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空回ってばかり

就職浪人してしまい、バイトをしながら就職活動する地屋くん。
不採用通知に凹まされるメンタルの弱さ。
口下手で思ったことを言えない地屋くんが、その度に恋人に甘やかされ優しいエッチで自己を保ちなんとか回復するような毎日。
恋人とどんなすれ違いが巻き起こるのか。
そんな期待を持って読み進めてみたのですが。
情緒不安定というよりかは口下手であまのじゃくな部分が目立ってしまい、恋人に好きと伝えたいのに伝えられない、言葉の重さに自己嫌悪してばかり。
恋人の懐の大きさに甘えてしまうのは仕方ないとしても、バイト先の先輩に相談できるぐらいには周りが見えている子だったりするので。
恋人桂くんの自己主張的な発言がもう少しあっても良かったかなと思ってしまうこともしばしば。
タイトル、帯の煽り、あらすじと、気になる要素満載で思わず購入してみたのですが、微妙にタイトルとテーマが違うかなと思ってみたり。
優しいだけで物足りない部分もありましたが、穏やかで慎ましい日々の幸福感にごちそうさまと、心地よい読後となりました。

表紙買い

久しぶりに引っ張り出しました。

タイトルにそこはかとなく漂うエロス。
1ページ目の再会から情事の濃密さを漂わせ、それが日常になるまで晒さずに進められます。
否が応にも期待を高めていきますが、そんな期待を更にかわして、麻野の世話焼き体質や館山の甘えっぷり。
十分に知らしめるふたりの会話でタイトルに間違いなし、と納得してしまいます。
そうして訪れる濃密な夜。となるわけですが、エロさも十二分に堪能。どんどん読み進めたくなります。
この時点でページ的には3分の1程度となり、勝手に甘々な世界が繰り広げられるのか、何かしらの事件が起きるのかと待ちの体制となるのですが。
麻野の自己完結させた初恋に館山が踏み込んでしまい、それからの、館山の存在に対しての意義的な思考にぐるぐると振り回されていきます。
恋愛感情から始まったわけではない関係。
世話を焼きたい、甘えたい、そんな重要と供給。
そこから先に何があるのか。
中途半端な関係から意味を持たせることの重さ。
麻野にとっては叶わなかった初恋をとても神聖なものに昇華させてしまい、館山への好意を恋愛感情に当てはめていいものか。
その思考の渦にぐるぐる。一旦解決してもまた、恋愛ではなく依存なのではとぐるぐる。
麻野の恋愛の基準に振り回され、あれでもないこれでもないに苛立ってきてしまいます。
最終的な所でふたりの落とし所は見つけるのですが、もっと早く解決できたはずと思ってしまい、後半のもやもやを引きずってしまう消化不良な読後感となってしまいました。

まさか続編がでるとは。

せっかくのイケメンをマスクの下に隠して、社会生活を全うする立花係長。
恋人とふたりきりでも同様で、もうなにを楽しみにしたらと嘆いてみたくなるのですが…。
それはそれ。
謎な部分が多い立花のバックグラウンドのカオスを覗き見たい衝動と、今度はもう少し長くお顔を見られるかも。
そんな淡い期待をついつい持って読んでしまいます。
立花のキテレツさも言動も、本気で真面目に向き合っているからこその可笑しさがあり。
どこか無邪気に、他人の反応を楽しんでる風もある立花の、自己満足な発言の数々に翻弄されたりげんなりさせられたり。
分かってはいても煙にまかれ続け一喜一憂の繰り返し。
時々不思議なテンションに置いていかれることもありますが。
取引先の動揺や左手薬指の輝きにどよめく部下たち。
ありえない世界をリアルと照らし合わせて、なんとも言えない可笑しさにただただ面白がるスタンスで見守り続けました。

性癖に刺さりそうで刺さらない?

おもらしプレイに新しい扉が開くのかな?と読んでみたのですが。
No.1ホストの零司が自分の性癖に対してあまりにも堂々とあからさまに求めすぎていてびっくり。
個人的には、直接的な言葉に萌えることもなく。
ただヤンチャなホストが目の上のコブとなるオーナーに意趣返しをしたい。
そんなことから意地悪をしてみたら思いの外いい感じで嵌まってしまって抜け出せなくなった。
二転三転しつつも、残念ながら零司自体には面白味を感じる事ができなかったのですが。
思いの外オーナーの過去?
クズ親のせいで手作りの料理に慣れていなくて、零司の手料理に胡散臭げな台詞とか。
なんだか納得してしまう設定で、もっとそんな所を見たかったなっと思ってしまいました。