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タイガくんが色っぽくて可愛い!


ヤンキー高校のタイガくん(受)と、中学のころ助けてくれたタイガくんに憧れ高校まで追っかけてきた霧島くん(攻)のお話です。

霧島くんは元々真面目そうなメガネくんだったのですが、
タイガくんに助けられたことからヤンキーの道に進みました。
そして憧れのタイガくんがリーダーを努める学内ヤンキーチーム、
その名も「打刃流破(ウーパールーパー)」に入るための面接(色々笑うところ)で、
タイガくんから「俺のこと殴れる?」と聞かれて...?


霧島くんは元メガネくんなだけあってヘタレっぽく見えます。
タイガくんへの憧れから全くノーと言えず流されていくのはなかなか可愛いんですが、
途中からおや...?と思うような成長も見えてよかったです。

表紙を飾るタイガくんの縛られ姿は本編では見られませんが、
色気のある表情がたくさん見れたのでそこも満足でした。


後半は思ったよりも登場人物の心情が重点的に描かれていて、
表紙のようなSMを期待してる人には少し物足りないかもしれません。

でも、最後のエッチは二人の伸びしろが感じられてドキドキできてよかったです。

あと、何度か登場するエッチシーンでは
霧島くんがちゃんとゴム手袋?をしてタイガくんのアナルをいじっていたり、セーフティセックスを心がけていたりで、
あまり「おいおいおい!」と突っ込みたくなるところがなく、集中して読めました。


個人的には打刃流破(ウーパールーパー)のライバルチームである「比羅弐阿(ピラニア)」のリーダー噛付と、
彼を崇拝する葦名くんのエピソードが気になります。
一体なにがあったんだ君たち特に葦名。


初読みの作家さんでしたが、絵も上手で内容も楽しめました。
ヤンキーチームのネーミングセンスに脱帽です。

(両)片想いのやさしいお話

中世ごろ?の西洋をイメージしたオメガバースの物語です。
上流階級のアルファ、中流階級のベータ、労働階級のオメガはその性によって居住区域が異なります。

オメガの住む貧困街で暮らしていた少年は、
ロニーというアルファに拾われ「アイチャ」という名前を与えられました。

アイチャはアルファの居住区にある高級娼館で、
ロニーからの支援を受けながらお手伝いとして生活しています。
アイチャは親代わりであるロニーに心を寄せていますが、ロニーはあくまでアイチャを我が子として可愛がっています。

その気持ちのズレに苦しむアイチャは、
娼館で公娼として働くことを望みますが...。
というお話。



アイチャは完全にロニーを愛しているのが分かるのですが、
ロニーがアイチャに向ける感情が親代わりとしての愛なのか途中まで分からない。
なのでタイトルは(両)片想いとしました。

たまに駆け足ぎみな部分はありましたが、
ロニーに対するアイチャの可愛らしい想いや
アイチャに対するロニーの愛情はよく描かれていたと思います。

個人的にはアイチャが「僕」から「私」と一人称を変えた場面で、
ロニーに大人として見てもらいたいという気持ちが伝わってきてよかったなと思います。

またロニーが自分の気持ちに気づくまでを描いた娼館通いのシーンも
アイチャと離れたくないという気持ちがしっかり読み取れてほっこりしました。
ちょっと保護者らしさが少ないロニーでしたが、
この場面でアイチャへの独占欲が垣間見えたので見直しました(笑)。


絵柄も可愛かったです。
ただ、オメガ性をもつキャラクターは特に線が細く描かれていて
娼館という舞台柄仕方ありませんが服装も可愛らしいので
すこし女の子っぽく強調されすぎかな?とも思いました。

「うーん?ここまでくるとアイチャというキャラクターが男である意味が分からんぞ?」と
最後のシーンのアイチャの服装をみて思ったのですが、可愛かったので良しとします。

そこが残念だったのですが、やさしいお話が好きなので萌よりの萌2です。

強気そう? だけど純粋で一生懸命な受け

いい作品に出会えました。
キャラクターのベクトルが私の好みにどストライクを示していたのと、
主人公たちのコンプレックスに関するストーリーもしっかりしていたと思うので【萌2評価】です。

初読み作家さんでしたが、表紙や扉絵の厚塗りというかクレヨンのような絵柄も好みですし、
本編の絵柄も私の大好きな、はやりやまい先生と似た系統で嬉しかったです。
余計なものはなかったのが個人的に好み。



あらすじと感想です。



老舗旅館の次男でファミレスの社員(営業マンに近いのかな?)として働く攻め(一豊)と、カフェーで働く受け(ひかる)の物語です。

旅館の次男坊として、兄(つまり旅館の跡継ぎ)に関する複雑な悩みをもつ一豊が、
会社の後輩に連れられたカフェー(カフェ、ではない!カフェーというのが重要!)で働くウェイターのひかると出会います。

ひかるに対する第一印象はおそらく最悪だったと思いますが、
色々事情を聞いたり、素のひかるを見たことで
だんだんと「ひかる」という人物に色がつき、
心惹かれていく一豊。

そしてとある理由により初めから一豊に好かれたい(嫌われたくない)と思っているひかる。


このひかるの「嫌われたくない」という気持ちがもう〜〜〜〜、、、、、ね!!!!
健気!!

強気でグイグイと一豊に攻め込んでいくのか(私の勝手な印象)と思いきや、
一豊が絶対に嫌だと思うようなことはしない。
いや、嫌われたくないから、できない。

そもそも強気かと思いきやコンプレックスのせいで
自己肯定ができない、弱気なひかる。


……………ギャップ!!!!!!!!


最初はグイグイタイプだと思わせといての...。
ひかるのそのギャップにやられました。

そして、そんなひかるに対しての一豊がこれまた素直でええ人です。

今まで読んだ作品の中に登場する「素直な(というかええ人な)攻め」ベスト3に入るかなー。
そう私に思わせたシーンが本編75ページにありますが、たぶんただひたすら私の個人的なツボにハマってただけかも???


とりあえず、素敵なカップルに巡り会えてよかったです。

興味を持たれた方、ぜひ読んでみてください。

まさかの過去回想でまるまる一冊w

ユキの周囲の人物に関する過去のおはなしでした。

作者さんもあとがきに書いていましたが、
「まさか過去回想で一冊使うハメになるとは思わなかったよね...」

いやそれだけ重厚な物語なんだよなーということで私は満足です。

そして今回過去がたくさん描かれた分、
次は現在に戻ってストーリーが進むんだろうなと思うと、
不穏な空気もあるんだろうなと感じつつ、ワクワクします。