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女性おかたぴさん

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攻が無理すぎた……

一冊丸々表題です。
絵柄は最近流行りの絵柄で読みやすくお上手だったと思います。


無神経で言いたいことをそのまま口にする無神経攻×攻に一度こっぴどいフラれ方をして以降拗らせている受というカプです。

お話はメイクアップアーティストを目指している新藤暁人(受)はシェアハウスに入居。
そのシェアハウスで高校の時に告白した相手の矢野春樹(攻)と再会してしまう。
しかも矢野は思ったことをそのまま口にする無神経な男で高校の時も酷いフラれ方をしてトラウマに思っていた新藤だったのだが再会直後にもやっぱり無神経で……という感じで始まります。

すみません。
以下激辛口になります。

【感想】

読後感…最悪でした…。
無神経男子と拗らせ男子のモダモダ両片想い物だと楽しみに思っていたのですが……
矢野は無神経男子ではなくクズ男でした。
告白してきた相手に対して顔が好みじゃない程度のお断りなら分かるけど顔隠せば抱けるかもなと言うのがもううざモブの台詞…。
しかも再会した時も他人が居る場所で高校の頃に告ってきた新藤暁人?つってもその場でフッたけどさと人としての常識が欠如してないか?ともう無理過ぎた……
しかもこの後、新藤を無理矢理強制合体(矢野は酔っていて)しておいて放置。
新藤の仕事に対しても暴言吐き捨てるし新藤に対して侮辱の言葉を投げ付けるわと人として幼稚だし腹立たしい。
なのにそんな矢野自体が成長するようなエピがあるのかと思いきや矢野の周りの人間が「矢野はちょっとデリカシー無くて言葉がキツいけど可愛いよね。憎めないんだよね」とよいしょし始める始末……
矢野は実はいい子なんだよー。と他キャラがフォローしてるのが読み手としては新藤にやっていることや暴言の数々を知っているだけに違和感しか感じない。
本当に常識のある大人なら酔った勢いで無理矢理強制合体などしない。
ぶっちゃけ新藤は高校の時にトラウマになるようなフラれ方してしかも強●されてそれでも矢野の顔が好きとか……幾ら漫画でご都合主義だといえど無理がありすぎるしお話としての説得力が皆無でした。
ラストも取り敢えず大団円にする為だけに進められてるなと思ってしまうほど内容が薄い…。
もっともっと矢野ザマァなエピがないと全く新藤良かったね!!とは思えない。


再読は無いです。

ほくろほくろ言ってるだけの話

一冊丸々表題です。
絵柄は癖が強く好みが分かれると思います。
受がかなりがっちりした筋肉体型なので苦手な方は注意です。
個人的には苦手でした。

仕事は出来るがほくろフェチで有名な曲者デザイナー攻×強面で愚直な筋肉体型な受というカプです。


お話は広告デザイン会社の営業として働く木戸(受)は厄介な案件を押し付けられても断れないお人好しだ。
そんな木戸は社内一優秀だが曲者のデザイナー高瀬(攻)が苦手。
機嫌が悪く当たりがキツい高瀬に木戸はいつも上がらないがある日高瀬のある性癖を知ってしまい……という感じで始まります。


すみません。
以下激辛口です。

【感想】

表紙が結構好みで衝動買い。
買って後悔しました。
内容うっっっっっっっっっっっす!!
そもそも強面である必要性も無いほど強面設定いかされていない。
なぜなら高瀬は木戸の強面に対して怯みもしないし興味もないし怯えもない。
寧ろウザいとさえ感じている。
そして木戸は強面な自分にコンプレックスを感じてもいない。
どうして強面の設定にしたの?と思う程に強面である必要がない。
しかも木戸はノンケなのに流されるとかゆうレベルでなくあっさり高瀬にほだされる。
最初から高瀬のこと好きじゃなかったら無理じゃない?と思うレベルのほだされかた。
苦手な相手に強制合体一歩手前のセクハラされて勃起するか!!とツッコミどころ満載。
高瀬は最初は木戸を心底、煙たがっていたし興味も無いし相手にもしてなかったのにほくろがあったからって理由で合意も無しに体を弄くり回して強制合体一歩手前までセクハラしまくり。
中盤から終盤にかけて何かドラマチックな展開があるのかと思いきや特に印象に残るエピソードも胸が熱くなる展開も無し。

