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中立作品

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女性チル76さん

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キスへの拘り

キスへの拘りがある、のはとっても伝わるタイトル!
私も大好き、BLのキス♡

タイトル含めレビューやおススメを聞いて期待を込めていざ対面!


……なるほどぉ。
が率直な感想でした、ごめんなさい(>_<)

期待し過ぎちゃったのかも知れない。
確かにキス描写は多いです!
シチュエーションとしてはたくさんありましたね♪
それは間違いなかったです。
舌絡描写もありました。好きな描写です。
でも!だからこそ…!なんです。。。
この舌絡描写のバリエが、、、
少なかったぁ・・・。
その分、1冊を通して「印象的なキスシーンが残らなかった」のが残念でした。
シチュエーションだけでなく、「絵」でもっと魅せて欲しかった!

キス描写目的で買った、と言っても過言ではなかったこの作品だっただけに「あのキスシーンが…♡」って萌えられなかったので評価はこの時点で萌です。
そこをカバー出来るお話しの魅力があれば…!な所でしたがちょっぴり無理めな展開で追い付けずキャラクターに萌えられなかったです。
厳しい評価を付けてしまいますが「キス愛」としてここは自分に正直に…。

普通を問う

先日私に思わぬ嬉しい再会を紹介してくれたBLソムリエをまたまた使ってみたんですよね。
傾向「コミック」で今日の気分は「普通」で。

そしたら今作、先生の「夜はともだち」を勧められました。
……正直2度見しました( ゚Д゚)

コミック→普通
で読んでいい作品じゃないのでは?と思う私はソムリエにはなれないな…
なんて思いながらも「久々だし!」と思い折角なので読み返す事に。

そして思ったんです。
この作品で「普通」を問われているという本質を。

改めて思います。
普通を求める異常。
異質を拒否する不寛容。
私は自らの視野を狭窄していたのだ、と。

ほんと、この作品は私が持っているBLの中でも凄く
複雑な気持ちになる作品のトップランカー。
正直に萌えるか?と問われれば素直にYESとは決して言えない。
でも、手放すか?と聞かれたら絶対NO!
間違いなく今日も含めて何度か読み返している作品ではあります。

そしてまた自分の視野の狭さと世界の広さを、人と繋がる奇跡について心静かに考えたくなります。

価値観の共有は大事でもあり実は不要でもある。
それらを超越出来る人と出会える事。
誰もがひっそり、切に求める「自分が普通で居れる場所」。
それを手繰り寄せる行動を起こした真澄と飛田の2人は「ともだち」という奇跡の星の元幸せでいて欲しいと願うばかり。
この先、心と体が求める相違の溝が狭くなっていくのか、深くなってしまうのかは分かりません。
でも、少なくとも自分にとっての普通が何か?を誰かが知っていてくれる、という事実は消えずお互いの支えとなるハズ。
そう信じて2人を見守ろうと思います。

…正直評価にずっと悩んでます。
もう萌える、萌えないではなく作品として持つ力に敬意を込めて『神』を送りたい。でも、自分の気持ちをブチアゲてくれる類の作品ではやはり無い…かと言って『しゅみじゃない』でも勿論ない…

この作品をどんな人に勧めるか?を考えた時に悩んでしまった…というのが1番評価に悩んだポイントかも知れません。
この辺のモヤモヤをまとめて今回は『中立』にしようと思います。

ゲイビかな・・・?

紙の同人版レビューです
電子は読んでません

もぉ、これは結構ガチめのゲイエロ本では(゚Д゚;)
(実際ゲイ友が持ってたので読みましたwww)

倫理観がぶっ飛んでる受けの性癖に苦しみながらも「好きだ」と思う攻め
倫理観はぶっ飛んでるし実際相当なビッチだけど、それでも攻めが「好き」な受け
っていうのが微かに残ったBL臭

2人ともお互いの事が好きなのか恋人としてのセックスが好きなのか、、、
まぁ、この辺はさっぱりですが・・・
攻めは涙を流しちゃう位には受けが好きな様子

一部のゲイの子達が好きそうな競パンプレイで淫乱
これはフェチが合えばどうぞ!というBLの同人誌っていうか、、、
フェチ同人誌って所でしょうかね?
シチュエーション含めてほんとにゲイビのタイトルでありそうだし!

