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萌×2作品

マスターレビューアー

女性誰さん

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最近 小さくてお洒落なお仏壇あるしな え?チェストだと?

答姐のガーターベルトのおすすめを盗みとりました
だって試し読みが気になりすぎて

なんなんですかね? このゆるゆると変態を楽しむすすみかた なんど鼻を吹いたか
変態×男娼 なのにセックス描写は必要最低限てのも

いやぁ 温存しといてよかった
どエロ倦怠期にはもってこいッ! あの日の姐さま ごちそうさまですッ!


破れ鍋に綴じ蓋感はハンパないのに 噛み合っていそうでズレてるふたり

これは総じて 変態万歳ッ! 
じゃないッ どこぞの夫婦漫才の如し

ほんッとにゆる~い笑いが最後まで続くんすわ

ヤることやっちゃってからのお付き合いではあれど 童貞感甚だしい変態彼氏に恋愛指南? って最早それは恋愛指南じゃなくプレイ開発じゃね?っていう 壮大な過ちが何処なのかさっぱりわからないのに やたら真面目に繰り返されるそのやりとり

なにをどういやぁいいのさ こんなんッ!

シュールと言ってしまえばそれまで 
この変態彼氏のトンチキさを迎え撃つ着せ替え彼氏の目線で どこまでヤツを愛でられるか

そこが運命の分かれ道 ←おおげさッw


なにが読みたいのかわかんないのに なんか読みたいって時だったので ほんとこの本があってよかった

ガーターだけじゃない いろんなエロコスもでてくるし その溺愛具合も 奥手相手に空回る色恋の虚しさもバッチ…リ なのに なんでそうなるーーーッ!(怒)

大爆笑はしません アホギャグとはちがいます
ほんと説明のしようがない独特なや つ

なぁああもぉぉお 主役いったいどれだよーーーッ!(怒)
てか チェストだったんかいそれ!!!!!

突っ込みどころ満載 受けより先に叫ばずにはいられないこのお話
いやもぉ いつもの自分じゃ絶対見つけらんなかったし ほんといいもの拝ませていただ いや 楽しませていただきました ありがとうございました (-人-〃)ナムナム

真面目な話ですけどね ほんとはアホなのかな?

指向なのか?嗜好なのか??試行なのか?
歯垢ではないことだけは確かなんですが

趣味が変わったわけではないんだけど ここ最近今まで以上に『やさぐれ』『ゴリラ』に惹かれるというか 欲するというか

年ですかね? 年と共に味覚が変わるあの感じ?
舌が鈍って より濃い味求めちゃうみたいな? まぁいいや

気弱なヤクザ受けとゴリラ受けがツボ過ぎて 深掘りしたらノリとテンポにドはまった の作家さん買いです



ダメです 出だし数ページで天仰ぎましたわ 鼻吹きながらww

ごめんなさい 笑いのツボが壊れてるみたいです
新しいツボを買いなおさなきゃいけないみたいです ←余計に怪しいツボ買いそう


フリーランスの兵士を私設秘書代理にあてがわれた新人議員

敏腕です しかも兵士なのであらゆる意味で訓練済

男が好き 議員になりたければ口外するなの祖父の教えをまっとうしていたはずが ひょんな事から見破られ


お話はありがちです だいたい想像つく流れで お話だけを見てしまうと目新しさはないかもしれないです 

ただ ただね 壊れたツボを持ってさえいればよそ見していてもハマる このしれっと仕込まれた落とし穴

なんなんだよもぉォォッ!尻開発工程表ってッ!
仕事の話してんじゃねぇのかよォォォオッ!

