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萌×2作品

PREMIUM レビューアー ソムリエ合格

女性いるいるさん

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甘々でニヤニヤし、脇CPで笑ったw

(神寄り評価です)

・魔術師・シルヴァン×下働きの青年
・シルヴァンのお客の恋模様
1タイトルの中で2組の恋物語が描かれています。

シルヴァンのお店を軸にシリーズ展開できるのでは…?という面白さでした!
魔術師設定と池さんの奇想天外な発想が合わさると世界観が無限大な予感しかない( ´艸`)
シリアスなようでコミカルな点も読みやすく、王道的な胸キュンもありました♡

ちなみにですが、
攻めより身長が高い受けがお好きな方は是非。


◆シルヴァン×ティム
メインになるお二人ですヾ(*´∀`*)ノ

攻め:シルヴァン(魔術師)
強すぎる魔力を持つゆえに常時マスクをして言葉を封じています。

受け:ティム(元奴隷)
瀕死の状態で倒れていた所をシルヴァンに助けられ、
今はシルヴァンの店で下働きをしています。

シルヴァンに密かに片想いをしているティム。
仮初めでも思い出が欲しくて薬品棚の薬をこっそり持ち出し、使います。
ティムから想いを告げられたシルヴァンは強く優しく抱きしめてくれました。

魔法の効果だとわかっていても1度でいいから抱かれたい。
ティムはもう1度薬を使ってーーーと展開します。


1度だけでいいから。
嘘でもいいから愛されたい。

こういった健気さはドストライクに萌えるので
ティムのいじらしさにキュンキュンしました(∩´///`∩)

ティムはガタイがいいけど気弱な一族の出なので、
大きな身体をビクビクさせて想いを告げるのがッッ!!!
すっごい可愛くて思わず抱きしめちゃう気持ちがわかる。

シルヴァンはクールに見えて意外と感情的です。
マスクしててもわかるほど我慢出来ない!って感じでエッチしてるんですよー♡
(そんでもって池さんですからね…エロいが過ぎる////)

基本マスクをしててティムとの会話は文字で…なんですが、
ここぞの大事な言葉はマスクを外して愛を口にするのがグッときます…!
魔力が強すぎて影響を与えてしまうからマスクを外す時は本当に大切な時のはず。
それだけに重みが感じられてめっちゃ良いんですね。

強すぎる力を持っていると、縋り頼ってくる者に悪しき心が大なり小なりあって。

だからこそ心が純真なティムに癒やされているのがとても伝わりました。
マスクしてて表情は見えないけれど、ティムに対する愛情は雄弁です。

ティムもシルヴァンも一緒にいられる多幸感でいっぱい。
も~~~~たっぷり甘々なカップルでした♡♡
(そんでもって池さんなのでエロイが過ぎます…!←大事なことなので2度)

◆エリーク×ヨハン
シルヴァンのお店に客でやってきた人のお話です♪

シルヴァンの元に訪れたエリークの願い。
それは片想いしているヨハンの椅子になること…!!(爆)
(一瞬なんのことかわからなくて2度見したよね。笑った)

エリークのお店で働くヨハンに想いを寄せ、
ヨハンが座っている椅子が羨ましくて成り代わりたいらしい。
(え…?HENTAIさん…???www)

と、まぁ爆笑しちゃう設定なんですが妙にエロい。
ヨハンは普通の椅子にもたれかかっているつもりだけど、
実際はエリークの膝の上でスリスリしているという…///
(そしてヨハンの尻の感触にむせび泣くエリーク。やっぱりHENTAIさんだ…w)

魔術を使ってたのがバレてしまうんですが、
ま~~~~ここからが厄介でしたヾ(*´∀`*)ノ
こんなに拗れるもの!?ってぐらい拗れるww

この2人の行く末は描き下ろしで補完されているけれど、
最後まで見届けたかったなぁ…。続編があれば見たい!

もうね。エリーク×ヨハンすっごい面白かったんですよ。
エリークみたいな変な客がくるシルヴァンのお店シリーズ面白そうじゃないですか?
シルヴァン×ティムの甘々も挟みつつ、色んな客を見てみたいと思いました♪

バース性がない時代のもどかしさ

読後の余韻が心地良い。
想像の余白が大空に広がっているような感覚でした。

めちゃくちゃ分厚いのに
残りページ僅かになっても結末が見えなくてッ(;ω;)
正直メリバか"ご想像にお任せ~"的な曖昧な終わりを覚悟した;;
(個人的に"ご想像に~"は嗜好に合わないもので…)

で・す・が!
この作品においてはそれが良い…!
ラストにかかる想像の余白がグッとくるんですよ(;///;)
辛い描写が多いお話なんですが、読後はホカホカする気持ちだけが残りました。


さてさて。

まだオメガバース性が確立されていない時代のお話。
なのでオメガバース用語は一切登場しません。
男性が子を産むのは公然と受け容れられているようです。

色欲狂いと囁かれる没落貴族の父親が庭の水車小屋でひっそりと『犬』を飼っているーー。
使用人が噂しているのを聞きつけた長男・レオンが気まぐれに様子を見に行くと、
レオンの父親に犯されている少年の姿がありました。

