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女性てんてんさん

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祝♡完結

今回はゲイの会社社長と中卒の当たり屋のお話です。

偽ものだった2人の関係が本物の恋人関係に変わるまでと
恋人になってからの出来事を描いた番外小説を収録。

受様は両親の借金により中卒で働き始めますが
就職後の怪我で退職、まともな職につけず
友人と当たり屋をして生活費を稼いていました。

ある日、攻様の乗る高級車に目を付けますが
受様は仲間達に捨てられて遁走され
受様は警察には突き出さない条件として
「攻様の恋人」役を引き受ける事となります。

攻様は自分を手ひどく振った恋人を見返すためにと
受様を期間限定で恋人に仕上げるのですが

当初、セレブな攻様と貧乏人の受様の
同居生活は喧嘩ばかりでしたが
互いを理解し、歩み寄る事で少しづつ
2人の距離も近づいていきます。

しかし、
攻様の忘れ物を届けにいった受様の態度の悪さが
攻様や彼の秘書の不評を買ってしまうのです。

その後、その出来事は攻様達に非が有り
受様は攻様達に謝罪をされまる事となりますが
受様は自分と攻様の違いをまざまざと感じる
事となるのです。

そんな中、
攻様との買い物の後に立ち寄ったレストランで
2人は思いがけず攻様の元彼に声を掛けらるのです!!

