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萌×2作品

エキスパートレビューアー2023

女性165さん

レビュー数443

ポイント数3046

今年度13位

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借金もの?いえいえそれだけではありません。

琉星のお人好しで思慮深くて素直で都合の悪いことや怖い危ないことから逃げないところがとっても良かったです。

たくさんの線がのびて、線をたどったり絡まったり。見事な回収でした。

そして借金や消費者金融について、心理学についても考えさせられました。

雉真も高校時代にすさんだところから目を覚まし、自分なりの消費者金融業をまっとうするのもすごいですね。

しつこいですが、あらゆる線がのびてますので読んでる時はちょっとしんどいです。特に借金ものは苦手でしたので、追い詰められる琉星が気の毒で。
一度は逃げずに借金を返すのですが、窮地に立つと判断力が働かないのでしょうか。違法に連帯保証人にされたのに、息をつく暇もなく返済を迫られ。

催眠術や暗示が鍵になるのですが、ヤラレタ!またも海野さんにすっかり。いや、ちょっとはそうかもな?と思ってはいたのですが。
でも線の先を知ったときは感激しました。

二人が一生かかって消費者金融業と心理カウンセラーとして仕事でも繋がって仲良く良心的な商売をして、なおかつラブラブでいられるといいですね。

あと、琉星の琉の字が表紙と帯では流になっててどっちが本当?と迷いました。

琉星視点なので雉真の描写は多いのですが琉星はどんな人だったのかな?と気になりました。
すっかり雉真に捕まっちゃって。極限状態でこんなに愛しくされたら…と心配ですが、ちゃんと琉星も雉真と別れる気はないみたいですね。
意外とたくましい琉星です。借金の時もそうでしたが男前ですね。
雉真も懐が深くて琉星にだけはメロメロで。

今回はなぜか雉真と琉星のキャラというか人となりが掴みにくい感じがしました。そのまま終わってしまって。

琉星の子供の時から変わってないのがすごいですね。

幼馴染すれ違いすぎラブ?

お互いすれ違いすぎ!こじらせすぎ!
好きなのに、ただ友達でいたかっただけなのに…。

司馬が健気で一途で。それに進路だってあの頃のことで、何年かかっても獅子堂のために薬を研究する道を選んで。

獅子堂も司馬とずっと一緒にいたくて、回らない頭で司馬の家庭教師に誘惑されちゃって。

好きなのにお互い悪い方にばかり物事を受け取って。
せっかくエッチしてもお互い悪い方に思い込んで。

最後の最後でやっと素直になりますね。もっと早く普通に仲良くするところを読みたかった。

このモフモフはずるいよー(笑)

一冊で盛りだくさんでした。
イケメン侍とモフモフとスパダリとクスッと笑いと健気と。

お話はハラハラしつつも安心して読めて面白かったです。

不知火丸と睦のほのぼの暮らしも微笑ましく、また別れを悲しむのも切なくて。
不知火丸が美剣士に知らずに焼きもちをやいたり、美剣士の正体を知って、子犬の自分との態度の違いにブツブツつぶやいたり。

お話は王道?悪者を退治してめでたしなんですが、もうなんというかかゆいところに手が届く萌加減なんですよ。

健気で女っ気のない小柄で童顔の受け睦。めし屋の亭主で美味しい料理や家のこと全般一通りできて。

そして攻め不知火丸!ずるいよー。イケメン侍殿様の息子なハイスペックに、実は半分あやかしで美しい大犬で受けをくわえたり背負ったりできて、さらに愛らしい子犬の姿にもなれて。最強か!私もバフっと抱きついたり抱きしめたりしたいよ。

怪我を負って睦に世話になりながらも威厳と気品を保ち育ちの良さから高級座布団を所望するとことか!

そしてまっさらな睦が意外と交わりに積極的で。焦らされ待ちわびてソワソワするのも可愛かったです。

愛する人とこれからずっと一緒で美味しいご飯を作ってあげて、食べられて良かったね!

