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作家買い決定…しそう

うわあ、いい…!

読了後、思わず呟いてました。

好きで好きで。ただ好きで好きすぎて。このままずっとと祈るように思う。
せつない気持ちが溢れて伝わってきます。
こんなに好きな人に出会えて、好きな人に愛されて、こんな幸福無いんじゃないかな。

あまりに好きで、好かれている自信が持てない穂木。
ぶっきらぼうで必要以外言葉を惜しむ、恐い顔なのに実は情の厚い志方。
この志方がまあイイ男で。
「これは惚れるわ~」と納得させてくれるので、穂木のぐるぐるも感情移入できちゃう。
志方の同僚の女性に嫉妬する自分が醜くて嫌になったりする穂木の気持ちがありがちだけど自然に描かれています。

穂木は自分のことを、男としてどうよ、と思いつつも一番は志方、というのがどうしても動かせない。こんな自分じゃダメなような気がしてぐるぐる。
でも実は志方も穂木の事を考えているのも分かっている。志方なりの価値観で穂木にも幸せになって欲しいと思っているのが分かるから困る。志方は仕事人間だから、仕事にやりがいを持って向かうことが幸せだと思っているので、穂木にも幸せになって欲しい。それは志方の思い込みなんだけれど、穂木の仕事の為に志方も精一杯の助力をします。
望んでいない状況に潰れそうになりながら、それでも志方が望んでいると思うから頑張る。そうじゃなきゃ頑張れない。
だって本当は、志方の為に料理を作り、風呂を用意し、そんな時間が一番幸せだから。
仕事での成功とかやりがいとか、それは穂木の幸せじゃない。
それが志方にはなかなか伝わりません。
言ってしまえば穂木は女みたいな思考の流れなんですが、こういうものに男も女もないのかな、なんて自然に納得させてくれました。

仕事が好きな志方が好きだし(というか嫌いな志方が無い(笑))志方が求めているものが分かるので、穂木は自分も釣り合うようになるべきか、なんて迷ったりするけれど、やっぱり一番は志方。そこに戻ってすとんと落ち着く感じが良かった。

そして志方。
価値観がぶれないし、迷いを見せない。だけど情が厚いというのがそこかしこでさりげなく描かれるんですが、そのエピソードの選び方がすごく上手いので、志方という男が立体感を持って迫ってきます。正直穂木のイメージってふわふわした感じだったんですが、志方はがっちりとイメージが組み上がりました。基本的に穂木視点だからしょうがないのかもしれないけど、こんな男に出会えて好かれたら幸せだろうな、と思わせる、本当にイイ男。
古いタイプかも知れないけれど、いいんです。私好きなんです、こういう男!
そして言葉の少ない男が、滅多に言わない愛の言葉を口にする瞬間が悶え死にそうに良かったです。

丁寧な筆致で、心情を一つ一つ紐解くように描いてくれています。
この作家さん、ちょっと注目することにしました。(←偉そう…;)

エロ補完版

本編で甘くなりきれなかった分の補完という感じで、こちらに小ネタは出てきませんが、立て板に水の台詞回しは相変わらず♪
この台詞回し、好きだわ~^^

イケメン高校生がネット検索してイメトレ重ねてる図を想像して萌えました♪

小ネタ健在

たった二段組みひとつだけなのに、無駄にエロ妄想全開の攻めが小ネタを飛ばします^^
いやいやそれってただのこじつけだから!
ただ聞きたいだけだろうおまえ!

