藻とカレーさんのマイページ

萌×2作品

エキスパートレビューアー2023

女性藻とカレーさん

レビュー数29

ポイント数157

今年度23位

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順調だけど波乱含み?

1巻が大好きでして、2巻の前に読み返したらやっぱり良くて。おはようと〜に続き、波真田先生が描かれる日常BLは最高だなと改めて思いました。

で、2巻。
温ちゃんがつばさに気持ちを告げて、晴れて両思いに。
あんなにかっこいい温ちゃんなのに、不器用で誠実で照れ屋なのがいいんです。
だけれどもつばさを好きな気持ちが溢れて、隙あらば触れたりキスするのがすごくいい。

エレベーターで2人きりになった瞬間どちらからともなくキスするシーンは特に萌えでした。

流れとか空気感とか描き方がすばらしい。

1巻で不穏な話がありましたが、やっぱり出てきましたねストーカー。

その裏でスト男を退治する犬丸という男。
顔がエロい。家庭教師だったのがまたエロい。
宮城と犬丸でスピンオフかなと思ったら、この2人のお話が始まったのはちょっと驚きました。

1巻で温ちゃんが宮城に復讐の話をしていましたが、ここでつながってくるとは。

温ちゃんとつばさがいい感じだけど、この先波乱がありそう?だし。
宮城、犬丸が絡んでくるのか、2cpの話が続くのか。
どちらにしろ3巻が楽しみです。

続編+スピンオフ

痛くないSMが個人的に良いSMだった前作。
事前情報入れず、どんなお話だろうと思ったらBL続編あるある、新キャラのあの子はBL続編あるある当て馬くん。

しかも小野田は絵に描いたような、落としてやる…な悪い顔して、まんまと嫉妬に狂っちゃうご主人様。
寂しさを自覚して驚いたり、感情がコントロールできず戸惑うさまが、いかに成瀬を好きか物語っていてよかったです。

新キャラ=当て馬→嫉妬→ケンカ→仲直り→ラブラブという極めてシンプルなストーリーでした。

そして、堂山似でいい働きをした脇役、叔父が短髪でタイプだわ〜と思ったらスピンオフがあってうれしい。
当て馬くんが相手なのもいい。

顔がいいナイス脇役にはスピンオフさせろ、ということわざがあるくらいですから(ないです)

攻めっぽい叔父が受けでしたが、それもまたいいわねと。
小野田が攻めだけど受けみたいな表情もよかったです。

何より小野田が叔父に本気になってかわいいところがたくさん見られたのが萌えでした。

いじらしくてかわいい

よかったです。
すごくかわいい、いいお話。
かわいいにも種類があると思いますが、本作はいじらしさとか可愛げとか健気な感じがとてもいい。
そして、悲しいお話ではないのになぜか切なく、目頭が熱くなるのはなぜだろう。
キャラたちが明るくふるまっているけど、孤独や寂しさを心の中にほんのりまとっているのが伝わるからかな。

遠くへ行きたかった、ここではないどこかへ、そのどこかなら自分の居場所があるかもしれない。今とは違う自分になれるかもしれない。
それが雨井と一緒にいることで満たされ、意外と近くだったね、というのを軽く笑って終わるのが気持ちよかったです。

