藻とカレーさんのマイページ

萌×2作品

エキスパートレビューアー2023

女性藻とカレーさん

レビュー数29

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今年度24位

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か、神に近い萌2なんだな(惜しいっ。涙

限りなく神に近い萌2です。
内容は文句なくすばらしい。感動したし、圧巻だし。ただ、ざんねんながらキャラ萌えしない(涙)2人とも好きなんですけどね。萌えるか、と言われるとそうじゃない。ごめんなさい。物語、作品として最高なのですが、自分の中で神作品はそれに加えてキャラ萌えもしたいもので。

義理の家族と自分は違う、自分は何者かわからないと思っていたトレヴァーが、ジーンと結ばれた後、義理の家族に愛されていたことを思い出し涙を流すシーンで半泣きになりました。

ラムスプリンガ〜でも、オズがテオに心から愛されていると実感し、父親から本当に愛されていたことを思い出した場面と似ていますね。

ジーンがアーミッシュの言葉で言ったこと、義母がトレヴァーに言ったこと「あなたは私たちの神さまよ」が同じなのも素晴らしくて。
ジーンの言葉がわからないのに気持ちが通じてトレヴァーがジーンにキスするのがたまりませんでした。

表紙の、植物だらけの書斎は、ジーンの故郷(植物)と書物(弁護士のトレヴァー)の世界の融合…お互いの世界を知り受け入れた空間。ジーンにとってはトレヴァーに与えてもらった新しい世界の入口かと。

蛇足ですが、
書斎の植物の最初の一鉢が、トレヴァーのメッセージと共に置かれたのがまたグッとくる。
窓が開いて風が吹いているのも。新風て感じで(そのままですがw)
前日のことを謝罪、ジーンを想い、自分の気持ちも伝えて
─この書斎とここにあるすべてを贈る─どうかこれからも共にいて そしてまたトレヴァーと呼んで─
愛だわ。

トレヴァー、ジーン、カレン、三者三様の知性がステキです。いいセリフいい場面がとても多い。

床屋で隣の席にいるのにジーンが
「トレヴァー!トレヴァーっ‼︎ ちゃんと居てくれてる⁉︎」
「ねえぇえってばああぁああ」
と床屋の椅子を怖がりトレヴァーに声かけるのかわいい。
最初は心を閉じていたのにだんだん変わっていくジーンがいい。トレヴァーもね。

ジーンの大学入学祝いのためレストランで食事をしている時、ゲイのことを罵る酔っ払い客に対して怒るジーンをかばうように機転をきかせるトレヴァーが良くて。
それを聞いた酔っ払いも自分の息子を思い出して詫びるのがうまいなぁと。他人事と自分事で見方ががらりと変わるもんね。

酔ったトレヴァーのセリフがいい。
自分は恵まれている
「ほんの少しだけ己を偽りさえすれば……問題なくやっていける」
「それを妥協と呼ぶのは厚顔だと思わないか?…ジーン…」
「自分が…いったい何者なのか…わからないことを差し引いても…だ」
「これ以上…望むことなど…何も無い」
そうやって言い聞かせて生きてきたんだなと。
酔っても言い回しが知的なのがインテリジェンス〜(そのままw)

ジーンが意を決してトレヴァーのベッドに乗り込んだのに、トレヴァーは頑なに受け入れず言い合いになった時
「私が使ったのは(ジーンの)シャツだけだぞ 断じてまだ下着には手をだしていな」
と口走り、真っ白になって小さく丸まっちゃったとこ笑ったww

ラムスプリンガ〜親愛なるジーン。
テオもジーンもピュアなところがめっちゃかわいくて。
でも故郷を捨てる覚悟ができるほどに意志が強いのもよくわかる。2人また違うタイプでね。
2作のつながり方もとてもいい。

どちらも大好きな人と出会い、一緒にいることがこんなにも楽しいと自分が変わるきっかけになり、しあわせそうだなぁ人生を謳歌しているなぁと読んでいるだけでこちらも満たされた気分になる最高の作品ですね。
(個人的には、家族からの愛情うんぬんがトラウマになるのはお腹いっぱいというか重苦しくなるのであんまりなのですが、あとがきにあるように普遍的なテーマですし、このようにカタルシスある描かれ方をされるのは好きです)