そして最後の二行で受けも流されてるし(笑)
さすがに笑える典雅さんでした。

安定の作風に満足♪

待ちに待った典雅さんの新作!
私が典雅作品に求めるものは、肩の力が抜けそうな笑いと癒しなので、この作品も、充分期待に応えてくれました。

典雅さんの作品に多く見られる「本筋とは関係ない小ネタ」は、今回は主人公の書くSSという形で出てきますが、これがまた期待を裏切らない。
ホント、BLでこういう「ぷっ」「くくくっ」と言う笑いをあやまたずくれる作家さんは他にいないと思いますし、ぶれずに姿勢を貫いてくれるので安心して読めますよね~♪
実際、今作でも、何回声に出して笑ってしまったか!
擬人化SSも笑いましたが「百合じゃないですか」のツッコミにも吹き出しましたし、ネタだけの「柑橘擬人化お笑いコンビもの」も読んでみたい!と悶絶しそうでした(笑)
主人公の天然ボケっぷりも、さすが典雅さん!の安定感。
たいてい主人公の心の中で展開されているツッコミが、今回は攻めのツンデレ台詞として展開されます。余計な一言てんこもりのツッコミにも何度も笑いました♪

後書きにありましたが「すこしでも元気な気分になるビタミンBL」を狙っている典雅さん。
ありがとう、元気になれました!
一週間くらいおいて、また読んで、気持ちも新たに笑いたいと思います^^

能力を使命とする試み

「心の声が聞こえる」シリーズ三作目。
今までの二冊はどちらも楽しめたので、ワクワクして入手しました。
読後の感想は「なるほど、こうきたか!」です。

一作目は普通の人間が聞こえるようになってなにもかも失い、また聞こえなくなって手に入れた物を失いそうな怖れに翻弄される男。
二作目は生まれつき能力はあるが、それに対する知識は殆ど無い。能力を嫌悪して、生きる術にしている自分を諦めている男。

そして三作目にしてこれですよ。「能力を自分の使命と信じる男」
ヒーローものなんかにはありがちですが、BLでこういうのは珍しい。しかもそんな熱血ではない。淡々としています。

前二作と違い、今度の主人公、栞名には能力に対する知識と確固とした対処法があり、嫌悪も戸惑いもなく、それが自分の自然な状態、と受け入れています。そして今までの主人公と違い、この人はメンタルが強い。強いからこそ優しい。でも本人にそんな自覚はありません。
それでも自分は人と違うというのは分かっているし、それについて考えることもない訳じゃ無い。無意識に自分で遠ざけていた感情を、じわじわと自覚していく表現が上手ですねえ~。

触れ合って分かるまで「カンナ」「ガクタ」とカタカナ表記なのもいいです。
心の歩み寄りがそんな形で表現されていて、そうそうそうなんだよね人と人って! みたいにスッと入ってくる感じ。
心と声で、普通に会話しちゃえる額田もメンタル強い。普通なら慌てますよ。
一作目の攻めは受けが好きだったからOKだったけど、二作目の受けは色々グルグルしちゃいますから、それが普通だよなあ、と思うわけですが、「別に俺は、聞かれて困ることはねえ」なんて言っちゃえるのがかっこいい。そりゃ栞名も惚れるわけです。
口の重い男が無表情なくせに心の中で「かわいい」「こいつ、大事にしねえと」なんて思っちゃうのを聞いちゃった受けが堪らなくなるのは当然ですよね! 
逆に言葉が出ない額田にとっては、言わなくても分かってくれるのは「便利」な訳です。
「へえ、便利なもんだな、喋らないで通じるのも」「便利なのか恥ずかしいのか、よく判からねえ力だな」
なんて、読まれててるのを分かってても動じないんだからむしろすごい。額田も常人じゃないなあ。

恋愛、と言う面で言うと、前二作と違い、初な二人の可愛い恋物語です。
お互いが大事で好きで、その為に色々と動くのがお互い分かるので、心理的には安定している。そこだけ見ればほっこり出来るんですが、とにかく額田の状況がハードボイルドすぎるので、色々ハラハラします。
だけどメンタル強い二人なので強敵にも打ち勝ちます。いいなあ。

一作目のカップルが二作目の後でどうなったか、ちょこっと出てくるので、続けて読んでる人にもご褒美があります的な。あと、クリスマスケーキについてのこだわりもちょっと出てきます。
これだけで読んでも充分楽しめるだろうけど、やっぱり全部読んだなりの楽しみもあり、そこら辺は砂原さんのサービス精神でしょうか。
とにかく良かったです。

こうくるとは!

