お互い意地をはったり、素直になれなかったり、憎まれ口を叩くけれども、離れがたく大好きな存在になっていったということなんですね(ざっくりすぎるまとめ)
斉藤が異動して連絡してこない、ついでに来たからヤるだけなんだろ、と拗ねる矢島の気持ちはわかる。
斉藤もいちいち説明しないし。でもきっと1週間矢島に会えず触れられず我慢していたのではないかと思われ。
里先生作品は説明が少ないので、あっさり大味に感じてしまうところがあり、その分解釈の余地があるので、その辺を読者に委ねられていて、そこも先生の作品の楽しみ方の一つだと思うんです。
が、私はどうもあっさり大味だなぁ、たぶんこういうことなんだろうけども…どうなんですかねぇ、でとどまってしまい。深く理解して作品を楽しむまでに至っていない、力不足でざんねん。
なので、表面上の、矢島が少し髪が伸びてちょっと幼く見えてかわいいなぁとか、矢島はデート的なことがしたいのか、とうれしそうにする斉藤には萌えだな〜と、そこら辺では楽しめる。
斉藤の矢島への執着度がアップしていて、愛が深まっているなと思いつつ、頼りにもなるよねと。
矢島は強面で武闘派だと思っていたけど(そうだろうけど)腕力では(でも)斉藤には敵わないんですよね。私は矢島が好きなタイプで攻めでいてほしかったので、その辺もざんねん。
組み敷かれて萌える性癖もあるだろうけど。斉藤が受けでそれをされる方が個人的には萌えました。
1点気になったのは、会議室であんなに暴れて椅子を壊したりして問題にならないの?と。あれだけ大きな音がしたら誰か聞きつけるだろうし、椅子や壁?が壊れたらバレるでしょう。でもそこは斉藤たちがやったってとこまではバレない、バレたとしてもうまく処理するてことなんですかね。
GAPSを読んで矢島が好みのタイプだったので楽しみに読みました。
おもしろかった…といえばおもしろかったかなぁ?…でも攻め受けが予想と逆だった〜(涙)
ネタバレが嫌でいつも、攻受、帯、あらすじを見ないようにしていて、実際に読むうちストーリーの流れでわかってくるのが好きで。
今回は矢島が俺嗤の梶に似ていたので勝手に攻めだと、斉藤が受け顔(個人的偏見)だと思って見ていたのですが、読んでいるうち斉藤の方が身長少し高い?もしかして…と嫌な予感がしたら案の定だった_| ̄|○
矢島の髪型、丸いおでこ、眉、目つきの悪い目、ぶっきらぼうなとこ、全部かわいいんですよ。
斉藤にキレる時、タメ口になるとこも。
でも個人的な好みでは攻めでいてほしかった〜涙 ゆうてもしょうがないですけど。
最初、2人がどう恋愛関係になるのか想像つかなくて、次第に斉藤か矢島のことが好きなんだとわかってからは、斉藤の性格もありどう進むのかドキドキしました。
まさかあんな犯罪まがいの(しかも警察が)暴力的な強引な迫り方をするとはw
1点気になったのは、手足を縛られた矢島が、どうやって片桐に連絡できたんですかね。縛られながらも器用に操作できたってことかな。
長谷川が素直になり、片桐と一緒にいたいからとロンドン転勤の話を断り、それをそのまま片桐に話すのがね、ここまで長かったなぁ〜とw
よう〜〜やく素直になって、ここから甘々いちゃいちゃを存分に見せて頂きたいところなんですけど。
番外編があるんですかね、
この大人気シリーズ、ずっと読みたかったのですが集めるのに時間がかかったり他の作品を次から次へと読んでしまい後回しになったのですが、読んでみると5冊あっと言う間でした(DOGSはこれから読みます)
余白が多い(紙面的にも概念的にも)作風だから、読者が読み込んだり想像する余地があるんだろうけど、さらっと読んでしまうと、それだけ、な印象になってしまいますね。
特に、刺さるとかハマるとかガツンとくるとか、個人的にはそういうのがなくて。
萌えできゅんきゅんくるとかも、そこまでではなく。
ほぅ、そうなんですね。と終始冷静に落ち着いて見ていました。
キャラも演出も落ち着いていますし、盛り上がるところはあれど想定内だし。
大人気シリーズなので、どんだけおもしろいのかと期待しまくっていたんですが、俺嗤の印象を超えることはなかったです。すみません。