周囲に漂う不思議な匂い。
どうしようもなく暴走しそうに煽られる性欲。

その日はなんとかその場を逃げ出したものの、
人を惑わす悪魔だと言われる少年の仕業かと疑ったレオンは真相を確かめに水車小屋へ行きーーーと展開します。


もうね。バース性の概念がないからもどかしい…!
αだね、Ωだね、あ~それは発情だね、フェロモンだね、運命の番なのかな?、首輪があって逆にうなじ噛まれなくて助かってたのかも…etc.
読み手としてはわかるじゃないですか。

だけど作中はすべて存在しない概念なので、
悪魔の仕業だとか、Ωが石を投げつけられたりとか。
そういうのが普通に行われるのがシンドイ(;ω;)
知識がない怖さがありました。
解明されていないものに対する正しい行動なんてわからないですもんね…。ううう…。
(それが人を傷つけて良い理由にはならないけど)

攻め:レオンは駄目な父親に苦労させられた長男。
亡くなった母親に似た高潔さを持つ紳士的なお人です。

最初はフェロモンにあてられた発情に動揺したものの、
悪魔だなんだと決めつけずに「救いたい」と思う。
終始垣間見える不器用な真面目さにキュンキュンさせられます…!(∩´///`∩)

受け:ノエ。
親はΩのノエを守りたくて教会に預けたのに、教会に裏切られ、人身売買され…。
救いのない境遇のオンパレードに心のライフがゴリゴリに削られる(;ω;)ウググ
レオンの父親やら司祭やらヤラレまくってる描写が多いのでホントもぅ…つら…。

ノエが心を失わずに生きる目的やスレない心がやるせなくも切なくてキューッってきます。
目がね、すごくいいんですよ…!
特にレオンを見るときに輝く目がほんとに綺麗で。
ずっとずっと不憫な境遇に身を置いていたのに曇らない目がグッと刺さりました。

2人の間に立ちはだかる父親の存在が胸クソなんですが、
純粋に惹かれ合う様がすごく良かったです。

オメガバースが確立した時代ならば「運命の番」で片付いちゃうんですけど、
確立していないからこそどうしようもなく欲しくなる感情を手探りで理解しようとする。
相手を知って、目と目を見て、その上で恋になっていく。
運命だけでない純愛が成り立つのが黎明期の良さだなぁ~と思いました。

そして!
レオンの義弟:エリオットの存在は外せませんね…!
優秀な兄に劣等感を拗らせる弟なんですけどね。
物語が進むにつれ…
萌え!兄弟萌え!!あ~~~~~~好きぃぃぃ(∩///∩)
BLじゃないけど未満的な兄弟萌えがあるんですよ…!

兄の視界に入って弟として認めて貰いたい気持ちを拗らせてたのかなって。
兄から肯定的な言葉をかけられてようやく素直になれたのかなって。
終盤はエリオットのモノローグで兄への片想いが散っていくのが萌えて萌えて…///

ーーーーー(余談なのでスルー推奨)ーーーーー
父親→β?α? レオン母→α エリオット母→β
父親はレオン母を愛する反面 優秀な妻への劣等感に苛まれて、優位に立てるβと浮気三昧でエリオットが生まれるけれど、エリオットのことは認知してないっぽい?息子として認める気はなさそうだったので、結局心から愛したのはレオン母だけだったのかな~って。(どこに転がってもクソには変わらないんだけれど。)

そんで母にも父にも見向きされなかったエリオットはレオンにも家族として迎えられなくて(これは仕方ないんだけど)、失意を拗らせて、いろいろあった上でのあのラストと描き下ろし…!うわ、あかん~~~!私の中でエリオットへのクソデカ感情が芽生えてきた(;////;)エリオットも幸せになってくれ…!!!そんで兄と再会できた時は抱きしめて貰え。うううう(泣)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ゴチャゴチャと書いちゃいましたが、
読後感は爽やかな気持ちでいっぱいです。
タイトルの伏線回収も秀逸でした…!
評価は神寄りです。

才川に萌えて悶えて(;//́Д/̀/)'`ァ'`ァ

わーい!2巻だー!!ヾ(*´∀`*)ノ
とワクワクしながら本を開いたら…。

どどどどどうしよう…((((∩´///`∩))))
才川がますます好みドストライクの攻めになってた…。
萌えの塊・性癖の塊がガンガン投下されて悶えたわ…。
(黒髪・執着S攻め・高校生のコンボが大好物です///)

というわけで個人的嗜好は神萌え!!!
2巻も最高に萌えて悶えて、フェチ性も楽しかった!!!