雑誌連載を読んでいたので、書き下ろし以前の部分は知っていました。
救いのない結末に、「またやっちゃったねー、木原さん…」と苦笑いだったのですが。

書き下ろしにやられました!
なるほど確かに精神的に幼児としか思えない秋沢を変えるのは大変だろう、と後書きを見て思いましたが、そうですよね、誰かの言葉で変われるのなら、とっくに性格矯正されていて当然の秋沢です。
だから再会までの三年という時間がまず必要だった。三年経っても忘れられない、本当に愛していたのだ、今でも愛しているのだ、なのに二度と会えない。「愛してる人が死んだことある?」自分を可哀想と言い切ってしまう、この痛さ加減が悶えそうになるほどどんぴしゃで、うまいなあ!と思うしかなかったです。
その想いの積み重ねがないと、NYでの行動に説明がつきません。サスガの説得力です。
そして報われない三年があったからこそ、嫌われたくない、の一心での行動に頷かざるを得ない。なにしろコピー用紙に書かれた殴り書き一枚に、三年間を捧げたように生きてきたのだから。
独白に自分中心の考え方が変わっていない、と言う描写がこれでもかと続きます。
「俺はここまで考えている。正彦のことを考えている」
自己弁護でも正当化でもなく、ただ普通にそう考えてしまう幼稚さ。そう考えている限り、楠田の心中など思い量れるわけがないのに、そこへ思い至らないのが痛い。バカすぎて哀れです。
ここまで「痛い」のは「甘い生活」以来かな、などと思ってしまうほど、秋沢が痛すぎる。

でもある意味、無垢で一途ではあるのですよね。
(ストーカーを擁護するわけではありませんが)恋愛というものについては初心者で、作法も何も無い。自分を押しつけるしか能の無かったバカが、幼稚園児がまわりを見ながら手探りで見つけていくように、少しずつではあるが成長していく様が、あり得ないことなのにリアルに描かれていて、すうっと入れました。

常識人であるはずの楠田が、秋沢に怯えながらも嫌えない。さりげなく描かれる楠田の行動の裏は分かりやすい。そして最後に振り絞った勇気。
指先一点、触れるだけでいっぱいいっぱいの楠田。それを見て秋沢がようやく人を愛する資格を得た。
足にキスするのは罪人の仕草です。無自覚な懺悔に楠田はほだされていくのでしょう。
この表現に痺れました。

ダダ漏れになりましたが、とにかくすごい作品です。
久し振りに眠りを忘れて読んでしまった。次の日の仕事がきつかったです。

やっぱりうまいなあ…

ネタバレは皆さんがしているので、感想だけ。

木原作品としては異色でしょう。
なにより設定がおしゃれ。
華やかな世界を舞台にした、華やかな香りを持つ登場人物。主人公の兄や高久透も、華やかな人物として描かれていて、主人公の葛藤を助長していきます。なにげに社員達の役割がいいですね~!
ですが木原さんらしいと思うのは、華やかな世界が地道なものとして描かれている所です。一つ間違えば浮ついてしまう設定に付けていく説得力がすごい。
登場人物がそれぞれ骨と肉を持った人格として描かれているけれど、重くはなっていないのが、異色と思ったゆえんですが。

とはいえ木原さんお得意の、性格破綻者はやっぱり出てきます。
性格が破綻したまま、主人公と接点を持って行く流れ。あくまで少しずつ外堀を埋められるように、主人公が身動きできなくなっていくエピソードの積み重ね。
さすがと言うしかないですよね。
主人公の心の動き、流されていくさま、溺れていく様の描写も自然で、分かる分かると頷くばかり。

