めーこさんのマイページ

萌×2作品

女性めーこさん

レビュー数2

ポイント数19

今年度113位

通算--位

  • 神2
  • 萌×20
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない0
  • 絞り込み
条件

指定なし

  • レビューした作品
  • 神作品
  • 萌×2作品
  • 萌作品
  • 中立作品
  • しゅみじゃない作品
  • 出版社別
  • レーベル別
  • 作品詳細
  • レビューした著者別
  • レビューした作画別
  • レビューしたイラスト別
  • レビューした原作別
  • レビューした声優別
媒体

指定なし

  • 指定なし
  • コミック
  • 小説
  • CD
  • DVD
  • ゲーム
  • 特典
発売年月
月 ~
レビュー月
表示モード

受け君の成長ストーリー

暮田先生作品の中でも超有名作だと思います。
私自身は先生の他の作品で肌に合わないと感じた経験があって、これはどうかな…と思っていましたがスラスラ最後まで読めて、純真な受けちゃんに涙してしまう場面もありました。


虐待をされて、血の繋がらない親に育てられた累くん(受け)と、その隣に住む幼馴染みの八尋(攻め)。
複雑な家庭環境から、愛されることに不器用な受けちゃんが愛を受け入れて、自分も人を愛せるようになるまでの成長ストーリー。


以下ネタバレありです。 


子供時代の無垢な累が「かわいそ可愛い」で、幸せになって…!と思い、また里親夫婦もいい人達で好感が持てました(*´ω`*)
攻めは最初から受けが好きなので受けのことを攻めなりに猫可愛がりしています。
他の方も仰っていますがショタ時代からやることやってるので、ここでBL警察が作動してしまう方は「ちょっと…」となってしまうかもしれません。

私的には、ショタ問題は気にならないものの、二人の関係性よりも家族の絆が深まったことに心を持っていかれて、BLとしては萌えきれなかったので(なんでなんだろう?単に作家さんとの相性の問題でしょうか…?)萌2です。
神評価が続く中すみません。
しかし、攻めの「今意地悪い言い方したな」とか、受けの友人の「(自分が悪い言い方したことに対して)今のごめん忘れて!」のようなセリフ一つ一つが人間らしく、細かい心理が伝わってきます。
共依存のダークな雰囲気も散りばめられていますが、この作品がもっと病みに振り切れていたり、光に振り切れていたら私的には神だったなと思います。

攻めの正体そうきたかー!

初読み作家さんです。普段あまり新人作家さんの作品を読まないのですが(こちらは作家さん2作目のご本だそう)、なぜかこちらの作品にたどりつき、あらすじが気になったので購入しました。

不感症に悩む受けが、不感症克服のために訪れた人里離れたクリニックで出会った医師とのキスから始まる治療…
なんだかすごくエロティックなあらすじでとても気になったのですが、受けが不感症なので簡単にはエロエロしくなりません( ;∀;)
どちらかというと攻めの誠実さがわかるストーリー。

正直なところ、あらすじから期待したほどのガツンとしたエロもなく、受けも攻めもいい人だけど無難にまとまっている感。
攻めが●●なのに、ちょっと親切すぎでは?と、特に攻めにたいして設定を生かしきれてない印象を持ってしまいました。
攻めを魅力的にするためには仕方なかったのかな。

くっつくまでのドキドキよりもくっついた後のイチャイチャに萌えました。
幸い本編後に二つのSSがあり、この二人のいちゃいちゃをもっと見たい〜!と思いました。
甘々です(*´ω`*)
えっち中の二人の会話はとても萌え萌えしましたので、つまらない本ではないです!