ただ、佐山が良い子だけどなんかスッキリしなくてモニャっとしたんですよね…。
無自覚で才川を傷つけてる鈍感さがやだなーって。
(才川がかわいそうだったんだよー(;ω;)グヌヌ…)



さてさて。
付き合い始めてから2ヶ月過ぎた辺りからストーリーは始まります。
文化祭の準備へと騒がしくなっていく学校内。
そんな中で佐山は、女癖が悪く評判が良くない敦賀から絡まれるようになります。

才川から敦賀に近づかないよう釘を刺されるも、
避けても避けても敦賀はやたら接触してくる。
敦賀の一面を知ってた佐山は親しく接するようになっていきます。

そんな佐山の変化を静観していた才川は、
さりげなく佐山との距離を置くようになってーーーと展開します。


なんでしょうね(∩´///`;)
まず、佐山はクセのある男ホイホイなの?と思いましたw
(最初の頃の才川と敦賀、似たり寄ったりやんけ…)
(マスク下のエロスを見つけるのも一緒なんだよ;)

・才川は過去が原因で作り笑顔で壁をつくっていた。
・敦賀は過去が原因でわざと悪い態度で周囲を遠ざけた。
行動は真逆ですが、傷ついてて他人に心を開けないという共通点があったんですね。

同族だからこそか、才川はすぐに気付きます。
佐山が素の才川を見つけて救ってくれたように、敦賀もきっと佐山に救われる。
佐山は敦賀を放置することは出来ないーーーと。
そして才川の予想通りに事は進んでいく。。。

これがなんかも~~~~~悲しくて!!!!
最初は嫉妬心をむき出しして牽制してたんですが、
何かを悟ったように距離を置き始めるのが切ないんですよ(;///;)

これは才川の目が笑っていない理由も関係してて。
昔のトラウマや、自信のなさ、臆病さなんかがあって。
嫌われるのが怖いという切なさで涙腺が緩む…(;////;)
クラスの中心で作り笑顔の才川とは真逆の素の部分がすっごい良かったです…!!

一方の佐山。
佐山は才川の不安に気付きませんでした。
才川は陽キャだから大丈夫という線引きがどこかあって、
陰キャの自分には才川にしてあげられることはない…と。

一方で敦賀の苦しみには同情し一緒に泣いてハグをする。

これにはイラッとしたというか、
おいおいおいおい?ちょっと待って???何してん??
と感情が荒ぶった。良い子かもしれんが普通に無神経。
(個人的には敦賀のトラウマは自業自得だと思ってるので余計に。言い訳にならんでしょ…)

それが佐山の長所でもあるのはわかるけど、
それはアカン。才川がかわいそう…( ;∀;)

でも佐山自身でちゃんと気付けたし、
才川に避けられても諦めないで対話したのは偉い!
(それがなかったらもっと荒ぶってたYO…)

雨降って地固まる、といいますか。
以前より心をさらけ出せるようになって良かったなと思いました(∩´///`∩)
[エッチで意地悪な才川×意地っ張り佐山]してるときが一番イキイキしてるよ、君ら…///

才川の嫉妬&セキュリティーも無事復活して、
敦賀に睨んで牽制してるのニヨニヨ萌えました(∩´///`∩)
1巻よりラブ感増し増しでハッピーウェイ♡♡♡

少々余談的な些細なことなんですが…。
才川と敦賀には共通点があって、どちらも佐山に惹かれた。
もし出会う順番が違ってたら佐山は敦賀と付き合ってたのかな?と疑問がムクムク。
「才川だから好き!」っていうのがもう少し感じられたらいいな~と思いました。

3巻に続く可能性も示唆されていましたので今後も楽しみですヾ(*´∀`*)ノ

評価が迷うな…。
アレコレ好き勝手にマイナスな感想も書いたんですが、
才川に悶えて萌えてジタバタして切なキュンは神。
佐山はモニャっとしたところがあったけど素直になった時の可愛さが良き良き!
安定の口腔責めもシッカリ楽しめました♪

少しずつ少しずつ。

続きがコミックスになってうれしーーーー!!
(単話7~12話収録+描き下ろし4P)

もうね。多喜くんがすごくかわいいんですよ。
ちょっと天然はいってるけど芯があってカッコイイ面も。
佐久間くんは多喜くんが好きすぎて何かと慌ただしいw

嫉妬して喧嘩して仲直りして笑って。
少しずつ少しずつ夫夫のカタチを作っていく。
最後までとってもかわいくてニマニマしちゃう新婚さんBLでした♡♡


さてさて。
ニコイチ親友から恋人をすっ飛ばして夫夫になった佐久間くんと多喜くん。
ラブラブ仲良しではあるけれどまだまだ上手くいかないことが多い。

その最たるものはセックスレス。
このままだとリコンの危機だと目を潤ませる多喜くんは、
せっせと準備を頑張っていました。

佐久間くんの誤解で一瞬(ほんと一瞬)すれ違うも、
無事に本懐を遂げた2人(∩´///`∩)♡

その後は同窓会に社員旅行とイベントごとに仲が深まっていってーーーー。


2巻ですごく良かったのは、
多喜くんが天然でかわいいだけの男じゃないところ!!

客観的に見ると
世話焼きシッカリ者の佐久間くんが全てリードし、
多喜くんはちょっと頼りないっぽく見えるけれど、
ドーンと構えててメンタル上下がなく芯が強いのは多喜くんなんだろうな~と。

学生時代の回想シーンで、
悪意に囲まれても自分の意見をハッキリ伝える一面。
同窓会に行かないって決めた理由。結局行った理由。
行動の端々に多喜くんのポテンシャルの強さを感じられるのにグッときました!