発狂しかけたわ びっくり過ぎてwww


エロもいいんですよ? 処女を大事にしたソフト開発ですけど
セックスの条件が ドライオーガズムを習得してからなので手順を踏んでじっくり開発されていく

処女をくれ に簡単に流さたし 展開早いし 意識しすぎてチョロいんだけど でも どこの処女より大事にされてて 壮大にヤキモチ焼いて八つ当たりして自爆してもなお無茶苦茶されない 抱き潰されない



あたしが好きだからって ギャクに振りきれてるとかではないです
閉鎖的な場所の話のささやかなアクセントとして 笑わせポイントがある程度

なので しっかり読ませるところは読ませてくれるし 中途半端ではあるんだけど派閥のイザコザ 内々の確執を楽しみつつ ずっぽし甘々開発にのめり込んで んでもって 甘ッあまなクマに喰われ 溺れるエロい処女を存分に堪能する

いやぁ クマいいわ…… って 最後まで何してくれんだかッ

文句なしです

王道優等生攻Xヤンキー受

控えめにいっても「神」


腐男子設定ものってちょいちょいあるじゃないですか『実はオレ BLが好きでさ…』的なノリのやつ
あんな感じを高城さんが描かれるとどうなるんぞ?と

出だしMAXな高城さんですからね
今回も期待通りでしたよ えぇ

よくある腐男子どころか 腐った妄想はなはだしい高校教師
自分の受け持つ生徒で次々妄想膨らませ 日々生きる糧とする男
(※ 出だしのヤンキー受けは 教師による妄想です あしからず)

もうね 展開は定番ですよ 完全左固定の最推しに秘密を握られて って
ただ 高城さんですよ? ソコから更に上げてきますからね 「なんだよド定番じゃん」なんてガッカリはしないです

しないけど 上げてくれるのがわかる分 この最ッ高!なニマニマ提供がどこまで続くのか?って別の心配はします

だって毎度最後がさ………


生徒と教師なのもあっていつもよりエロは少な目だけど ほんと設定勝ちというか 捻りがきいてて飽きさせないというか せつないパートもドがつく定番なのにお話の流れにのって失速なし 葛藤も執着もいい塩梅

高城さん作品で あたしこれ1番好きかも?

建前だけの倫理観の前で性欲に耐えるふたりの健全?なお付き合いに 最後の最後までダレずに終わったスッキリ感

てか 高城さんでここまでスッキリ終われたのって 個人的にはじめてで
タイトルつけなきゃなのに なんも思いつかんくらいよかたわ

驚愕ですよ その事実に

発売日が同時でどっち先に読むかほんとに悩みすぎて寝落ちしたのが夕べ 原作がARUKUさんで 作画がコウキ。さんの【君の夢を見ている】でおふたりを知ったもので

好きなんですよ あのお話

で そこからARUKUさんが描かれたお話もほじって読んではみたんですが いたたまれなくなってちょっとご無沙汰してました


今回久しぶりに読んでいて気づいたんですが あたし ARUKUさんの絵がもう辛いみたいです

なんなら佇まいに胸が苦しくなるし 浮き上がった肋に泣きたくなる

例えばこれが 他の作家さまだったら絶対味わうことない この哀愁って言えばいいのか なんかこの 独特な絵面に怯む?



虚無とか空虚の塊が息すって吐いてたらこんななんだろうな? って 出だしから主人公を哀れにみてしまう

虚構の中で目覚める自我

その可愛らしい世界が仕組まれたモノにしかみえないのは あたし自体が荒んでるからなのかな?


それにしても あれれ?
思いの外可愛らしいし 読みやすい? ARUKUさんてこんな感じでしたっけ?

身構えてたあたし バカみたい?

なんて思ったらガッツリきたわ どえらいやつ 死にます 瀕死の重症です 心が

貧困や不遇みたいな 自分で選んでするものじゃない不幸に打たれ弱い自分が悪いんだけど 身体で味わう痛みより残酷で痛々しく感じちゃうんですよね

でも キライじゃないから困るってるんだけどね


自虐と言い訳と嘆きを言い聞かせるように繰り返しては どこかで報われることを望んでるみたいな

悲壮と悲観と卑屈と哀れのブレンド具合が めっちゃいいッ!

