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PREMIUM レビューアー ソムリエ合格

女性いるいるさん

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三十路すぎてからの初々しさって良きですね…!

終わりがちょこっと残念で☆3にしちゃったけど、
全体的の感想は☆3.5~3.9ぐらいです。
辛口評価だけど個人的に好き系なので楽しく読了。

表紙が……なんて言うか、、試されてますねw
(まぁまぁ勇気がいるやつw(;´∀`))
(電子で買いました←)

インパクトのある表紙ですが、
 ・攻め:恋愛に縁がないまま三十路を迎えた男
 ・受け:相手がクズばかりでまともな恋愛未経験
という恋愛初心者同士のウイウイしたお話です。

30になってから初めて知る恋…!
分別のある大人だからこそ、
相手の立場を慮って我慢しちゃうもどかしさ…!

いや~~~ウイウイで可愛かったですね。
攻めの真面目さがほっこりしてて温かいです。


さてさて。

受け:明日見
付き合った経験はあるものの、
クズ相手に流されてセックスが大体のパターン。
セックスで気持ち良くなったことがありません。

攻め:雄谷
肛門一筋30年 (作中に書かれてるゴロの良さw)
肛門の専門家で肛門への探究心も深い。
恋愛に興味がないまま30を迎えたDTさんです。

セックスで気持ち良くなる経験がない明日見は、
前立腺がないのでは…?と不安になり雄谷に相談。
雄谷は明日見に頼み込まれて診察外で前立腺を確認することになります。

前立腺を刺激された明日見は初めて快感を知り、
快感に震える明日見を見て雄谷も興奮を覚えて。

ーーって感じでアナルきっかけで始まるお話ですが、
これがけっこうピュアなストーリー展開なんですよ!

雄谷が初恋を知る流れが唐突で雑な印象があるけど、
いかんせん雄谷は素直でブレがない真っ当な人間。
自分の中の「好き」という感情を大切にするんです。

明日見が好きだから喜ばせたい。
明日見が好きだから大切にしたい。
明日見が好きだから優しくしたい。

雄谷から陽だまりのような温かい愛情を感じて、
グッとくるんですよー!!!(∩´///`∩)
雄谷の真面目さはめちゃくちゃ好感度高いです。

(看護師さんや患者さんからも愛されてて、)
(とても良い先生なんだなってわかるの良き)

一方の明日見はーーー。
"ゲイ"って理由で今まで嫌な経験があったんでしょう。
ノンケである雄谷の好意を素直に受け容れられません。
雄谷を巻き込みたくないんですよね…。

雄谷からも明日見からも感じられるのは
相手を慮る優しさでした。もどかしいです。

表紙とか1話目試し読みした時の印象と違い
温かさを感じるウイウイした恋が楽しめました。
恋愛に不慣れなもどかしさがキュンキュンする…!

着地点の公私混同が、ちょっとアレで、
ちょっとだったので、ちょっと残念でしたが;;
それ以外は楽しく読むことが出来ました!好き!

武士みたいなナイト攻め×ヤンキー聖女受け

17歳の誕生日を童貞のまま迎えたら
聖女の力が発現して貞操を狙われ始めたーー!?
って感じのドタバタラブコメディなお話です。

攻めは言動がどう見ても武士。武士にしか見えん。
けれど本人は「騎士だ」と言い張るナイト攻め。

受けはヤンキー(っぽくないヤンキー)なのに
聖女の運命を持って生まれた男の子です。
(ヤンキーなのに聖女というチグハグさが良い)

聖女の初めてのお相手には神の加護があるので、
童貞の受けは狙われまくりの貞操の危機ばかり。
なので代々聖女を守る騎士の家系である攻めが護衛につくのですね。

24時間体勢でお護りします!って感じで、
・受けの通う学校に転校し、
・受けの親を説得して住み込みを始めて、
・受けの身の回りの世話をして、
正義感溢れる硬派な武士様っぷりを発揮してました。

聖女と言われてもピンとこない受けは
当然攻めを胡散臭くみてるし、抵抗して逃げますが、
逃げた先で男に襲われては攻めに助けてもらう状態。

童貞捨てればいいんじゃね?
って簡単な話でもなくこれが中々上手くいかないんですよー。

聖女と護る騎士の他にも、
代々聖女を嫁に迎える神の家系も出てくるんですね。
当然男の聖女であろうが関係なく奪いに登場します。

騎士と神が聖女を巡って争いながらも、
少しずつBがLする展開が絡んでお話が進んでました。

騎士には騎士の思惑があったり、
神は決してイイヒトではなかったり、
印象としては読ませる感じの作品だと思います。

但し、設定はかなりフワッとしてます。
(騎士と神の家系はしっかり伝承されているのに)
(聖女の家系だけ誰もわかってないのなんで…?)