予想外の邂逅は吉となるのか!? それとも・・・

小説 「玉の輿ご用意しました」のコミカライズ化2巻目は
最悪の出会い方をした2人が偏見や誤解を乗り越えて
結ばれるまでの完結巻となります♪

1巻カバーと2巻のカバー、
配置は同じなのに2人の表情がまるで違っているに
ニマニマしてしまいました (^O^)/

攻様が受様に望んだのは
元彼をギャフンと言わせる(笑)恋人役でした。

たぶん攻様にとって受様への期待はそれほどではなく
受様へ当てつけも多分にあったのではと思います。

しかも受様は態度もマナーもなっておらず
およそ攻様の理解を超えた存在だったのですよね。

攻様に対しても物怖じしない受様という存在は
今まで攻様の周りにいなかった存在であり
まっすぐな受様の実直な優しさは
凝り固まっていた攻様の心にも浸透していき

変っていく攻様に受様もまた惹かれていくのですが
お互いに素直じゃないので
攻様の元彼を撃退=偽の恋人関係の解消であり
受様は攻様から離れる道を選びます。

攻様の秘書氏と読者はそんな2人にハラハラですが
最後は攻様がモダモダを一掃して頑張り
大団円まで楽しく読ませて頂きました。

栗城さんの小説は完全読破しているので
結末は判っているのですが

イラストを担当された高緒さんのコミカライズで
小説世界のイメージをそのままで読めたのも
とても良かったです。

ママこそ鎹

本品は『極上社長と子育て同居は甘くない』の
コミコミスタジオ特典ペーパーです。

本編後、3人が一軒家に移ってからのお話です。

アリサが3才になった時、
正式に光太郎は秘書である友也と結婚しました。

そこまで待ったのは
アリサにリングガールをして欲しいという
2人の共通した壮大な野望のためでしたが

光太郎はふわふわのドレスのアリサが
カチコチに緊張してリングを運んでくれた
あの日のことを一生忘れる事は無いと思っています。

そして結婚を機に一家は社屋のペントハウスから
育児エリアの一軒家へと引っ越したのです。

そして時は流れ、
アリサはめでたく小学1年生になり
彼女の小学校生活は順調そのものに見えましたが・・・

B5サイズ両面にて光太郎視点の後日談です♪

共通テストのアリサの成績は
ビリから数えたほうが早かったのです。

ありさは全く気にしている様子もなく
光太郎も同様でしたが
友也は顔をしかめていました。

IQテストは抜群よく、
勉強が嫌いなわけでもなく
学校の成績が振るわなくても

廃船の駅名や食虫植物の種類等
興味のあることは完璧に覚えているのです。

しかし、ある日アリサは
光太郎にテストで一番になれる方法を聞き
遊びもせずにひたすら勉強することになります。

そして都市トップを取ったアリサは
光太郎に悪い顔で「やつてやりました」と報告し
熱を出して寝込んでしまう

・・・というアリサ中心のお話でした。

光太郎視点でしたが
光太郎とアリサへの思いが溢れる優しいSSでした。

誰かを欲することのなかった光太郎の変化、
家族となった3人の絆を感じました。

可愛い天使にほだされて

今回はSクラスの社長とGクラスの秘書のお話です。

受様が攻様の娘の子育てを助け、家族になるまでの本編と
2人の初夜を描いた短編を収録。

この世界は遺伝子工学に基づき、
優秀な、病気やストレスに強い子供が量産され、
働き手としての個人が最優先され、
中央都市では全てが合理性をモットーとされ、

今では都市に属するハイクラスと
都市に属せず郊外で暮らすロークラスでは
全ての面で大きな隔たりができていました。

受様は遺伝子操作されていないGクラスで
生粋の郊外出身者です。

大学までは努力すれば確実に報われ
都市での就職を望みますが、
ロークラスである事は差別されずとも区別され
就職は叶わず清掃会社のアルバイトとなります。

ところが社長室の清掃に派遣された会社で
社長に気に入られて秘書として雇われます。
この社長こそが今回の攻様です♪

攻様は最上位のSクラスで
学生時代に立ち上げたアンドロイド会社は
今やアンドロイド事業の中核企業に成長します。

攻様は受様の真面目さと優秀さを評価して
秘書としてスカウトしてくれますが

その会社でもCクラス以下の社員はおらず、
受様は様々なプレッシャーを受けつつ、
秘書業に邁進することとなります。

攻様は今まで出会ったどんな人間よりも
完璧な美貌で、仕事ができ、穏やかで理性的ですが
男女の付合いは最初が一番楽しいと公言として
次々と相手を変える独身主義者です。

受様は攻様への恋心を秘めながらも
攻様を支えている事を誇りとしていましたが

攻様の娘を産み育てた女性が不慮の事故で亡くなり
遺言で遺伝子上の父親である攻様に娘が託されると
攻様は娘の観察期間をも受様に任せる気満々で

受様は攻様の無理難題を克服し続ける事を
攻様の隣にいるための証明だと思ってきたのに
攻様にとって自分が便利な道具でしかなく
永久にわかりあえないのだと痛感します。

受様はこれ以上攻様と共にいられず、
貯まった有給休暇を申請して即退社し、
実家への逃避行を決行します。

果たして攻様は娘の観察期間を無事に終えられるのか!?
そして受様の恋の行方とは!?

特上クラスであり自社を率いる社長と
下位ランクである攻様の秘書との恋物語になります♪

遺伝子によるクラス分の発達した近未来を舞台しての
身分差オフィスラブなのかな!? と思っていたら
ちょっと違いました(笑)

ナツ之先生は
見た目も良くて仕事はできる(一芸に秀でる)けど
私生活ではダメダメ(非常識)なキャラクターと
彼を支える(極常識的な)お相手という組合せが
実にお上手だと思います。

本作も世間的には社長としては
その才能を遺憾なく発揮している攻様と
そんな攻様を支える受様という
実に美味しい組み合わせでワクワク読み始めました♪

実家に帰った受様でしたが
家族は翌日から温泉旅行の予定があり
1人で留守番をすることとなります。

そこに娘に泣かれ続けてほとほと困った攻様が
やってくるのですよ(笑)

受様は攻様というより娘がかわいそうすぎて
つい攻様を受け入れてしまい、
奇妙な同居生活を始める事になります。

何をするか予測の高内1才児との生活が
攻様を変えていくのですが

攻様が変わっても受様には
その変化が信じられたり、信じられなかったりで
受様の恋が実るまでハラハラ&ドキドキで
たいへん楽しく読ませて頂きました (^-^)v

受様はランクによって様々な不条理を味わいますが
人の優しさや人情こそが人を変えるのだなと思いました。

受様のよき理解者である統括秘書の絶妙な突っ込みは
読者の気持ちも代弁していて
彼女と一緒にヤキモキしてしまいました。

2人の初夜を描いた続編短編、
一線を越えられなくてグルグルする2人が
とても楽しかったです。

昼夜で変わる2人の恋物語

今回は隠された王太子と前世の記憶を持つ平民のお話です。

貴族に呪いをかけられた受様が
離宮に隔離されていた攻様を開放するまで。

受様の記憶の最後にあるのは
自分に迫った大型トラックの運転手の驚いた顔でした。

専業主婦の母は食生活の充実に注力していて
受様は足りない食材を買いに
コンビニまで向かう途中で事故にあったのです。

自分は死んだのだろうか。死んじゃったんだろうな

・・・と思った受様でしたが
目覚めた受様は東京生まれの大学生ではなく
ユースフト王国の辺境の村の平民になっていました!!