そういう意味で言えば佐久間くんは若干ヘタレ寄り…?
(うーん、ヘタレとは違うか?上手い言葉が出てこない;)
他者から完璧に見られがちな人だけど、弱いところもあるごく普通の男なんですよ。
すぐ疑うし、不安になるし、臆病なところがあって。
そういう所が等身大でいいな、と思いました。
(多喜くんが好きすぎて暴走しがちな面倒くさい男でもあるw)

そんな佐久間くんなので多喜くんの安定感がホッとさせてくれるんですよね(∩´///`∩)

そうやって友人の時には見えなかった関係性が、
夫夫へカタチ変えてから見えてくるのが良かったです…!!
(佐久間くんについて好き勝手書いたけど、受けを好きすぎて面倒くさい攻めは萌え要素なのでBL的に大有り(`・ω・´)b)

2人を見守るミサトさんと澤田くんの存在も良かった!
澤田くんはようやく一歩踏み出せたかな…?ガンバレー!

最後の最後まで謎って言うか…
佐久間くんの親はどう思ってるのか気になりました。
結婚って嫌でも家と家の関わりが出てくるし、
もし戸籍も同じにするのなら尚更ですよね…?
(あれ?こういう考えって古臭いのかな??(。_。;))

リアル寄りなのか、創作の世界に吹っ切るのか。
その辺りが曖昧でボヤけた印象がありましたが、
甘キュンな新婚さんBLが楽しめましたヾ(*´∀`*)ノ

みんなで幸せになってくれ…!

下巻の感想です。

上巻のレビューに書きましたが、
私は原作を読み終えていないので既読と未読と半々。
下巻は未読部分に当たりますので未読者の感想です。
(原作めっちゃ分厚いけれど面白い!ただ読んでも読んでも終わんない!)

始まりが酷く辛かったので下巻にはビックリしました。
めっちゃコミカルやんけ…(゚Д゚;;;;;)


さてさて。
一難去ってまた一難、といったところでしょうか。
チカにかけられた"性奴隷の呪い"が発動してしまいます。
発情状態を収めるには獣人の精液が必要とされーーー。
(性奴隷の拘束する術の数々がクソのクソ…( #`д´))

ゲイルとセックスすることでなんとか収めるものの、
呪いを解く為にダグラス&ゲイルの出身国に帰ることとなりーーーと展開します。


実は王族のダグラス。(言動は王族じゃないけどw)
ダグラスの護衛騎士だったゲイルも位が高い家柄です。
番として挨拶をすることになったチカは恐縮しきりなんですが、
ここでもチカを愛して助けてくれる人達で溢れていました。

前国王(ダグラス父)はキリッとしてれば威圧感があってかっこいいのに
チカを見てデレデレだすとキャラ崩壊がキッツイww
ゲイルの両親も登場しますがこちらは豪快で胸毛がカッコイイです(←ソコ?)

あとなんといっても存在感を放つセバスチャン!!!
ゲイルの実家に仕える執事なんですがキャラが濃くて一瞬でハマりました。
(BL関係ないけれど私はセバスチャンとミンツがめっちゃ好きだー!ヾ(*´∀`*)ノ)

異世界からきたというチカを受け容れ、
チカが持つ高度な医療技術に感謝し、
チカが酷い目にあったことを現世界の人間として謝罪する。
皆が皆、柔軟で知的でギズギズしていないので安心して読めました。
(最初の不穏さはどこへ…だがそれが良い!!)

ちなみに男性ばかりの世界なので男性妊娠が可能です。
チカも妊娠へーーーとなるんですが、
お腹が膨らむ描写になっていますので苦手な方はご注意です。

私は読み進めながら1点気になっていました。
それは攻めが2人いること。一妻多夫の制度です。
バランスは取れるのだろうか、嫉妬はしないのか、子供はどうするんだろうか…etc.
やはり一夫一妻が常識としてあるので疑問点が湧いてしまうのですね。
チカも同じく悩んでいました。

子供は「ダグラスのみと子作りセックス」して「ダグラスの子供」とハッキリしてます。

これは必要なことでちゃんと理由もありますが、
・ゲイルの本音はどうだろうか。
・そもそも倫理的にどうなんだろうか。
とかね。過ぎってしまうのですよ…;
私の固い頭がアレコレと萌えを遮断していく…(;ω;)

けれどゲイルの本音を見てジワッと目頭が熱くなりました。
「ダグラスの子」ではなく「俺たち3人の子」。
ダグラスの子はゲイルの子でもあり、逆も又然り。
攻め同士の絆や信頼関係があってこそ成り立つのですね。

番というのは本能的に感じるもので。
同じ相手を番相手と決めるということは、
恋愛面意外でもシンパシーを感じることがあるのかもしれません。
そう考えると・・・

ダグラスとゲイルのブロマンスな関係めっっちゃ萌えね??????(真顔)
(思い返せば原作で2人が酒を酌み交わすシーンの挿絵がドチャ色っぽかったんですよー!)

