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萌×2作品

エキスパートレビューアー2023

女性165さん

レビュー数10

ポイント数126

今年度28位

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情けは人のためならず?良い意味で

すごい始まり方!!
本当にディルドの妖精?キラキライケメンがあなたに拾われたディルドです。拾ってくれてありがとうと恩返しに来て!

発想が斬新でした。
こんなにイケメンで尽くしてくれて、愛情たっぷりなディルドが突然あらわれたら…、いいじゃん♡

だんだん、あ〜やっぱりそういう…な展開になってきましたが、始まりや途中までの勢いに乗せられて一気読みでした。

所々気になるところはあるものの(何様?)朝彦が救世主でディルド君のことを丸ごと受け止めて認めてくれて感無量です。

ゲイゆえの生きづらさや毒親に人生潰されそうになってからの覚醒とかも良い味出してます。

確かにあなたに拾ってもらったディルドです、ですね(笑)

ディルド君の興奮したときの顔や目の迫力がすごかったです。

エドゥアール、君ってやつは(笑)

表紙の聖母のようなお方が貴族のエドゥアール、黒髪の少年が従者のノエルです。
タイトルとあらすじからとっても楽しみにしてました。

この表紙を見てこんなフリル着て聖母みたいな攻めで大丈夫かしら…と心配になりましたが、攻め味や雄味は物足りませんでしたがとっても楽しいお話でした。

タイトル通り逃避行なロードムービーな感じのお話です。間に挟まれる会話や過去の回想で二人のこれまでがあかされるような。

良いキャラなんですよ!二人とも。
健気で忍耐強く実際強いノエル。幼い頃にエドゥアールに助けられ生き延びて従者としてずっとそばにいて。エドゥアールへの叶わない恋心を抱えて。
全てノエル視点です。

そしてエドゥアール。彼がねえ、自由奔放ヤリチン嘘つきお坊っちゃまで。しかも神童で何やっても優秀で神様の使いか?なくらい美しくて。

嘘ばっかりついてるから肝心な時にノエルに話を聞いてもらえないというか信じてもらえないというか。
このヘタレさがクセになるタイプですね。ノエルに嫌味を言われたり拒絶されてシュンとしちゃって。そこで気持ちを伝える方法が(笑)

エドゥアール劇場は明るく楽しくカラッと読めました。
俺のノエルは強くて可愛くて最高だな!
どこででも咲くエドゥアールとノエルですね。疲れた時やしんどい時に明るくなれる作品ではないでしょうか。

どっちなの!?

はぁ〜、絵が素晴らしいです!
どのコマもページも美しく、細かいところまで凝ってて。特にあのページ!あのアングル!ギャアーとなりました。

体臭にコンプレックスがあり人と距離をとってきた馨。そこへ現れた調香師の翔生。
まずい!と思いきや彼だけは馨の匂いに正気を保ってて。

馨の悲願の香水を生み出すために、翔生と協力して頑張ろう!のはずなのに…あれ?
馨の匂いの秘密を探るって言ったよね?あれ?セックスしようとしてるよね?あれ?

馨が翔生に心を許して彼だけは誰とも違う、自分を見てくれる。だけど…と。
翔生がグイグイでやってることは恋人みたいになってるけど、翔生は馨をどう思ってるの?匂いの正体がわかったら興味をなくすの?友達プラス臭いについつい手が出ちゃうの?探究心で最後までしてみたいの?

翔生が馨をどう思ってるのか?言葉にしないだけなのか、匂いを探るためなのか?
気になって仕方ありません。
しかも最後にコンビニであんなもの買ってて!最後までしたの?してないの?どっちなの?
レジのお姉さんの顔面つよつよフレンズや、エグい雄みって言葉に言語化されてやっと二人は美人さんと雄イケメンなんだ〜と理解しました。

簡単に手を出す攻め、同意なくしごいたり指を入れたり挿入しようとする攻めは正直苦手なのですが、翔生はなんだか特別枠な感じがあります。

圭太〜!たまらないです(泣)

付き合って10年半の2人。
桔平はペアの手作りマグカップを割ってしまい…。

桔平が10年前と入れ替わり、それぞれの10年前と後の圭太と話すことで思い込みを解消したり圭太の想いを知ったり。

ついついBLだと結ばれて同棲していつまでも幸せに暮らすんだろうなあと思いがちなんですよね。
でも10年一緒だと好きなのに言えないことや今さらさらに恥ずかしいとかあるんですね。

圭太の家族問題や考え方、悲しいですね。
桔平との生活を考えて一生懸命勉強して転職したり、いつまでも嬉し泣きしたり、泥酔しないとエッチできない桔平の感じるところを探ったり。

桔平が10年後に戻ってから圭太との人生を見直すところ、それぞれの桔平が早く元の圭太に会いたいところ、良かったですね!