何に惹かれて恋におちたの?
ほくろのみです。

これ以上でもこれ以下でもない。

ほくろが好き。

それしか伝わってこない。
なので全ての話が取って付けたように薄っぺらい。
フェチ本でも物語がきちんと練られていないと楽しめないと良い勉強になりました。

再読はないです。

漫画としては面白い、BLとしては萌えない

一冊丸々表題です。
絵柄は可愛い系の作者様ですね。
前作でも思ったのですがシリアスな作品ならもう少しシャープな絵柄が良いなと思ってしまいます。

ミステリアスな褐色イケメン男子×天涯孤独な大学生でバイ受というカプです。


お話は山犬という民間伝承が根強く残る大犬村。
唯一の肉親である母親を亡くした廉太郎(受)は大学の夏休みを利用して幼い頃に少しの間母と暮らしたその村へと足を運ぶ。
そこで廉太郎を迎えに来たのはどこか人間離れした雰囲気を持つ志狼(せ)で………という感じで始まります。


すみません。
以下激辛口です。

【感想】

前作のさつき待つよりは読者に優しいと思います。
ただやっぱり個人的にはBLとして全く楽しめない………
妖怪や民間伝承は比較的BLでも取り上げられるテーマだと思うのですが……
山犬に連れていかれた志狼は結局一度死んで妖怪になって山犬に生まれ変わったの?それともただ人間のまま山犬に育てられただけ?それじゃ車の運転や足の怪我はどうやって治したの?その辺が今回もあやふやで結局分からずじまい……
また今回もなんというかこう知りたいところや気になるところが省略されてモヤモヤ……
設定だけは相変わらず盛ってますねということだけは伝わりました。
そして今回は受の廉太郎が好きになれない……
母子家庭で育って自分を愛情を持って育ててくれていた母親に対して情が無さすぎでは?生活に問題があるわけでもなく普通に働いていてそういう面で子供を頼らずに親としてしっかりやっているのは凄いこと。なのに言動が少しばかり俗世離れした所があり家事が苦手というだけで…
他人に頼らないと生きていけない人とまで言い捨てる…あんな風に言われたら母親も浮かばれない……三味もやりきれない……
ぶっちゃけ廉太郎は自分探しとか浸る前にどれだけ自分が母親から愛されていたのを自覚した方が良い。
愛情がなく他人や子供にまで迷惑をかける母親なら怪我をした時にあんなに心配しないと思う。
何て言うか……正直、志狼は廉太郎の何が良いの?とBLとしての良さが全く伝わらない。
なんというか……絵もお上手でお話作りもお上手ですがBLには向いてないのかなというのが正直な印象。
BLとしての物語作りは萌えない。
でもお話自体が微妙なのかと言われたらそうではないという感じです。


