甘い恋なのかぁ♡と題名に惹かれて手に取りました。
受け様はインテリアコーディネーターの平岡。
攻め様はパン屋さんの石森。
ストイックなイメージを持たれ、甘党なのを大っぴらにできないでいる平岡が、甘い匂いに引かれてたどり着いたのは、パン屋さん。
店主は無愛想だけど、デザートパンが豊富で美味しくて、平岡は常連となる。
今ではスイーツ男子なる言葉まであるので、平岡が甘党なのを隠そうとしてる姿に、そこまで!?と思っちゃいました(•ᴗ• ;)
時代ですかね…。
美味しいのにあまり流行ってない石森のパン屋が潰れないよう、もっとお客さんに来て貰えるよう、インテリアコーディネーターとしてお店の改装に奮闘する平岡の姿はカッコよかった。
だけど、いざ人気店になったら、二の足を踏むのには、背中をどやしたくなったりもなり。
石森は、寡黙な年下カレシってのが、いい。
平岡の嬉しげな顔が見たくてデザートパンを頑張ってみたり、オマケをしたり、と人知れず健気でかわいいじゃんよ~(≧∇≦)
でもって、パンがとても美味しそうで、食べたくなります(*^^*)
コミコミさんで購入したら頂ける小冊子。
本編終了後、女神がこんな転生はどんなかしら?と試してみたら。
誰かにのしかかられている息苦しさを感じ、龍一が瞼を開けると、そこには暴君に組み敷かれている聖女の姿が。
自分がなぜか聖女になっていて、ゲームと同じように聖女を陵辱している暴君ネロウ。
『最強の騎士リュカ』としての記憶がある龍一は、ネロウが聖女を抱いているのにショックを受けていて。
今抱かれているのは、聖女の姿をした自分なのに、すでにリュカとして生きているんだねぇ。
そんな夢を見たリュカに、でろ甘な対応をするネロウで、変われば変わるものだなぁ、と改めてしみじみにまにまでした。
で、逞しい神代聖女も健在です。
今月のルチル文庫さんは、2冊とも異世界転生モノ。
プロローグで、運命を掌る女神フォルタナ登場で、そうくるか( ^_^ ;)で始まりました。
受け様は、ヤクザの抗争に巻き込まれ、不運のうちに死んでしまった龍一。
運命の女神フォルタナに導かれ、生前プレイしたことのある陵辱系BLゲームの、聖女を守る『最強の騎士リュカ』として異世界転生していた。
一緒に亡くなったヤクザの神代は、目の前に聖女として転生していて。
この、聖女がですね、元がヤクザの若頭ってだけあって、堂々としていて威勢がいい。
好きだわ~(≧∇≦)
で、大事な攻め様は、聖女を陵辱しまくるハズの皇帝ネウロ。
聖女の代わりに皇帝に陵辱されちゃう龍一ですが、いまだ他人の身体って感じでどこか他人事な受け止め方なので、あまり悲壮感は強めではないような。
皇帝が怖くて、龍一は恐怖のあまり抵抗もしないし、気を失うまで我慢、みたいな。
もちろん、最初皇帝は問答無用で陵辱なさるので、ホント暴君。
なるほど、皇帝は愛を知らず不器用なのか、とわかるのですけど、こんだけヒドイ事しかされてないのに、龍一っては、皇帝を理解しようとできるなんて、どんだけお人好しなの。
底抜けにいい人って、ホントそれな( ̄▽ ̄;)
てか、もう惚れたの!?
