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女性いるいるさん

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Luck コミック

暮田マキネ 

尻窄みな気がしないでもない…?

んんんー…。感想が難しい。
何も考えずにサラッと読む分には普通に面白かった。
が、よくよく考えると附に落ちない気持ちにもなる。

ちょっと盛り上がりに欠けたかなぁ…という感想です。
ストーリーが、じゃなくて読んでる時のテンションが。
私の嗜好とは若干合わなかったみたいです;

受けの過去エピソードが可哀想で傷つき萌え属性持ち的に萌えてしまったのと、
受けのキャラクターは好みでした(﹡´◡`﹡ )

全体を考えると中立寄り萌えかなぁ…(悩)
初読時はも少し高め評価にしようと考えてたけれど、
2周3周読み返す毎に萌え度と理解度がどんどん下がった…。


【胡散臭い先輩攻め×健気属性の後輩受け】

受け:天は、占いの通りに行動する大学生。
食事も食べたい物ではなく占い結果に従っています。
占いに固執してしまう理由は過去のトラウマが原因でした。

攻め:寿里は、何を考えているかわからない人です。
ニコニコ人当たりはいいけれど、本音は見せない感じ。
コミュ力が高くイケメンなのでいつも人に囲まれています。

天は寿里からある日突然構われるようになりました。
断っても逃げても寿里はしつこく追ってくる。
寿里との時間はや些細な事が占い結果に当て嵌まり、
まるで運命と錯覚しそうなほど…。

天の揺れる心・トラウマとの再会。
真意が見えない寿里の目的はーーーーと展開します。


んんんー…(。_。)
読んでる途中は面白く感じてたのに
読後はなんでこんなテンション低いんかな~…と理由を考えてみたんですが。
多分どうにも終わりの尻窄み感が拭えないんだ…;

ここからでしょ?ってところでハピエン~終~で
えええぇぇぇぇぇえええぇぇぇええぇぇぇ(゚Д゚)!?
ってなったんだよねぇ…。

1度は寿里を拒絶した天の心境の変化がサッパリで置いてけぼり食らった気分です。
(寿里の言葉が天に届いたってのは頭では理解出来るけど、気持ちがついていかない)
(そのくらいアッサリ翻したから、たったそれだけで?って思っちゃう…;)

途中は面白かったです。
笑顔なのに何を考えているかわからない寿里の先の行動が気になったし、
なにより天の過去エピソードが可哀想でシンドイ(けど萌えちゃう…ゴメンね…天)

純粋だった頃の天は小さくて可愛くて、
好きな人から雑に扱われて可哀想で、
それでも必死で恋してた姿に切なキュンキュン(;///;)
(元彼はクズすぎてマジ胸クソですが…(#-"-))

天は好きになった相手には尽くしちゃう系なのかな。
寿里に対してもたった一言で許しちゃうから、
チョロいのダメ!絶対!って複雑な気持ちになった…。
でも生まれて初めて大切に扱われてジンワリ嬉しそうなとこにキュンキュンします!

寿里に関しては最後までよくわからなかったです。
(情報としてはあるけれど私は理解できなかった)

占いを経て「運命」というワードが出る割にボンヤリしてたのもちょっと残念。
全体的に 何かが足りない って感じがしました。
(何様な感想ですみません)

ナンセンスな辛口すみません。

んんんんんんんーーーーーーーーー????

面白かったのは面白かったんですよ!
親友と子作りするというとんでも発想や、
子作りを通じて意識が芽生えていく変化。
身体先行で始まるBLは大好きなので、その点は楽しい。

ただ、創作にこんなツッコミはナンセンスと重々承知ながらすごくモヤモヤしたのは…

◉跡取り跡取りうるさい親や祖母。
(子供さえ出来りゃOK。結婚も産む人も興味なし)
◉「俺が産もうか?」と言っちゃう受け。
(いやいや、産んだ後の考えて言ってる!?)
◉親に押し切られ、受けに押し切られ、の攻め。
(自分の子供の話やぞ?( `д´)⊂彡☆))Д´) パーン)