再読は無いです。

設定に拘りすぎていて読者が置いてけぼり

一冊丸々表題です。
絵柄は可愛らしい感じですね。
個人的にはシリアスを書かれるのならもう少しシャープな絵柄の方が良いなと感じました。



正直、あまりにも難解な作品なので短くカプ説明とあらすじが出来ないので省略します。


【感想】

初買いの作者様でした。
二次では良く題材にされている転生モノということと表紙の絵柄に惹かれて購入したのですが………
個人的には難解でBLとして楽しむ前に読解することで精一杯でした。
何度も何度もなり替わりを繰り返し続けているマツリ(受)と何度生まれ変わってもマツリを愛するサツキ(攻)という設定は胸熱でおいしいのですが……ぶっちゃけそれだけのお話なのにこれをややこしくするのが厩戸皇子の存在。
結局マツリに執着しているのかと思いきやサツキに執着していて私の読解力では???と疑問符しか湧きませんでした。
しかもマツリはなり替わりなので生まれ変わりとは違いどこの誰とも分からない人物にある日突然なるらしい。
でもその設定が正直めちゃくちゃ分かりづらい。
しかも生まれ変わりに時間は関係ならしいからマツリはカミサキさんに生まれ変わったという認識で良いのか??と消化不良……
だってカミサキさんマツリと同軸でサツキと初期で接してるから最後でカミサキさんがマツリの生まれ変わりだよとなっても何で?しか思えず…せめて今度はマツリがだいぶ年下とかマツリをサツキが探すとかもっとBLファンタジー的な要素が欲しかった…
しかも何か重要そうな厩戸皇子は結局何だったの??そこも消化不良……
んー…設定と拘りだけが先走っている感じで読者が疑問に思うところや知りたいところは省略されているので…もう少し読者に伝えるということを意識して書いて欲しかった……

個人的には再読は無いですね。

狐の婿入り コミック

北国良人 

絵だけは文句無し……

一冊丸々表題です。
絵柄は癖も無くかなりお上手だと思います。
個人的には最後まで眼福です。


神の元遣いで受の事を一途に想い続けて半獣(?)になった狐×親が地主でそれを引き継いだツンギレで素直にならない受というカプです。


お話は家の為に強要される嫁取りにうんざりしていた義重(受)
自分に寄ってくる人間は自分の金と土地にしか興味がないと人間不信になっていった。
そんなある日、ずっと重義を慕っていると抱き付いてくる狐の半獣(攻)が現れ………という感じで始まります。

すみません。
以下激辛口です。

【感想】

初買いの作者様でした。
兎に角絵柄が好みであらすじに夜は攻め攻めな狐に翻弄されるとあったので購入を決意しましたが………
そうですね……絵だけは満点でした。
取り敢えず狐は終始、受くさい……
なので全く攻としての魅力がない…
元神の遣いなのに落ち着きも無いし品格も無い……
夜は攻め攻め…それってただ挿入しているだけのこと言ってる?と言いたくなるほど普段の受くさい状態が通常運転……
受は受でツンデレなんて可愛いレベルで拒否るしキレる……
その割に狸に対しては無防備に体を許す……
終始、当て馬に使われている狸が本当に良い奴過ぎて義重なんかに何時までも固執してないでもっといい子が居るよ!!と言いたくなる。
しかも最終話なんて完全に狐受ポジですよね……可愛いけどしっかり自分の身は自分で守れて雄として強いなら可愛い攻は有だけど守られるだけのヒロインポジで合体時だけ攻ですみたいなのは可愛い攻とは言えないんですよね……
最終話で狐の雌くささがマックスで激萎えしました。
でも貂や獣状態の狸や狐は可愛かったです。
普段は可愛いけど格好いいところはしっかり魅せてくれる攻を期待しているとガッカリします。
終始、受けくさい攻にツンツンツンギレしている受が居るだけです。


再読はないですね。

モノローグと説明のような台詞が多い

一冊丸々表題です。
絵柄はかなり癖が強く好みは分かれると思います。
個人的には慣れるのに時間が掛かるけど慣れたら普通に読めるなという感じでした。


人当たりの良いクラスの人気者な攻×人付きあいが悪く母親との間に軋轢を抱える受というカプです。


お話は可干渉な母親に管理されている光浬(受)。
高校生になっても青春とは程遠い生活を送っていた。
次第に母親の目の届かない学校の保健室で性欲を発散するようになっていった。
そんなある日、クラスメイトの一月(攻)にオナニーがバレてしまい……という感じで始まります。