BL部分はちょっと心理面が置き去りかなぁ…?
受けが攻めを好きになる理由はわかるんだけど
急に自覚したね!?!?みたいな。

胡散臭い! → 鬱陶しい! → 好き!
って気持ちの移り変わりがパキッとして潔い。
でも好きに変化するととても可愛いくなるので結果オーライ。

個人的に攻めのキャラクター性が好きでした。
何時代の人…?ってぐらい武士っぽいんだけど、
学校では白学ラン着ててこれがまた似合うッ!
(白学ランが似合うって相当だぞ…?)
とっても真面目な人で好感が持てました。

神の存在は物語の良いスパイスだったと思います。

2つの関係性のギャップ

『「本気にならない」ルール 』
『 窒息覚悟の大人の恋 』

なにこの帯!!!(∩´///`∩)ワワワー!!!
窒息覚悟ってすごくないですか????

って感じで
アングラな裏社会で出会った激重めの恋を期待し、
ヒリつく関係を想像したらちょっと違いましたね。
普通に甘くてピュア?っぽい???
(エッチにお金が発生するのでピュアじゃないか?)

正直なトコそんなにヒリつく重さはなかったです;
窒息覚悟というより駆け引き要素の方が強めかな?

感想を一言でまとめると全体的に印象ちょい薄め。
上下巻読んだボリュームがあまり感じられない…。
1冊でまとめられそうな内容を
2冊かけて長々と展開していたような気がします。

一応注意点として、
攻めが女性に奉仕される描写があって、
めっちゃでっかいパイ○リが出てきます~。


さてさて。内容をザックリと。

【風俗ルポライター×人気No.1ウリ専ボーイ】
ノンケ攻めは仕事の為にゲイ風俗を利用し、
そこで出会った受けに惹かれて忘れられずにいます。

雑誌の企画で他人とルームシェアをすることになり、
一緒に暮らすことになったのは例のボーイ…!!!

彼を知れば知るほど深みにハマっていきーーー。

両片思いミエミでありながら
生きてきた社会ゆえのフィルターとか、
お金を払った時間のみ触れられる距離とか、
大人には素直になれない理由はあってーー。

夜の街でしか生きられなかった2人が
出会ってから少しずつ形を変えてくお話でした。


攻めと受けの関係性は、
 ・期間限定ルームシェア中の同居人
 ・客×ウリ専ボーイとして会う時間
と2通りあるんですね。

ルームシェアをしてるけど部屋では接触しません。
触れたい時はお金を払ってホテルで会うーーー…。
2つの関係が同時に進むギャップがポイントかな?と思います。

下巻に触れないようネタバレ少なめの感想は、
攻めが大らかで懐が大きいところに救われますね!

受けの職業を理解して否定をしないし、
風俗業界に精通しているだけのことはあるんです。
(攻め自身も風俗の客側でお仕事してたのでね)

大らかな優しさが時折垣間見えてグッときました。
とっても大人なんですよ…!!!(∩´///`∩)

そういう意味でも安心して読めた感じはありました。
そんなにダークじゃないので、
それが理由で躊躇していたら大丈夫だと思います~!

(感想 下巻へ続く)

人ならざる者・麒麟の存在

四神×オメガバース 完結編。

まず総括として。
この作品はオリジナリティ設定が目を惹きます。
αの中にも階級があったり、
混血のαという存在だったり、
α貴族のΩ堕ち(死罪に等しい)だったり、
人ならざる存在・麒麟が絡んでけっこう面白い。

この『人ならざる存在』が新鮮なんですよね。
面白がって人間で遊んでいるような薄気味悪い奴が
人々から神と崇められて絶対的っていう…!