あと、俺嗤のレビューでも書いたし、他の方も書かれていましたが、女性キャラの描き方がひどくないですか。ひと昔前のステレオタイプとうか…大人気作家さんが未だにこんな描き方をするのか、そして評価されるんだ、ととても意外に思いました。
流されてキスと触るとこまでは何とか受け入れても、そこからは押しても引いても嫌だ無理だをずっと見せられてきて、片桐もよく諦めず押し続けるなぁと半ば気の毒になりながら見ていたんですけど、そりゃ匙も投げたくなりますよね。めんどくせーって。
長谷川が密かに準備していたのを知り、片桐が素直に謝りますが。
そこからは2人ともがんばって、長回しでたっぷり見せてくれますね。長いこと待った読者にご褒美とばかりに大サービス。
でも、俺嗤でもそうだったんですけど、私は静止画を延々と見せられているようでエロも萌えも感じられず(涙)マンガだから静止画なんですけどw そういうことではなくw 動線や喘ぎ声があれぼいいかというとそうでもなく。
受けの表情がそこまで乱れないからかな。長谷川は神谷ほどではなかったけど。どうも色気やエロさを感じられないです。すみません。少数派だと思いますが。
おもしろいっちゃあおもしろい。オフの片桐はかっこいいし、片桐に迫られる長谷川は色っぽい。
長谷川が片桐のことを好きになっていても、そうそう簡単に受け入れられないのはわかる。そこはまあいい。
でも、大人気シリーズだからと期待しすぎましたかね。ずっと言って申し訳ないけど、里先生作品はちょいちょいひっかかるところがあって、しかも頻繁にw これが相性てやつなんですかね。
レオにキスされそうになった長谷川は水をかけて拒絶する。本気で嫌だったら本気で抵抗するてことですね。
にしても、休日にいきなりレオに自宅に来られて怒るどころか誘いに乗るのが、ほんとに流されやすいんだなと。
このレオがクセモノなのはわかるけど、いちいちスマホで写真撮ったり、あげく長谷川に盗聴器仕掛けるとかドン引き。
長谷川の本音を引き出したかったから、と片桐がラブホにいる写真を長谷川に送ったと言うけど、何が目的?仮にも上司だし、片桐は怖い奴とわかっているのに。単に愉快犯?痛い奴?長谷川が素直になるために刺激する役目てことはわかるけど、不自然に感じて。
レオに比べると片桐がマトモに見えてくるw
上半身の裸がやけに陰影ついていて筋肉が強調さらているのもちょっとおもしろくてw
修羅場に矢島が偶然居合わせるのもご都合主義ですよね。
長谷川が、ラブホで片桐に迫られて
「女と寝た後でよくできるなこんなこと」
てその前に、レオの前でこんなことできるわけない!とかそういうことじゃないの?とか
上司と電話中に、エロいことされている片桐の名前を呼ぶのも迂闊すぎるし
下にされんのがあんなに恥ずかしいと思わなかった…!!て、え?前にもされてませんでした?もちろん途中までだけど、今回と同じ感じじゃなかった?とか
すみません、いちいち引っかかってしまって。
でもま、ここまできたのでシリーズ最後まで読みます。
この大人気シリーズ、やっとこさ、自分の中では満を持して読み始めたのですが「俺が好きなど嗤わせる」で少々感じた気になった点が本作でも感じてしまい(おもしろかったし、梶は好きだったけど、いくつか違和感あり)
長谷川は頭と口では片桐とのどうこうを否定するけど、2人きりになるのを防ごうともしないし、簡単にキスされるし、前作からもう好きになってるってことですよね。
クセモノのレオの登場や、片桐から距離をとられて自覚するという王道パターンで。
レオが故意にミスして長谷川を試したのを片桐が怒ったところはよかった。本気で長谷川が好きなんだろうけど、私はいまいちピンとこなくて、でもあの怒り方は長谷川のことを思っているんだなと伝わってきた。
ストーリー的には特に目新しいこともなく、2人に萌えもなく、感情移入することもなく、まあそうなるんでしょうね、という感じで淡々と読みました。
途中、なぜそうなる?と唐突な展開に感じることがあり、これは行間を読んで深く味わう作風だと思うけど、私にはそこまでの読解力がなく(俺嗤でも感じた)まあ、そういうことなんですね、と半ば無理矢理納得させて読んだ感があります。
気になったのは、俺嗤でもそうだったけど、お仕事BL好きだし、仕事熱心なメンズいいと思うけど、残業多すぎません?