新人作家さんが日の目を浴びにくい(と個人的に思う)BL小説界、是非著作の少ない先生方に頑張ってほしいです!
碧井先生の自作に期待です。
挿絵のイラストも可愛らしくて好きでした。

さすがとしか言えない

久々に再読して自分の中の評価が変わり、
レビューしたくなったので投稿します。

元々丸木戸先生作品は商業デビュー前、二次創作の別名義時代から拝読していました。
その時からキャラの心理描写を丁寧に描き、同じ作品のファンのファンをしていても気づけないような可能性、キャラの多面性を引き出した作品を描かれる唯一無二のサークルさんという印象でした。

本作はレイプで犯罪歴ありのクズ男が主役というなかなかBL界ではみない設定で、読み手からみても難しい設定から入ったなと感じるほどですが、すんなり読ませてしまうのはさすが丸木戸先生。

何者にもなれない自分、人生の約束されたレールから外れてしまった自分。
そうした、「主役になれるはずのない人々」が田舎という閉塞した世界で少しずつ距離を縮めて、歩み寄って行くところに小さな幸せを感じます。
場末のバー、過疎が進む田舎、母親はほとんどの常連客と寝てしまうスナックのママ(この人がまたいい味をだしているのですが)。キラキラしたものはでてきません。
故に、4年前の初見時は「うーん…?」が正直な感想でしたが、ふと思い立ち4年寝かせて再読してみると、はきだめのラブストーリーもありじゃない!
独特の丸木戸ワールドに夢中になってしまいました。それだけ自分も大人になったということでしょうか。
二篇目の「青い影」もそう。
最後のコマで「誰にだってストーリーがある」と思わせてくれるんですよね。

先生のストーリーテリング力おそるべしです!
BLとしてめちゃくちゃ萌える!ハッピーになった!を求めると評価が分かれそうなので萌2とさせていただきました!

気づかないまま執着している2人のお話

攻めの1人表紙。
面白い本はこの傾向高いと勝手に思ってるのですが、こちらも面白かったです。
子供の頃からの同級生同士、攻めは受けを好きで、受けも攻めを好きなのにあ互いにそれを秘めていて…というあらすじ。

最初は受け攻めそれぞれの視点ですすんでいくのですが、特に攻めがネチネチした感じで、こいつを俺のものにしたいという暗い欲求をもっているのがよいです◎
執着攻め好きにはたまらないと思います!(*゚∀゚)
とはいえ、受けも攻めに対して満更でもない両片思いなのでそのすれ違いをニヤニヤ楽しめる感じ。
軽いテイストで読めます。

相葉先生なので絵が綺麗でえっち…!肉体美!!
えろえろ…なのにおせっせは意外と二回しか(?)してない…なのにえろい!wありがとうございます。

相葉先生のTwitterで1話を公開してくださっていますので、試し読み興味がある方は是非^^

みんな大好き夏朗さん!

前作ワンダー・ボーダーでの当て馬役夏朗さん目線のお話です。
何はともあれ夏朗さんおめでとう!( ;∀;) の気持ちです。
前作で何も悪いことしてないのに一方的に洋春君に振られた優しい夏郎さん…幸せになれてよかった〜!

変わった性壁の梅雨彦が、ちゃんとした恋愛に目覚めて人間的にしっかりしてる夏郎さんとくっつくストーリーもよかったです。
梅雨彦は悪気なく色んな男と関係をもってしまうタイプで、
一番やっかいなやつ‥と思いましたが、
夏朗さんの誠実さと根気強さがあったからこそ
2人の幸せな未来にいきついたのだなとおもいます。

そしてさすがクパさん、えろは多めです!
最初からえろえろですが、
くっついてからのえちは尚良し!!(*゚∀゚)ありがてえ!
コミックス発売時に、上田先生が前作より好みが別れるかもとツイートされていましたが、
受けが節操なしやっかい性癖持ちな点なことを危惧されていたのかな。
攻め以外の人間とヤる描写が苦手な方はご注意下さい‥
しかし!
某書店さんのポップで「恋育」とデカデカと表示されていましたが、
まさしく恋育のお話なので…! 
傷心攻めとやっかい受けが歩み寄って恋を育てていくお話しだと私は解釈しています(*゚ェ゚*)


どうでもいいですが、本作がでると知ってから
ワンダーボーダーを見返すと、
夏朗さんから洋春をうばった和秋がめちゃくちゃ調子いいやつに思えてしまいました笑