このシリーズの終着点が想像出来なかったんですが、
最後まで麒麟の掌の上で踊らされているようなオメガバースでした。


さてさて。
ラストを飾る青龍にフォーカスが当たった完結編。
オメガバース界で王道の不憫受けが登場しました。

こちらの世界観、
 ・神=麒麟
 ・高位α=四神
 ・α貴族=四神の家臣
 ・β は仕える者
 ・Ω は属する者
と絶対的な身分差を位置付けています。

居住区も分けられているので、
βやΩがいる場所は治安が良いとは言えません。

そんな場所に青龍である玲李は視察に訪れて、
偶然出会ったΩの奈津を見た途端、発情します。

玲李も奈津も『運命の番だ』と直感しますが、
玲李は四神・青龍の責を負う者。
番を作ることが許されない立場でーーーと展開します。


高貴α攻め×不憫Ω受け。
最後にめっちゃド王道がきたのは良いんだけど、
これまでの独自設定が一気に普通になったな…と。
特に意外性がない展開でサラ~と読み終えました;

(1巻のレビューで生粋のΩを求めたけど、)
(矛盾した感想になった申し訳ない…;)
(不憫受けが普通すぎてちょっとアレやったん)

これまで堅物を貫いてた青龍が
どんどん人間臭くなっていくのが良かったです。
奈津に関わることは意外と感情的になるの良き。

んーーー……。
でもなんかこう普通になったのが勿体なかったな。
混血αの間宮を活かしきれないまま終わった感強し;
あと一歩踏み込んだ内容が欲しかった。

ぶっちゃけ1巻が一番面白かったし萌えました。
ってのが率直な感想です。
絢兎と間宮がもっと見たかったよー。゚(゚´Д`゚)゚。

麒麟についてはスカッと感がないのも残念かな。
モヤモヤするけど"人ならざる存在"なので仕方ない、
と思うことにした。
そもそもが人間の理解を超えた存在ですからねぇ…;

冒頭に書かれている、
【この地において生まれ=身分は絶対の理である】
これって多分麒麟の戯れなんでしょうね。
バース性も、身分差も、人間で遊ぶルールのひとつ。

胸クソ悪い気もするけど斬新な設定を楽しめました。

ゲストキャラめっちゃ多い…!

「お兄ちゃんのお嫁入り」のその後のお話です。
時々読み返してるお気に入りなので嬉しい…!

タイトルにもある通り、
1月~6月まで各月ごとの日常が綴られています。

ひたすら幸せいっぱい、可愛さいっぱい、
宗匡の親バカっぷりをトコトン享受する1冊でした。

子供を囲んで周囲の大人がずっとニコニコしてます。
そして隙あらばイチャイチャイチャイチャしてます。
そして皆で子供の成長を喜び見守ります。

それが1月から6月までずーーーーーっと続いて、
想定内だったとはいえお腹いっぱいになっていく;
可愛いものに触れたい気分の時に一月だけ読むのが丁度良いのやも…。

なので特筆したいなーと思った点は、
他タイトル達のCPが続々と登場しているので、
作家買いしてると楽しい構成になっていると思います。

私が気付いた範囲で登場していたゲストキャラは、
 ・嘘つき溺愛ダーリン 晴久×雪穂
 ・たべごろ誘惑ハニー 彰芳×百瀬
 ・おとなりの野獣さん 雄豪×朋
 ・いじわる偏愛ダーリン 慶邦×睦実
 ・ダメ博士とそばかすくん 博士×米原
 ・しあわせ片恋暮らし カイル×倫
って感じです。多い…!!!ヾ(*´∀`*)ノ

特に上2つのタイトルCPと『麦』は登場率高し。
私は上記を全部読んでないけれど、
知らなくても楽しめたし興味を持ちました♪
(「いじわる偏愛ダーリン」が好みっぽい予感)

子供中心にお話が進むので好みが分れそうかな?
色んなCPが隙間を縫うようにイチャついてて、
作家買いの方や日常系がお好きな方は楽しめると思います。

個人的には、
可愛いは消化不良起こしそうなほどお腹いっぱい、
でもBL萌えはあまり摂取出来ないまま不足……;

ーーーーと思ったら!!!
最後の最後に宗匡×理緒の大人の時間が読めたので
消化不良のグッタリ感も一気に回復出来ました。
やっぱりね、BL的な要素は読みたいよね……。
イチャイチャもいいけどさ、それはそれ。別腹。

評価低めですが、幸せ!可愛い!の癒やし度は満点で、
いっぱい苦労した理緒がいっぱい幸せそうで嬉しい!
その後を読めた満足感はありました。

ニコイチの片思いに萌える

主軸になっている設定がめちゃよかったです…!