この世界には強大な力を持つ魔物が生息し
それらと戦い続けたのが魔力を持つ王の祖先たちでした。

今では危険な魔物達も力を失くし数も激減しますが
王族と彼らから派生した貴族は今も魔法を操り、
婚姻を繰り返して爵位を保っています。

ごく希に平民の中からも魔力を持つ者が生まれます。
受様もまたそんな稀有な存在で
15才の成人を迎えた頃に突然魔力が開花しました。

平民にとって王都で職を得る事は大層な出世であり、
受様はその名誉を得られれば
村にも恩恵が得られるかもしれないと考えていました。

そんな時、
受様は村の魔物除けの魔石に魔力補充にきた男爵に
受様の王都での職を確約されますが
受様は王都行きに即答せず、
近隣の町の窮状と救済を訴えるのです。

ところが男爵は平民である受様の訴えを不敬と断じ、
受様は夜の間人の姿を失い、黒猫になる
"獣の呪い"を掛けられてしまうのです!!

受様は現状と今後について悩み、考えて
結局は行動するしかないと決意、
家族を説得して王都を目指す事にします。

果たして受様は掛けられた呪いを解く事ができるのか!?

王太子として生まれながら呪いを掛けられた攻様と
村を訪れた貴族に呪いを掛けられた受様との
輪廻転生ファンタジーになります♪

王都に向かった受様は
受様同様魔力を持つことから王宮で働いている
王都の城下町の商家の息子と知り合い、
店を手伝うことになります。

この世界では読み書きができる人は少なく
その上に算術ができる人は希でしたが
受様は前世の経験から即戦力となります。

一家に大いに気に入られた受様は
王都に来ることになった理由を打ち明けると
ともに今後について考えてくれ
王宮で働けるように手配をしてくれるのです。

そして王宮の下働きとなった受様は
前世の記憶を活かして画期的な洗濯法を編み出したり
シンプル過ぎる調理法に味付けを提案したりで
王宮の中に居場所を作っていくのです。

そんな中でひょんなことから
離宮で隔離されている攻様と知合うのですが

攻様は生まれた時から呪いを掛けられていて
昼間は人の姿を取れず豹となるために
王太子でありながら離宮に隔離され
ひっそりと暮らす事を余儀なくされていたのです。

攻様は受様と違い誰に呪われているかが判っておらず
解呪すら半ばあきらめていたのですが
受様との出会いで未来を大きく変えていく事になります。

2人の呪いがどうやって解けるのかワクワクし
身分差のある2人が結ばれる術があるのか
ドキドキしながら読み進め
ハピエンまでとても楽しく読めました (^-^)v

呪いを掛けた人物については想像通りでしたが
貴族たちの世界観や魔力の設定がユニークで
面白かったです。

豹と受様、攻様と猫な組み合わせも
もふ好きな私にはとってもツボでしたし、
王家の今後(子づくり)も方法が示されていて
2人の幸せの先も示されていたのも良かったです。

賭けの行方

本品は『ホントウは恋のはじまり』のコミコミ特典の
イラストカードで表面は文庫カバーイラスト、
裏面に番外SSを掲載しています。

SSは木曽が禁煙に挑戦するお話です。

塚田の恋人である木曽は
まあまあのヘビースモーカーです。

塚田としては健康のために禁煙させようと
一計を案じます。

1週間禁煙できたら
1つだけ何でも言うことをきいてあげます。

木曽はその賭けにのり禁煙をすることになります。
塚田は正直三日坊主かなと思っていたのですが
金曜日も禁煙が続いて・・・

ポスカサイズカードサイズで
塚田が賭けに負けてしまうお話です。

週末の土曜日、塚田は監視も兼ねて
木曽の部屋に行く事にします。

しかしそこで基礎にタバコを止めて口寂しいからと
「タバコの代わりにキスさせろ」と
協力を求められてしまうのです。

結果、塚田が音を上げてしまう

・・・という木曽の返り討ちでの幕引きでした♪

口寂しいからキスというのが策士ですね (^-^)

これからもいろいろな攻防戦をしそうな2人ですが
塚田の勝率は低そうな感じがします。

何気ない言葉が世界を変える

今回はデザイナー兼副社長と新入社員のお話です。

憧れの先輩と付き合っているはずの攻様から
アプローチされ続けた受様が攻様の想いを受けてれるまで。

受様は将来デザイナーになりたいと思っていましたが
親が普通大学でないと学費を出さないと言われ
入学した大学でデザイン同好会に入部します。

その同好会はプロのデザイナーについて
批評するような会でしたが

ウェブデザイナーを目指す2学年上の先輩と出会います。
憧れ先輩となった彼は面倒見も良く、
大学卒業と同時に自分の会社を立ち上げた先輩は
「青田買いだ」と受様を彼の会社に誘ってくれるのです。