っていうね…。
登場人物の倫理観はどうなっているんだ?(#ФωФ)ア"
どいつもこいつも"産む"ことばかりでウンザリ。
育てることについてどう思っているんだろうか。
いや、そもそも子供にだって意思はあるだろうに好き勝手な話ばかり。

ナンセンスなのはわかってても引っかかってしまった。
親たちの好き勝手さはあるあるなのでスルーできるけど
個人的には受けの「俺が産もうか?」が一番嫌だったな。

冒頭の↑ココらを気にしなければ普通に面白かったから評価に困る…(∩´///`;)

"子作り"を目的としたセックスですが、
義務感のようなセックスじゃないのが良い。

受けは抱かれてる時にドキドキしてて、
攻めは甘めのキスをするのにキュンとくる////
初エッチで"親友と余裕でセックスできてしまった…"の戸惑いとかね!萌えるね!(∩´///`∩)
段々親友として見られなくなってくとこが好き…!!!

エロも多いし、
個人的に表紙より中の絵が好みで読みやすいのも良き◎
(表紙だけならちょっと好みから外れる…;)

ただね、愛が芽生えたから良かったようなものの
もし愛が芽生えず義務的なセックスで子供出来てたらどうしたんだろうか…と。

親や祖母が子育てをして?
受けはただ産んだだけで普通の業務に戻って?
攻めは父親の自覚がないまま父親するの???

そうやって変に現実的なツッコミしちゃう自分にゲンナリしつつ、100%楽しめなかった。
"親友と子作り"がライトに読めるかなぁ~と緩い気持ちでいたらデリケートな話で…;

いろいろ書いちゃったけどセックスするようになってからの変化は良かったです!

辛口すみません;

才能の差・劣等感・ほろ苦い恋心

あらすじのキーワードに惹かれ購入しました。
……うん。……うん。……うん。
あらすじ通りなんですが、心にくるものがなかったです;

なんだろうな。攻めの描いた絵に絡む劣等感の描写が非常に非常に多いので絵の存在感ばかりが際立ち、肝心の攻め本人の印象がイマイチ薄い気がします。恋愛感情が湧くのも唐突感が否めませんでした。これ憧れや友情で良かったんじゃ…?と思えてくる。

個人的に受けのキャラクターが好みじゃなくて好意的に捉えらず、辛口感想になっているかもしれません。
きっと解釈不足もあると思います。すみません;


さてさて。
お話はあらすじにあるように、美術大入学を目指す子たちが集まる予備校を舞台に展開します。

攻め:準星は現役生の高3。圧倒的な才能の持ち主で周囲からは敬遠されがち。(というか妬み嫉みの対象にされて誰彼構わず嫌われまくっている…;)それを本人は知ってか知らずか気にするまでもなく、自分の描きたいモノをどんどんキャンバスに描く。性格は寡黙で素朴さを感じるかな。ごく普通の良い子です。

受け:陽斗は浪人生。自分の個性の無さや才能の無さに打ちのめされながらも必死で頑張っています。

陽斗は準星の絵に惹かれ、準星に興味を持ち、話しかけます。最初はぎこちない会話のやりとりで始まっていきますが、次第に2人は仲良くなります。準星の絵の話を聞いて陽斗もやる気が湧き、自分が思うように絵が描けるようになったり。良い刺激を貰いながら友人関係が築けていました。

しかしそんな日は長く続かず、思うように絵が描けず一旦躓いてしまった陽斗は、準星への劣等感ばかりが膨れ上がるようになるのですね。苦しくて堪らず少しずつ準星と距離を取って離れていきます。

けれど離れても準星の絵は嫌でも目に入るし、高く評価されまくっているのも耳に入る。
立場の違いを思い知らされる度に鬱々とした気持ちを抱えてーーーーと展開します。


陽斗は嫉妬を抱えて卑屈になっているだけでなく、
自分なりにもっと結果を出そうと必至で頑張っています。
(その頑張りは凡人の域じゃないので陽斗も充分すごい)

そこまで頑張っても準星にたどり着けない絶望感。
陽斗の苦しみはリアルなしんどさがあって応援したくなりました(;ω;)

