ひみたさんのマイページ

しゅみじゃない作品

エキスパートレビューアー2022

女性ひみたさん

レビュー数3

ポイント数19

今年度110位

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何でも読める人向けでした

ここまで評価の高さに疑問です。
男性BAは今まで出会ったことがなく、面白い設定でした。
表紙は可愛いけれど、作中は全体が白っぽく線が細く、表情も魅力的に感じられませんでした。個人的には女の子のようなリアクションと細さ、二人のキャラは萌えません。なんでも読める人向けな感じがします。

後半の、柿崎の苦労は読んで成る程と思いました。でも彼を悪役にし過ぎだし、クレーム対応しなさ過ぎな棗の職場にも疑問を持ちます。
お客様を取られたという誤解を、棗が早期に垣崎に話していたら(ストーリーの元も子もないのですが)、柿崎の為そして柿崎の接するお客様の為になったと思うのですが。勿論あのお客様の内容は極秘ですけれども。

そして軽率なエロにも辟易。
細く中性的な二人なので男くささがなく、BL初心者には見やすいかもしれません。でもこの展開の浅さはお勧めできません。
男性の立場がまだ弱い職場なのだと読んでいて感じたのに、それを覆すBL業界の押しが垣間見えます。真面目な主人公絆されすぎだよー。

棗のBAになろうと思ったエピソードは好きでした。打ちあけず側にいるだけの恋も私は良いと思ってます。

しゅみじゃない(それだけです)

丸木先生はグイグイ引き込ませる世界観とその作品だけの濃厚なエロが毎度感嘆します。
でもこの作品が(同年発売の鬼子の夢より)一番評価が高いのは個人の趣味を抜きにしても疑問です。母性や執着のドロドロ具合が濃い目だからでしょうか。
読み進めるのが厳しいほどでは無かったのですが納得いかない点や萌えないことも多かったので申し訳ないけれど「しゅみじゃない」ボタンにしました。

まず(ネタバレ)が犯人だったことを許すことも、肯定的に捉えることも創作だろうが嫌でしかない。それに佐藤がずっと思い出さないようにした事や罪悪感、人から向けられる目をハッキリさせずずーーっとモヤモヤさせているので、良い感じのエロシーンも萌えません。
終わり方も後味が悪いというより良い終わり方でない気がします。

あと、飲み会でエスカレーター式学校の古参組がチェーンの飲み屋に行くわけない!誰かが経営に携わってる店とかだろうよ。佐藤の家の近くにそこしかなかったのかな…

ヤンデレ目的以外で先生の作品を読むのなら、私は「鬼子の夢」「いいなり」「ふたご」「アフェア」をお勧めしたいです。

魅力が分かりにくかった

ウノハナさんの作品はきまぐれなジャガー、怒った顔も、石橋防衛隊、銀座ネオンと、どれもお話もキャラもすごく面白くて引き込まれます。この作品も表紙の美しさとレビュー評価の高さからずっと気になっていたのでレンタルしたのですが。
私には他の作品ほどの魅力は感じられませんでした。人物の会話で基本的にお話が進みますが、現実的でないことと若干ありきたりな人物像や展開に感情移入出来ず、魅力があまり感じられなくて読み進めるのがきつかった。
自分の器の小ささと読み込み不足が否めないので、レンタル期間内はもう少し読み込みます。

兄弟 小説

丸木文華 

嫌なら鍵をかけましょう

丸木先生のkindle unlimited作品
うーん、既読の作品と違いハマりませんでした。今まで読んだお話は設定の説得力が強い分読みやすく盛り上がったのですが、この度は地味な教師の内面を掘り下げた作品でした。
ぐだぐだ悩む人間は嫌いではないのです。でも毎夜弟が部屋に忍び込む、悪夢を見るってのが嫌なら鍵でも何でも対策あるでしょう。脅されているわけでもないんですから。本当は弟が好きで求められるのが嬉しかったんだ…という気持ちなのかと思いきやそうではない(興奮する弟を見下してはいたそうだけど)。弟の嫌がらせがエスカレートするならそこもっと詳しく聞かせてなんだけど、あまり詳細がない割に何度も描かれて飽きてしまい飛ばしてしまいました。
悠のモヤモヤだけの文章が長く続き、半分読み終えても関係は変わらず…エロも他作品に比べると濃厚じゃない…後半にどっとあるのかなという下衆な予想もそこまで叶わず。
学生同士の問題も兄弟と似ているということですがあまりピンとこず、何だか共感も萌えも燃えも足りませんでした。本当に恐れ多いのですが挿絵も不要(後から調べたら初期に発売された作品なのですね。先生の画力、ここからあれになるの脅威です…)