すみません。
以下辛口です。


【感想】

評価が高い作品ですが個人的には萌えませんでした。
兎に角モノローグが多く台詞も説明調のモノが多すぎて感情移入出来ない。
シリアスで攻受ともに親に問題があり養育環境に難有りなのにモノローグばかりの説明で絵で見せるのが殆ど無いので中盤には読むのが面倒になってしまうレベルでした。
家で光浬に対して異常なまでに可干渉に関わりそれに息苦しさを覚えているけど反抗出来ない母親と光浬のやり取り等をもっと絵で表現して貰いたかったです。
一月にしてもクラスの人気者で陽キャという設定なのに特にそれが絵で表現されていないので取り敢えずモブや光浬が台詞で言うだけでどの辺が人気者?となってしまいました。
しかも人気者なのに一月は保健室組とか呼ばれてるの?普通、クラスの人気者ならそんなに頻繁に保険室は使用しないのでは?と細かいけどれど大事だろうという部分が気になってしまい終盤はもう流し読み状態でした。
絵柄に関しては女性キャラが女性に見えないのがめちゃくちゃ気になりました。
保健室の先生や一月の妹の唯とか最初男?と思ってしまいました。

かなり評価が高いですが個人的には再読はないです。

短編集

表題の他に3作短編が収録されています。
絵柄は筋肉質体型でBL系とはちょっと違うかなといった感じなので好みは分かれると思います。
個人的には苦手でした。


短編集なのでカプとあらすじは省略します。


【感想】

獣人モノで表紙を見るかぎり狼攻かなと好きな設定に受もオタ系の感じだからと手にしてみたのですが……まさかの短編集でした。
表紙の狼くん(攻)もメガネ生物教師(受)も好みだったのですが…中は正直微妙でした。
狼くんがカッコ良くないし受も生物教師なのにボディービルばりにムッキムキで違和感が凄い。
お話も短編なので特にストーリーに重点を置いてないのでエロがあってはいおしまいって感じで終わってしまうので表題を楽しみにしていただけにガッカリ。
絵柄もBL系という感じではないかなと個人的には感じてしまいちょっと萌えられませんでした。

個人的には再読はないですね 。

神獣の箱庭 コミック

李原ろね 

気になるところが多すぎる……

一冊丸々表題です。
絵柄は癖があり好みが分かれると思います。
個人的には気になるところが多くて苦手でした。


高位な竜族であり人に興味が無い攻×村育ちな俗世に疎い受というカプです。


お話は争いを繰り返し希少生物になった人間。
神獣や霊獣が支配階級となりその愛玩用として囲われることがあり愛玩人間と呼ばれていた。
小さな村で育ったメリクは愛玩人間などの存在も知らず暮らしていたがある日竜族であるアテスが訪れて訳も分からない内にアテスの屋敷に連れていかれてしまい……という感じで始まります。

すみません。
以下辛口です。

【感想】

作者様の初コミックということらしいのですが……うーーん………。
かなり気になることが多すぎました。
絵柄に関していえば顔と首が以上に長いし顎が尖ってる。
表紙はかなり美麗な絵柄でかなり期待して本を開いたときにショックを受けてしまうほどでした……
しかもアテスもメリクも表情が動かないので今どういう感情なの?トーンや台詞はめちゃくちゃ盛り上がってるけど表情は殆ど変わってないよ?とこちら側の感情が追い付かないことが多々ありました。
お話に関しても神獣や霊獣が多数派で人間は希少となっている筈なのにメリクの村には人間が普通に生活してる。
しかも争いの繰り返しで数を減らしたのなら尚更警戒心や歴史については徹底して教育されている筈なのにメリクは何にも知らず危機感もなく温室育ちのような感じでん?この世界って人間って希少生物なんだよな?と疑問符だらけに。
しかも神獣や霊獣を敬っている筈の人間側のメリクはアテスを速攻に呼び捨てにするわアテスの知り合いの心中が来ていても無視をするわであれ?これって人間を好ましく思ってない神獣や霊獣側からすると最悪なのでは?と首を傾げました。
というかアテスはこんなので良くメリクを好きになれたなと思いました。
設定や世界観などは面白いと思いますが話の流れが悪くメリクを良く思っていない人物を複数出すけど結局彼らとの確執や蟠りまでは解決せずに突然アテスとメリク2人の関係の取って付けたようなハッピーエンドを迎えツッコミしかなかったです。
ただ神獣側が人間を嫌悪し嫌っている理由は解りましたが結局神獣や霊獣側が数を減らして弱者となった人間に愛玩とかいってしている行いも結局は過去に自分達がされてきたことを強者になりやり返しているとしか思えなかったので全く共感は出来なかったし寧ろ神獣や霊獣側にも好感が持てなくなりました。
結構な厚さがあるけど個人的にこんな長さは要らなかったと思ってしまいました。