皇帝ネウロも龍一もチョロいのでは。
なんて感想も抱いちゃいましたが、リュカに対して不器用ながら気遣いをみせるネウロは可愛かったです。
最後は溺愛でしたしね(≧∇≦)
イラストはサマミヤアカザ先生。
いつ見ても麗しくて眼福でございました(*^^*)
表紙の憂い顔のドアップ、何があったの!?とドキドキしちゃいます(,,> <,,)♡
下宿先での2組のカップルのお話。
まずは、新入居者の攻め様である百目鬼と、先輩入居者の二宮。
挨拶の為に二宮の部屋を訪れた百目鬼は、いきなり描き顔で現れた二宮が、気になってしょうがない。
でも、二宮は、同じく入居者の彩賀の事が好きなようで。
初めての気持ちにワタワタしてる百目鬼がヘタレかわいけと、二宮が悲しんでるよ、しっかりせいや!と背中をどやしたく気持ちに。
それにしても、二宮の伏し目がちのドアップは、胸を撃ち抜かれちゃいますね。
ラッキースケベな状況にも余裕なくって、もったいないよ、百目鬼ってば。
ようやく迎えたえちシーン、2人ともよかったぇ(*^_^*)
女好きの下半身がだらしないタイプの彩賀のお相手は、必死でピュアで子犬のような侑。
侑の粘り勝ち、というか、彩賀が絆された、というか。
『山田くんと田中課長』
縮んじゃった田中課長、愉快ですね(*´∀`*)
まさに切ない系の王道ではないのかしら。
受け様は、シルバーアクセサリー工房で働く優奈。
幼い頃に事故にあい、以来左足が不自由だけど、きちんと自分のペースで頑張ってる子。
攻め様は、優奈の兄、和紀の親友で幼なじみの克治。
事故の責任を抱き続けていて、何くれとなく優奈の世話を焼き続けてきた。
忙しい弁護士なのに、優奈の職場への送迎も欠かさずやっているくらい。
2人とも、相手への罪悪感があって、告白出来ないでいて。
両視点で進むので、両片想いなのがわかり、焦れったいし、まぁ、気持ちも分かるので、切ないわ~(´Д⊂
でもって、2人の気持ちに気付いた和紀が猛反対。
自分の考えを押し付け過ぎしすぎじゃねーか、とちょっとめんどくさい(^_^;)
克治がアメリカへ転勤になった時、元気をなくした優奈を見て慌てる和紀に、ざまぁ、なのでした。
優奈の気持ちを"もしかして"と思うまでは動かなかった克治ってば、めっちゃ優奈ファーストだわ~
書き下ろしでは、優奈もアメリカへ渡り、克治と同棲に踏み切っていて、こちらのお話も好きでした。
2人の初めての喧嘩と仲直り。
意外とヘタレだった克治の本音が可愛くてにやにやしちゃう(*^^*)
なんというか、偏食少食の受け様がねぇ(^_^;)
受け様の藤生は、偏食少食が激しい。
そんな藤生を過保護なくらい世話を焼いて食べさせようとしてきたのが、攻め様である高峰。
長らく高峰に片思いをしてきた藤生は、高峰が禁酒している姿を見て、自分も思い切って高峰への気持ちを諦めることに。
なのに、そんなタイミングで、距離を縮めようとしてくる高峰。
藤生が偏食少食ってのが、結構全面に押し出されているのですが、一応家族の食事を作っている身としては、作り手への感謝が感じられない藤生に感心しませんでね。
食事へのトラウマがあるのは分かってるのですけど、いろいろと子供だなぁ、と思ってしまい。
あ、でも社会人1年生じゃまだ子供か…じゃあしょうがないか、と思ったり( ´~` ;)
藤生が彼女のふりを頼んでいた女性の本当の彼氏が現れた時も、高峰への恋心がバレたら、なんて思って説明に二の足を踏んでしまったのも、え~(´・_・`)だったし。
大好きだーと思えるタイプじゃなかった受け様でした。
でも、告白、というか「一生つきまとってやる」とか、書き下ろしでの「地獄で後悔しろ」なんてセリフには笑いました。
告白には程遠い甘くないセリフだけど、藤生のおもーい好きが詰まってて、高峰には刺さってましたしね。
イラストは陵クミコ先生。
あーんのイラストが2つも(≧∇≦)
「オオカミパパに溺愛されてます」が読みたくてゲットしていました。
まずは葵居ゆゆ先生「運命のベータはアルファの溺愛に咲く」より『やきもちアルファの溺愛お風呂』
明希とアレクシスが一緒にお風呂に入ろうっていうお話ですが、未読でも溺愛がわかる\(*'ᗜ'*)/
かわい恋先生「オオカミパパに溺愛されています」より『パパはふにふにマニア』
ふにふにしたものが好きだ、という大神が、千明と三男の亮太が昼寝しているのを見かけ。
誘惑に負け、つい千明の唇をふにふにしてしまう( ¯▽¯ )
絶対ベロ出てたよね(笑)
真宮藍璃先生「双海王と運命のオメガ」より『愛の巣づくり』
発情した那月が巣作りをして2人の番を待ってました。
3作品の内、2作品は未読なんですけど、本編を読んでみたいかなって思うベストセレクションでした(*^^*)