好きで何回も読んだ作品です。
久しぶりに読むと全く別の感想が浮かんで。あんなに萌えたはずなのに!
受けが良い子なんですよ。素直でまっすぐで真面目で。
両思いになって良かったねと思うんですがその後が…。
嫁とか奥さんとか。
自分がそう呼ばれるのがすごい嫌で家事や料理、片付けを毎日夫に文句言われながら私がやるのが当然ということに腹が立っているからか、見過ごせません!
エッチしたら、攻めは俺は責任を取る男だと言い、その後は受けを嫁扱い。いや、萌えたはずなのに、なにその態度?は?何で嫁?確かにお茶の先生で忙しいでしょう、奥向きのことは手が回らないでしょう。
だからって恋人期間もなしにいきなり嫁?しかも家事も料理もやらせて文句ばかり言って。
受けも本当はイチャイチャ初めての恋人とクリスマスとか過ごしたいのに、攻めは大人で経験済なのか、そんなのくだらないって感じで。
実家に帰らせて頂きますな受け。なのに先生から除夜釜の着物が届いたら反省しちゃうんですよ。
いや、受けの気持ちもわかるんだけど。
ムキになって料理頑張って、夫婦なのに自分の意見を言わなかったり、攻めを大切にしてなかったなとか。
だってまだ23歳なんだよ!初めてのエッチの相手なんだよ!デートもイチャイチャも無しにいきなり嫁扱いでいいの?だいたい受けも会社勤めしてるよ!
つい自分自身の不満を爆発させてしまいました。
内弟子で嫁で奥さんで。二人がそれでいいならまあいいんですが。
お茶の先生だから特別なのかな?
愛情は伝わるし。
うーん。なんでかな?友達同士でやってみてだんだん恋に落ちてくお話好きなはずだったんだけど。
倫理感がなくて引きました。
3人だからかな?二人ならまだ大丈夫だったのかな?
ちかはなおが可愛くて好きでやりたいのはまだ納得できるけど。
そして実は亮がちかを好きでやりたいのもわかったけど。
論点がずれますが(なら書くなという感じですが)友達でいられなくなるか恋人になるかの2択って多いとは思うんですが、3人なわけで今回はちかが亮の恋人になれないなら関係は終わりになってしまう。
なおはちかに駄目なら亮をきっぱりふってやってとは言ってくれますが。
なんというかちかさえ亮を好きになって恋人になれば丸くおさまるみたいな感じが私には受け取れてしまって。
そういう話じゃないとは重々承知なのですが、人生経験からかそういうふうに考えちゃうんですよね。そこがひっかかるし、なんかやだなと思っちゃって。
亮もヤリチンでいくら好意を伝えてないからちかに操をたてる義理はなくても。好意をつたえてからはなおとはやってないとしても。
そして訳ありな元隣人も。
過去の事とはいえ、え?そんな簡単にやっちゃうの?もう受け止められないよ。
文川さんは大好きです。エロエロもまあ大丈夫な方です。しかし今回はちょっとしんどいです。
ちかは可愛いし、チョロくて素直で良い子なんですが。亮がなあ。いくら好きだと何回も言っても俺のモノになれよという台詞はまだ十年早いというか。
なんかダラダラとすみません。
可愛いです!可愛いんですけど…。
いや、桜が幸せならいいんですけど…。
好きな子ほどイジメちゃう腕白な男の子南城、お前は一生俺の奴隷だって桜をパシらせたり、スカートはかせてめくったり意地悪ばっかりで。泣き顔が好きって。
こういう攻め苦手なんです。勝手に好きになって勝手に意地悪して、お金と愛の力を使って同じ高校の同じクラスになり、近所のマンションに住み。
受けの桜は素直でおバカだからすぐほだされちゃって。
なにそんなに簡単に許してるの!?南城の思い通りになっちゃってるよ!
抵抗しなよ!
でも桜は南城といると居心地が良くてキュンとするんだよね。桜が南城を好きなら仕方ない…。
でもまたいいようにされちゃうよ!
巻末の4コマ漫画では桜がもうすっかりアホの子になっちゃってます。南城の掌の上だよ。でも桜が幸せなら…。
桜の小動物系泣き虫はカスタマスレードを連想します。
やっと読みました。
ハードボイルド風な表紙ですね!
