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女性ましゅさん

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受けを好きになれなかった…

中立評価ごめんなさい。

まず一番の理由として、受け(40代)の喋り方に引っ掛かってしまいました。
一人称の僕ぁ(ぼかぁ)。
~でさぁ、~なんだろうねぇ、~じゃないよぉ…といった小文字。

表紙のイメージから勝手に、穏やかで年相応に落ち着いた機械整備工なおじさまかな?と思っていたんですけど、読み始めてすぐに、違うわ、こりゃ可愛いおっさんだわ…と少し本を閉じたくなりました。(好みの問題)


この作品一番の見所であろう攻めのアンドロイド。

彼に関して受けは初っ端からやけに人間味を感じてるんですよね。
量産型でも個性があり意思があると思っているのは分かったのですが、傷付いた体で家事をしていることを健気と思ったり、我儘を言わず全ては受けの思うがままということに罪悪感を感じるのも謎です。
だって全てはインプット(?)されたプログラム通りの行動じゃないですか。
アンドロイドとして定められたままに行動していることに心を揺さぶられる受けに、ちっとも共感できずしんどかったです。
何か特別な仕込みがあったなら別ですが…家事スキルだけじゃないですか。

アンドロイドならではな言動はそこそこ楽しめるのですが、戦闘スーツ着た半人間と言われてもしっくりきそうな気がしてしまいました。


ただ可愛いところもたくさんあって。
とんでもない地獄耳なので、名前を呟いたらスリッパとエプロン姿で受けを迎えに来てくれたところは思わず笑ってしまいました。

あまり深く考えずに、珍しい組み合わせ二人の甘さを純粋に楽しみたいという人にはオススメかもしれません。

憎しみは愛の裏返し

委員長タイプな真面目研修医×大事なものは金だけなクズ系ホスト。
中学の同級生再会もの。

クズ受け!大好きなんですけども!!!
いろんなクズを見てきたからか、言うほどクズ度は高くなかったです(当社比)
女と付き合うのは小遣い稼ぎ、攻めの彼女寝取ったりなど程良くありますが、真新しさは特になく…。
攻めへの態度も目に見えて酷いわけではないですし、私にとってはマイルドなクズ受けでした。

心情面なども丁寧に書かれているとは思いますが、攻め受け二人の本心にちっともときめくことができず…少し退屈な気持ちを抱えながら読んでしまいました。
好きになった流れは分かるんですけども、この二人だからって感動があまり感じられなかった気がします。

ハードな作品読みがちな人には生温いかも。

王道

ヤクザからの借金(それも10億!)の返済ができずに心中した両親の代わりに、残りの人生を捧げて身体で返済させられる息子のお話。

よくあるやつです。王道すぎて、特に目新しさはありませんでした。
ただ金額だけは結構飛び抜けているのではないでしょうか。
父親への融資+他の損失額も負担し最終的に20億までいきますからね(笑)

初っ端からエンジン全開でがっついてきた攻めと体が素直すぎる受け。
性急すぎて逆に物足りなかったです。
もう少しお楽しみはとっておいてもいいのでは?

綺麗な顔した受けに、ガキは守備範囲外だがお前ならいける、と手が早すぎる攻めが別の意味でチョロすぎて…。
一生俺のもの、と最初から言わせるんですもん。
あまりに軽く聞こえてしまい、一体どれだけ気に入ったんじゃ?と思えば親友の若い頃に容姿が似ているという話から、これまたよくある身代りものかと思いきや第一印象は確かにそう思ったがそこではなく…
攻めが好きになった部分が妙に曖昧で、心に響いてこなかったです。

エロは多めなので、ストーリー重視じゃなければ楽しめるのではないでしょうか。
使用もちょっとした薬と道具くらいで、他は無難な行為が繰り返されます。

兄の変化を楽しめなかった

ガチの兄弟もの。
ハード好きとしてはそこまで痛い痛い、やめてくれーな内容ではなかったですが、兄が変わってしまうまでの抵抗にはニヤニヤできました。

両親の離婚で離れ離れになった兄弟が再会し、不健全な禁断関係へと突き進んでいくお話。
暴力をふるう父親側に引き取られた弟はその過去から、本人もDV男になっています。
挿絵がとても忠実で、傷跡や噛み跡をしっかり描いてくれているので、痛々しさに萌えました。

片親育ちが歪みを与えたのは弟だけでなく、母側に引き取られた兄もたくましく有無を言わせないような父親像を弟と重ね征服されることに、負ではない感情をもったりする。
この作品は兄の気持ちに感情移入できないと、楽しみにくいかもしれない。

