藻とカレーさんのマイページ

萌作品

エキスパートレビューアー2023

女性藻とカレーさん

レビュー数29

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今年度24位

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蓮の無邪気さが奇跡的かと

無邪気に美味しそうにごはんを食べる蓮がかわいいね。
陽歩が「めっちゃエロ同人誌展開でした」となっていたとこで私も同じこと思ったw

陽歩に子どものように懐く蓮がピュアでかわいいね。ごはんを作って一緒に食べてくれたり、初めての人なんでしょうね。

蓮が対価を払わないと…とすごく気を遣っているのに、何かお願いごとをして蓮の気持ちを楽にしてあげるのに気づくのなかなかに遅かったですね陽歩は。まだ20代だし、そういう性格てことなんですかね。

ふざけて陽歩が蓮を抱きしめた後、蓮が顔を真っ赤にしてしゃがみこんじゃうのがとてもかわいい。性行為はしても愛情表現としてのハグとかは未経験てことなんですね。
陽歩に肩を抱かれて、顔が熱くなるのもなぜだかわかっていなかったし。

にしても、蓮は悲惨な生い立ちで境遇なのにここまで無邪気でいられるの奇跡的ですね。対価についてとか、そういうもの、と教えられたとしても。自分が辛くならないように、世間や他の人を見ない比べない、考えないようにしていたのかな。

市川先生は、時期によって絵柄が変わる印象なんですけど、本作では作画が少々不安定ですかね。陽歩の顔とか。

超偏屈な小説家にツボったw

短編6本。
表題作含め、実験的というか変化球なお話が多いですかね。
女子目線とか、幽霊相手とか、プレイだけとか、ハピエンか微妙なのだったりとか。

私は「カウント3632」が好きでした。
超偏屈な小説家の思考回路がおかしくてツボった。言動が支離滅裂で意味不明w
すんごい思い込みで
「結婚を前提にお付き合いと言うことでよろしいか」
「よろしくないよ!?」
それにツッコむ好青年もいい。
結局お付き合いするんですもんねw

小説家キャラってたいてい偏屈で変わり者が多いのでもっとBLで読んでみたいです。
(木下けい子先生の「由利先生は〜」、丸木戸マキ先生の「ポルノグラファー」、雲田はるこ先生の「いとしの猫っ毛」、草間さかえ先生の「ワンダーフォーゲル」、朝田ねむい先生の「兄の忠告」の中の短編がおもしろい…は小説家がいいキャラでおもしろかったです)

安定らぶらぶな2人

本編ラストで木田くんに「話せば長いんだけどね」と言った後の2人の過去について話す様子や、東野さんの恋人が戻ってきたり、慎也とハルのその後が描かれています。

本編では東野さんが気の毒でスピンオフで見たいなと思っていたほどだったので、恋人との様子が出てきてうれしい。
なれそめや、現在や。
東野さんがいつの間にか受けになっていたとか、日替わりでリバだとか。リバの場面も見たかったけどそこはなかった。ざんねん。

慎也とハルが同居してそろそろ3年、いつまで一緒にいられるか、2人をつないでいるものは何だろう、と慎也が少し不安になりますが、そこはやはりお互いしかいないと改めて思うわけで、部屋の契約も更新し、ここからまた3年よろしく、と仲睦まじい2人でした。

微笑ましい2人の日常がいい

こめり先生初読みです。
かわいいおもしろいお話でした。
お付き合いしている日常をなんやかんや言いながららぶらぶなお話が好きなのでとてもよかった。
ただ、それ以上でも以下でもないという、ハマるとか刺さるとか萌え死ぬとまではいかなかったので萌です。もう一声あれば萌2だったんですがw

性格や仕事がまるで違う2人が時々ケンカしたり、ハルは将来のことで少し不安になったりするけど、そこまで深刻になったり引っ張ることなく、すんなり仲直りするのが微笑ましい。
慎也がすぐに平謝りするのもあると思うけど。ハルも自分には慎也だけ、と結局甘くなってしまうし。
ハルは慎也が描くマンガが好き、慎也もそんなハルが好き、とお互い相性バッチリなのがいいですね。

東野さんが気の毒だったw
あんなイケメンなのに。それこそスピンオフで東野さんの話も読みたいくらいです。

電話の着信音が、つるるるるる、なの笑ったw
あと、木田くんに2人の仲がバレてバツ悪そうにしていた様子がツボでしたw そのラストでタイトル回収もいい。

タイトル回収がいい

ほぼBLを読まれたことないのに初めて本作を描かれたのすごいですね。
タバコを返す度に会える…でも返し終えてしまうとこの付き合いは終わる?…との秋の思いで進む一方、秋の心に火がつく…のか、いや、既にもうついていた…の対比がよかったです。