常識の違いで少々引っかかった点ではありましたが、
少しずつ関係をかみ砕いていくと、こういう平和な2:1もいいな~と感じました。

描き下ろし小説は妊娠後の様子。
セバスチャンが大活躍しててテンション上がりました♪
ダグラスもゲイルもチカのこととなると良識を見失うからストッパー役大事w
もしかしたらセバスチャンが最強かもしれない( ´艸`)

描き下ろし漫画はヒゲについて。
ゲイルがめっっちゃ可愛かったーーーー!(∩´///`∩)

原作ではその後の壮大なストーリーが続いているので、
今回ハッキリしなかった異世界トリップの理由とか知ることができるのかな…?
お子達のお話もあるようなのでまずは原作で楽しみたいと思います。
コミカライズも読みやすくて、漫画には漫画の良さがあるので続くと良いな~!

まさに「愛を与える獣達」としか言い様がない♡

小説「愛を与える獣達 無骨な熊と王者の獅子と異界の『番』」コミカライズ版。

私は原作を途中まで読んでて
(今日までに読み終えたかったけれど無理だった;)
ゆえに原作既読と未読の半々の者からみた感想ですが、
あの分厚~い(しかも上下2段組)内容が上手い具合に短くまとめられていると思います。
原作未読部分もとくに違和感ないほど物語が成立していると個人的には思いました。

とはいえかなり端折られていますので、
合わせて読むと更に深掘りできるかと思います(﹡´◡`﹡ )

ちなみに描き下ろしは小説・漫画とあります…!
コミカライズで小説の書き下ろしがあるとテンション上がるのでうれしかったー♡


さてさて。
ある日突然異世界トリップをしてしまったチカ。
運悪くタチの悪い輩に捕まり数年間性奴隷として扱われ、
ボロボロになり投げ売りされているところをゲイルが救います。
(コミカライズではサクッと緩め描写。原作は惨かった;;)

ゲイルとダグラス(ゲイルの同居人)に優しく介抱され、
恐怖に支配されていたチカの心が少しずつ癒やされてーー。

ゲイル:熊族/ダグラス:獅子族の2人は獣性が強く、
庇護欲&独占欲もハンパない人達…!
まさに「愛を与える獣達」なのですよ!!ヾ(*´∀`*)ノ
甘いッ!デロンデロンに甘いッ!!!
(介抱という名でチカの定位置は2人のお膝のうえ♡♡)
(介抱という名でチカの食事はアーンで食べさせられるw)
(隙あらばチカを可愛がりたくて仕方ない獣達…w)

元の世界では40才のチカですが、
異世界ではなぜか身体が縮み、身体年齢は16才。
この世界では「ヒト」「黒髪・黒目」は稀少な存在で、
体格差もあってなんとも庇護欲をそそるのですね。

加えて『番』が存在する世界で、
ゲイル・ダグラスはチカが『番』だと感じ取っているのです。
(ちなみに一妻多夫制度があたりまえの世界観なので同じ番を持つことが可能)

そんなこんなでたっぷり甘やかされて
チカの心と身体の傷はどんどん癒やされていく。
これがめっちゃ良いッ!!甘々スキーのドツボ!!!

デッカい2人がちいさいのを囲んでせっせと世話焼き♡
なんだ、この微笑ましい光景は…!!!
散々な目にあってきたチカが時折涙を流すのが切なくてキュンとします(;////;)

上にも書いたけど小説版の奴隷時代は目を背けたいほど惨い状況だったので、
チカが泣いたり笑ったりするたびに、良かったねぇぇぇぇぇぇぇ(泣)となる。

で。チカ自身も与えられるものの大きさをヒシヒシと感じているので、
なんとかゲイルやダグラスに恩返しがしたいと思い、行動するのですね。
けれどゲイルとダグラスは見返りなんて求めていないわけで、そのへんの齟齬が難しい。
そいうった部分を上巻では楽しみました。

そんで重要な脇役のミンツさん(兎族)。
美人で強くて優しくてみんなのオカンみたいな人ですw
描き下ろしはミンツ視点のお話で、
ミンツの過去や自宅での様子など知れました(﹡´◡`﹡ )

漫画の描き下ろしはコミカルな内容で、
熊=はちみつ/猫科=ねこじゃらしでデロデロにされるデカい獣人www
ホントは屈強な人達なのに、とことんチカには弱くてニヤニヤしちゃいます♡


(以下余談) 既読だった部分の違和感ですが…。
奴隷だったチカを見つけ保有者になったのはゲイル。
なので解呪にはゲイルの血が必要という解釈で原作を読んだのですが、
コミカライズではダグラスの血で解呪していたので少々引っかかりました。
原作の設定に沿わない改変は残念です。

でも松基さんの絵は原作の雰囲気ままですごく良かったです…!!!

発情疑似体験から始まるオメガバース♪

(現在作者さんのtwitterで1話公開されてます)

友達だったのにウッカリ始まるお話が大好きなので楽しめましたヾ(*´∀`*)ノ
【αとβの関係に興味津々なβ】から始まるラブコメオメガバースが新鮮で面白かったー!!