表紙だけ見たら、裏社会ものかな?と思います。
なかなか手が出せませんでした。きっとすごく切ないんだろうなと思って。
高校からの親友でボロアパートの隣人、料理人の左京と花屋の右山、左右コンビです。
BLを読んでいるとぶつかっちゃうんですよね、あ!このエピソードのこのパターンかと。
しかも今日たまたま読んだ本が大学時代からの親友のお話で続いちゃって。
まず鍵をかけないでオナニーして相手の名前呼ぶの危ないと思うんですが。たいてい相手に見られるか聞かれますよね。
そして相手に気持ちを知られると逃げますよね。うん、わかりますそうなるよね。
そして知った方はびっくりはするけど親友を失いたくなくて追いかけますよね。
過去のあれやこれやが繫がってギューンと来ますよね。
あとはどっちが受けか攻めかの違いですよね。
今回は世話焼き受けが攻めに初めて会った日からずっと片想いしてて、切なかったです。
想いが溢れちゃって、嘘ついて隠して逃げて。
二人の未来を考えるのが怖くて。
巻末の短編で本当に良かったね!合計何年だ?としみじみしました。
なんかBLに不粋なこと言ってすみません。
大学からの親友で今は同僚。そして親友はゲイでバリタチ。主人公は偏見もなく無邪気に友人関係を続けてる。
主人公直斗は超ブラコンで父の顔も知らない弟を溺愛して、彼女にもいつもフラれ、でもやっぱり弟ラブでいつもゲイの親友藤堂にノロケ話をやめない。
そして藤堂は実は直斗のことがずっと好きで…。
その界隈ではモテモテで遊び人で長年の片想いのノンケがいると。
藤堂の気持ちを知り、藤堂が離れて行こうとすると直斗は…。
ブラコンのところを除くと(そしたら話がだいぶ変わっちゃうか?)あれれ?どこかで見たような読んだような。
王道か?そうかそうか、王道は王道の良さがあるもんな。
ブラコン加減は可愛い感じで楽しめました。病んでたり過剰だったりは苦手なのですが、こちらは社会生活をおくれてて大丈夫なブラコンです。
セルフほだされ受けかな?私は勝手にそう呼んでるけど、受けが一人でぐるぐるしてほぼ何もされてないのに好きになっちゃう。
平和な世界でした。キャラも良く楽しかった。
なんとも余韻の残るお話たちでした。
BLで魔女?男でも魔女なのか。
3編とも魔女のお話で続きが気になりますが、やはり最初に読んだ表題作が一番好きかな。
結と綾、幼馴染の二人。結の祖母が亡くなると魔女だった祖母の力が結に受け継がれ…。
結が一人ぼっちで泣き虫で、魔女の力をコントロールできなくて。それを唯一知るのが綾で。
結はどんどん美しくなっていき、綾は見とれてしまうようになり。
魔法の存在以外は幼馴染王道ものですね。
喜怒哀楽が自然現象にあらわれるのが美しく描かれてました。
2編目は、え?殺されちゃうの?でもニュースでは海外逃亡って。弟分との関係はどうなったの?
3編目は、え?兄貴いつのまに好きに?そこが抜けてていきなり感があり。
神様の妻になる運命、いいですね!小説にありそうな設定です。
智治が一度離れた故郷に戻ってきたところからお話が始まります。
両親がおらず祖母に育ててもらったのに、一人で上京して故郷では恩知らずとか言われてたようで…。
そんな祖母と智治を妻にする約束をしたと言う龍の神様鱗がいます。何を言っても聞いちゃいない超絶ポジティブな鱗。
祖母はどんな契約をしたのか?
鱗は智治に好かれようと人間の姿になり毎日お世話を焼きます。
しかしどうもその状況は鱗にとっては…。
鱗が過去に智治に会ったことがあるっぽいですね。その時に智治にぞっこんになる出来事があったのかな?
祖母は一人ぼっちの智治のために鱗に智治を差し出したのかな?
結婚したら智治も龍になって泉に住むんですよね、どうなるんだろう。
初読みの作家さんです。絵がとてもキレイですね。
煌成はカッコよく紬は可愛く儚げで。
煌成の両親や義兄弟、学校の創業者一族という名家、使用人などなど色んな意味で風呂敷を広げてるお話ですね。
元使用人の孫の紬と煌成は幼い頃に屋敷で出会い、紬は孤独な煌成を守ろうとお母さんになる!と宣言。
そして高校時代の現在へ。
んー、なんというか本音を言えない立場になってしまったのかもしれないけど、もっとちゃんと話せばいいのでは?と思うところが多々あり。
お互いを守りたいだけ大切なのだと。
色々ありましたが結果的にめでたしめでたしで良かったなあと。甘える煌成が本当に良かったねえと言いたいです。
実の父親とは思えない人物でしたね。