あんまりファンタジーが得意で無い事を先に書いておきます。
嫌いと言うわけではありません。夢中で読んだような某壮大シリーズ(未完)もあったりします。
本編・本筋そのものは特に問題なくて、楽しく読ませて頂きました。キャラも好きですし、うるっとする場面もありました。他の方も書いていますが、最後のエチシーンが長いな~とちょっとダレましたけど。
自分が一番気になったのは食材や料理名や道具などが現代日本そのまま、という所。タマネギとかオムレツとかフレンチトーストとかフライパンとか…
仕方ないのは分かる、分かるが、私が好きなファンタジーで印象に残っているものって、やはりその世界観に沿うものがチョイスされていたように思う。干し肉とか、煮込み料理とか、木皿とか、そういう…
こういう細かい部分で、少しずつ、少しずつ、興が削がれていったように思います。
「神は細部に宿る」とは大仰に言い過ぎかもしれませんけども、頭に浮かびましたし、出来ればこういう細かい所にも気を配って欲しいと思ってしまうのです。
1巻の時は4ページ固定で描いてるようだったのですが、2巻で長くなる回も出てきた後、3巻では逆に超短い回(2ページや、えっ1ページだけ?って回)も出てきたり、かなり変則的になってきました。
弟の展開に割かれるのは仕方ない気がする。気がするが、弟展開に行くと「普通のBL」になってしまうんだよぉ~!!!
お兄ちゃんがグダグダやってるのが面白いんだよこの漫画はよぉ~!!!
というのが正直な感想なのだが、それだとさすがにネタを続けるのが難しいのかもしれないな。どうしたらいいんですかね。どこまで続けるのが正解なんでしょうか。分かりません。読者にネタ募集したら収集付かなくなりますかね。
最初に書こうとしたタイトルは「さすがにそろそろネタ切れ感…?」でした。