サラサラ読めて、でもじんわり染みるお話でした。何回も読み返す作品になりそうです。

なんかそうじゃない感

お互い大好きだった相手と結婚したはずなのに…、フランソワはエルムートに一ヶ月でもうこんなに嫌われて…。
フランソワが美を鎧として極めたのはエルムートのためなのに…。それをあげつらわれ究極の皮肉で返されるとは。

結婚してからお互いを知りまた恋に落ちて愛しあう二人でしたね!

エルムートがまるで夫心をわかろうとしてなくて、機微にも疎く頓珍漢でちょっとがっかり。やっと少しずつフランソワのことを理解し自分の仕打ちがいかに酷かったかを反省して良かったです。しかも後半や短編では素敵な旦那様に育っていきます!

前世の言語オタクが今世ではオタクを極めたら聖女になっちゃった?
国がフランソワに丸投げしすぎな感が否めません。思考停止状態では?

解決もぱぱーっと。
なんだかトンチみたいな概念魔法ですね。
魔王退治がこんなにあっさり?数行で終わっちゃうなんて〜。
第一王子がまともで良かった。

ロマンチックな初エッチに憧れてたフランソワ。そうだよね、あんな言い方ひどいよね。もう本当に盛大にすれ違ってましたね。でもお互いがお互いの魅力の対象なのも良かったです。

盛りだくさんな内容で魔王討伐までと夫夫の関係の修復と読み応えがありました。
が、なんかそうじゃない感が残りました。
エルムートの頑張りの明後日へ向かうところや、考えや言葉が足りないところとか。
国の重鎮たちのフランソワへ全てを押し付けるところとか。
短編の同盟国でもそうですが、聖女ならなんとかしてくれる?な考え方とか。

あとタイトルの通りなんだけどそのままのタイトルすぎ

シリーズの中でもひと味違う読み応え

ルビー文庫で神香うららさん、待ってました!期待してましたよ!

事件の謎と恋と仕事と盛りだくさんでした。
良いバランスで書かれてありハラハラ一気読みです。

今までの神香さんのミステリ物でベスト3に入る(自分比)読み応えではないでしょうか?

碧に出会ったことで人との付き合い方を改めるグレイソン。苦手だったグレイソンを知るにつれ好きになっていく碧。
同時に宝石の盗難事件と、グレイソンに降りかかる疑惑。グレイソンは犯人じゃないよね?ならなぜ…な証拠があがってきて…。

まるでグレイソンが犯人であるかのように仕組まれてるとしか思えない。一体誰がそんなことを?深まる謎。

一方二人の仲も進み、でも碧はやはり不安で。いつかの元カノのように飽きられたら?
ラスベガス旅行で一線を越えようと碧が誘うのが、まあ可愛らしい。

神香さんは下着にこだわりを持ってるのでは?な毎回のお約束。そして受けによる攻めのアソコの称賛の描写。碧の勝負パンツ(笑)

そして二人に迫る犯人の手。いったい犯人の目的と正体は…?

そしてロックハート家は出てこないのか?
うーん、にくい!そんなところに出てくるとは!いいですね!

はぁ〜、読み応えがありました。
疲れててもう今日は読むの無理かもと思ってたのに、一気読みでした。
もししばらくご無沙汰の方がいらっしゃったらこの作品で復帰してみてもいいのではないでしょうか?

コミカル調な冒険譚長編、コミカル加減減らしてもいいかも。

そうくるか?!な展開でした。それをそこに持ってくる明かす斬新さ、さすがです!

はぁ〜、長かった。読むのに半日かかりました。

主人公の悪役令息の公爵令息エマニュエル通称エマ。悪役ぶりが小学生並みなんですけど(笑)
とにかくこのエマが楽しいキャラでした。エマ視点と時々従者のケイト視点です。後半からケイト視点が多くなってきます。

帯にある通り婚約破棄から始まる恋愛逃避行!?です。

終始軽快な語り口で、シリアス場面も深刻さを感じず。というかエマのコミカルさが挟まれているのが、段々読み飛ばしたくなってきました。もうそれいいから早く話の先を知りたいの!って感じで。とにかく何かあると突拍子もないことを考えては明後日の方へ猪突猛進するので危なっかしいというか。

二人の恋愛面も良かったです。さらにケイトの本心を知ると、今までのツレなさやからかいや死んだ魚の目だったのは…。奇跡を起こしましたね!

