「プ○ズン・ブレイク」にハマった直後に読みました。
他にも英米系のドラマや映画が好きでかなり観てるせいなのか、
いろんなとこに既視感がありすぎて、参考にしたのかなあと考えちゃうので、
あんま楽しめませんでした。
BLだしぬるいのは当たり前…
分かってても比較対象が頭に浮かぶと中途半端に感じます。
ストーリーも予想を裏切ってくれません。意外性なし。
王道ってことかもだけど、先の分かり切った物語に既視感がプラスされると退屈すぎます。
終盤の展開は雑。ページが足りなくなったのかなあ。
もっとしっかり次巻につなげて欲しかったです。
変な意味で印象に残ってるのは、
アメリカの社会問題に関して書かれてますが、
微妙に浮いてる気がしました。
私見が混じってるとか、作者の怒りが強く反映されてるとか、
そこだけこれ誰の言葉?ってなる感じがあるんです。
たぶん期待したのが良くなかったです。読んだタイミングも。
作者が英語圏の作品いっぱい見てるのはよく分かる小説なので、
そこには親近感を覚えました。
ちょっと流行タイプのタイトルだし、
何か新しい話が読めるのかな~と期待しちゃいました。
中身はコレ昔誰かが見た夢をそのまま書いたの?
受けに都合が良すぎて甘やかされまくりでドン引きでした。
受けはセリフがところどころ引っ掛かり、いうほど性格良くない…ってなります。
何度も一人で迂闊にピンチになって攻めが助けに来てって何してるの…。
辛いことは全部攻めがどうにかしてくれて
受けは慈悲深アピールとかもう…パターン化してるBLだけど…。
んで攻めは純朴だの初心だのと受けを褒め称え…。
無理。
だらだらだらだら受け愛され小話ばかりを垂れ流されても。
受けのどこが良いのか全然分からない。
起伏の無いストーリーと魅力のないキャラで読むのが苦痛でした。
主人とペット、がしっくりくる二人って印象。
挿絵は好きなので中立、本文はしゅみじゃないです。