再読は無いですね。

うだうだ悩み続ける受、全く気持ちが分からない攻

初買いの作者様です。
書き方は少し心理描写が多めかなと思いました。
橋本あおい先生のイラストは癖も無くお上手でした。
ただ挿し絵は少なめだなと感じました。


実兄と同い年の10歳上のイケメンハーフなカメラマン攻×攻の事を一途に思い続ける健気な受というカプです。


お話は早くに両親を無くし親代わりだった兄夫婦も亡くしてしまった昴(受)。
だが実兄の忘れ形見である甥の玲央の存在が心の支えだ。
しかもお向かいに住む司波家の皆は昴と玲央に家族のように接してくれる。
中でも昴は昔から実の弟の様に可愛がってくれる建人(攻)にずっと片想いをしていて……という感じで始まります。


すみません。
以下激辛口です。

【感想】
年の差
一途な片想い
不遇な境遇
甥っ子の子育て
祓い屋
と萌えられる要素ふんだんなのですがそのどれもが中途半端にされて正直どれもこれも活かせていない。
なので萌えない。
楽しみにしていた作品なだけにかなり残念でしたし買って本当に後悔しました。
物語は終始昴の目線でのみ進みますので昴が建人をどれだけ好きで一途に想い続け建人だけを好きだったのかは良く伝わりましたし建人が初恋でそれ以降報われないと分かっていてもただ建人を想い続けて他に恋人を作ったり自棄を起こさなかったのは凄いと思いました。
最初は本当に健気で可愛いと思いましたがあまりにもうじうじと悩み続ける姿は中盤で飽きてしまいじゃあ、一度、建人以外の人に目を向けてみたら?と思ったしそもそも周りの助けを借りていて自立しきれずしっかりと玲央を支えきれていないと自分でも思っているのに恋愛にうつつを抜かす余裕は無いでしょうと思ってしまいました。
建人は建人で何時から昴を好きになったの?何故、昴を弟以上に想うようになったの?と疑問符だらけ。
10歳も年の差があるので建人が昴以外を好きだったのは分かりますが自分の夢であり仕事にするまで真剣に向き合っているカメラで初めて撮りたいと思う程に好きな相手でましてや写真集まで作ろうと思う位に溺愛していた恋人が建人の特異体質のことを酷く恐れて貶したからといって直ぐに別れた後に好みのタイプが昴に変わるの?しかも精神的に参ってたときに無条件で受け入れて慕って好意を示してくれた昴を好き?それって昴じゃなくても良かったよね?と全然、建人をカッコいいと思えないし正直、溺愛攻としての魅力がまるでない。
本編で建人が昴をカメラで撮っているシーンは無いです。
昴のことを口では可愛い可愛い言うしセックスの時は昴の事を褒めるけどカメラで撮って写真集を作りたいほど好きではないんだな。過去の溺愛していた美形のモデルの元恋人は写真集を作ろうとまで思った位なのにね。それで好き?随分と都合が良くない?と冷めた目で見てしまいました。
お話としては祓い屋等の特殊設定を中途半端にねじ込む位ならそんな設定一切無くして建人が昴の実兄に恋情を抱いていると長年昴が思い込んでて年々似てきた昴と拗れて一回玲央を連れて家出する昴を建人が探し回る位のシンプルな話を深掘りした方が楽しめた気がします。
エピローグも結局昴目線で最後まで建人の感情は分からずじまいでした。
挿し絵に関しても建人と昴ばかりで玲央の顔や司波家の面々、緑も一切顔が出てこないので想像しずらかったです。
変質者に襲われたところも生身の人間が取り憑かれているから体温が合ったの?その辺もちゃんと説明して欲しいと思うぐらい特殊設定なのに詰めが甘い。
終始うだうだ片想いを拗らせて悩んでいる受をその気持ちを察して知っているにも拘らず自分の気持ちを伝えもせず眺めている自己中攻を見るといった内容でした。
小冊子の方でも玲央の運動会では本格的な機材を持ち込み写真を撮りまくっていた建人ですが結局やっぱり昴の写真を撮るところは無かったです。
個人的に建人が昴を好きなのって自分に従順で自分以外に目を向けずに盲目的に恋慕してくれてるからそれが気持ち良いだけなのでは?とすら思ってくる。
かなり昴の建人への愛は表現され語られているのにその相手の建人は昴の半分所か言葉だけの薄っぺらい愛しか返さないのが本当に無理でした。