この2作が吾妻先生初読みだったんですが、絡みのシーンで全身を描いて下さるのがまた好みです(半身しか描かない作家さんいますもんね)
シリアスやギャグのシーンがいい上、濡れ場もしっかりエロいのがすごいですね。

ジーンは現在トレヴァーの所にはいないてことよね。この後どうなるんだろう。別れがくるてこと?悲しいのは辛いんですけども。気になる気になる。続編待ちます。

しかし、こんな人間を深く洞察したすばらしい作品を読んじゃうと、その辺の軽いBLが薄っぺら〜く感じちゃってしばらく困っちゃいますねw それはそれで、それぞれの良さとして、自分のテンションと合わせるなどして、いろんなタイプの作品を味わえる読み手になりたいものです。

定番ド王道…見事に伝統的ですらある

吾妻先生作品初読みです。
この後「親愛なるジーンへ1」も読みます。

や〜いい話でした。
絵柄もそうだけど、ストーリーも、昔の…というか古典的、伝統的な良質な大河的少女漫画を読んでいるような感覚でした。
しっかりした映画を観たような感じでもありました。

さくさく進んで展開早いな〜と思ったら、なるほどこうくるのかと、2人の生い立ち、現在、これからの生き方までを1冊で描ききるんですもんね。
流れるように進み、2人の魅力、関係性がどうなるのか引き込まれてぐいぐい読みました。
すごい手腕だ!!

最初、テオがピュアでかわいらしくて萌えますが、次第に大人びてきて、僕はそんなにいい人じゃない、と頑固というか、一度決めたことは誰が止めようが聞かない性格なのでは、と思えてきました。オズを好きになって、それは1ミリも揺るがず、アーミッシュを捨てることの覚悟もできていましたもんね。

対してオズは、スレていてひねくれているのかと思いきや、やさしい人で。自分なんかにテオの故郷を捨てさせることなんてできないと言う。

テッドがいいおやっさんでしたが、その旧友、Mr.ベネットがいい働きをしてくれましたね。
「誰しも人生一度くらいデカいワガママを言うときがくるんじゃないか?」
「それ以前にキミはキミの岐路を自分で選んだことがないと見える」
とその後のセリフもオズの本質を見抜いている。さすが演出家。そしてオズにいいきっかけを与えてくれる。
テオの言葉を思い出してオズも決意するわけですが。

全編通して2人のやりとりが、惹かれていく過程がたまらん萌えですよ。
なのに、ダニーの障害が入りオズが身を引いてやきもきする中、オズがテオを迎えにくるシーンは大変なカタルシスでした。
そう!こういうのが見たいのよ!わかってらっさる!!と。
で、ラストが冒頭のシーンにつながるという。あとがきにあるように、定番ド王道をここまで真剣に描いて下さったらハマりますよさすがに。もちろん先生の手腕あってこそで、見事にやられました。大満足です。

好きなシーンが目白押しですが、強いて1つあげると、夜に2人でそれは楽しそうにダンスをして、その後、オズがテオの腕の中で涙を流す。テオの強い大きな愛でオズを包み癒してあげる場面です。
オズが父に愛されていたことを思い出し、テオはの強い愛情も感じた。テオも伝えることができてうれしかっただろうし。感動的でした。
夜空に輝くお月さまと、オズの記憶にあるアポロ月面着陸がつながるところもうまいなぁと痺れました。

市川先生が描くケンカップル好きだ〜

おもしろい!
市川先生お得意のケンカップルができるまで、のきゅんきゅん萌え萌えなお話。

初っ端の「天使?」に正直、そうか〜?!と思って見てしまったけど、読み進めるうち皇城のかわいらしさがわかってきた。皇城はその顔をいじられるのがコンプレックスで前髪伸ばしていたんですね。

で、泰誠からのいきなりのちゅうにはビックリした。自分でもビックリしてたけどw 皇城がそんなに自分を嫌っていない、いいな、と思ったら考えるより体が動くタイプなんですね。
2回目も突然ちゅうしてたし。ラストのくっつく場面でも衝動的というかぐいぐい行っちゃってたし。友だちからはアホだアホだとさんざん言われていたしw

市川先生作品は会話のやりとりがおもしろくて好きで、本作でもそれが存分に見られてよかった。
特に、皇城がそんな気ないんだったら友だちとしてやっていきたいからハッキリさせようと言ったのに対して、泰誠が「好きですけど」の後のケンカ口調のやりとりがツボw