普通の友情モノとしては充分なんですが、
BLとして読むと、劣等感と恋心が綯い交ぜになっている感じはあまり伝わりませんでした。

陽斗の言動から"準星が好き!"が見えないんですよね…。
言葉としてあるにはあるんですよ。
でも琴線に触れないというか、心が動かない。

準星側の視点がないので、
準星が陽斗が好き!と言い出したときも、え(゚Д゚)???
唐突すぎてグッとこない…(;ω;)グヌゥ

そういう意味で言えば、陽斗の友人が1番BLしてた気がします。
陽斗をいつも気遣って片想いしている様子や、準星に対し才能への嫉妬+恋のライバル意識も混ざって。
自分の醜さを認めながら前に進む人間臭さが良かった。
陽斗にフラれるシーンではもらい泣きしました。
(個人的に1番心が動いたのはココ)

文庫本にしては分厚い本なので、
家族関係などバックボーンもしっかり描かれています。
それぞれ皆、家族が大なり小なり影響しています。
けどエピソードが弱くてぼやけてる気がしないでもない…;

うー……
なんか陽斗の告白もちょっとなぁ…。
フラれないと知ってて告るのはあまり琴線にこない。
これ、準星側の視点で読んだら萌えた気がします。
一生懸命伝えようと頑張る準星が可愛かったです。

評価は萌え寄りです。
中立だと厳しめになっちゃうんですが、肝心のBL部分に物足りなさがあって中立にしました。

城下の白鳩 コミック

野木薫 

ん?????

絵がとても素敵です。
世界観が作風にとても合っています…!
知らない国の物語を読むワクワク感はありました。

が。
うーーん、これBLなんでしょうか;

私自身がわかりやすいぐらいガッツリBLしてるのを好むこともあり、かなりフワッとしていたな~という印象です。これは匂わせてるのかな…?と感じるシーンは何カ所かありましたが…。BL主体に描かれていない(ように感じる)上に、ストーリーもフワッとしてるので読み終えた感想は「????」でした(;´Д`)

CannaさんのTwitterで試し読みが公開されていますが、その雰囲気が最後まで続きますので嗜好に合えば良い作品だと思います。色々辛口なことを書きましたが一応事件やなんやかやありますし、きっと彼らの人生が交わった時BLが生まれているんだと思います。ただ私にはよくわかりませんでした。


というわけで完全に嗜好にあわなかった者のレビューです。
フィルターかかってますのでご注意。
評価は絵や世界観は良かったので中立であげます。


改めて吟遊詩人をググったら中世ヨーロッパと出てきたので舞台はその辺りかな?

吟遊詩人のネロは芸術振興に積極的な国王に大変気に入られて城で暮らしています。けれど自由奔放な性格は城に雁字搦めになる質ではなく、たまたま見かけた薬師・エルヴェが異国人であることに興味をもって城を抜け出し会いにやってきます。

エルヴェは城で薬の商いをしているときにどこからともなく聞こえてくる詩をとても気に入って聞き惚れていました。突然押しかけてきた正体不明の男が詩人・ネロだと知って戸惑いながらも親交を深めていきーーーと展開します。


このあとに事件が起こってネロが殺されかかったり、エルヴェに容疑がかかったりとなんやかやあるんですが、3回ぐらい読んでやっと事件の概要を理解したというか…、BLなのかなぁ…というか、なんの意図を込めて描かれたのかなぁという疑問とか。

事件によってネロとエルヴェの関係が深まったといえばそれまでなんですが、なんせ終始フワッとしてるし、出会った頃と現在の違いが全くないんですよ。ずっと仲の良い友達のまま…みたいな。なんとなく深い関係になったんだろうなぁ…という雰囲気は察せられるけれど、私のような嗜好の読者的には頑張ってアンテナ張ってやっと感じる"雰囲気だけ"なんですよね…。友情に萌えを見出す方向けの作品かなぁと思います。

特別にエロ至上主義ではないですが、個人的に友情と恋愛の差はハッキリ見たいから『BLジャンル』を嗜むのであって曖昧なモノはあまり欲してないので「チューぐらいしろやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ(#`皿´)و ̑̑ グヌヌ」が一番の本音です←

辛口なことを書きましたが絵は本当素敵です。
カバー下のイラストは逢瀬を楽しんでいる親密さを感じられてすごく好き…!

