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萌×2作品

エキスパートレビューアー2022

女性ひみたさん

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今年度116位

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甘さにずっと浸っていたくなる

前巻から続けて読むと更に尚が幸せになっていく様に泣けました。
前巻が好き過ぎて、正直こちらを単話で何度か読んだ時はベタな展開が多いためウームだったのですが、続けて読んだ時の多幸感たるや。
両想いになった後の続編といえば、旅館と親挨拶と結婚と…ベタというか流れとして通例で、食傷的になることも多いのですが、辛かった恋から踏みだした尚が(泣)と思えばホワホワと、しかもエロありでちゃんと幸せを噛みしめられるまで丁寧にまとめられていて良かったなぁと思いました。尚が男性らしさがありつつしなやかで繊細なエロス。。
前巻の来栖さんが、尚が気に病まないようソツなく心を砕く様子がとっても素敵で、大人として尊敬する程だったのですが、今回も、尚が笑うことに幸せを感じる来栖さんがやっぱり素敵だなと思いました。
スパダリといえばそうなんですが、来栖さんがスパダリなのは外見良いところでも高級旅館や海外旅行取っちゃうところでも全然ない。単純な優しさや気配りでもなく、その人だけに合う心配りをもって伝えたり勇気づけたりするところで、側から見ると一つ一つは全然派手なことじゃない。実生活も然りですよね。
あまきいおさん独特のタッチやキャラクターの色気、甘さにずっと浸っていたくなります。

あきくんのDom

シチューBLから随分絵柄が変わられましたね。凄い画力はそのままで大学生の主人公の可愛さとセクシーさに合ってて楽しめました。
この作品は古典的なドムサブのコマンドがなく、かといって命令も無いように見えるのと、S/D性が満足する(斑紋が出ない)ところがいまいちハッキリ分かりませんでした。昴がMで加虐プレイにとろんとしているようにしか見えないような…
昴のSub性はとても可愛いのだけどサブスペースにどう言う時入るのか、充の不安定なDom性じゃ満足出来てないから斑紋が出来たのだろうけどじゃああのプレイらは一体など、私の読み込みが悪いのかもしれませんが雰囲気で流れた感じが否めませんでした。あとメンヘラっぽいギャグ顔すぐ挟んでくるの苦手過ぎでした。

でもピュアな充の必死さはめちゃめちゃ好きだし初エッチがプレイじゃないのは良かった。あの充で甘々のドムサブ、他のドムに威圧する時だけ別人格とかが良かったな。

睫毛や身体の線が美しい

魅力的な絵柄と空気感に惹き込まれて試し読み後即購入。こじれ歳上美人受けと歳下健気攻め?で、設定は真新しいものではないのに、静謐で落ち着いて読める良い作品でした。繊細で透明感があって、今後BL小説のイラストもバシバシ描いて欲し過ぎる作家さんです。

好きな人から言われた言葉、触れられた足をずっと覚えていて黒いタイツを無言で履き続ける圭吾の女々しさ滑稽さ、自由に動き回っているようでいて囚われている朔の健気さ叶わなさがどちらも切ない。
タイツを破って行為に耽ることに関して、圭吾はそんな風に抱かれたいのかとか、自分を見て欲しいと思いつつ隆司を想う事を許し演じる朔のやるせなさ?だとか、明確にしていないところも想像させるような、説明し過ぎないドラマティックな余地があるのも良いです。

表情と空気感、睫毛の一本一本が本当に美しいです。ベッドにその人がいない時の空間や一人で寝る寂しそうな姿とか、も〜〜〜(語彙力)
そして肉体の描き方が最高に好みでした。動きがあって格好いいのに誇張し過ぎてないというか。3DやCGくさくないのも癒される…

動けないままでいた圭吾が朔を追いかけ、ハッピーエンドは良かったですが、隆司の子供が生まれたり奥さんと会う機会があっても大丈夫なのかとか、いつか朔と恋人だということを打ち明けるのかとか、前途多モヤになりそうな二人は少し心配になりました。

日本家屋と四季の生活感と切なさが良かった

作家の書く作家のお話が読みたくて購入したものの積んでいた作品。
キースに出会って成長して作家になれたなつめも、人間の心を得ていくキースもハッピーエンドでとても良かった!ある程度予測出来るとかちょっと都合良過ぎ感がのれず萌2にしましたが、日本家屋と四季を感じる生活感は素敵だし、未来で待つあの人と時空もろもろの切なさが印象的でした。
笠井さま、他の顔形も描けるのにどうしていつも受け攻め同じ顔なんだろう。。

攻めにしか見せない表情がかわいい…

神作「先生さよなら、また明日」のみつこ先生。今回も低体温クール男子と独特のノリが好きでした。
イケ攻が凡受と出会って恋を知る…は王道ですが、佐伯に見せる岡の照れ顔が可愛くて…!!素直じゃないけど寝る場所を空けていたり健気さと見た目の男らしさのギャップが良かったです。
両者の視点も自然な描写で読み応えありどちらも萌えました!
描写なかったですがケーキ一人で食べたのかと思うと切なくて切なくて。
ですが顔が似通っていて、岡の目つき悪さが余り発揮されていないように感じて(表情も少し乏しい感じ)個人的に残念でした。

相手の存在を敬い愛し合う感じが素敵だった!