よくギュッとしたり、キスのシーンの触れ方がいい感じで好みです。いくらでも見たい。

それは「週刊少年ボーイズラブ」でもそうでした。
髪やうなじへの触れ方、抱き合う絵、触れ合い方が気持ちよさげで。伝わってくる。

あと「つむじ 二個ある…」「アホっぽいつむじを見たらどうでも良くなってしまった」がいいわ〜上手いわ〜と痺れました。
理屈じゃなくこういうことあるよね〜と。

2人の表情もかわいいし、タイトル回収もいいし、こちらもすごく好きなお話でした。

軽快なんだけど味わい深く、笑い、悲哀、切なさ、やさしさがバランスよく織り交ぜられている。
絵柄も合っていて虫歯先生やっぱり好きだわ〜となりました。

リクがかわいいので2

佐伯が、リク→リクちゃん呼びになっていて、溺愛モードかと思ったらプラス執着いじめ強めでしたね。いじめはほどほどに。

新キャラ2人が偶然元恋人で、偶然同じお店で食事していて再会…と、偶然が重なると正直ちょっと冷めてしまいます。
でも安易な当て馬やひっかき回し役でなくてよかった。

1巻ではロクのせいで不穏な展開でしたが、2巻は平和でほのぼのしていてよかったです。
佐伯とリクのケンカは犬も食わないレベルでしょうし。
梶がリクをかわいがるのが微笑ましいです。

リクがちょろかわいいのがますます萌えです。
セックスの時、佐伯の好きなところを10個言わされるところがかわいかったし。
言ってもらう時もかわいかった。
とにかくリクがかわいいとしか…感想出てきません。もっと愛されてかわいくおなり〜。

リクがかわいいので

性悪だった佐伯のスピンオフ。
やっぱり性格悪い…と思ったらウワテがいましたね。ロクが厄介。

リクがロクに調教されている、双子なのに肉体関係があると知りながら、特に引くでもなく(仕事柄?)リクに手を出す佐伯は、頭の中の警鐘に耳を貸さなかった…ということなんですね。
しかし、近親相姦苦手です。

ロクが全ての元凶で、リスカや自殺や覚醒剤なんかが出てきてしんどかったんですが。乳首痛そうだし。
佐伯がロクにビビらず堂々と渡り合ったのがよかったし。
何より終始リクがかわいかった。
「せんせー」と呼ぶのがおバカっぽいけどかわいい。一生懸命だしやさしいし、ただのおバカじゃないとこがいい(ちょっとよ○犬の菊池を思い出しました)

トラブルが解決した後、佐伯におちょくられてもやり返すのがかわいかった。
佐伯をもっとメロメロにさせてやればいいんだーと思いました。

凶悪なロクがあれで引き下がってよかった。
2巻で悪さしませんように。

かわいいリクを目当てに2巻も読みます〜。

じわじわ深みへ

箱石先生初読みです。この後2作読みます。
まず目に特徴がある絵だなと思いました。

内容は、さくっと関係が始まるんだけど、Mが攻めなんですね。
Sというか、S役をさせられている方が受け。

史孝は瞬に一目惚れして、瞬の中に鬱屈されているものを感じ、ラストのセリフを言わせるために仕向けたということでしょうか。
SM、女王様という形をとり、瞬の主体性、本当の欲望を引き出した。