しかも 死んだように生きるなら死ぬまで生き続ける恋を なんてロマンチックな甘味突っ込んで ドロッとかき混ぜて 綺麗なマーブル模様作り上げられて 

多少不器用な方が萌えるのもそうなんだけど 愛の言葉は終わりで始まりとか

容易く想像できたものが イヤな女のお陰で盛大に甘く終わってびっくりだったけど ARUKUさんいいかも とかいまさら思っちゃって

なんで ご無沙汰しちゃったのかしら     ?

いやぁ なんだかな…
見つけたついで みたいな買い方しちゃったんだけど 
今日からまた 新たな思いで追っかけますわ

えぇ? なんでだろ? ほんとよかったこのお話

VOID R18 コミック

座裏屋蘭丸 

何度読んでも 白抜きの18禁で泣かされる

ヒューマノイドの製造が合法としておこなわれる世界 汎用との差別化の為に実在した人の遺伝子と記憶を使った愛玩用として作られた子を預かる

7年の空白を越えて蘇る記憶に苛立ち 記憶を使われた割に何も思い出さない 愛玩用ヒューマノイドへする仕打ち[所詮はなぶりもの]そう思うのも気の毒なくらいの乱暴な扱いに 男が引きずる痛みの深がどれほどのものだったのか 

刷り込みか過去の記憶からか 逆らう事も出来ずどこにも行けない現状を 役に立つ事で埋め合わせようと健気に尽くすも 凍りついたものに届くはずもなく 報われることのない思いだけが募るのは見ているこっちだけ

好きで他人の容姿の一部と記憶を持たされた訳じゃないのに その咎にすら不満や疑問持つこともない人工生命 同じ顔 同じ声に思い出す自分の苦しみを 制裁のかたちで抑制しようとする人間 どっちも哀れで 哀しくて 痛々しい


かつて愛したものと同じものではないと判りながらも止められない衝動に 自分自身も苦しみ答えを出そうと足掻く瞬間にもたらされたヒューマノイドからの懇願に 自分の中の男ではない目の前の男を感じ 今までの仕打ちを悔いた



なんだかんだお話が深くて濃いのよ 座裏屋さん
地味に苦手な凌辱ですら 闇の深さで嗜好をくすぐってくる

ヒューマノイドに感じる情から名を呼び ひとりの「人 」と見るようになって変わる 二人の関係 
それでも愛した者に裏切られ 愛してくるれるモノを信じきれない
自分が誰に似て 彼が誰に似ているのか


こらこら これじゃ内容ほぼ書き殴っただけじゃないか
でもね ごめん どエロい上にお話濃すぎて

ふたりのお別れに 不覚にも足元から鳥肌がぶわーってなって
18禁で泣かされるとは思ってもいなくて 何をどう言えばいいのか

気づいた時には数量限定締め切り後 そこから長らく忘れてて 自粛生活の暇さから電子になってるのを見つけた一昨年の年末 記念すべき電子デビュー1冊目がコレ


優しい時間 穏やかな日常 過去をぬぐいきれなくても彼と過ごす事で得るあらたな記憶
深すぎる情が招いた最悪な出逢いをリセットして 手にした自分だけの暖かな光

うぅぅっぅぅぅぅぅんッ いいッ!

って そんな唸りしか出てこないくらい ほんッッッとに!いいッッ ←なぜかキレ気味w


超ワタクシゴトでアレなんだけど 今日 誕生日で
だからこそ好きな本 鳥肌たった本 泣ける本 そんなものだけ読みたくなって 
そんな本に囲まれてはいるんだけど その中の 大好きなお話だけをチョイスして読んだ今日が本当に幸せだな って

