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女性雀影さん

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じゃない方の力

巻き込まれて異世界転移だと、巻き込まれた「じゃない方」が主人公なので、この主人公に、異世界において実際どんな力があるのかって辺りがお話のメインになるわけですが、
こちらの作品は「じゃない方」の主人公にも、限られた条件下でのみ発現する能力があって、というお話でした。

1冊読み切りの小説としては、必要かつ充分な展開ではありますが、最近ずっとwebの異世界物とか読んでいる当方としては、商業出版の読み切りって超短編でちょっと物足りないわねって感じがどうしても残ってしまう。
だからといって、エチシーンが長くなればいいってわけじゃなくて、その後の展開が知りたかったなと、そんな感じで萌は一つ。

ギヴン 7 コミック

キヅナツキ 

シリーズも長くなってくると

シリーズも長くなってくると、最初のメインカップルがあんまり登場しなくなったりする事はよくあるわけで、
それでも、一応この巻で柊編には区切りがついたってことでいいのかな?
次からは、メインカップルと言うか、メインのキャラクター達のバンドの進路の話で展開していくのであろうと布石して、本編は短めに終わって、あとは4コマの小ネタと秋彦の新居探しの短編の詰め合わせ。

劇場版アニメで、なんとなく、お話がきれいに全部終わってしまった気分になっていた&予約してから発売まで結構期間があった&連載は追わずにコミックスにまとまってから読む派、等々、諸々の理由で、すっかり「なんだったっけ?」状態で読了。
柊編も必要なエピソードだったとは思うし、あらためて遡って続けて読めばもっと萌えられると思う。

ふかふかおっぱい

これ、「俺の胸でおやすみ」の方、以前に読んでたつもりで電子書籍化されたのを購入したんだけど、「俺の胸でおやすみ」、実は読んでなかったのかもしれない。
「俺の胸でおやすみ」の方を確認してみたらレビューもしてないみたいだし。

一応、メインキャラクターの望と竜郎のはがゆい恋の顛末のお話という事で、ストーリーの流れはまとまっているのだけれど、舞台になっている会社の仕事内容とかの前提情報なしだと、最初の方がちょっとわかりにくかったかな。
あと、未散先生の絵って、電子書籍より紙の本向きかもしれないなと思った。

大人が言い訳する時

上巻では、まだ曖昧だった二人の関係ですが、お互いに互いの感情を認め合って、
ヒロセが逃亡する原因だった件にも決着がついて、晴れて二人はお付き合い。
はじめと父親の関係にも、なんだか明るい兆しが見えるしと、
とってもきれいにハッピーエンドを迎えた下巻。

番外のオマケは、付き合い始めのカップルには定番のネタの、好き過ぎて、大事過ぎてすれ違い(主にカラダ的な意味で)からのエチシーン。
展開的には正しいけど、今時のコンプライアンス的な気分では、ちょっと、やっぱり・・・と感じてしまう。
売上的にはエチシーン必須なんだろうけどね。

グロいの怖いの

紙の本で注文したのか、電子で買ったのか、試し読みしただけで、なんか既に買った気になっていたのかどうなのか迷っていた本。
どうやら電子化を待っていたらしくて、ようやく電子書籍で購入。
のっけから血まみれで、グロいし怖いし、電子書籍で買って正解だったかも。
おはなしは、これが、いつBLになるのか心配になるようだけど、最後の方でちゃんとそれらしいエピソードが提示されているので、続巻が出れば、しっかりBLになるのでしょう。
ストーリー構成はきっと神レベルだけど、やっぱりグロいのは怖いので、萌マイナスで。

自分に忠実

前作でくっついた、元悪宰相と騎士団長さんが新婚旅行に行くお話。
半分ホントで、半分ウソですが。
とりあえず、二人が色々な理由のある仲間と一緒に、色々な思惑のある他国を、色々しながら旅して行って、色々無双して、結果、自分の欲望に忠実な元悪宰相さまが、自分の思う通りの成果を得るといったお話です。
で、この色々の合間に熱々新婚さんの2人は、隙あればエロエロイチャイチャします。
転生ファンタジーのお約束の、前世の知識で云々的な展開も盛りだくさんで、最後の落ちでちゃんとタイトルの回収もして、ストーリー自体の満足度はとても高いです。
また、BL方面も、分量的にはしっかりたっぷりで、ちゃんと紛れもないBLとなっています。
ただなぁ、性器的な物の呼称というか表現単語が私の趣味と相容れなくて、転生ファンタジー脳でサクサク楽しく読んでいたのが、BL的エロ展開になるたびにすんってなってしまって、もうこれは、全くもって私の個人的な単語に対しての趣味の問題で、大変申し訳ないのですが、この評価で。

おじさん,オジサン

前作が高評価だったし、その続きなので高水準な作品なのは間違いないのですが、、

得てして、くっついちゃった後のお話というと、いざ恋愛が成就してみると、その相手が好き過ぎて、大事に思い過ぎて、失ったりした時の事を考えると恐ろしすぎて、自己完結して右往左往するお話になってしまうのは、もう、これは避けて通れない展開なのだなと、そう、強く思いました。
とりあえず、野末さんがめんどくさいって、けっこうイラっとしちゃったのは、まあ、それだけお話作りに説得力があるってことで、