紬は可愛いが頭に入ってこない…

評価も高く、試し読みで紬が可愛かったのでレンタルしましたが、私には合いませんでした。
子供時代の造形は好きな人には可愛いのでしょうがただのイラストにしか見えません。護衛の兄弟にも頁を割きすぎていて、紬を大切に思っていて家の背景を説明するには(かなり世界観が練られていましたので)重要だったのかもしれませんが、それよりも煌成と紬が見たかったです。しかもシリアスではない雰囲気の話が特に。

作者さまの後書きが今作はとても多く、Renta!さんでは見辛いながらも楽しませて貰いました。企画書で「アホエロ路線て言ったじゃん…」と担当に言われたと、まんま表紙で騙された読者だと思いました(笑)

会話だけで話が進んでいるというか、フォントの大きさが大体同じからなのか、文字を読まないと話が入ってこない感じがするのは電子書籍だからでしょうか。もっと画で悶えさせて欲しかった期待が過剰過ぎました。
時折ドアップを大変美しく描かれていて、このクオリティで全編見たいと思いました。

特典「こうちゃんのさきっぽ」良かったです。二人のこういう可愛い雰囲気をもっと読みたかったなぁ。
不満ばかりのレビュー失礼しました。

結構面倒くさい小柄ハゲおじさんと世話焼き若年寄

俺が欲しいのはハッピーエンドじゃない、引導だ!

「NOW HERE」「鈍色の華」「深呼吸」と
一見どこにでもいるおじさんが、読み進めるうちにどんどん愛おしく好きになっていくのは木原さんの作品の魅力のひとつですが、そのおじさんキャラの中でも一番ハードルが高いであろう今作はハゲでカツラの50前の堀内。わちゃわちゃなイラストとコメディを楽しみに読みました。
ペット葬祭が舞台というのも面白いです!

堀内の繊細すぎる性格と付き合い出してからの自惚れ、また相手の渋谷が後半まで自分の気持ちに気づいていないからか、おじさん的魅力は上記3作よりは爆発していないように思います。というかカツラを隠し通せている体を崩せないので面倒臭い!
読んでいる自分も、仕事で疲れて帰ってきてこのおじさんを読むのか…と、途中までの渋谷の気持ちが理解出来たり出来なかったり。

けれど何かあるとすぐ泣くし、若い渋谷と付き合ってご機嫌になったり落ち込んだりする堀内はかなり人間味があり、飼っている猫の懐き方や、渋谷へのメールのお誘いにも性格が表れています。動物愛や健気さが強く、モヤモヤしても的確な言葉を発せる人なので、ペットを亡くした人達への対応に評判がつくのも納得です。

他の方も仰る、坊主頭での…はそこまで引かずに読めました(笑) 頭皮の質感や体温の触感は確かに良さそう。でもハゲにムラムラする渋谷は末期ですね、良いオチです。
おっさん受けとは、年齢差を自覚させて萎縮させたり言葉責めにしたりするのが魅力、なのか…?と分析してみたりしました。

挿絵の、勘違い健気な堀内と若年寄り渋谷の絵柄が明るい雰囲気で楽しめました。いまいち想像できない(若年寄というワードも)ところを上手く挿絵がカバー&アシストしてくれていました。

そこまで地獄描写はないのですが萌えもかなり人を選ぶので「しゅみじゃない」評価にしましたが、読みやすい作品ではあります!

全く笑えなかった…

表紙の絵とタイトルがカッコいいなと思い、レビューも高評価だしで購入しました。
試し読みで笑えない人は引き返した方がいいです。でも試し読みだと根崎の目が見れないんだ…!どうしても見たくなってしまう。ですが目の印象もファーストインパクトを凌駕するものはないし、お話も絵もギャグも私は琴線に触れませんでした。
こんな人もいたということでレビュー致しました。