泰誠が両手で顔を覆いながら、〜だもの、3連発にも笑ったw

勘違いしてたまるか、浮かれていない、と思っている時点で皇城の気持ちは傾いているわけで。
泰誠が構ってこなくなった、女子と仲良くしている、と拗ねて泣いちゃう皇城がかわいくて萌え〜。

市川先生はコマ割りもお上手と言われているのやっとわかった!
ちゅうの場面とかそれぞれすごく効果的なコマ割りで見せていると思う。

その後のやりとりはもう最高で。
皇城の告白の後の小声の「ちくしょうめ」がめっさかわいい!
そこでめでたしめでたしにならず、今度は泰誠の方が「うそだ」と信じずまたやいのやいのやりあうのが笑ってしまう。さすがです。好き。

そっからのちゅうからの〜シーンはもう萌え萌えです。はい。

泰誠の悪友たちもおもしろくていい奴。
3バカの衣笠、藤浪、安仁屋がプロ野球選手の名前なのもツボ(そこからとっているかはわかりませんが)

あとがきにあるように、本作もくっついてからおもしろくなるパターンだと私も思います。
「こいのこころの〜」で続編読めるんですね。ゲッツしますです!

楢寺のらぶらぶをずっと見ていたい

また絵が変わりましたかね。4巻、5巻でも変わったように見えて、本作で更に洗練された絵になったような気がします。

同棲生活がうまくいっているようで、すっかりらぶらぶで安心して見ていられる2人。
それでも初々しさはあって、ヤキモチやいたり、甘えたりいちゃいちゃしたり…これをずっと見ていたいです。

夏生の実家に2人で帰って、夜寝る時、楢崎がお布団ポンポンしてこっちおいでとするの好き。更に夏生をぎゅう〜と抱きしめるのが萌え。夏生もしあわせそうな表情をしていたのがこちらもそんな気持ちになれて(3巻まではハグが少なくさみしかったので、ハグのシーンが増えてうれしい)

夏生父の墓前でのプロポーズもよかった〜。確かに夏生の言うように恥ずいのは恥ずいけどw うれしいことには変わりないでしょう。

冒頭、夏生の留学先の話があったのはラストの新キャラ登場のフリだったんですね。
正直なところ、個人的には楢崎と夏生のらぶらぶが見たいので、2人の友人のエピソードとかあんまり興味ないんですけどw 長編になるとどうしても新キャラが出てきますね。
どちらにしろ楢崎寺島の絆は見られると思うので7巻が楽しみです!

本編の合間の2人のいちゃいちゃがうれしい

本編の合間のお話がいくつも収録されていて、こういうのうれしい。このシリーズにおいてはスピンオフより、楢崎寺島のいちゃいちゃの方が断然見たいので。

DK時代の2人がもはや懐かしい(昨日、読んだとこなんですけどw)あの流れの合間にこんなこともあったのね、と更に萌えます。

楢崎のスーツ姿に萌えてスリスリする夏生〜♡ 2人めちゃくちゃ盛り上がってましたねw
社会人になって楢崎が毎日スーツ着ちゃったら夏生大変ですねw そうなったら逆に休日の私服に萌えるかも。結局本体が大好きなのでギャップがあると萌えちゃうのではないかと。

楢崎が髪を切ってめっちゃガン見する夏生w すぐさま自分も切りに行くところがかわいい。
短髪になった夏生が美人度アップしてめちゃくちゃタイプです!
今度は楢崎が夏生のあらわになったうなじに欲情して大変なことになっちゃったw
暴走気味になったのを反省して精神統一する楢崎がツボでした。

夢の国でのお泊まりらぶらぶもよかったです♡

2人の神対応に萌え〜

4巻で絵がとてもきれいになったと思ったのですが、5巻で少し変わりましたかね。目の描き方とか。

4巻に引き続き、当て馬登場〜。今度は楢崎狙い。でも当て馬にすらなれない…2人の間をちょろちょろするJKですかね。
でも実際彼女の存在に夏生は不安を感じたし、彼女の無神経な発言で夏生は楢崎への負い目を自覚するし、結果、お互いの気持ちがわかってよりらぶらぶになるという。やはり、まさに、ザ・当て馬のお仕事っぷりでしたw