受様は先輩の下でなら楽しい会社生活が送れると
入社を楽しみにしていましたが
その会社には受様が苦手意識を抱く人がいたのです。

攻様はまるでモデルのような美形ですが、
口も態度も悪くいつも人を馬鹿にしたような態度をとる
デザイン同好会の幽霊部員でした。

先輩とても仲が良かったのですが、
受様は小馬鹿にされ続けていたのです。

ところがある日突然、
攻様は人に親切になり、毒舌も止まったかと思ったら
受様に「好きだ」と告白するようになったのです。

揶揄われているとわかっていてもいい迷惑だったのに
攻様は就職先の副社長かつデザイナーで
受様を自分のアシスタントに指名までするのですよ。

受様の会社生活は前途多難!?

恋人がいるのに受様にアプローチする攻様と
苦手意識を抱えながらも彼のアシスタントとなる
受様の恋物語になります♪

久しぶりの火崎先生のBLでの完全新作で
告知が出た時からとても楽しみにしていました。

攻様からアプローチをされ続ける受様ですが
実はデザイン同好会の部室で偶然、

攻様が先輩から「愛している」と言われ、
攻様もまた先輩に「愛しているさ」と言いあう
会話を耳にしていたのです。

その時、受様は
一旦はその場を離れて頃合いを見て戻ると
攻様だけがいて捕まってしまいますが

その後から攻様の他の人に対する態度が良くなったので
受様は先輩が攻様を変えたのだと思い
一緒に会社を立ち上げてずっと一緒にいるなら
今も関係が続いているのだろうと考えています。

それなのに自分にも「愛している」と不誠実な嘘をつく
攻様が受様は好きになれなかったのです。

受様が憧れる社長と
受様が苦手にしているのに迫ってくる攻様と
2人の恋人同士だと思っている受様という

秘密と誤解の織り成す三角関係もどきなので
コミカル要素が強くなっていくのかしら!?
と思っていたら

攻様に社長以外の女性の影まで見えてきて
迫られている受様は益々攻様を敬遠していくので
攻様の恋は実らなそうなのですが
そこからの逆転劇がすごく面白かったです♪

受様といる事で攻様は変わっていくのですが
受様は攻様の恋人を先輩だと思っているし
攻様も自分の事情を隠し続けるので
攻様の謎というか秘密はなかなか解けません。

それが判ってみると
受様への気持ちに嘘はないとわかるのですが
まさにそれがタイトルに生きてました (^O^)/

次作も楽しみにしています♡

やきもちは限りなく


本品は『森の神様と強がり花嫁』のコミコミ特典小冊子です。

本編後、亜耶が動物たちとごっこ遊びをするお話です。

昨日から雪が降り続き、
窓から真っ白な景色を眺める亜弥は心なしか退屈そうです。

蒼星が声を掛けるようとしましたが、それよりも早く
ルプが「一緒に遊びませんか」と声を掛けました。
亜耶が昔のことを思い出したなら
久しぶりにお馬さんごっことかがしたいと言うのです。

亜耶はお馬さんごっこは子供の遊びだち言いつつも
「ウルスには乗りたいかも」と笑います。

ルプには乗った事があるからと宥めるように
ルプの毛並みを撫でる手つきは慣れたもので
蒼星はそっと微笑みます。

もちろん、亜耶とは自分が一番親しく触れ合いたく、
お馬さんごっこなら「蒼星にまたがりたい」と
最初に言われたくも有りますが
亜耶が仕獣達と仲良くしているのを見るとはるか昔に
なくした「家族」がここにあると思えるのです。

しかし、
ウルスにまたがるためにルプが亜耶の尻を押した瞬間
蒼星は自分の顔が引きつるのを感じます。

さらにもやもやを内心で沈めている間にも
亜耶が背に乗って膝でぎゅっと挟んだことで
着物の裾が割れてすんなりした脚がむき出しになると
顔を背けてしまいます。

子供の遊びを大人がすると
妙に卑猥な雰囲気が漂う事がありますが
蒼星は見てはいけないものを見た気分になります。

そう感じるのは自分だけだとわかっていても
蒼星は落ち着かなくなりますが

亜耶は子供の頃にお馬さんごっこが好きだったのは
ウルスもルプも気を遣ってくれて絶対に落ちず
自分を大事に思って遊んでくれているのが
子供心にもわかっていたのだろうと言います。