再読は無いです。

受が無理でした……

一冊丸々表題です。
描き下ろしが少し収録されてます。
絵柄は癖があまり無く好き嫌いはそこまで分かれないと思います。


過去にトラウマを持つ美形の人付き合いが極端に狭い陶芸家の攻×ゴーイングマイウェイで突き進むアウトドアな受というカプです。

お話は中学二年の夏、春斗(受)は志乃(攻)の誕生日にあるプレゼントを強引に渡す。
その時に二人である秘密を抱える。
その気まずさを引きずったまま逃げるように引っ越しした春斗。
それから7年、志乃とは連絡を取らずに過ごしていたが陶芸家として志乃を取材しに行くことに……という感じで始まります。

すみません。以下激辛口です。

【感想】

表紙とタイトルを見て衝動買い。
買って後悔しました…。
春斗を全く可愛いと思えない。
そもそも誕生日に嫌がる幼馴染みにエロ本押し付けて鑑賞会を強要ししかも自分がムラッとしたから擦りっこしようとするとか……ノンケなの?と思っていたけどその辺の説明は一切無い上にそんな事しでかしたくせに志乃を自分が避けまくって挙げ句何も引っ越して逃走……もうこの時点で春斗が無理だとなっていたのですが……
志乃と再会した後も社会人として泊まる場所の確保や実家の状況を親に確認しておくっていうのは当たり前なのにその当たり前が出来てない……
その上で志乃の家に世話になってるのにヒロさん(モブ)と食事に行く事を一言伝えもしない……
自分勝手過ぎない?と呆れ果てて全く可愛くない。
志乃が春斗を好きになったというのを読者に伝えやすくするために志乃目線の過去エピが入ったんでしょうが…
私はその過去エピで更に春斗を受け付けなくなってしまいました。
兎に角終始春斗にイライラしっぱなしでした…
それに……申し訳ないんですがタイトルの拗らせや執着愛が全く伝わってこない。
帯のトラウマ持ち病み気味という志乃の設定も個人的には???でした。
病み?全然病んでませんよね?ともう疑問だらけ…ネット上に公開されたブログを見たり幼馴染みでしかも志乃の境遇を考えると春斗の母親と仲良くしてたりとか普通だと思います。
病み好きからすると志乃は全然常識の範疇だし健全の部類。
無駄に春斗が怖いを連呼してましたが何が?と疑問しか無かったです。
タイトルにまでしているのだからかなり拗らせて執着して一般的な愛し方からは外れた攻なんだろうと期待値が大きかっただけにかなりガッカリしました。
帯で書いている鳥籠溺愛は外して欲しい位に鳥籠感は無いです。
軟禁や監禁系のエピは無く、攻の過干渉による異常な独占と執着は私には分かりませんでした。

ヤンデレや執着攻、拗らせ関係好きさんは期待はずれになると思います。

再読は無いです。