幸せの感じ方って ほんとそれぞれなんだよね
永久凍土だって そこに現れる存在如何によっては 永久糖度になっちゃうんだからさ

人身御供や人柱が辛いんじゃない

傷つく事に蓋をして 蔑まされることから快楽だけを求めてきた自分を真っ当に扱おうとする人

家名に傷つけられ 使用人に傷つけられ 父にも傷つけられて育てた歪んだ愛情の求め方


執事から明かされる過去に 側仕えの身でありながら主従関係以上の父性のような情を持ってるのがね 苦しいのよ

ひとりの少年とその過去に絡んでる人 みんな何かに苦しんでる
蝕まれていく子を救えない苦しさだったり
望んでも叶わない苦しさだったり 愛したものから裏切られた苦しみだったり

だからって この処遇はないんだけどね

狂いはじめた歯車の起こした騒動に この期におよんでまだ家名を守りたいのか? 義兄からの電文が所払いって どんだけ蔑めば気がすむんだか

いや正直 お家騒動って訳でもないのにここまで愛憎でぐちゃぐちゃになったものに関係修復なんてある訳ないし もう何をどう辿っても縺れたものをとき解くことなんてできもしない 巻き込んだものも多すぎだし……… いくところまで行くしかないってのが現状として突きつけられてくる


なんかね 重い話だから辛いってのじゃないんだよね
なんだろ? 八岡に心許した瞬間から変わっていく顕史をみてるのが辛い

実は中身は9歳のあの日から止まってたんじゃないか?ってくらい八岡に縋ってて
出だしのビッチ感なんて微塵もないんだもの

八岡を慕うことで本当にほしかったものを手にしていく幼い少年にしか見えなくなってくる 
そこに持ってきて 顕史をひとりにしないよう献身的になっていく八岡の男前っぷり 話が陰湿だからこそ ここだけが救い!

お家のための人身御供か 人柱
義兄の思惑はまだまだ続く 

もう どんだけの仕打ちしたら気がすむんだろ この人たちッ!←ちょっと喜んでる


暗く尾をひくものを引きずって 互いを救うことは出来なくても共に と叫んだところからの 帯にある『最も、美しいラスト。』

この先の明るい未来は見えなくても 本物の金色を前に「報われることはなくとも守り続ける」って誓いが見えた気がしたわ

スタイリッシュなくしゃみだな おい!

重度のプリケツフェチと重度のおっぱい好きヤリチン
そんな頭のネジが地味にゆるいふたりのお話

いや そうじゃないッ!
まぁだいたいあってるんだが ←あってるのか?

超愛されたがりと 超愛したがりの男の話 そう【辺田先生の診察室】のスピンと聞いて
あの攻めを翻弄し尽くした 真性クズでヤリチンのおっぱい好き のスピンって誰が主役ぞ?と

タイトルの『ママとパパ』 ママは分かるが なんの接点もなかった兄と? んんんんん?
と モヤモヤするくらいなら買ってまえッ! で 買ってまった


バカップルの嗜め役だったママの一目惚れ

弟のフェチ度からは想像できないくらい 子煩悩のほんわか系 しかも純朴でおおらか

兄すきッ! そこはかとなく漂うポンコツ感? しかもにぶちん?
なんでもいいが グイグイいくママに引けを取らない鈍感力に無自覚たらしの素質

元ネタで鼻が出たあの『メディカルピンクサロン』や『ハレンチコート』の 言葉いじりをちょいちょい入れながらのギャグのようでギャグじゃない不思議なテンションは 
一切なしだと? しっとり憂う大人の恋だと?


先立った妻を一途に想い続け 残された宝物とゆったり暮らすパパにすかさずロックオンしちゃうたぁ さすがフランママ
帷(とばり)が雰囲気変わりすぎてて 元ネタ読まずも読める仕様 ←ムダに郁哉としーちゃんが絡んでくるけどw


SILVAさん独ッ特な もにゅもにゅ がそこかしこに散りばめられてて ←もにゅもにゅって なに?
読めばわかる 読まねばわからないこの もにゅもにゅ感 ←だからなに?もにゅもにゅって!
やっぱり不思議なテンションに引きずりあげられ 終始ほんわかなのにままならない腹ん中をぶちまける心の声についニヤニヤしてしまう