でもあと2話ぐらい厚みが欲しかった感はある。
とても切ない設定の割にあっさり読み終わって、
え?もう終わり???(゚Д゚)???みたいな。

表紙と帯のインパクトを期待してたけど
涙腺にくることも心を抉られることもなく読了。
悪くないんだけど勿体ないな…って印象でした。
(何様感想でごめんなさい;)

と、ここまで書いといてなんですが、
ストーリーの軸はよかったんですよね~!

両思いならば記憶を取り戻し、
失恋ならば待っているのは死ーーー。

(生きるか死ぬかの記憶喪失怖すぎん…?)
(けどこういう極端な切ない設定大好き民)
(帯が一番萌えたね…)
(あとさー、『人魚姫症候群』ってのも良)

切ないというよりは甘酸っぱ寄りのお話だったと思います。

個人的にニコイチ高校生が大好物なんですが、
ニコイチで片思いしてるシチュ刺さりません…???

心ん中で密かな想いを抱えながら隣をキープしてて、
心ん中で本当は隣ポジが苦しくても離れられなくて、
好きって気持ちばかりが膨らんだ爆弾を常に抱えてるーーーみたいな。

そういうニコイチ片思い大ッ好き…!
好きなのに好きって言えない苦しさが、
『人魚姫症候群』に絡んで展開するのが良かったです。




(以下、大ネタバレ注意)

両想い後は感動的なシーンではあったけど、
過去の記憶喪失はどうやって思い出してたんだろう?

病気の治し方って、
 ・両想いなら完治
 ・失恋なら死
 ・告白せず生きるルートは記憶は戻らない
って設定なんですよね…???

攻めが受けを意識したのは3回目からみたいだし、
その前の2回は何をどうして記憶戻していた…?
受けが告白を選択したのは今回が初めてだよね?

記憶喪失5回目のメカニズムがよくわからず、
疑問が引っかかってしまい萌えが削がれました;

記憶喪失の前後関係などがもっと知りたい。
もう少し補足があれば没入して読めたと思います。
まじ設定はいいのに勿体ない…;

読者失格やもの辛口です、すみません

6年ぶりの新刊待ってましたーーーー!!!

ちょっと読者失格な感想になってしまったので
レビューは短めにサックリと……(;´Д`)

ここに辿り着くまでの過程で
5巻:「次巻こそハッピーエンドをキメます!!!」
6巻:終わらなかったけど良しヾ(*´∀`*)ノ
という流れでウキウキ読んでいましたが…。

7巻:終わらなかったのは仕方ない…けど…ツラ
ってのが率直な感想です。

230Pという大ボリュームでありながら
本当に進まない。本当~~~~~ッに進まない。
(え?ここで終わり!?って何度も確認した)
(遅漏は加賀先生のアソコだけにしてもろて…?)

海外研修が決まって行く行かないでモダモダ。
とりあえず仲直りして行くことになったけど、
スッキリと送り出す感じじゃなくてモダモダ。

若干シコリを残したまま遠距離恋愛開始で、
追い詰め・追い込まれて更にすれ違う…みたいな。
何ひとつスッキリした展開がないんですよね…;

進まないだけならまだわかるんだけど、
(だって加賀先生遅漏だし…)
読んでて精神的に抉られるのがめちゃシンドイ。
冒頭でウッキウキの加賀先生の落差が辛すぎる。

なんかさ……、なんかさ……、
6年待って思ってたんと違うな……って
ちょっと頭よぎっちゃう自分に落ち込む。

ただ作者さんのあとがきを読んで
気持ちがストンと納得出来た部分もありました。
加賀はスパダリにしか見えませんでしたからね。

そんな中で犀川先生のアドバイスは的確でした。
これだよ、これ!って感じ。
金沢先生と加賀先生なら可能だと思ったんだけどな。

評価は中立と迷いつつも、
すれ違う姿が切なくて泣けたので萌え評価です。
というわけで次回!8巻を楽しみに待ちます…!



個人的に大注目してほしいのが電子の特典。
めっちゃ良かったし、ゲラ笑いしましたwwww

BL界の攻め様のtんk事情を
こんなに詳しく知ることが出来るなんて…!!!
長さ・直径・初精通・曲がり具合・色・厚さetc
下着に収納されている状態まで知れる~ッ!!!

まぁ知りたいかどうかは置いといて、
これを書いたのが受け様ってとこがポイント高い。
この作品だからこそ唯一無二感が強い特典でした。
超おすすめ。面白い。