の、ですが。。。
話の展開が唐突すぎて「?」となった部分が少々…。
1話目は高校からの親友だったのに
3話目は小さい頃からの付き合いに変わってたり
設定のブレがホンットーに残念で仕方ない(ФωФ;)
(正直編集さんもなんで気付かなかった!?レベル;)

ラブコメは勢いで楽しめればOKな人なら大丈夫ですが、
設定大事!基本大事!ストーリー大事!ならばご注意です。
個人的には絵が好みだったのと楽しかったからまいっか!と思えました。

表題作の他、短編1話も収録されています。


◆俺たちβ(フツー)だったのに!!

お話は平凡なβがノリで発情体験をしたところから始まります。

今までただの友人としか思っていない相手が
「こんな…かっこよかったっけ…?」
「こんな…可愛かったっけ…?」に変わる( ´艸`) フフ
で、ムラムラが収まらなくて激しくまぐわう♡んですね。

友人と最高に気持ちいいセックスを味わってしまい、
その後はズルズルと何度も…とセフレになっていきます。
そんな中 受けはαから「Ωの匂いがする」と言われてーーーと展開します。


いや~~~~~エロが濃かった!!!
まさにα×Ωの発情セックスって感じの激しさです♡♡
2人ともβなので自分たちの興奮っぷりに「なんで?」「なんで?」と内心狼狽えながら
気持ち良くて止まらない~!!!って感じがとっても美味い。
友人だったはずの相手を性欲で見ちゃう戸惑いも萌えた!

どっちも彼女がいてノーマルだったのに
彼女じゃ勃たなくなって…ってBLあるあるなんですがね。
確認のためにもっかいしよ…?ってあるあるなんですがね。
もう後に引けないズブズブの沼しかないとろこにツッコんでいくBL様式美が大好きです!

あと個人的に絵が好き。(かわいい系かな?)
攻めのワンコ感や、受けがグルグル悩んでテンパるのとか可愛かったー!(∩´///`∩)

ストーリーは【βがα×Ω疑似体験】の設定が面白いです。
βからバース性が変わると周囲も変化するのがβ視点で楽しめました。
(αになったらオーラが出てやたらモテたり)
(Ωになったら周囲からやたら性的な目でみられたり)
(αを見ると本能的にキュンとしてしまったり)
いやはや。バース性ってほんと人生を左右しますねぇ…。

ここからは辛口なんですが…。
挿入時断面図の子宮口がある描写は萎えました。
一瞬の疑似体験だけで身体の内部まで作り替えられたとしても違和感を覚えます。

あとお試ししたのは「発情体験」なんですよね。
セックスが盛り上がったのは特に疑問はないはず。
そういう意図の体験だし。

なので2度目のセックスが盛り上がった時は「芽生えちゃったのね」ぐらいに思ったら、
突然"事の重大さに気付いて病院へ行く"という流れになって理解しにくかったです;

本当にαとΩにバース転換しちゃったのかも!と焦って病院行ったってことなのかな?
そうするとその後の展開が微妙に辻褄が合わないというか、附に落ちないというか。
(2話目の「Ωになってる?」は病院行く前の方がわかりやすいような…)
(1話目で既に疑って病院行ったのがなかったかのような2話目に今更?と思った…)

構成の荒さがちょいちょい気になりました。
(私の解釈不足かも;;すみません)

◆ごほうびください!!

新入社員がやたら馴れ馴れしく苛ついてたら
昔近所に住んでいた年下の幼馴染みだった!という再会ものです。

ショタが大きく成長して受けの前に現われる再会BL大好きマンなので楽しかったー!!

子供時代の回想シーンでホッペにチューとかね!
お別れの時にボロボロ泣くショタとかね!!
めっちゃニヤニヤキュンキュンするよね!!(∩´///`∩)

受けは攻めからグイグイ押され流され、
昔 甘やかしたクセで流されていくってのも萌えたー♡

ちなみに電子購入で白抜きでした。
紙だとグシャ消しなのかなぁ…どうなんだろ?

愛しき人魚 コミック

ひじき 

※少し辛口含む感想です。

あーーーーー(;///;)
ひじきさんの不憫受けってどうしてこう刺さるんだ。
攻めが必死で受けを守ろうとするところも好きだ…!

が、しかし。何様な感想で申し訳ないですが、
人魚の設定が活かされていなかったのが少々残念です。
人魚の呪いがあって悲恋を生むとかそういうのはなく、
冒頭以上の深掘りはありませんでした。

(人魚じゃなくてもいいよねっていう…なんで人魚?)
(おとぎ話と捉えたら、曖昧さが逆に想像の余白なのかもしれませんが…)

こんな感想が出てしまったのは、
「生涯一度きりの恋」と「人魚」の絡め方に期待していた反動かもしれません;

逆に言えば読後感に重くのしかかるものがないので、
不憫受けが愛されて救われる切なキュンを楽しめました。


さてさて。
人魚の呪いを身体に宿して生まれた海。
鱗のような痣と真っ黒な片目という異質な容姿で周囲からバケモノと呼ばれていました。
家から放り出された先で海に生きる意味と術を与えてくれた彫り師と出会い、
細々と生計を立てながら妖2匹と一緒にひっそり暮らしています。

そんなある日、インチキ霊媒師のミカギと出会います。
ミカギは海の真っ黒な目を夜空に例えて美しいと言い、
言われ慣れない言葉に海は動揺してーーーーと展開していきます。