蒼星はやきもちでお馬さんごっこを
中断させなくて良かったと思いますが

微笑んだ亜耶がルプとウルスに
ちゅっと可愛らしく口づけたのを見たら我慢できず・・・

A5判カラー表紙(カバー同イラスト)16頁のボリュームで
蒼星視点よりの後日談になります♪

「亜耶、お馬さんごこは私もやる」と亜耶の肩を掴み、
亜耶をきょとんさせます。

亜耶は何が蒼星を怒らせたのかと思いますが
ルプとウルスは蒼星の気持ちを正確につかみ、
居間を出ていきます。

そして蒼星は寝室で心ゆくまで
亜耶とのお馬さんごっこに勤しむ

・・・というラブラブなお話でした。

最初はほのぼのだったのですけどね(笑)

蒼星にとって亜耶は特別過ぎるのでしょうね (^-^A

※他店舗特典(レビュー済)
フェア店特典は亜耶達がお弁当を作るお話です。

優しい神様の恋物語

今回は魔物の王といわれる森の主と花嫁の印をもつ青年のお話です。

攻様に花嫁の印を付けられた受様が幸せを掴むまでの本編と
山の主がやってくる続編短編を収録。

受様は幼い頃、父親に連れられて禁断の森に入り、
行方不明になった過去があります。

受様は約1年後、
1人で村はずれにいたところを発見されるのですが
それまでの記憶がないばかりか、受様の額には
主の花嫁の証がつけられていたのです。

以来、窓に鉄格子のある小さな家に閉じ込められ
世話はされるものの一切の自由がないままに
森の主の花嫁として扱われます。

1度逃げ出したこともありますが
村はずれを過ぎて街道に出る前に倒れる事となり、
その時に神である主の印がある者は
その神から遠く離れる事ができないと知ります。

受様は魔物の王である恐ろしい森の主の妻になるのも
閉じ込められて過ごした村で生きるのも嫌で
自由になる事を心に誓って日々を過ごします。

そして受様が成人になる誕生日を迎えるとすぐ
禁断の森の入り口に立つ小さな社まで連れていかれ、
主の迎えを待つようにと言われますが

自由になるために森の主を篭絡して
印を消させたいと考えていた受様は
一刻も早く主に会おうと森の中へと踏み入ります。

しかし森の中はうす暗く、奇怪な叫び声も聞こえ
心細くなったところで木々の間に細い道を見つけて進むと
村の建物とは違うどこか素朴な館を見つけます。

受様が森の主の館かどうかと迷っていると
勢いよく扉が開いて、受様の名を呼びながら
龍のような角をもつ美丈夫に駆け寄られて
抱きしめられてしまうのです!!

この美丈夫こそ今回の攻様になります♪
攻様は受様が想像とは全く違い
懐かしむような声と微笑みを浮かべて
「13年間ずっと待っていたよ」と言うのです。

館には攻様に仕えているという仕獣の
栗鼠2匹、熊、狼もいて受様は大歓迎されるのです。

彼らは幼い頃の受様を知っているようで
昔話に花を咲かせますが
記憶のない受様にとって彼らは初対面であり
他人の話にしか聞こえません。

受様は当初の目的通り、
攻様を体から篭絡しようと攻様に迫るのですが
攻様は受様がいてくれるだけで十分だから
無理をさせたくないと口づけも契りも拒むのです。

果たして受様は自由を手に入れる事ができるのか!?

禁断の森を統べる攻様と攻様ニ印を付けられた事から
攻様の花嫁として隔離されて生きてきた受様の
人外花嫁モノになります♪

受様は攻様達との暮らしで
森に入った自分を攻様が保護してくれた事、
記憶を奪って自分の印をつけて村に帰した事を知ります。

そして攻様が受様を
とても大切に思ってくれている事も感じ
いつしか攻様や仕獣達との生活に満たされていくのです。

しかし攻様が受様を
花嫁にする気もない事をもまた知る事になり
攻様が何を考えて自分を傍に置くのか
何を求めているのかがさっぱりわかりません。

それでも受様が心を開いていけば
ハピエンになるのかな!? と思って読み進めましたが

どうも攻様は受様を森にとどめるつもりはないらしく
受様を外の世界へと送り出してしまい
どうやったら2人が恋中になるのか益々不明な事態に
受様と一緒にハラハラ一直線 (>_<)