ざっくり言うと婚約者の王子様から神子へのいたずらを咎められて婚約破棄され、財産没収の国外追放されちゃうエマ。
ケイトに助けられ旅をして色々経験したり二人の仲が進んだり自由を噛み締めたり成長したり…。

そしてケイトと神子のマシロだけが知る秘密があり…。凝ってました。

最後に番外編が3つあるんですが、①に爆笑しました!漫才を読んでるみたいで。妖精王お疲れ様。

一応濃厚な濡れ場もあるにはあるんですが、エロさはからっとしてるように感じます。

一番印象的だったのが、相手を守るために勝手に危険な行動をするのを、「独りよがりのエゴイスティック死にたがり自己中自己犠牲自己陶酔野郎」だって明文化されたところでした。上手いこと言う!

盛りだくさんだけどちょっと読みにくくて残念

すごい盛りだくさんでした!
アイデアも設定もキャラも展開も良し!さらに奈良千春さんの神イラスト!
奈良さんの画風?昔のセクシーな色気たっぷりなハードボイルド風がすごく好きだったのですが、変わってからはより表現の幅が広がった気がします(何様?)

宮廷道士のルイも皇太子のサーシェンも子パンダのスーも、3人とも人の温もりや心を許すこと甘えたり拗ねたりをやっと叶えられましたね。孤独で親もいなくて働いたり学んだり隙を見せずに生きるしかなかったのに。

ルイが麗しく優秀で高潔なので辛い目にも合いましたね。上下関係が絶対な狭い世界でよく無事で生きてこれました。

サーシェンもルイと出会ってから、やっと一人の人間として自然体で恋する男でいられる時間ができましたね。

そしてスー!3歳でもう親はなく村長の家で働かされ、他の子供が親に抱っこされたり甘えるのを羨ましくて。

本当にお話が盛りたくさんでハラハラ展開なのですが、どうにも一気読みできず。
何様?な感想なのですが、文章や表現、台詞や描写が読みにくくて。
せっかくのアイデアやキャラや設定や展開などがもったいなく感じました。文章をスムーズに繋げるのって難しいんですね。

でもスーの可愛さ、ルイの鈍さや恋を発作と勘違いする初さ、サーシェンのルイ愛しさに策を練り囲い込み皇室の愛人作法十か条を思いついたりなど、魅力がよ〜く伝わってきました。

もうスーが主演男優賞で良いでしょう!

狼派です!

やはり!「白虎と政略結婚」のシリーズでした!読んでてあれ?と思ったら。
しかも後書きによると理想の旦那様シリーズみたいで。わりとさらっと読めます。
こちらも溺愛保証です。

恭一郎〜!紳士で優しくて穏やかで結婚を申し込む時の台詞ときたら!
世の旦那様方聞いてますか〜?

お話は家族がテーマですかね。天涯孤独な主人公千春。でも商店街の皆さんが家族同然で。決して不幸ではない、日々みんなのために薬を作って頑張ってます。

そんな千春がある日とても美しい狼を助けて…。

お話はまあ色々予定調和な感じなんです。恭一郎の紳士っぷりも素敵です。もうちょっと腹黒とか変態とかあっても良かったかな?

椿家の当主雅章がなあ。
何様だ?執事の話と全然違う!
千春の腹違いの弟とのことで、千春の知らない実の父に大切に愛されて育ったはずなのに、えらい傲慢で。相談があると聞いていたら駆け落ちした妹雅代の身代わりに狼谷家の当主恭一郎の嫁になれと。

しかも逃げたり断れば商店街を買い占めて住民を追い出すと脅しに使って。さらに妹が見つかると千春に身を引け、妹にとってこんなに良い縁談はないと。いい加減にしろーーー!
まあ雅章がここまで千春に酷い態度を取る理由もあるんですがね…。
しかも実は自分たちのほうが…っていう。

千春と恭一郎のエッチの描写も長かったです〜。千春愛しさに恭一郎のアソコが!ふふ。

しかしこんなに立派な恭一郎が父の決めた許嫁とあっさり結婚しようとしてたなんて…。
千春に先に出会って良かったね。

甘やかされる晶が羨ましすぎる!

とうとう手を出してしまった恋する救命救急医シリーズ。電子書籍で一気買いしました。

恋する救命救急医、晶視点です。
も〜甘いよ〜!何これ?こんなに甘えて甘やかされて美味しいご飯にデザートに餌付けされて、いつでも待っててくれて。なにこのご褒美!?

ボロボロになるまでギリギリで頑張る晶を見かねて隠れ家を上司篠川に紹介され…。
不思議なお店ですね。そこの美丈夫店長が素敵なお方で。

最初のエッチの部分が夢の中のようで、え?いいの?な感じで進みましたが、晶は大丈夫のようでした。なにこの甘えたなエッチは!

一目で愛してしまうなんて〜!素敵すぎる!

医療もしっかり書かれていて、でも重いところを店長に話すことでこちらも救われるというか。
仕事の悩みまで話したりこんなに甘えていいの?なんて羨ましい!
店長の過去も、そうだったの〜!?