たしかに奇想天外

少々辛口になります。


面白いッ!
面白い…おもッ…面白…い…けど…
なんか違うんだーーーーー!!!

という中立です(;´∨`A
タイトルからしてもあらすじ読んでもどんな内容かピンとこなくて、夜光さんだし奇想天外オメガーバースってどんなだろう…!ってピンと来ないのが逆にワクワクを掻き立ててくれてポチッとしたんですが。うーーーーん( ˘•ω•˘ ).。oஇ

何様やねん的な感想になりますが、一言でまとめるなら無理してオメガバースに当てはめ過ぎて展開が雑だったなぁ…と。でも確かに奇想天外だし、オタクにとっての「推し」の概念が余計な邪魔になる関係はとても面白かったです。

が。やっぱりちょっと無理があったと思う。
力技でねじ伏せられた気分…かな。すみません。

内容は書いてくださってるので感想メインで。
ちょっとネタバレ多めになりますので以下ご注意。


まず「推しはα」この設定は面白かったです…!

受け:佑真にとっては人見は手の届かないアイドルそのもの。自分の存在を一切介入させない世界で見惚れている時間が大好き。オタクが言う「壁になりたい」の心理です。いつでもどんな時でもどの角度からでも眺め倒したいけど、推しから認知されたら死にたくなるアレ。佑真の言いたいことは痛いほどよくわかるw

攻め:人見は祐真のその考えはさっぱり理解できません(そりゃそーだ)そういう意味でも人見の人間の良さを感じます。一目惚れがキッカケだけど佑真の本質を好きだと言う。嘘はつかないし気遣いも出来る。無理やりなことはしない。

そんな人見の告白を佑真自身が軽く去なすのは少々モヤっとしました。同僚で友人が真剣に告白してくるのに「推しと付き合うなんて無理!」で断固拒否。それって人見にすごく失礼じゃないか…?と。アイドルとオタクの噛み合わない会話みたいで面白いと感じる反面モヤっとする。面白いんですよ。面白い。けど;

で、前半はオメガバース要らなくない?と思うほど関係ない…。時折思い出したようにαだβだと会話に出て「あっ…オメガバースだったね…これ」と我に帰る。

後半になってようやくオメガバースが絡んできたなーと思ったら!ホンットこれ人権侵害も甚だしいよね?っていう性別変え!本人無許可!(女で生きてて概ね満足してるのに勝手に無理やり手術されて「男にしてあげたよ!これでよりBLが楽しめるね!良かったね!」って言われたら絶望するわ…。ありえねぇ…。)

佑真もブチ切れて謝罪にきた相手に怒鳴るのは新鮮でしたし、怒りを露わにするのが苦手な子がブチ切れてたのでちょっとホッとしました。そんだけの事をされたんですもん。

佑真のために人見が危険を冒してまで頑張ったのはかっこよかったです!人見だってフェロモンで理性失って暴走したのは巻き込まれ事故みたいなものなのに下手な言い訳一切せずに誠心誠意 佑真のために動くのにじんわり(;///;)人見は顔以上に中身がイケメンだと思う。

人見からのプロポーズを「推しの世界にモブはいらない」と自分勝手な理由で散々拒否してた佑真があっさりプロポーズを受け入れた理由はなんていうか……。申し訳ないけど雑に終わらせたなーというのが正直なところ。佑真の意思で推しの概念を拭い去って人見の心に応えて欲しかった!と思うのは望みすぎですかね…?オメガバース設定を使って無理矢理ねじ伏せられた気分になりました(´・ω・)

私の読解力では受けが理解出来ない…。

タイトル&表紙買い。
表紙から既に物語が始まっているような、
一体何があったんだろう…と思わせてくれます。

ーーーが。うーん。すみません。
結果、表紙が一番萌えた…かも。何がどう合わなかったかを書こうとするとちょっとネタバレ多めになってしまうので以下ご注意下さい。





辛口になりますが心の移り変わりが私には理解しきれず少々目が滑ってしまいました。暴力を振るう、暴力を受ける。共存がどうのって言葉まででているのに、受けとDV彼氏の関係の終わりが非常にアッサリしたものなんですね。