すっかり世界にはまり込んでしまったあたりが、ファンの弱みというか…またしてもやられた!というか…

雑誌掲載時も読んでいたので、結末は見えていますが、やっぱり一冊にまとまるとパワーがあります。
永久保存決定です。

期待が大きすぎたかな…

一巻目が私的にかなり良かったので、そうとうの期待を持って入手したのですが、イマイチと思ってしまった。

前作のテイストを無理矢理引きずらずに、林太郎の話を掘り下げたら良かったのに~、なんて事を思いつつ。(林太郎、かなり気に入りました)

SMカプもコスプレカプも、燃焼度がイマイチ。

期待が大きかっただけに残念でした。

まだ評価は確定できないけど…

前からチョロ出しだった謎がまたちらちら出てきて、眠る探偵シリーズのような感触です。

眠る探偵の時は最後まで読んで、それから一巻から読み返し、「なるほどー」と思った覚えがありますので、「Nez」シリーズもそうなるのではないか、と思うと、現時点で評価を確定できません。

ただ、この巻だけで言うならラブもエロも中途半端で、あくまで「過程」であるという事を除いても萌えるに至りませんでした。

続刊を待ちたいと思います。

四代目ファイト!

セカンドメッセンジャーシリーズのスピンオフですが
本編の中でも気になっていた長谷川刑事、そして四代目!
読むしかないでしょう! と読み始めて嵌りました。

四代目のティーンエイジャーのような純情な情熱。長谷川刑事を大切にしたい想いもたっぷり感じられて。
鋼のような肉体に厳つい容姿。なのに心はティーンエイジャー!
萌でしょう!萌えますよ!

伊達で気障で洒落者な長谷川刑事が、いつもの毒舌も鈍るほど、色々と悩んだりショック受けたりヘタレたり。
仕事で色々あるのに、その上めげずに迫ってくる四代目がいて、踏んだり蹴ったりな気分にもなるよね。うんざりしているんだけど、それだけじゃなく内心びびっているのは、ビシッと拒否しきれないから。
そこそこ女遊びもしている長谷川だからこそ、男の生理として四代目の想いも分かりすぎるほど分かってしまうわけで。ここで拒否られたら切ないよな、な場面で拒否った自分が許せない。
好きだと思ってない訳じゃ無いから応えようと頑張ってみたりもするけど、犯される恐怖に抗えず、土壇場で逃げてしまい、そんな自分に落ち込んだりする姿も男前!

四代目のイチモツを見て、その凶悪さにびびってしまったりするのも、同じ男だからこそ。「あんなもん、個人差だ。俺のはあそこまでじゃない」
バディの深山に「同じもの付いてるのに」と言われた時に答えた台詞ですが、リアルな男の心理って感じで。だよね、だよね、と長谷川刑事に気持ちが寄ったかと思えば、
「あんたを傷つけたい訳じゃ無い」
なんて言う四代目の切ないくらいに愛してる、な気持ちにも感情移入しちゃって、(四代目ファイト!)とか思いながらぐんぐん読んじゃう訳ですよ。

だってなんだかんだ言って本当に落ち込んだ時、縋ってしまったのは四代目なんだもの。
良い奴だと分かっているから、なんだろうけど、四代目は切ないよね。
会いに来てくれた、と嬉しい気持ちもあるけれど、他の人間のことでそこまで落ち込むのか、俺には何も出来ないのか、てなもんで、好きすぎるからこそダウナーな気持ちにもなりますよね。
それでも長谷川刑事が大切で、愛されたくて、張り込みに差し入れしちゃうくらいストーカーちっくになってしまってたり。
四代目は長谷川刑事の男前ぶりに惚れているので、そこを曲げて欲しい訳じゃ無く。
女扱いしたいわけじゃなく、男としてのあんたが欲しい、な訳ですよ。

そしてなにげに女性が男前。深山カッコイイ。
何度も読み返して、本がへたって二冊目を買ってしまったくらい、読み込んでしまっています。二冊目にはビニールカバーを付けました(笑)