その道筋として、義兄との仲をあんな風に取り持つとは。
史孝は何でもお見通し?何者?と思っちゃいました。

史孝に促されて、瞬が義兄に
「そうすれば好きになってもらえると思ったから」
「…俺はずっと兄さんと本当の兄弟になりたかった」
の場面はぐっときました。

最初は軽いSMモノかと思っていたのに、気づいたら深みにつれてこられていた…みたいな感覚です。

瞬のトラウマを解消させ、本当は愛されたいと欲求を認めさせた。史孝と向き合うことができた。
史孝の協力によって瞬が再生し、史孝の求めるものが手に入った。

読後はSMって何やったん?と一瞬ポカンとしましたが、タイトルは瞬であり、瞬をそうさせている史孝のことでもあるのかなと思いました。

拡大解釈をするなら人は誰でも「愛すべきサディスト」な一面を持ち合わせているかも…とも感じました。

意外な読者体験をさせて頂き、そういう意味でおもしろかったです。

イケメン×イケメン

五月女先生作品を順に読んで8作目です。
エロ先行型が多く、イノセント〜はそうではなくシリアスでしたが、本作はまたエロ路線。

でもただエロいだけではなく、心理描写がしっかりされていたのがよかったです。

タチ攻×タチ受とのことですが、攻めっぽいイケメン受け好きなので、その点はバッチリタイプでした。

青原を見て、体もエロいと惹かれて抱かせろと迫る正木。
気持ちはわかる。いいぞいけーと思ったりもした。が、乱暴なのはいただけない。青原にボコられてよし。

青薔は正木に迫られて嫌だと思っているのに感じてしまう。
一度だけならと受け入れてもみる。
本気で嫌だったらしないことなのだろうなと。

2人とも本当の気持ちに気づくまで時間がかかる。
というかセックスしてみて、別れてから、ようやく気づくという。
そこを描かれたかったのかなと思いました。

2人ともエロいんだから、さっさとシてみて、確認したらいいのにと思ってしまいました。
正木は鈍感だし、青原はトラウマがあって自分の気持ちをなかなか認められなかった←ちょっとここが長いかなと思いました。

それよりくっついてから、イケメン同士のいちゃいちゃやケンカップルっぷりをもっと見たかったです。
遠距離恋愛しながら会えた時のドキドキとか。
そのうちどちらかの国で一緒に暮らすのかとか。

シリアス萌え

五月女先生作品を順に読んできて7作目です。
エロ先行でないのは(ヌくのはありましたが)お初?くらいな印象です。

絵が更にきれいですね。
そしてシリアス…。2人とも辛い過去がある。
それでも惹かれ合う場面がみずみずしくて引き込まれました。

特にシリウスがオンブルを好きだと気づく場面、綺麗だと思うものを一緒に見たい(ラストシーンにつながる)この恋は一生の宝物だ…が良かったです。

オンブルがシリウスに抱きしめられ涙を流して…もうお前を殺せねぇ…俺はシリウスとどう向き合えばいいんだ…は、オンブルの心の大きな変化が動揺とともに伝わって好きな場面です。

無垢だったシリウスが単に世間知らずなだけでないのもよかったし、オンブルを好きになることで逞しくなったのもすばらしかったです。

オンブルが苦しみながらトラウマや葛藤を乗り越えてシリウスを好きだと言う流れもよかった。
深刻だった分、シリウスへの思いが強いのも説得力ありました。

再会の場面はうれしいのと萌えでたまりませんでした。
描き下ろしは、更にお互いかっこいいかわいいと心の声が激萌えでした。もっといちゃつくところが見たい〜とジタバタしました。

萌えポインツたっぷり

なわいらしさ、エロさ、萌えポイントが押さえられた絵がいいですね。
触れる手、ハグ、あずきの腰の反らし方からの小さいお尻のラインが特に好きです。

あずきが素直な元気っ子で、桐人を好きになってからも、すき、すきと伝えるのがかわいい。
エロにも素直で自分からねだるのが萌えです。

桐人が紳士でスパダリなのもいい。

ストーリーはファンタジーに徹していて、ご都合主義的な面は否めませんが、テンポ良く見たい場面でどんどん進むので、満足度が高いです。

見たいものを見たいタイミングで次々と見せてくれる展開と先生のセンス、手腕にすっかりハマってしまいました。

1点、桐人の目の中の虫が超苦手でした。

「30億!」伝説を見られた

南国先生初読みです。
ケモ耳全く興味ないのに、こちらをなぜ購入したのか自分でもよくわからずw
でも地雷というわけではないので読みました。

かわいらしさ、エロさのツボがめっちゃ押さえられた絵ですね。
白か瑛一に抱きつくところや、反った腰からの小さいお尻のラインなどがフェチを刺激されます。

白の無垢すぎるゆえのエロさ、絵に描いたようなスパダリな瑛一。
ファンタジーを貫いた世界観。
これらが徹底されているので、リアリティがないとかご都合主義とか言う方がナンセンスなのねと思いました。

オークションで受けが売られるシーンを初めて見ましたw
もはやBL界の都市伝説…古典かと思っていたのですが見られてよかったです。
瑛一が「30億!」と入ってきた時には、これが伝説のスパダリね!!とテンション上がりました。