DVに気付いたノンケ攻めが心配し、
→攻め:そんな関係良くない!やめよう!
→受け:分かった、やめる
→特にDV彼氏と揉めた描写も無くアッサリお別れ。
→その後攻めの家に住む形になって攻めとエッチ。

ううううーん?受けは優しくしてくれる人の方へ吸い寄せられてくだけで、攻めに対してもDV彼氏に対しても恋愛感情を感じられない…。好意的に見られないのは受けのキャラクターがちょっと地雷だったからかも。DV彼氏は以前既婚者で最初は不倫から始まるのですね。そして奥さんとは同じ職場。なのになんの罪悪感もなく逢瀬を楽しむシーンはちょっぴり嫌悪感。

「女性が嫌い」とあったので、奥さんから旦那を奪う悦みたいなものすら感じてゾワっとしました。奥さんと一緒にいるとわかってて電話で呼び出し「おかえりなさい」とニッコリ出迎えるなんて確信犯でしょ…。(なぜ女性が嫌いなのかは明らかになっていません)

でもこの物語は受けがずっと痛みを抱えて傷ついてきた弱者として描かれているので、なんていうのか…ほんとに受けは弱者なのか?という違和感が拭えないまま読み終えました。もちろんDVは犯罪です。暴力を振るうほうが絶対的に悪い!それを大前提としても、受けの行動がシックリきませんでした。

優しくされたいだけとかいいながらSMクラブへ通っていたのも謎。これは付き合う相手が暴力を振るうようになっていって、そういう性癖になったってこと?だから攻めの優しいセックスじゃイケないのか?でも縛られるのはトラウマなんでしょ??ダメだ…私のポンコツ理解では頭パンクする。

攻めは一生懸命でイイヒトでした。
DV彼氏は論外ですが、受けを愛して執着してた風には感じられませんでした。暴力を振るうのは本意ではないようだったので(人を殴って置いてその言い分も腹立つが)、多分受けと別れてホッとしてるところもありそう…な気がする。

最初読んだ時は萌え辺りかなぁ…とおもったけれど、読み返すとますます受けに拒否反応が出てしまって中立であげます。苦手フィルターかかりまくってるので正しく解釈できていない可能性が高いです。が、私が感じたままを書きました。すみません。

個人的にBLというには微妙なライン

うーん…(。_。)

謎が多い展開は面白かったし気になって一気に読んだんだけど……この感情なんやろ。TLの中でBL展開を読んだ気分…?というのかな。女の子みたいな受けだから〜花嫁ものだから〜という理由でTLぽいんじゃないんですよ。バックボーンが「…え。TL??(O_O)」とね。一瞬虚無入ってしまったかな。

(性別は関係ない!で帰結してるし、受けにティン付いてるから形としてはBLです)

pixivで公開された試し読みが一番面白く感じました。
曰くありげな男・黒瀬と謎の客・光崎が登場して、あらすじを見ると光崎が攻めなのは確定…ということは黒瀬は…?絶対なにか絡んでるよね??うわ~~どういう関係なんだろ( ´艸`) ワクワク 冒頭は現代モノだけどタイトルの回収はどう展開するのかな~~~( ´艸`) ワクワク

と。謎が多いまま展開するのでグイグイ引き込まれました。
そういう意味ではネタバレ無しで読んだ方が面白いと思います。


(以下、ネタバレ有りの感想です)



タイトルや表紙でもわかるように異世界ファンタジーのお話です。
人間界で生まれ育った受け・蓮樹視点で進み、妖精国の世界観は蓮樹に説明する体で展開するので設定にはすんなり入り込めました。

といっても(一応納得した上とはいえ)突然人間界から妖精国に連れてこられた蓮樹なのでわけのわからないことばかり。読者もわからないことばかり。妖精王であるウィルバート(光崎)は心の底から愛を紡ぐ割に肝心なことははぐらかすのですね。ずっと傍についていてくれるマルも蓮樹を慕いベッタリだけど、蓮樹の質問にはションボリするだけで…。