なんでちるちるに登録されてたんだろ笑
万が一気になった人が居た時の為にレビューを残しておきました

作者さま、あとがきで「どなたかのムラッ♡になれたら」との事
モエッ♡ではなくムラッ♡をこの表紙で感じる方はどうぞ!

私は「ムラッ」でも「モエッ」でもなくて「アハッ♪」と「ウワッ!!」っという感想ですがそこを評価として中立にしておきます
何か吹っ切って笑おう!と思えば笑えるので('◇')ゞウン!
いくらエロスキーな私でもこれで純粋には萌えられなかったですw

※修正は型抜き
こんなにドエロなのにここの倫理観あるっていうのがウケる!

フェイクゴシップ コミック

bov 

キャラクターの蛇目が特徴的

初読み作家様

表題の作品ともう1編収録の2本立て

独特の間とセリフであまり今迄読んだ事のないような感覚
2作品とも受けの感じがどことなくダウナー系男子のような、どこか掴み所がない不思議さん雰囲気を醸し出そうとしてるのかなぁー?と私には感じられましたがどうだろう・・・

基本、ダウナーなキャラは結構好きな方なんだけど何となく萌えられなかったから違うのかなぁ、、、???ハテ?

と何となく今迄私が読んで来たものとは違った感覚を覚えながら読み進め、結局最後まで何となく読んで終わってしまった・・・

私の勝手な固定概念ですが、蛇目のキャラには含みがあったり思惑が潜んでいたり、、、といったじわじわ感を期待しちゃうんですが、今回はそれとはちょっと違ったようでした。
きっとbov先生の絵に不慣れだったからかも知れませんね。

帯にあった表題作の攻めが受けを陥れて「ゲイに仕立てる」という煽り文句に関してもこの蛇目にマッチしていて気になっていたのですが・・・
「ゲイになった」というか攻めとの行為、「プレイに嵌った」って感じがしてしまい、、、
期待したじわじわ感はなかったですかね。。。

セリフを少なく行間とキャラクターの表情で魅せよう、としているように感じる部分があったのですが私には攻め受け2人の心情は汲み取り切れなかった模様、、、
きっとこれは作者様の世界観が私の好みと単純に合わないのかな、と悲しいですが思いました。。。

逆を言えば、この感じが好き!って読者さんも必ずいらっしゃるだろうな!と思える位に作風、雰囲気は一貫した空気感をまとっていたのは確か!!

キャラの心情ややセリフ回しも極端ですがエッジの効いたギャグかな?と思えばちょっとコミカルに思えなくもなかったです。

エロネタは豊富なのですがキャラクターを理解出来ずに読んでいる為か、エロく感じられず、お上手な絵で描かれた様々な体位とプレイを鑑賞させて頂けた!という感想でした。

ちょっと厳しめな内容ですが、先にも書いた通り「私には合わなかった」だけでこういった先生の感覚や雰囲気に合う方にはきっとハマるし刺さる!作品なんだと思います。

しゅみではなかったですが新しく自分の感覚も知れたので中立評価で。

Grr コミック

みちのくアタミ 

修正は電子も白抜き(DMM)

大好きなアタミ先生!
今回も美しい絵でございました♡
特に冒頭のベッド上のゆきの色気・・・眼福ーーーー!

ただ、ストーリーとしては1度読みでは正直、「しゅみじゃない」・・・
すみません。やっぱりちょっと展開がハイスピードだしお話し全体的に無理矢理感がぁ、、、

でも、2度読み以降でゆきのワンコ味とシユウさんの大人やさしさを把握した上だと・・・
そう!
「BLはファンタジー!!」(褒めてます!これは重要‼)
のカテゴリーで楽しむ事は出来ました!

それもこれもアタミ先生の画力とエロの小技(剃毛とかね。なんで⁈そこで剃毛⁇ってと突っ込んじゃいました)があってこそ!!
なので萌所もギアを入れ替えるとちゃんとありました!

