ビッチ受けが好きなので、読んでみました。
一話目までは良かったです。童貞の高校生がハッテン場でえっちなお兄さんに筆下ろしという最高のシチュエーション…ただそこからが…。
まず受けの掘り下げが薄く、攻めがなんで好きになったのかがわからなかったです。
結局体と顔だけなんじゃ…?攻めはこれを否定している気になっていましたが、全然否定できてなく、それ以外はどこが好きなのか、よく伝わってきませんでした。
そしてビッチ受けなので貞操観念がガバガバなのはいいとして、学校でそれはいかんでしょ、と冷や冷やする場面が多々。
特に最後のキス未遂。もし見られたら(放課後ではないので見られる可能性が高すぎる)、一体どうやって言い訳するつもりなんでしょう。最初から最後まで、攻めが考えたらず過ぎてちょっと好きじゃなかったです。受けも、バレたらどうなるのか自覚していてこの態度なのは理解不能です。
深く考えず、エッチなお兄さんが明るいおバカワンコに攻められてタジタジになる展開が好きな方にはお勧めできると思います。
迫真のレビューがいっぱいあるので、詳しくは書きません。
今回、初めて九號先生の作品を手に取りました。
家庭環境によってクズにならざるを得なかった攻め。
そして、攻めと出自が若干似ているものの結局は温かい家庭に迎えられたという点で決定的に違い、引っ込み思案だけれど優しい受け。
2人の交わりはまさしく激動で、うぉ〜気になる〜!とどんどん読み進めてしまうほど、吸引力が高く、ストーリーの見せ方がお上手だなと感じました。
ただ、姉から金をふんだくった男を、たとえ手切金として被害がなかったことになったとしても、許せて…受け入れて?一旦横に置いて?しまう受けの懐の深さが理解できず。
もし姉のメンタルがもうちょっと弱かったら、人間不信を拗らせてしまう可能性はあるし、最後の事件を起こした女は姉だった可能性もある。そう思うと、何でこういう行動を取れるんだろう?という気持ちに。
姉を大切に想う気持ちがない子では絶対に無いと想うからこそ、ちょっとモヤモヤしてしまいました。
何か読み落としてたら申し訳ないですが、姉絡みの一連の動きがあまり納得いかなかったので中立です。
萌2にしてたのですが、読み直したらやっぱりダメだな……と思ってしまったので中立に変えました。