受様が無事に攻様の花嫁となるまで
ハラハラ&ドキドキしながら楽しく読ませて頂きました♪

小椋先生のイラストも世界観にぴったりの可愛らしさで
とても良かったです。

男性陣のその後編

本品は『腹黒甘やかし王子は女装悪役令嬢を攻略中』の
アマゾン限定特典ペーパーです。

本編後、ラウル視点でのアルマン事件の後日談になります。

今日はアルマンの取り調べの最終報告会議です。

アルベルクによればアルマン叔父は
三国協定をハイネン公国が破ろうとしていると何者かに教唆され、
国王のためにと武器収集を行っていたと裏が取れましたが

王弟が戦争のために武器を集めていたなどと知られれば
こちらが協定破棄した事になってしまいます。

派手な捕縛劇をして王への反逆罪で捉えた事で
国王を操ろうとした黒幕は自分達に累が及ばないと考え
アルマンの口を封じる事もないだろうと言うヴィクトールは
実に晴れやかな顔をしています。

そんな彼を見てウラルは・・・

A4サイズ片面にて男性陣のその後編になります。

「怖いなぁ、王家四兄弟」と思いつつ
アルマンの話題がひと段落着いたところで
やっとアルベルクがマリウスの熱視線に気づいた様を
眺めていました。

マリウスはアルベルクに重用されて嬉しがっているのは
ウラルとしていささか面白くありません。

マリウスを困らせるのも喜ばせるのも自分がいいと
ウラルはアルベルクに突っかかっていくのですが
王子さまは全く気づかないのです。

ウラルは少しは自分と仲良くして欲しくて
庭の兎を餌に遊びにおいでと言えば
溺愛執着王子にマリウスを懐柔して
クロードを呼びつけようとしていると嫉妬されます。

ラウルはそれでもマリウスが喜んでいるのを
見るのは悪くないと思う

・・・というウラルの胸の内が明かされるお話でした♪

本編でもマリウスが
アルベルクを慕っているのは判りましたが
ラウルの気持ちはまさか過ぎました Σ( ̄。 ̄ノ)ノ

ラウルとマリウスのその後を知りたくなりました。

※他店舗特典(レビュー済)
フェア店特典はアリスとアル押し3人組のお話
コミコミ特典は2人のその後のお話です。

乙女たちのその後は・・・

本品は『腹黒甘やかし王子は女装悪役令嬢を攻略中』の
フェア書店特典ペーパーになります。

本編後、アリスとアル押し三人娘のお茶会風景になります。

今日は光の乙女であるアリスと
アル押し3人組のローラ、ミレーヌ、ソランジュが
優雅なお茶会を開いていました。

3人娘は今までヤキモキしながら見守ってきた
アルベルク王子の恋が成就した事を喜び
アリスにアルベルクの恋を知ったきっかけから
話し始めます。

本来4年かかる為政者講義を3年で終えて
法学経済の講義に顔を出した際、
ある男子生徒がした質問をしました。

「こちらの講義も飛び杞憂なさるおつもりですか」
「親しくしたい人がいるので急いで
 こちらの過程にきたのだから飛び級なんてしませんよ」

その言葉の終わりにアルベルクの視線がこちらを向き、
彼女たちは彼の目が捕らえた人物が
クロディーヌなのは明らかでした。

この親しくしたい人=クロディーヌなのは明らかなのに
当の本人は全く気づかず・・・

B5サイズ4つ折り片面にて
彼女たちがアルベルクとクロードの恋に
ヤキモキしていた様子がコミカルに描かれています。

クロディーヌは人に見られることに慣れ過ぎていて
アルベルクは尻尾を垂れた猟犬のようでした。

それを聞いたアリスは
「大変なヘタレでございますわ」と言い、
3人はヘタレていた頃の王子エピソードで盛り上がり
ニブ過ぎるクロードの話でも盛り上がる

・・・という乙女たちの萌談義的なお話でした♪

後日光の乙女の異世界知識を耳にしたクロードは
そのうち「受け」「攻め」とか言い出さないと良いな
と遠い目をするという追オチでさらに萌え萌え♡

とっても楽しい番外編でした (^O^)/

※他店舗特典(レビュー済)
アアマゾン特典はラウル視点の男性陣のその後、
コミコミ特典は2人のその後のお話です。