屈強で筋肉分厚いのに受の前でだけワンコ!な金髪攻めであまあまのエロエロで伊達きよさんなら最高しかないと思い購入しました。
攻めが剣奴になる経緯はちょっと強引ですが、フィディの天使っぷりがフレッドの胸を打つシーンにはグッときて涙が出ました。この人の為に生きようと誓うだろうなと。
そしてフィディも一度は性別判定で精神的に地に落ちたものの、自由に育てられたことを最後に感謝するのが良かったです。

あまあまで舌足らずにフレッドと◯液を求める(自分から溢れるのにも泣く)フィディがエ口くて最高でした…
性に疎いフィディに「今ので子が出来ましたか」と揶揄うの可愛エ口。
二人とも二人しか見えてないのだけど絆が強固で、王子と従者であっても、フレッドの「あなたの言葉だから泣けるんです」という歳の差関係なく全身で存在を敬い合って認めているところが本当に素敵だった。

ヒヤリも無く甘々〜

久々に西野さんの小説が読みたくて購入。甘いことしかなくてそういうのが読みたかったので良かった〜
紫蘭はおぼこいのだけど踊るものとして恋という感情を考えたり割としっかりした性格で、吉祥は強面でバツ2だけどずっと紫蘭に恋焦がれて一途な二人のギャップが良かったです。とにかく話が進む度にエロがあるのだけどそれが自然というか、新婚だし吉祥はずっと好きな人だった紫蘭を可愛がられるのが嬉しそうだしで良かった。毎回挿入しただけでいく紫蘭が開拓されてくのも、言葉が甘々で溺愛の吉祥も良き〜。でも意地悪な姑の嫌味とか他国の王が攫いに来たりとか、もっとヒヤッとしても良かったな。

出会いの会話が可愛い

側から見れば、不安になり信じられなくなる心理は分かるのだけどもっと相手の言葉を聞き信じようとするのは大事だなと思いました。
こうと決めたら相手のケアなく突っ走る正嗣と、うじうじ悩んで相手が心配しないよう無理する清、負のスパイラルが…ジリジリするのは読んでて萌えましたが可哀想です。ネ○○の○を料理に入れられて胃痛は食中毒だったらどうしようかと無駄にヒヤヒヤしました。
清が危機の最中、現実を直視して歯向かうところが良かった。

出会いのお酌の会話が可愛いです。すぐ終わるような質問の最後に「羽田様は?」とつけるキャッチボールが拙くささやかで、清の孤独が癒されるようで沁みました。

挿絵は可愛い絵柄は好きなのですがせっかく(?)軍人さんなのにひょろっとしていて、清もそこまで美しく感じられなかったのが少々残念でした。

カッコいいのに守ってあげたくなるようなΩ

Ωのお隣さんの造形になんだか惹かれて購入しました。表紙もかっこいい!
めっちゃ怖いのに挨拶(のようなもの)はするし、匂いプンプンなのに自分で薬局行こうとするし…カッコいいのに守ってあげたくなるような絶妙な兄さんですね。
エリートだけど未熟なαというのもバランスが取れているのですが、江夏は個人的に見た目も性格もキャラが弱く感じました。
お話は割と淡々と進み、ページ数も少なめな印象を持ちました。オメガバースが身体の関係になる最短の理由なのはそうなんですが、両思いすら頼ってしまうのは…しかもそれでベッドに行くのがゴールなのは、妊娠とか番問題も無くちょっと飛ばし過ぎと思ってしまいました。
匂いで落ち着くというのが可愛らしくて、またΩの宮永が自分の性や異性にどれだけ抗いたいのか、過去やエピソードがもっと読みたかったです(過去エピが無いのもそれはそれで良いのですが)。
落ち着くαの匂いがするジャケットを、返す時には煙草の匂いがするというの、かっこいいですよね。
粘膜や穴の描き方がエッチでした。

しんみりと良い…

昨今の漫画のデジタルな線や背景が結構苦手で、幸田さんの繊細な紙面を見ているだけでじんわり腑(?)が満たされます…
カッコ良い姿や仕草ではなく、ふとしただらしないところや抜けたところが気になって好きになるなんて、しかも授業が山月記で、最高の始まりでした!!!笑

気の迷いだと言われても激情で突っ走る生徒と困る先生の図は鉄板だけど、二人ともが家に誰もいない孤独を感じていて、度合いはあれどお互いを欲してる感じが自然で、読んでいて心地が良い。いちご牛乳とかのチョイスも良い。恋を自覚して下駄箱でうずくまるカラー絵が、美し過ぎる…涙

大人になってからの再会、かっこよく育った湊がすぐ抱くの早過ぎたけど歳下が突っ走るの好きなので良かったし、翌朝下履かずにずっと会話続けるのも自然で良かった(笑)
鉄板ではあるけど繊細で、終わった後沁み入るような作品でした。小説どんな内容だったのか知りたかったな。
あと後ろ姿撫で肩すぎない?