今に不満はないはずなのにどこかすきま風が吹いてるような 寂しさ 虚しさ
埋めたい訳じゃないけど求めてしまう暖かいもの

子持ちのウブちゃん野郎を好きになっていく戸惑いったら 見てるこっちがじれってぇ

なにも壊さず崩さず手にする方法 好きな人と友人の間で揺れ動くキモチ
考えても考えてもそこにあるのは 自分の幸せや望みなんて比べ物にならないくらい大事な人たちの 潰せない汚せない温かな思い 暮らし

恋を自覚して全力で逃げるパパったら ←しかもチャリンコ

忘れられない人の居場所を大切に守りながら 大切な人と新しく作り上げていく家族のカタチ


SILVAさんね クセになっちゃうのよ ハマったら抜けらんないの このクセの強さから
ママのおかげでネタ元よりも断然クセが強い いやぁ 圧勝ですよ 

最後の手紙と結婚式なんてほんと……な  おっと こんなネタバレは野暮ってもんかな?

幼児化しようが 少女化しようがどうでもいいわ

2020年の新装版になってから読み始めたので 長らくまたされた感はほぼないにせよ 何やら何重にも経緯説明が多かったな ってのくらいしか思い出せなくて

で 4巻の発売でお復習がてら



ヒットマンに襲撃され意識の薄れるなか 手当てをかってでた優しい女性
残された手がかりのコートから消えた女性を探すヤクザ

はじめは このふたりにBがLする瞬間がほんとに訪れるのかしら? と心配になるくらい距離があったけど 出だしの誤解が6回・7回になって 四の五の言いながら 三・五・15してるうちに ほだされたのか刷り込みか まんざらでもなくなっちゃって 背中の虎ちゃんにお月さまが加わる頃にはなんかのピーク迎えちゃってた(特にヤクザが)っていう

思いの外展開早かったな 面白いけど って思ったのをさっき思い出した ←やっと?


ただね 途中から先生が幼い? 少女?に振りきれてきて BL読んでる気がしたりしなかったり 先生の性別とあたしの間に微妙なズレが…



四代目の座を巡る攻防 反社と親しげな振る舞いに釘を刺された卯月 三代目の病を卯月に託したところからの続き


なのにもぉおおッ!

他人の色恋沙汰で舌先がしびれる感覚って味わったことあるかな?それがずっと続く感じ

なんだろ? 中の人の感情が痛いほどわかるときに 中から「グワッ」とくるものが舌先にくるっていうか ままならない恋の駆け引きが舌先まで響くというか


両想いなのに ほんッとーーーにもどかしいッ!
大の大人がふたりで何しちゃってんのよッ!

ここまで ふたりの不器用さと初恋の切なさと なんだかよくわかんないものに振り回されてきたけど なんで? 互いの想いは手に取るようにわかってるはずなのに なぜそこまでチグハグで一方通行みたいになっちゃうんだ?

おかげで せっかくヤクザものの話だけでも読めるくらい作り込まれてる面白いお話に ムダに集中できないっていう不具合がッ!

タカが相変わらずイイヤツすぎて
イイヤツ過ぎるが故の同調というか 横恋慕というか

そんなタカの現在・過去・未来
息子か………なんとなくは 感じてたけどね かんじんかなめな部分のとこだし


忍び寄る魔の手が黒すぎて 舌先どころか尻の穴までムズムズする展開


うううううんんん これは5巻が待ち遠しいッ!

悲恋を軸にしなくても十分な面白さ

毎度思うんですが

無駄なエロがひとつもないんですよね 座裏屋さんて
話の流れで「あったらいいな」を確実に欲しい分だけくれる

どエロ・激甘・凌辱 あれやそれ
もう ほんと 適量というか  欲しいもの欲しい分量を見透かされてる感じ?

てか 表紙のマレーネ(ヨシュ)の憂いを帯びた顔だけでごちそうさまだったわッ!←え?