JKがひどいことを言った時の、楢崎の対応がすばらしい!
彼らしく理詰めできっぱりと全くの反論の余地のない言い方…それを言っている時、顔が見えないのが逆に怖い。
と思って顔が描かれた時はいつもの無表情で「二度と顔見せないでね」
が、容赦なくてすばらしい!!ww

それまでのJKの言動にイライラさせられていたので、これ以上ない痛快な神対応でスッキリ(そう思った読者さんは多いだろうし、先生もそれを狙って描かれていますもんね)

その後、へこむ夏生に
「お前さえいればあとはもうなにもいらないのに」
が激萌えだし、言いたいことは言ってほしい、もっと話そう、と言うの、そう!結局そこですよね!となったw

JKが夏生に謝りに来た時の夏生の対応も見事でとてもいい。
いつものストレートな物言いで遠慮なく
「ちゃんと泣かないで謝る事もできるし」
「あと なにより男の趣味合うしな」
がよかった。

萌えポイントは
・おかゆを作ってくれた楢崎に激萌えする夏生
・緊張しておかゆ作って、夏生の反応見て、料理覚えようかなと考える楢崎
・BBQに興味ないのに、楢崎が慣れているかもしれない、BBQする楢崎を見たい、と参加する夏生(スノボに続きw)
・BBQに楢崎が遅れてくると知り、あからさまにへこむ夏生
・夏生の涙に興奮する楢崎(私も萌え萌え)
・酔っ払って楢崎に甘える夏生
・夏生を気遣って声かける楢崎がめちゃくちゃやさしい

愛し愛されていますわね♡

いろんな意味でキター!!
まず絵がめちゃくちゃきれいになってますね。
の上で、夏生が短髪になり美人度が爆上がり!!
楢崎は髪少し短くなって幼くなった?

で、正直なところ、2.3巻はもだもだやすれ違いが少々長く感じて。もちろん萌えやらぶらぶな場面もあったけど(1巻の爆発的萌えがすごかったので)

そこにきての4巻、大学生で同棲していて夏生が美人で2人が安定してらぶらぶで。
夏生が酔っ払って楢崎に甘え倒してちゅうするとこが激萌え!!
楢崎は内心ビックリしていたみたいだけど、表情に出ないのがさすがですw

最初は渋っていたスノボも、楢崎がスノボするとこ見たいと行く夏生、楢崎の滑りがかっこいい!と惚れ惚れする夏生に萌え〜。

冒頭の登場シーンから、怪しさ満載、ザ・当て馬の栗栖もきましたね。まさに当て馬のお仕事っぷりw
夏生にボコられるの、ここで夏生が過去ケンカ三昧だった設定が活きてきた。

で、襲われそうになった夏生のセリフがいい。
自分がもしそんなことされてもまだ我慢はできる、でも楢崎が絶対悲しむ、俺はそれが嫌なんだよな、だからあいつか大事にしてる俺のことは大事にしねーとだめかもなーって思ってんだよ
ての、愛し愛されてますね〜、
楢崎が栗栖にキレたのもすごかったし。

栗栖が夏生を襲った理由は1ミリも理解できなかったけどw
や〜、いいもの見せて頂いた。だいまんぞく。
この調子で続きも読みます〜♪

シーソーゲームぽいけと結局両思い♡

3巻は楢崎の方が、俺ばっかり好きで…と悶々とする比重が大きかったですね。
お互いのことが大好きすぎるんだけれども、素直に気持ちを伝えられなかったり、それぞれの家庭の事情があったり…するもんね。

でも、楢崎がこっそり望んでいた、奇跡的な何か、が起こって、高校卒業後、一緒に住めるようになって良かった良かった。
それも夏生のお母さんのハッピーな話で、しっかり子離れできていて、そこもいい。

そこですかさず、一緒に住もうと楢崎が言って、夏生が「うん」と即答したのも萌え。

それまではまた、家に行っていい?、家族いる、ダメ、なんでだよー!!のやりとりや、それぞれが一人で抱えてじりじりする展開がしんどかったけどw

お互いが出会う前、何をしていたか思い出せない、とか、夏生が趣味を聞かれて「お前」と言っちゃうのに萌え萌えでした。

あと、卒業式の日、学校でして事後、無性に甘えたくなる、と言う夏生に超絶萌え!!
そこで、ちゅうしてハグする楢崎にもぐっときたけど、夏生と同じように「それで終わりかよ」となったw ケチくせぇー、ってww
そう、ちゅうもエロもあるのに萌え…をもう少し…と思うのはハグがもっとあったらいいのになぁと個人的には感じました。