タイトルがいいですね

高校の生徒と先生のお話ですね。

数学の先生の本田が他人事とは思えなくて。
人見知りでぼっちだとこうなるんだよなあ、こういう扱いされるんだよなあと共感してしまって。

遠藤の進路指導をリア充教師に押し付けられた本田。
遠藤に邪険にされながらも一生懸命向き合う。

そんな本田に遠藤も懐いてきて…。

遠藤が男の本田を好きになるのが早くて、え?もう?とびっくり。
でも本田が自分の話をちゃんと聞いてくれて理解しようとしてくれる遠藤に惹かれていくのが良かった。
ただ教師と生徒だし、教師として大人であることを求められてると思い込んでいていた本田のグルグルに切なくて。

遠藤には気持ちがバレてたんですね。
一生懸命な遠藤にいじらしくて男前で本田を他の人とは違ってちゃんと接してくれて良かったです。

はぁ、こういう人見知りで周りから浮いたり軽んじられてる主人公は自分と似てて読むのがしんどいです。
が、変われて幸せになっていくのを読めて幸せです。

フラグが満ちあふれてる

BLのお勉強になりますね。楽しくて笑えます。
麦茶セックス!確かに。

みんなどいつもこいつもヤッてんなあ。
相変わらずBLフラグが立ちそうになるのを徹底的にへしおり関わらないようにする主人公。
モブでもこんなにフラグが立つなんて。行っちゃえばいいのにー。もったいない。

夏やクリスマスやバレンタインの風物詩などイベントやら学校内や合コンなどなどフラグ立ちまくり!

そして主人公の弟カップル。
スパダリ生徒会長×平凡のセルフほだされ受けか?!
こうやって勝手にどんどん意識しちゃうのあるよねー。
いつのまにか好きになっちゃって。恐るべしBL。

胸熱展開

何度目の再読だろう。何度読んでも感動と、登場人物と一緒に達成感を感じる。ワクワクします。
なぜ初めて読んだ時に萌×2にしてしまったのか!今なら神なのに。

三味線の才能のある天涯孤独な男の子達央、彼の師である祖父が亡くなり、世話になった恩人に言われ一度だけ大会に出る。そこで彼の演奏に一目惚れした若き経営者浅井。

達央は行方知れずの父に会いたくて数年前に届いた便りだけを頼みに上京する。
そして恩人と知り合いだった浅井と出会い…。

達央の境遇、三味線との向き合い方、無欲で孤独で幼くて。そしてそんな達央を愛する浅井。

色んな縁に恵まれて経験を重ねる達央。三味線をひくこと、聴く人との向き合い方、浅井への想い。

はぁー。何度読んでも良い!
才能のある善良で無欲な子が足長おじさんに助けられ愛されて成長し、初めて恋をする。
才能を妬まれ陥れようと毒をもられてしまい、パニックになる達央。ひけなくなったら浅井は自分をいらなくなってしまうと怯える。
でも浅井はもし以前のように三味線がひけなくなっても一緒にいてくれる、技術じゃない達央の出す音色が好きだと。

もう幾重も読み応えがあり。
何度も読むたびに萌と達成感にひたります。
達央の純粋さを守ろう、達央のこれからの修羅の道をともに歩こうとしてくれる浅井。
胸が熱くなります。

はぁ、たまりません。また数年後に読み返すでしょう。

継母の呪い

ドラマCDを何回も聴いて大好きで原作を読んでみました。
音声が脳内で声優さんの声で聴こえてくるようでした。

とにかく辛い苦しいお話ですね。
黒石も一葉もずっと忘れられず。
金崎のクソ加減も相当で。

中学のあの短い間の付き合いで芽生えた気持ちを…。

何も言わず一葉を見守る黒石。ホストになっても中身は変わってなかったみたいで。
一葉に入れ込む黒石。まるであの当時を取り戻したいようで。戸惑う一葉。
復讐なんて一葉には無理なんだよ!本当は良い人なんだから。

呪いにかけられた一葉が気の毒で。継母の呪いがようやく解けて前を向けるようになって。
なぜそこでホストに?だけどあのお店に行かなかったら黒石と再会できなかったしなあ。

黒石が絶倫で良かったです。

物語が大きく動く下巻

表紙の二人の表情がいいですね。

長かった…。登場人物も増え目まぐるしく展開しまさかの方向へ事態が進み。

メルヒオール、あなたもアリーシェに…。
そしてまさかのあの人も生きていて!

