レビュータイトルは下巻に登場する長髪グラサン
試し読みできょうだいあるあるのちょっとだけ離れて暮らしてみたいと親戚のお手伝いに行く流れに共感→迷わず購入→一気読み
登場人物は多いけどそれぞれのキャラは個性的で描き分けもしっかりできていて読んでいて混乱とかまったく困る事がない。
賑やかなエピソード
家族には内緒の思春期エピソード
内緒なのに筒抜けのエピソード
中二病エピソード
匂いまくるエピソードからはっきりBがLするエピソード
高校生から成人するくらいまでのあれやこれや
そういうのが主人公の蛍目線で描かれて楽しいし
家族って「小さな自治や政治をする」に激しく同意
上下巻で短くまとまってます。
BLとは言えませんが迷う事なく神
個人的に大好きなんだけど、レビュー書きにくいやつで後回しにしてました。
見た目通りの野獣×隠れ美男
…のはずなんですが登場人物全員のキャラがおかしい。
最初のうちはゲッソリやつれるシチサンといつでも臨戦態勢の武蔵にゲラゲラ笑ってたら、しげみち(京太郎)さんとおばあさんのエピソードにやられた。
永井先生の作品って突然良いエピソードがブッ込まれるから私の情緒にぶっ刺さりますの。
なんやかんやで美味しいプリンを味わうことを覚えた武蔵の努力で少しずつ距離が近づきます。
この先はご自身で確かめていただきたいのですが、思いが通じるシーンもぶっ飛んでましたとだけお伝えします。いや、私は大好きなんですよ。でもとにかくぶっ飛んでますの。
レビュータイトルは懐かしい使い捨てカメラ。
令和の今、見たことない姐さんも多いかも?
おげれつ先生はエスケープジャーニーとネオンサインアンバーを既読で、すごい作家さんだと知っていましたが、今作は続くみたいなので保留してましたが、キャンペーンでポチ。
いや〜素晴らしい。ガツンとくる一冊。
すでに名前が売れた作家さんなのに、ギリギリのラインを攻めている感じ。
応援したくなって思わずレビューしました。
一応スッキリ切りの良いところまで読めます。
受け攻め共にロクでもないんですが、読んでいくうちに理解できるので大丈夫でした。
受けの元カレの方がよっぽど気色悪いです。再会シーンの絵が凄くて見て欲しい。
そして相変わらずの決めゴマに拍手!
その後のラスト主役二人の涙。特に攻めの方はセリフと相まって刺さる刺さる。
タイトルやら引越し回数やらが不穏だけど結末がどうなっても続きが楽しみ!
レビュータイトルは一番好きなシーン。
居酒屋バイトのヒロセくんがカナさんと出会って、あっという間にカナさんはいなくなってしまう。それからのお話。
カナさんの置いていったテレキャスを弾きたくてカナさんのバンドメンバーに教えてもらう。
バンドマンになってヒロセが変わっていくわけでもなく、淡々とした日々で、そんなお話の最後の落書き。
こういうのってトジツキさんにしか描けない気がする。
同時収録も一言感想を
「たべものではありません」
たしかに美味しそうw
「月翳」
レベル高い。文豪の翻案作品と言われても納得しそう。
「外道」
これもレベル高いw
贅沢を言えばカラーで見たかった。
総評はトジツキワールド全開な1冊。
中古で購入。お布施したいので電子化待ってます!
月森の方言に黒未散とか可愛いのからちょっと引くのまで各種の萌え全部盛りかな?
人外モノをほとんど読まないので、月森の歯列には萌えよりも博物的な興味が沸きました。
ストーリーは月森がつごもりになる経緯や容れ物というキーワード登場。
なんやかんやあって月森は姿を消します。
浅草十二階からの見開きは初読の時は震災を絡めて絵的に派手にして欲しかったけど、それだと破壊神になってしまうかな。
それがなくてもストーリーは綺麗にまとまっていると思います。
1つ気になるのは元拝み屋さんの末路。大丈夫なのかアレ。
熊花と未散の会話はなかなか深い。
未散くんはちゃんと「さよなら」できるつよい子。
真面目に読むと人は容れ物だけでも中身だけでもダメだよねってお話かと思いきや、なのに謎の納得感。
レビュータイトル通り性癖が大盛りで楽しく読めました。