辛口な感想ですが…。
「人を愛したバケモノ」のテーマに沿うために
キャラの容姿をバケモノにする"人魚の呪い"から物語が始まるも、
それ以上の掘り下げが一切無いのが非常に残念です。
呪いは見た目だけだったのか?
他にはなにも影響はないのか?
その辺りはすべて曖昧なまま不憫受けと溺愛攻めの王道BLになっています。

人魚の設定が活かされてたら神評価でした。
あれ?思ったより普通のお話だったね???って感想が1番だったもので…;

ですが!
ひじきさんの不憫受けは涙を誘うから胸掴まれる!
異質な見た目を子供心にどうにかしようとする場面や、
ずっとひとりぼっちな幼少期の描写が泣ける(;ω;)ウウウ

そこから救われる出会いがあって、
海を慕う妖・錦とクロの存在に癒やされて、
海を愛すミカギと出会って、全てを肯定されて。

不憫受けが幸せになるお話が好きなので泣きながら萌えてました(∩´///`∩)
マイナスなことを書いちゃったけど、コレに関してはめっちゃ良い…!!!

ずっと醜いって言われてた海が
ミカギに初めて「美しい」って言われた時の反応は
もうもうキュンキュンキューーーンでした(∩´///`∩)
可愛くて可愛くて!
プラス、戸惑いがちょっぴり切なくてウルッときちゃう。

ミカギはインチキ霊媒師でチャラいかと思いきや、
海と出会って惚れてると自覚した瞬間から一直線…!
真面目に働こうとしたりね、
海を守る為に必死になる姿にキュンキュンキューーン!

ミカギにも人に見せられない傷があって、
海から肯定してもらってトラウマが薄れていくのも良き。
ミカギと海が傷を癒やしあう関係になっていくのが素敵なんですよね。

そして海を慕う妖の錦とクロ。
ワンコのような鯉の錦・猫のようなツンデレ金魚のクロは和み担当なんですが、
怒りが突破すると人とは一線を画す存在なんだと実感するシーンが印象的でした。
(でも普段はすっごい可愛い…!)
(アニメイト特典小冊子では錦とクロに泣かされた;;)

また海に生きる意味を与えた彫り師の直助。
ストレートにカッコイイ!!!
この人なしじゃこの物語は始まってないですからねー。
(直助は錦とクロが見えていないよね…?)
(妖が見えないのに妖に慕われてるってのも良きだ!)

辛口なことも書いたけど、
個人的にひじきさんの作品は王道の中でホロっと泣かせてくるのがハマります。
そんで勧善懲悪のようにスッキリと後を濁さないところも好きです。

拗らせたクソデカ感情

試し読みに衝撃を受けて購入しました。
(現在立ち読み増量中ですよー!)
(話題のTwitterをみたら温度差がありすぎて…;)

始まりはレイプってBLはけっこうありますよね。
そこから即ラブ♡ってなるのも割と定石なんですが…。
(個人的にはそれはそれでBLファンタジーとして嫌いじゃない)

この作品は憎しみを抱くところが始まりなんですね。
そりゃそうだよね、とストンと落ちるものがあり
・この憎しみがどこへ向かうのか
・終着点はあるのだろうか
消えることのない絶望と復讐心にどっぷり浸かりながら読みました。

他、会社や裏組織が絡むミステリ要素もあり、
一話一話ドラマを追っているような気持ちにもなります。
何もかもが信用出来ず気が抜けなくて…うう胃が痛い。

評価がちょっと難しいです。
ストーリーに少々ツッコミどころがあって、ん?となる部分はありました。
けれどBLを主軸としたエンタメとして考えれば画力と勢いと圧倒力は+゚。*神*。゚+

萌えたか否かと問われたら…、
細けぇこと抜きに萌えました!!!!!←
拗らせクソデカ感情攻め大好きなんだもん仕方ない。
"受けが憎くて憎くて憎くて拗らせる攻め"大好きさ。

最後の最後まで気が抜けない怒濤のクソデカ感情が楽しめました。


舞台となる会社は前時代的なブラック企業を思わせます。
歓迎会だというのに新人へ嫌がらせの数々。
ぶっちゃけ下品な会社過ぎて目も当てられない…;

攻め:内海は酒の席で嫌がらせをされていたところ、
受け:赤嶺が助けてくれました。

助けを求めたくても口に出せなかったのに赤嶺は気付いてくれた!
内海は内心とても喜び、赤嶺に対し淡い恋心が芽生えます。

が、しかし。
その酒の席の帰り道で赤嶺からレイプされて、心も体もズタズタにされてーーー。


赤嶺が内海をレイプ。
内海が赤嶺をレイプ。
どちらも犯された側が流す涙が辛かった。痛かった。
当たり前だけど到底許される犯罪ではないんだ、と。
身体もだけど、信じた相手に裏切られる絶望感がハンパない…。

これね。単純な【攻め×攻め】ではないし、
そしてエリートリーマンが敵対しあうわけでもない。
(最初は↑方面に展開させるのかと思ってたわ…。)

感情が重すぎるがゆえに暴走しがちな人達の話なんですよね。
はっきりした描写がなく想像でしかないけれど、
内海も赤嶺も家庭環境が円満でなく愛に飢えてた人な気がする。

人とのコミュニケーションの取り方がわからなくて
0か100かみたいな愛し方しか出来ない?みたいな。
特に内海は多分元々の根っこが思い込み激しい劇場型っぽいなぁ…と思いました。
(そういう意味で言えば赤嶺の恋愛観はまとも寄りになるかもしれぬ)

そういった彼等の人間性が、
会社の重要機密漏洩事件と絡ませながらチラチラと見えてきます。
誰が犯人なのかを追う中で内海の復讐が着々と遂行され、
何が嘘で真実で誰も信用出来ない状況でシンドイッ!!!