アリーシェが少しずつヴォルフを受け入れて大切に想いとうとう愛してると自覚していく様子と、さらわれなぜか敵国の王子に見初められ后にされそうになりながらも、ヴォルフの異母弟と交流し王宮を逃げ出すところととても読み応えがありました。

とにかく話が大きく広がり。

メルヒオールはアリーシェの体と容態に嫌悪の表情をしたものの、その後の態度に心の底から惚れてたのかな?と思わされます。自決しようとした(と見せかけた)アリーシェにとっさに手を伸ばして。なんだかメルヒオールが憎めませんね。いい敵だった。

無事に国を奪還しヴォルフも王位につき国を治め王子も誕生し。二人もやっと夫婦らしく暮らして。

317ページを読んだ時はびっくりしました。8人も!確かにあのヴォルフならと納得です。

萌えというよりは完成度にこの評価で。
お話としてとてもスケールが大きく登場人物も多く色んな思惑があり。
でもヴォルフだけはアリーシェしか見てなくてアリーシェを離さない、愛してくれなくてもいい憎まれていてもアリーシェを縛る鎖ができればと。そんなヴォルフに守られいつしか愛することを知るアリーシェ。ありのままの自分を愛してここまで求めてくれるなんて。

とっても良いお話でした。さすが宮緖さん!

ただBLなのかな?と疑問が。アリーシェは男の意味あったっけ?両性具有で忌み嫌われるところをヴォルフだけが、美しい愛してると言い続けてくれたところかな?
途中からアリーシェが女性で違和感ないような感じがして、ちょっと引っかかりました。

グイグイひきこまれる

今度はオオカミ攻めですね!

愛を知らないアリーシェ。一神官でいたかったアリーシェ。誰にでも何にでも等しく優しく美しいアリーシェ。

助けた男は狼だった。
助けたばかりに連れ去られ后にされ…。

アリーシェからするととんでもない悲運なんですがね、ヴォルフの愛は本物なのです。
忌み嫌われる瀕死の自分を見返りもなしに助けてくれて追手からも庇ってくれて。
何かと気を引こうと貢いだり囁いたりするのですがいっこうにわかってもらえず。
ヴォルフはアリーシェが男でも女でも醜くても構わないのに。

狡猾に周りを固めアリーシェに愛を捧げるヴォルフをまるで狼だと恐れるアリーシェ。

愛を知らない、母から化物と虐待を受けてきたアリーシェ。早くヴォルフの愛を受け止めて!

明後日の方へ頑張ってるヴォルフですが、アリーシェの愛を得ることはできるのでしょうか?

そして伝説と重なるのでしょうか?

あとイラストのヴォルフが今時のイケメンに見えて…。
お話の獰猛でムキムキで端正とちょっとイメージが違うような。

確かにハッピークソライフだ!

面白い!
本当にクソのハッピーライフですね。
もう全部全員お地蔵様まで面白い!全方位に笑いありですね。

粕谷のエリートでプライド高いのに、変態で左遷されてど田舎に来ちゃうところ。一部始終を皆に知られてるところ。
ニートの葛谷となんだかんだつるんで仲良くやってるところ。

なんだこんな楽しいお話だったんだ。てっきり重くて心を切り裂かれるくらいの内容かと思ってた。

ただ、葛谷は中学の入学式から地獄の始まりでしたね。これじゃニートにもなるよ。
レオくんの愛情表現がメチャクチャ乱暴で。せめて言葉で普通に伝えたらいいのに。

そんなこんながあるのに、二人とも毎日アナルをいかに気持ちよくなるかを探求しててすごいです。

セフレなのかな?それとも2巻で恋愛に発展するのかな?