ハードワークとかワーカホリックをかっこいいとするのはもうそんな時代じゃないと思うし、あってもいいけど、大企業のエリートで、大人気作家さんが人気シリーズでまだこういうことを描くんだなぁと思った次第です。
あと、俺嗤のレビューでも書いたけど、女性の描き方がステレオタイプだなぁ、と。最先端の人気作家さんが今もこういう描き方するんだな、と思いました。
ずっと前から読みたくて、やっとシリーズ揃えて読みます。
片桐がうさんくせぇ〜けど、ぐいぐいいきますね。そんなに長谷川が好きなのか。尊敬する上司なのはわかるけど、オフの姿を見られてドン引きされているのに長谷川なら自分をまるっと受け入れてくれると思う、てことなんですよね。彼の言い分によると。
片桐はバイてこと?なのかしらん。男との経験もある?気に入ったら性別とか気にしなさそうではある。
長谷川はどノンケで、すごく常識的で真面目で、片桐みたいなタイプは、というかまず男相手が考えられないんでしょうけど。
37歳で、家族から結婚や将来のことを言われ、EDになり、彼女には浮気され…順調にきていた人生に暗雲たれこめ…へこみがちなところへ片桐から猛プッシュされ、流されてますよね完全にw
そりゃ頭では拒否るけど、片桐の言うようにもう好きになってるでしょ、と。だってちゅうされても本気で抵抗してないしw
里先生作品「俺が好きなら跪け」「俺が好きなど嗤わせる」を先に読んで、その時に気になったんですけど、ちゅうの時、目を開けているコマが多いのが気になって。
相手を探ったり、受け入れていない描写なのかもですが、ちょっと多いなと。
それが本作でも散見されまして、ああ、やっぱりと。
個人的には、目を開けるのは1コマ2コマくらいであとは拒絶するか、受け入れるなら目を閉じてほしいなと思ったものですから。
あと、長谷川が片桐のマンションに行く流れがよくわからなかった。
前日、片桐が車のフロントガラスを割ったことを会社では聞きにくいからと自宅まで行ったってことなんですよね。しかも初めて。事前連絡なしに。着いてから連絡しようとしていたみたいだけど。と、ちょっと気になりました。
ロンドンにいる神谷というのは、俺嗤の神谷のことでしょうか。
あと、矢島が好みのタイプだなと思ったら、彼がDOGSの主人公なんですね!それは楽しみ。2巻しか出ていないのが残念だけど。
俺嗤の梶に似て切れ長目のキャラが好きです。
いい話では…と思うんです。
辛い境遇で育った蓮が、そういうものと受け止めて無邪気でいられるのが奇跡的で(あとがきで、不幸な境遇にいるはずなのにそう見えない子を描いてみたかったとあり、それは共感できます)
蓮は人を初めて好きになり、その気持ちがわからずピュアで切なくてその描写はとてもいい。
でも2点疑問がありまして。
・陽歩が蓮に、おじさんとそういう行為をするのを止めるよう言った時、その後の蓮の生活について考えなかったのか?
それを言う前、すごく悩んだんですよね。なのに、蓮に「そしたらこれから俺 どうやって生きてったらいいの?」と言われるのわかりきっているのにその答えを用意してなかったの? なぜそれについて何も答えない?とモヤモヤ。
・蓮が陽歩のことを好きと気づいた時、行為はしたのになぜ好きと言ってあげなかったのか…と思ったら「あの子を好きだったのかな」てマジで言ってます?!好きでしょうが!だからしたんでしょうが!?
と、私の理解力不足かもですが、その辺がめっちゃモヤモヤしました。
抱きしめるところや、ちゅうや絡みのシーンは良かっただけに、もったいない気がしました。
以前、ツイッターでよく見かけて気になっていたので読みました。
正直なところ、Lな場面にたどり着くまでが長くてw
子どもの難病、鎖国している国の外交について…ムスティア、ノネ、シンを通して描かれますが、はい、それでどうなるんでしょうか?という感じで…状況説明が長く、リアリティのないどこかの国のお話を淡々と聞かされている気分になりました。
見どころと言えば、ノネが色っぽいところですかね。
シンがちょいと手を出しますが、ノネはムスティア命ですから。
ムスティアが成長してかっこよくなっていたのはよかった。
ムスティアとノネが進展なかったけど、シンのわかりやすい横やりでくっついてよかった。
この2人のいちゃいちゃをもっと見たかったです。