でもやれやれ、これで高校生編は終わりなんですね。
大学生同居編が楽しみです。

あと、描き下ろしの女生徒目線の2人の話、いいですね。ああいう…読者と同じか腐萌えな女子の描き方には共感できるので。

すれ違いありつつ…やっぱ好き♡なのがいい

大ゴマが増えましたね。その分、少々大味に感じてしまう部分がありました。作画についても。
でも内容については良かったかな。
すれ違いの場面が多かったので、1巻と比べるとどうしても萌えは少ない印象ですが。

「俺ばっかりが俺ばっかりで」と悩んで、あれだけシたがっていた夏生が、いざするとなるとひるんだり、したら怖くなったり、そんなものなのかなと。
楢崎とセックスのことで頭がいっぱいな自分はキモイ、てのが意外だった。それが普通じゃね?くらいに思うと思っていたけど、よほどの想定外の体感だったてことですね。
自分から受けがしたいと言ったのは萌えましたw

楢崎は彼らしく、タイミングを見計らって下調べも入念にして臨んだのにね。
その後、夏生にあんな態度をとられたら悩みますよね。

でも、楢崎も夏生のことが大好きだとわかって夏生は安心しただろうし、今までさんざんぐるぐるしていたことの溜飲も下がっただろうし、これでバランスが良くなったし、2人とも少し大人になったのでは(何目線だ?)

夏生が楢崎を避ける理由がいまいちピンとこなかったけど、描き下ろしの「一方、その頃。」でだいぶ腑に落ちた気がします。

夏生は楢崎が家族がいる時はできない、との言葉をそのまま信じたり、自分の気持ちをもっと素直に言えばいいんじゃないの?なんて思ったりしました。
楢崎はもっとプライド高かったり、頭かたいのかと思ったら、夏生を探しに行ったり、自分の気持ちをちゃんと伝えたり、おお!いいぞ、と。
でもまだ2人は高校生ですもんね。すれ違ったり、ぶつかったり、ヤキモチやいたりしながらもお互いの気持ちをその都度確かめ合ってらぶらぶでいてほしいです。その続きがまだ見られるので楽しみです。

きゅん萌え死ぬかと……w

ずぅ〜〜〜っと読みたくて…でも完結してからがいいな、でもでもこれを読んどかないとBL好きと言えんのでは…と思い、やっっっとこさ読みました。
良かった〜〜〜!!
人気シリーズなのわかる!!めっさ納得!

市川先生はまだ、スロースターター、スロウデイズ、こっち向いて笑って、ルッカットミー、ハローアゲインしか読んでいなくて、断トツでこっち向いて〜が好きなんですけど、本作はそれと同等かちょい上回るくらい良かったです。

最初、寺島が何を考えているかわからなくて、それが4話から寺島目線になり、そ、そんなに楢崎のこと好きやったん?!表情に出なさすぎ、すごいな!となりましたw
でも、表情や態度には出ないのにちゅうはするんやとw

そこからはもう、寺島の楢崎への思いが切なくてきゅんきゅんきて大変w
隠れてガッツポーズしたり、楢崎の髪が風でめくれてエロいとか、自分にも興味持ってほしいとか、興味持ってくれているとわかった途端べろちゅうするとか…きゅん萌えが怒涛のように押し寄せてきて。

楢崎に拒否られたとへこみまくるのも切なくてかわいすぎるし。
相手の声か聞きたい、すげえ会いてえ、となるの超絶萌えなんですよね。それで泣いちゃうと更に倍!
でも告白していないことはわかっていなかった…て…どゆこと?となったけどw

で、寺島目線で進んでいた間、楢崎もずっと考えていたと。
3話までで楢崎が寺島を意識して好きになっていたのがわかったので、ここで楢崎の告白はすんなり入ってきた。
そこからのやりとりはもう最高!
寺島が素直で今までと表情が全然違っていてかわいい。
この2人の続きがまだまだ見られるのうれしい。しんどい展開があるかもしれないけど、そこはさくっと乗り越えたいですw