ここで「萌」になるんですが、今回は表紙の印象が、、、なぜか作品内容との印象が私にはハマらなかったので、、、

色々総合して結果は「中立」とさせていただきました。

みなさまおススメの有償同人が未読なのでコレ読んでたら多分「萌」だったかもですねぇ~~~~。

引き続き先生の作品は作家様買いして応援しています♪

読むのに覚悟と体力が必要

先生の作品は、メトロから入り世田谷シンクロニシティを経て今作に辿り着いています。
未読作品がある身ですのでまだまだ、、、な赤ちゃんなりのレビューですみません。。。(上下巻まとめてレビューします)


先生の作品を読み終わると何故かニーチェの「深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいているのだ」という言葉が浮かびます。

人間の内面に対峙し、深掘り、抉り、、、そして解放・・・
端正で軽やかなタッチの絵からは想像出来ない程重厚な、人が孕む「闇」や「渇き」そして比例するように求める「救い」と「愛」といった根幹に訴えかけるテーマが流れているように感じるからなのでしょうか。。。

はたまた、作品を読む事で自分自身の心の中を覗かれている、、、否、覗かざるを得ない、という感覚になるからなのでしょうか。。。

普段BLはやはり「物語」として捉えている事が多い分、この感覚は結構自身の気力と体力を奪われる気がしてしまいます。。。

そして今作はそんな人間の性(さが)に翻弄されていく3人を通して救済と愛の意味を知る物語。


上下巻なだけあってしっかり「人間」に焦点を充て切り、華麗なテクニックで私達を物語の中に誘い、そして読後に「人間」の温度感=温かみと畏怖と共に現実へ引き戻して来ます。。。

正直、凄すぎて、、、
私には萌える、という感覚よりしんどかった、という感覚の方が強く残りました・・・。

ただ、確信しているのは読み返す状況でまた絶対に違う感覚を得るであろう、という期待。
しんどかったな、、、と思ったのに、絶対読み返すだろうな、って思う位気になる作品である事は間違いなかったです。

今の自分の環境と状況にはフィットしなかっただけで作品としての存在感としてはやはり商業ベースの中では一線を画す作品ではあると思います。

神評価が多いのも納得です!
「読む覚悟」が要らないくらいのメンタルの時に読んだら、私も素直に終盤の2人の蜜月に萌える事があるのかもな・・・♪という事で現時点では萌より圧倒された感でのしんどさが残っている為の評価とさせて頂きました。


駆け足感が惜しい・・・

単話配信が完結したのでレビューをしたいと思います。

占地先生のお話しの設定や絵柄は独特の世界観があっていつも食指が動いてしまう魅力があります。

今回は江戸時代の絵師×花魁という設定。
時代物も好きですし遊郭モノも好物!
配信を楽しみにしておりましたがこの度完結。
先ずは先生、お疲れ様でした!

好きが詰まった作品に少し自分的評価が低いので少しネタバレ含み残します。
感想としては、、、
アラアラ?これで終わりかぃ・・・???
物足りないよぉ。。。
が素直な感想。

自分的萌要素が高かった作品だからこその期待値の高さが裏目に出てしまったのかも、、、
以下、少し前情報を知りたいな、って姐さんはお読み下さい。
えー!すごい好きな作品なのに、、、って姐さんはスルーしちゃって下さいませ。


攻め:和(なごみ)さん×受け:宗太
和さん→評判の絵師として活躍
美しいものに対する欲が高い
性別を偽って花魁として振る舞う白椿の本当の姿=宗太自身に惹かれる
和さん自身が自分の生い立ちを美しくないものと卑下している(主に母親の影響)からこその宗太への慕情、欲情、畏敬の念を抱く
触れてはいけない、でも庇護欲はある、といった葛藤が生じる

宗太=白椿花魁→家族を養う為に廓に身を落とす
No1花魁でありながら誰とも肌は重ねない
家族想いで廓にいる禿達を自身の家族と思い労わる心根の美しいお職
和さんに久々に「宗太」と呼ばれ本当の自分を見てくれる感覚に心を掻き乱される

といった所がお話しの要約。
この2人を軸に和さんの母親や宗太の働く廓の楼主や他の遊女などキーとなりそうなキャラの登場もあり話の奥深さをドキドキ期待して読んでいました。

結果、この辺の伏線回収が最終話で結構アッサリ畳みかけられた感が拭えず「駆け足感で惜しい・・・」という感想になってしまいました。
もっとゆっくり続いて欲しかったな・・・!というのが素直な感想でした。
今回は萌切れなかった為の評価を残しました。

占地先生の耽美な絵も好きですし、先生らしい設定も好きですので引き続き陰ながら応援しております!