なのにねー。赤嶺のガードの緩さよ…。
人当たりが悪く尖った人かと思いきや案外人情タイプで、
良く言えばギャップ・悪く言えばキャラブレを感じました。
(これは捉え方によって変わりそうかなーと)

内海の情緒不安定に関しては、個人的に、
ヤンデレメンタルだなぁ…と捉えました(∩´///`;)

とりあえず上巻だけでは全貌が見えません。
気になるところで終わりますので購入の際はセットで!
(下巻同時発売で焦らしプレイ回避できて助かった…)

強引一途ウサギ×ウブオオカミ♡

わーい!コミックス待ってましたヾ(*´∀`*)ノ

肉食上位種のオオカミと草食下位種のウサギに別れている獣人の世界。
発情や尻尾で性欲を刺激するシチュなど獣人設定の美味しさが堪能出来ました♡
個人的に尻尾に感情が出るのが大好きなので、その辺りも大満足(﹡´◡`﹡ )
(牙もかわいいのですよー!)

草食×肉食のカップリングですが
見た目は普通に雄々しいウサギ×可愛いオオカミです。
外見だけでは食物連鎖逆転って感じはしないかな…?
(余談ですが作者さんTwitterのカウントダウン漫画でキャラの雰囲気がわかりかすいです♪)

ちなみに可愛いお話だけどエロ描写が濃いめ♡
オオカミ受けの敏感な身体がエロっちぃのですよ///
(飴ちゃんプレイは某声優さんの「飴に女にされた」のパワーワードを思い出すw)


受け:南月(オオカミ)
狼は性に奔放のようですが、南月は一切興味なし。
というのも初めての発情がトラウマになっているんですね。
凶暴な気持ちがわき上がり兎を噛んで傷つけたことが…。

お年頃になった今も発情をしないよう抑えています。
ゆえに性的なことに慣れてないウブなオオカミさんです♪

攻め:珀兎(ウサギ)
南月が初めて発情したキッカケが珀兎でした。
南月はトラウマになってしまった一件は珀兎にとっては恋の芽生え。
兎だけど狼よりも大きく成長出来るように頑張ります。

子供時代に出会った南月へのクソデカ感情で生きてるので
少々強引さはあるけれど一途に溺愛するウサギさんです♪

お話は南月を追って珀兎が転校するところから始まります。

再会早々に珀兎はもう辛抱堪らんとキス&抜きっこ♡
突然のことに南月は動揺しながらも気持ちいいが止められない…!
珀兎のラブアタックから必至で逃げるけれど、
エッチなことをされると身体がグズグズに開いてしまう。

それを何度か繰り返しながら
少しずつ気持ちも結ばれていくお話です(﹡´◡`﹡ )


南月がとーーーーーっても可愛いです!
尻尾の動きで感情ダダ漏れ。
お口とは真逆にブンブンブンブンよく動くw
お肉を前にすると目がキラッキラするのもかわいい。
(さすが肉食動物といわんばかりの食好みに笑っちゃう)
(可愛い顔で「肉汁~ッス!(ニクジュース)」を飲むギャップw)

そんで珀兎から与えられる快感に弱くて
すぐにトロンとした顔になっちゃうのがエロいッ!!!

しつこく追いかける珀兎は最初"俺様"な印象でした。
けれど南月のことが好きで仕方ないってのが見えてくるのでキュンときちゃう。
(好き=性欲のDK大好きマンなのでそれはそれでとっても美味しい♡)

愛情表現はエロ方面に発揮されてたけれど、
終始一貫『南月LOVE!!』を掲げている攻めで可愛いです。

個人的に好きなシーンは初めての発情。
ショタの兎と狼のエンカウントってシチュがかわいくて、
暴走気味な南月の半開きのお口から見える牙がかわいくて、
その後のエピソード(カバー下)にニヨニヨ♡

エッチなシチュでは
嫉妬した珀兎が人前で南月の尻尾を愛撫しまくるのとか、
(南月は尻尾だけ蕩けてフェロモン暴走するほどw)
体育倉庫でえっちな乳首+体操服のプレイとか、
(こう書くと変態くさいな…私…;)
なんかもう南月の身体がエロくてエロくてうわぁぁぁぁぁってなりました(///Д///)

気付けばエロの話しかしてないレビューですが、
キャラクターが終始可愛くてニヨニヨ。
(吹き出しが兎や狼になるのもポップで良き♪)
可愛くてエッチなケモミミが楽しめました!