ちゅうの場面がたくさん出てきて萌え〜。
いつも桧山の方が積極的だったのに、不意に秋がやって来て帰り際に秋からちゅうした後、えー、えー、と座り込む桧山に萌え〜。

途中、秋がふつうに生きたかった…と悩むのが長く感じたり、桧山が「帰れ」と冷たく接したり、正直中だるみを感じてしまいましたが、くっつくくだり、ラストの2人がとてもしあわせそうで読後感がよかったです。

ポリネシアン〜をしっかり見たかった

星名先生初読み。
ポリネシアンセッ○スを描いたBLが読みたくてこちらを。
お目当ての部分はかけ足だったので、ポリネシアンの良さを感じる暇がなく残念でした。

で、3Pものだったw
別にそれはいいんだけど、全編通してわかるようなわからないような。
愛のダメダメっぷりはわかる。共感できる。
が、あまりにも流されやすいな〜てのと、伶と綾と関わるようになって急に前向きになったり、置いていかれた後、就職して自己肯定感うんぬんかんぬんで営業成績トップとか…極端に変わるものだなと。

伶と綾の生い立ち、2人の絆はわかるけど、ヤクザの愛人でお金を盗んで…のくだりがあまりにリアリティなく。
2人でしあわせを求めるものなんか違う、2人を愛してくれる恋人を見つければいい、と愛と3人でしあわせになる、というのもわかるようなわからないような感じでした。

俺を見て。 コミック

百瀬あん 

京介に「萌」1つ

先生の初単行本なんですね。私も先生作品、初読み。
絵がきれいです。とても見やすい。

表題作
あっさり告白して、あっさりくっついた。と思ったらすぐダメになってそこからが長かったw
あとがきで書かれているように、めんどくさい受けの典型みたいな。
母親の歪んだ愛情、初恋の人に裏切られたトラウマ、そこからビッチまっしぐら。
京介のことは好きだからこそ、できなかったと。
なら、そう言ってあげたらいいのに。仮にも蒴の方が年上で京介を子ども扱いするならさ〜。
蒴があまりに身勝手で京介が腹立たしいと言うのが、まさにそれ!と思った。
京介が女でも男でも蒴は蒴だと、振り回されても一途に好きだったのが良かった。
京介がうぶなところを蒴がかわいいと思うところも萌え。
なので、京介萌えということで「萌」です。

静かな中にゆらゆらする熱

あがた先生初読みです。
が、先生の二次創作は大好きなCPのお顔が美形で好きで読んでいました。
その二次創作で描かれていたどこか仄暗い感じが本作にもありました。

短編3本とも、低体温というか静かで一見何を考えているかわからないようなキャラの中に、静かな熱がゆらゆらしているようなそんな印象を受けました。

ストーリーも特にドラマチックなことが起こるわけではなく(幽霊は出てくるけどw)終始淡々と進むので、途中、正直なところ間延びした感じがしました。

絵と雰囲気がいい

初読み作家さん。
絵と雰囲気がいいですね。
2人のからみのシーンが色っぽくて美しかった。
なかなか進展せず、なんだか混み入った独特な世界観、ストーリーでしたが、ごめんなさい私のアホな頭にはなかなか入ってこず、何かの二次創作?元ネタわからないんだけど…な的外れな感想を持ってしまいました。

スーツもいいし、寝巻きの着流しが特にかっこよく色っぽくで好きでした。体格の美しさも表現されていて。

気になったのは、顔の影が時々マスクのように見えてしまった。それに顔もたまに崩れている?気がしたのですが、どうなんだろう。

眉毛が足らんw

絵、付き合っている2人、お互いが大好きすぎる…好きな要素たっぷりなんですけど、ところどころに違和感が。

まず冒頭、モブがあの2人きれいだよね、と話していて、ドーンとぶちぬき大ゴマで現れた波野の顔が…眉毛が麻呂でこの人がきれい?イケメン?売れっ子読モ?と戸惑いました。
多田はきれいだと思う。彼も眉毛がもうちょっと横に長ければ…と思うけどw

あと、2人ともずいぶんな世間知らずなんですかね。
波野は大学生でモデルや俳優の仕事もしているのに、将来のことを考えたことがないなんて。
さんざんイケメンと言われているのに公務員が似合うと言われる波野w や、イケメン公務員てもちろんいると思うけど、芸能の仕事してイケメンイケメン言われているのに公務員なイメージて地味てことじゃない?と。
あげく多田が公務員を知らず「コームイン?」てww ま、多田は終始頭に??を浮かべてマイウェイな浮世離れしたタイプなんでしょうが。

貴重な絡みのシーンは色っぽくて好みでした。
2人がブレずにお互いを好きすぎるのも良かった。