子どもの頃の記憶 家を離れるために出された条件
彼が秘めた思いを知るも 監禁されていた仲間との交換でやっと想いを通わせたはずの人を見送った3巻

屋上と地上 「ずっと見ている」その言葉だけが彼らを繋ぐ唯一の糸


人狼と人間 共存を望まない相手との柵が思いの外深くて話の進みはゆっくり
おかげで おいてけぼりを感じることなく この設定にどっぷりハマれる

ただの人外・人狼話と違いすぎる 相容れない関係が故のロミオとジュリエット
報われない原因はその血肉にまつわる迷信にまでおよぶ

互いの均衡をはかるためのいくつもの行為 その中の1つに組み込まれただけにすぎない
だからこそ 相手を想い報われない恋に嘆くより 今を動かすために足掻きたい



この本の面白さって 表にたって翻弄されるふたりの恋や悲観もさることながら そこに絡まる 種族の争い 執念や非道さ 他人を思いやる優しさ を読むことだと思ってるんです でなきゃここまでの恋愛悲劇なんて生まれないんだろうから

どこに犠牲をはらい 何を捨て 何を求め手にしていくか

正直この巻も大きな進展はないものの 改めてサイモン(マレーネ祖父)の個人的な怒り 異常なまでの恨みを見せつけることで その奇行からの内部の意識のズレ さらには忌むべき存在とされる種の中にもその温度差はあることを流し込むように魅せにくる

そんな中での ささやかな鉄格子越しの逢瀬のせつなさったらもぉお 流石っす!
欲しいもんがポンと出る 

行きつけの食堂か? ってくらいの適量で ポンッと


彼が望む[理想の人生]それこそが人狼たちが望む生活
なのに奪われた者にしかわからない怒りが無作為の狩りを助長する


ふたりと人狼という種の進む先を 権力・抗争・怨念が邪魔をする 一難去ってまた一難 負の連鎖のように繋がる波乱 もはや 誰のための 何の戦いなのか?


自分の中に流れる血を呪うでもなく受け入れ 共に生きると決めた矢先の種の決断


またまた皆さんと読み方違うんで大変申し訳ないんですが ほんとに面白い

このお話で相関図作って楽しんでるやつなんて あたしくらいなんだろうけど そのくらいこの世界観すきだ ←某ヤクザものでも相関図作って楽しんでるアホな人です

ジェラートって案外高いですよね?

最後 ババヘラアイス(※ あくまで個人の感想です)になってた続きです

ビター&スィート のらりくらりでポッピングでハニー ← なんッ だそりゃ?

個人的にすきなジェラートは あそこの牧場の土日限定の[ドルチェ・デ・レチェ(濃厚ミルクに焦がしキャラメルとナッツが入ってるやつ)]なんだが


とにかくコチラ あッ まッ すッ ぎッ!

淡白なバニラからいきなり ラブポーションつっこまれて 惚れて腫れて 漂って

バカなんじゃねッッッッッ?←照れてるよ

カロリー控えめがジェラートのよさなのに
甘すぎて カロリー過剰摂取になるわッ!←読んでて恥ずかしすぎてキレたよ!


誰かと一緒に寝ることのできない体質
求めることは無く 諦められるのも早い 
そんな事を気にして 初めて自分から欲しがったものに怯えた

前の巻で一度離れる覚悟をした理由が淡々と語られ 大人すぎる彼の中の薄皮を一枚づつ剥ぐように 足りなく思っていた部分をさらしてくれます

ズルいよね いつもは大人な彼がみせる弱気なところとか
ミニ漫画で魅せるデロデロ溺愛加減とか  ストロベリータイムかよッッ!(怒



あぁぁあああ いい
まとわりつくような濃厚なバニラもキライじゃないけど 塩味に酸味 とろみまで入ったこの巻

660円(税別)じゃお安いくらいだったわ


正直【はきだめと鶴】と同じ作者さんとは知らず 甘くて美味しそうなタイトルに釣られて読んでたけど 地味にハマれてなかったむこうを思うと [お値段以上]を今ひしひしと口の中で味わってます