私は弟の全てを受け入れることを決めてからの兄の変化は好きじゃなかったです。
禁断の関係に心を痛める時期は過ぎ去り、性行為にも乗り気なように見えるは、今となっては逆に弟に手を離されるもしもの未来に怯えている。
弟を救うため、もしくは同じ場所に堕ちるための自己犠牲ともとれる変化なら良かったのですが、性に目覚め淫乱化したんか?と思ってしまったことが残念です。

自分に好意をもつ親友が自分を救うため、兄弟の異常な関係を壊そうとした時、僕にはこれしかないから…と自分の体を差し出し誘う兄の姿には心が冷えました。
元からそういう人間ではなかったはずなのに、友の純粋な気持ちを自分の肉体で埋めようとしだしたことはちょっと…。
ここを親友が拒否してくれればスッキリしたのに、普通に手を出し「(こんなことになった相手が)君で良かった…」的兄の発言には真顔になっていました(私が)

全体的に読みやすいのだけれど、感情の変化がどうにもしっくりこない。
というかそんなかんじだっけ、と何度か思いました。
多分兄の頭の中で何かと整理をつけた文が多く、読んでる側からしたら流れていってしまった気がします。

普段は兄さん呼びなのに、その時々で呼び方を変える弟は好きでした。
特に機嫌悪くなった時のアンタ呼び。

シリアス<優しさ

シリーズ第3弾とのことですが、他未読でもまったく問題なかったです。

貴族嫌いの攻めが多額の借金に困り果てていた伯爵家次男の受けを買い、凝り固まっているであろう貴族精神を叩き壊してやろうと思っていたが、顔はいいし、予想していた鼻もちならない典型的なお坊ちゃんというわけでもなく、気付けば恋に落ちていた…というアレです。

そしてなんだかんだ両片想いでもあるのに、お互いうまく歩み寄れず悶々としながらも、本音を話し合いお決まりのハッピーエンドへと向かいます。


つまらないわけではないのですが、感情の起伏はほぼないです。
全体的に落ち着いている、というかおとなしめな話…な気がします。

にっくき貴族をめちゃくちゃにしてやるぜー!!なシリアス話を期待してはダメでした。
きちんと優しさが含まれた作品です。

ラブラブでいくんだろうな…と肩ひじついていたら書き下ろしで、攻めはこんなに魅力的だから、いづれ結婚したら自分は別れなきゃいけない…と考えている受けに変な声出ました。
いやここにきてそういうことまだ思うんか。そこは攻めの愛を信じてやれよ…。

本編のラストでは、自分の心持ち次第で周りも変わる、てなことでなんかやたら明るさに包まれ大体のことがめでたしめでたしテイストになっていたのは違和感でした。
なんでも人生そううまくいきゃぁいいのにね。

私的には甘口

男に掘られるのはまっぴらごめんなヒモ生活をしていた受けが、ヤクザの女(※男)に手を出し痛い目みるところからはじまるお話。

監禁、調教に惹かれて買ってみましたが、これはゆるいです。
そこ重視だと満たされないかもしれません。
受けに丁寧な言葉遣いを強制しようとしていたのは萌えましたが、それも序盤だけで残念。
だが初回の卑猥な言葉でねだらせたところは好きだった。あぁいう下品度高い方が好き。

男に抱かれる側は断固拒否だったくせに、相手が相手なので暴力の気配にも気圧され諦めるのも早く、攻めの圧倒的雄力に受けはさっさと惹かれるので、長期戦が大好きな私はガックリしました。
もっとガッツあるかと思ったのによぉ。

あとは予想できるストーリーが続きます。

受けが不良集団?に乱暴されるシーンもありますが、私は全然痛くなかったです。
こういうの好きで読み慣れているからかな?
それより攻めの一言の方が衝撃で尾を引きましたよ。

攻め受けの愛の話というよりは、受けが居場所を見つけた話、という方がしっくりくるかな。

攻めの心情も語られますが、そこまでの話でそう匂わせる伏線めいたものがなかったので、感情移入はできませんでした。
肉体関係がきっかけで惚れた受けや恩があり慕う部下たちの気持ちは分かりますが、当人の攻めの活躍というか魅力が読者側からは感じられず、色々語られても、ふーんそうだったんかという気持ちしかわかなかった。

タイトルにもある通りお話の中でも犬に例えられたりしていますが、名前にまで入っているとさすがに安易すぎないか?と思ってしまった。
普段挿絵は重視しませんが、個性的な絵ですよね。
もう少し小顔にして首の太さや肩幅落ち着けたら…なんて。