そのせいか、ウィルバートの愛が一方的な身勝手さに感じるのが難点でした。めちゃくちゃ溺愛攻めなんですが蓮樹の心だけ置いてけぼりにしたまま「妃になってくれ」と押しつける。そんなもん誰だって不安になるし嫌じゃーーーー!!!!( `д´)⊂彡☆))Д´) パーン ってなる。
序盤はニヤっとくる甘い言葉も中盤過ぎるころにはスン顔デスヨ…( ˙-˙ )スン

蓮樹も蓮樹でちょっと面倒くさい。蓮樹が一番気になる事項は「ウィルバートには妃がいるのでは…?」という疑問なんですよね。そんなに引っ張ることかなぁ…と。なんの説明もなしに妃になれるかーーー!!!で済む話だよねぇ…。妃の有無ばかり気にしてて人間界に未練があまりなさげなのも少々違和感でした。そう簡単に自分の価値観が通じない異世界へ…とは即決出来ないよね;

どうもあまり萌えないせいか細かい部分が気になってしまいました。

で。上に書いたTL部分なんですが。
大きめなネタバレ注意です。


このお話は転生モノです。蓮樹の前世はウィルバートの亡くなった最愛の妻だった。ウィルバートが妻と出会い、愛を紡ぎ、子を授かり、妻を失う、という過程も描かれていて、うーーーーーーーーーーーーーん。私はBLが読みたいんだ。最愛の妻の生まれ変わりが男だろうが愛に変わりないというBLなのはわかるけど、生まれ変わる前は普通の男女モノ。この設定が土台になったBL展開なので、普通のBLとして捉えられなくなってしまったんですよね…(;´Д`)

子供がワラワラ出てきたときにはもうBLじゃないな…と思いました。(子育てBLもオメガバも好きだけど、この作品の設定だと私はNGだ…;) 評価は趣味じゃないと言い切るほどではないし大枠では楽しめたので中立で上げます。

黒瀬の正体は良かった…!
個人的に黒瀬の存在・立ち位置が好みでした♪

感想が浮かばない…。

作家買い&幼馴染みワード+あらすじにある「間違えた」ワードがツボで購入。

うーん(。_。)
一言でまとめると良くも悪くも普通かな…。
サラッとしてて毒にも薬にもならないかんじ…。

私はチョロいので好きな属性入っていれば萌える質なんですが
大好きな幼馴染み設定も萌えセンサー反応せず;
ただチハヤさんの絵は大好きなのでそれを楽しんだだけに終始しました。
作家買いだけど段々萌えが合わなくなってしまって淋しい…。

萌え評価と迷いつつ萌えにするだけの感想が浮かばないんですよね。
これって致命的な気がする。
好きでも嫌いでもないという中立評価です。
辛口すみません。


ストーリーはあらすじまま。
漫画家×担当編集で幼馴染みのCPで両片想いのすれ違いラブです。

攻め:東海林はとにかく言葉が足りない。
だから西脇を誤解させてしまうのですね。
何考えてるか読者的にはわかるけど、そういうときって伝わらないもどかしさや焦れったさでキュンとなったりすのですが……個人的には感じなかったなーと。

受け:西脇はずっと東海林に片想いしてます。
感情を押し殺したまま仕事相手として接し、幼馴染みとして接する。
一途さやいじらしさを感じ、「間違えた」と言われたときの動揺などキュンとくる場面はチョイチョイありました。

んーーーーけどなんかスッキリしない。
自分に向けられた感情にはとことん鈍感なんですね。

西脇目当ての当て馬が登場するのですが
当て馬に対する態度がなんか嫌…。
告白を冗談で流そうとしたりさ。
自分だって東海林の言葉でツラい経験したんだからそんな風にしちゃいかんよ。

東海林もわかりにくいなりに気持ちを何度も伝えてるけれど、上手くいかないのは西脇が中々信じようとしないからなんですよね…。「間違えた」と言われ弱者っぽくみせかけて無神経なのは西脇のほうでは…?と思えてしまった。

攻めも受けもキャラがどうも好むことが出来ずこんな役に立たない感想しか浮かばなくてすみません。絵は安定してて綺麗です。紙本は修正も良きで+゚。*美*。゚+でした。