

◾️ミックスジュース

ULTRAS コミック

えすとえむ 

サッカーのある国

えすとえむ先生らしい軽妙な作品が5つ収録されています。5つも収録されているのにどれもテンポ良くまとまっていて、過不足がない。終わり方がスッキリしない作品もないので気分よく読めて◎

◾️ 表題
2チームないと試合はできないからね!
巻末収録のtiempos extra2が好きです。おじいちゃんラブ。

◾️セイハロートゥMr.スミス
◾️the onlooker
◾️who killed oscar?
う〜んお洒落!who〜はまさに映画の話ですけど、ストーリーもカメラワークも映画っぽくてお洒落!えすとえむ先生の絵柄と絶妙にマッチしてます。

◾️local y vistante
表題に続きサッカー作品をもう一つ。
カバー下で友達の正体が。
booklive カバー下あり

トラックステーション

サウナで出会った長距離運転手がトラックでバックしまーすなんて、この2人が主役の作品も見たい。しかしそれは叶わない。羽生山先生に思いを馳せつつ読みました。

もみじ饅頭とわがまま子猫ちゃんと最高にかっこいい兄貴のロードムービー作品です。
マシンガントークでいじらしいむっちり可愛子ちゃんと男気溢れる男の中の男…「僕の先輩」と同じ、羽生山先生が描けば勝ち確定の組み合わせです。

ラスト、完結らしい完結ではありません。普段ならそういう作品は全く好みではないけど、永遠に羽生山先生の余韻に浸っていられるというか、終わらない悲しさと喜びを感じられるというか…センチメンタル〜

父と子と精霊&カッチー

羽生山先生はしっとりした話を描こうとしたらしいです(@あとがき)。結果、表紙ぐらいのしっとり具合です。つまりしっとりしてない笑

なんやかんや問題が起こっているようで最終的に何も解決せず、なんやかんやの問題は大したことなかったのでは?というようなそんな顛末。ストーリーを楽しむというよりキャラクターと空気感と会話の味を楽しむような。別に博多にも東京にも縁はなくとも郷愁を感じる。ブルースというタイトルがぴったり。コマの中でちょこちょこ動く可愛いみんな。噛めば噛むほど味が出ます。

時計柄のネクタイ

1〜3巻の登場人物にまた会えるかと思いきや、ほぼ完全に切り離された話になっています。交差するのは例の動画ぐらいでしょうか。
今作はひたすらハル視点でまるっと一冊。アーノルド、ナイルズ、クラインと入れ替わってますがハルはハル。まさに作品の柱はそこ。ハルの精神体が傷ついて、ジェフリーが全てを知るところになる流れかと思いましたがそうはならず。となるとヴィンセント・クラインが革命家になるのかな?完全体のままに革命精神を持つことはできるのかな?
BL作品にはままいる凄まじい執着心の主役陣。主役2人とも凄まじい執着心なのに矢印が向き合う時間は短いというところは珍しい。

Oの行く末が気になります。次巻購入してから一気読みすべきだった。ときにジョン&ニコラス以来、ケモミミであることがあまり効果的に使われていない気がして。まぁケモミミは趣味!で終わる話。

あなたの子供を

バート大学院生編が始まって、やっと諸々解決してエピローグ的なお話をやさしい気持ちで読めるのかと思いきや、どんどこ怪しい方向に話が進んでいってゲッソリ。胡散臭いシェペレン、まさかの性豪となったライヴァン、不穏なことに首っつこみそうなバート…八尋は尻尾も復活して教授になって甥っ子も沢山いてよかったね〜なお話ではなかった…辛い。辛いな〜と思いながら読んでいたら存外足速に話は収束していきました。もっと地獄を見せられるかと思ったのに、"地獄の手前"にもいかず…自分は木原先生をなんだと思ってるのか笑

あのライヴァンに「あなたの子供を育ててみたいのです」なんてこの口調で言われたら…滾る。

萌2〜神