単純に私の好みに合わなかっただけですね、すみません。
恐らく少数派…の感想でした。

原作未読は注意した方がいいと思われます

携帯小説と知り納得する部分ありました(あまり良い方の意味ではなく…)

原作未読のせいもあるでしょうがお話の流れに身を任せることができませんでした。
そもそもこのCDだけでは登場人物についてもよく分からなかった。

受けはみにくいあひるの子呼ばわりされていたが何故かアイドルグループの一員になれる。
攻め受けで一番を目指す約束もしている(具体性なし)
ただその経緯だったり努力だったりろくにないからどこに感情移入したら?状態。

また肝心の恋愛部分もなんとも…。
受けが告白して忘れてくれよと言いつつもその後はぎくしゃく。
攻めが話しかけたら受けが怒り気味でえ、なんでキレてるの!?とこっちは置いてけぼり。
演技がいいだけに辛い。
登場人物の感情の変化をもっと分かりやすくシーン入れて聴かせてくれ。

ストーリーの組み立てがよくない…気がしてしまいました。
2枚組だったら渋々先に進みましたが、続きは別CDなんですよね?
ならもういいかな…という気持ちです。

王道すぎて……

遠野さんのお上品そうな受け!だけにホイホイされましたが、ごめんなさい。
元々オメガにハマれない私が購入してはいけなかった…と読み始めてすぐにピンときてしまいました。

良くも悪くもよく見る典型的なオメガネタというのが一番の感想です。
それだけたくさん世にあふれているネタなので、唯一無二と思える物語に出会いたいと常々思っているのですが、新鮮味はありませんでした。

元から惹かれ合っていた書き込みはあるのですが、結局アルファとオメガ、それも運命の番だった二人の話。
この攻め受けだからこそのお話…と私はとらえられなかったのが残念です。

place 小説

木原音瀬   

面白いのだけれどイライラした

評価は中立にしましたが、さすが木原作品です。
普通に読み応えあるというか、イライラするのもマイナスな感情ではありますが、心揺さぶらしてくれる作品です。

攻めに羽が生えている!?と思ったら比喩でもなんでもなくマジもんでした。
でもファンタジーさはちっともちらつかず、あくまで現代リーマンもの。
過去にその翼で受けを助けたという偶然は、いつもよりロマンチックすぎる気もしましたが。


どうにもこうにも序盤から受けの加賀にストレスを抱えてしまいました。
仕事はできるが辛辣な物言い。いくら真っ当なことを言っていても敵をつくるタイプ。
おまけに好きな人相手だとその態度は一層激しくなるうえに恋愛に対して臆病だからちっとも進展しない。
ウジウジした加賀を叱る親友さおりがいなければ辛かった…。
木原作品でこんなに苦手な感情を抱いてしまう受けは初めてでした。

好きで好きでしゃーないのに酒の力がないと素直な言葉は出てこないし、奇跡的に付き合うことになっても誘うのは横山からのみ。
誘われないと不安になる、でも自分から誘って断られたら立ち直れない。

横山の昔好きだった女なんて見たくない。
でも自分はゲイだしさおりは親友だから、頼られればそれに答えるのは友として当然。事情が事情だから恋人も二の次になってしまう。
それに対する横山の不安や嫉妬なんて微塵も考えられない。

などなど。
好きすぎるのに子どもな加賀はちっともデレられないため悶々としたものが長く続きお腹いっぱいになってしまいました。
おかしいな、このグルグルさが魅力でもあるのにこの作品だけはだめでした。
横山さんが良い人すぎて幸せになってくれとは思いましたけどね。

「thought」は加賀の母親が登場しますが、これまたストレスたまるお話で、一回転していやもう凄いよ!となりました。

あらすじの割にシリアスではない

思いのほか皆さん高評価で驚きました…
が、個人的には萌えられませんでした。

人を殺しそれを攻めに隠蔽してもらった生意気な受けですが…弱みを握られたことにより言うことを聞くようになります。

殺人部分は予想通りの真実がありましたが、まだ種明かしされていない時点で怯えつつも(更生)生活に馴染み始める受けに対しては複雑な気持ちでした。

またゲイである攻めを毛嫌いし馬鹿にし続けていましたが、体が堕ちるのも早すぎ。
もう少し根性見せてほしかったな(笑)なんて思っていたら攻めのことが好きだったからこその嫉妬故…みたいなありきたり展開で私のHPは0でした。

エロシーンは多かった気がするので、そこ目当ての方は楽しめるかもしれません。
私はゲイ地雷なクズ系受けが痛い目みつつも自分が嫌悪している方向に転落していく物語…かと夢見すぎていたかもしれません。