かん衛門さんのマイページ

萌×2作品

女性かん衛門さん

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タイトルに惹かれて手に取った作品

閉ざされたホテルに集う死者と、迷い込んだ生者。
読んでいて景色が浮かび、ピアノの音まで想像できて、映像作品を見ているようでした。

あらすじから、そうは言ってもどうせ生きてる人間の方を選ぶんでしょ、と高をくくって読み始めたのですが、作中どんどんダークな雰囲気になっていき、春希にとって亡き月彦がどんなに大きい存在だったかを知ると、もう春希は康を選ばないのでは・・・とはらはらしてしまいました。さらに死んだ人を生き返らせる方法まで出てきて・・・結末には心底ほっとしました。

BL色は少なめです。
恋愛ではあるのだけれど、康と春希がもう何年も一緒に暮らしているからか家族のような雰囲気すらあります。
ずっとBL色控えめでお話が進んでいくので、最後二人が結ばれる描写は唐突感があるかも。キスだけで終わっても良かったのかな、それだと物足りないかな、悩ましいところですね。
それでも充分心に沁みる物語であることは確かです。読み終えた今も、「天国ホテル」はどこかにあるような気さえします。私はまだ行ってみたいとは思いませんが。

お似合いのカップルです!

電子書籍の広告で気になっていた作品だったので、2巻が発売されるタイミングで1巻と共に紙書籍で購入しました。

黒鷲がとても色っぽいです!
褐色の肌に黒髪という見た目もですが、何よりも性格が!受だけど強気で男前で、集落をまとめるだけの統率力があって!けれどアルキルに抱かれるときはとても色っぽく乱れる!!ギャップがとても萌えました!!

2巻は、1巻で簡単に語られたアルキルの過去と家族の話がメインです。
その中で一番印象に残ったのは、黒鷲の懐の深さでした。黒鷲はアルキルの全てを受けとめる覚悟をしてるんですね。
そして黒鷲に影響を受けてアルキルも変わっていく・・・アルキルと黒鷲の二人の関係性がとても素敵です。
アルキルと黒鷲の二人、そして黒鷲の仲間たちを今後も見守っていきたいです。マダムもまだ何か企んでそうですし。個人的にイングルが好きなので、彼のことも気になります。
アルキルの弟のヴェンも出てきましたし、彼らをもっと見たいですね!

巨人族の花嫁 コミック

ITKZ 

おもしろかった!

アニメ化と電子書籍の広告で気になったので購入しました。
買ってよかったです!面白かったです!

身長70cm差...180cm×110cmはショタになりますが、250cm×180cmの巨人とバスケ部高校三年男子の体格差BLです。
私事ですが、ショタは苦手なので若干不安はあったのですが、晃一がちゃんと男子高校生に見えるので大丈夫でした。
体格差BLもいいな、と新しい萌えに目覚めました。

男子高校生・晃一が異世界召還された先は巨人の国。しかも巨人族の王子に突然プロポーズされ、押し倒され・・・とテンポよく話が進んでいきます。
異世界召還ファンタジーとしてのストーリー展開は王道だと思います。ただ、テンポがいいので飽きることなく読み進められます。エロも程好くあり、楽しく読めました。
シリアスを求めるよりも、ギャグ+エロだと思った方がいいのかな。実際に70cm差の巨人とやれるのか、受は大丈夫か、壊れるんじゃ・・・とか考え出すと楽しめなくなるかも。
カバー下のオマケも笑えて楽しかったです。
いいところで終わるので、続きが気になってます。次巻楽しみに待ってます!

好きな物語!・・・だけどモヤモヤする

読んで後悔は無い。読んで良かったと思っています。
今まで同人誌等で書かれていたCOLDシリーズの話を一冊に纏めて出版していただいたのは本当に有難く嬉しいです。ありがとうございます。
全てが納まるところに納まりました・・・・・・これで良かったんですよね?
う~ん・・・四人とも愛する人と生きていく決意をした、それは尊重したいし、そう決めたなら応援したい、良かったと思いたい・・・けれど見守ってきた一読者としては思うところもあり・・・
特に、秋沢と楠田の二人にはもう、ジェシカ!もっと言ってやって!!という気持ちでした。
楠田がとてもいい人で、周りの人間は楠田に幸せになってもらいたいから手を差し伸べてくれるのであって、秋沢!お前は!!とモヤモヤしております。秋沢も頑張っているのは理解できるのですが・・・・・・う~ん、私には秋沢の魅力が今一つ理解出来ないからなのか。

物語が終わった後もキャラクターたちの人生は続いていくんだな、と思いました。
FINALお疲れ様でした。
山も谷もこの先あるだろうけど、互いに手を繋いで小さな幸せを積み重ねていって欲しいです。

創りこまれた世界観は魅力的

三冊目まで読了しました。

一巻のレビューにも書きましたが、主役二人(今世王と足弱)にはあまり共感出来ませんでした。こちらの常識から外れた存在なので、なんと言うか、そういうものだと理解するしかないというか・・・・・・描写は丁寧なので、二人の心の動きは納得できます。
共感できるのは、王族に仕える<灰色狼>と呼ばれる一族、王族が心煩わされずに幸せに暮らせるように日々心を砕く者たちです。読んでいくうちに彼らに共感し、彼らの目線で王族の幸せを願いながら読んでいました。

正直なことを言うなら、そこまでハマりませんでした。
ただ物語は読み応えがありました。世界観がしっかり出来上がっていてブレません。小説が好きなら一読の価値はあると思います。

王族二人が幸せにその寿命を全うして欲しいと願うと共に、王族が全て絶えてしまった後の世界が気になります。残された<灰色狼>たちはどうするのか・・・ここまで世界が創りこまれているのなら、おそらく作者様の頭の中には後の世界も存在するでしょう。幸せな物語として終わるために書かれるつもりはないのだと思いますが、王族たちの記憶が歴史となった世界も覗いてみたいです。