交通事故により死んだはずが、一ノ瀬玲の体に転生してしまった伊野泰已。
転生したはずがなぜか自分の正体が三田祐真にバレてしまい…
受けと攻めの過去と現在、そして一ノ瀬玲とその弟の因縁。
色々な感情が交差して入り乱れて、ハラハラドキドキなストーリー展開に引き込まれます。
泰已と玲の性格が正反対すぎて面白い。
なかなかに悲惨ないじめに合っていた玲ですが、泰已は大人しくやられっぱなしな性格じゃないので、片っ端から返り討ちにしていくんです。
もちろん入れ替わったことなんて周りは知らないので、これまでされるがままだった相手が牙を向いて反撃してきて、さらにはフルボッコされるなんて思いもしないわけで。
この、雑魚どもを次々と返り討ちにしていく爽快感!
泰已やれー!そこだー!と思わず応援したくなるほど気持ちいい。笑
泰已の性格がハッキリしてて男らしくてカッコいいんですよね〜
イジメに屈しない強さと正義感に惚れる!
対して祐真はというと、何考えてるかいまいちわからないミステリアスな雰囲気。
けど泰已への異常な執着はひしひしと伝わってきます。
2人の関係性や取り巻く環境がどうなるのか、最後まで目が離せない展開でBL抜きにしても楽しめました。
ついにこの長い物語も完結ということで、まだまだこの世界観に浸って二人の未来を読んでいたい気持ちが強すぎて寂しい!
そのくらいストーリーもキャラも魅力的で素晴らしかったです。
中華BL侮るなかれ!
とにかく魏無羨という人物が魅力的で、自由奔放でチャラチャラしてるようにみせかけて芯があって男前なんですよね〜そして強い!
さらに床では誘い上手!というより煽り上手!笑
こんなときまでどこまでも煽っていくのね、と藍忘機が不憫になるほど。笑
告白の台詞もどこまでも魏無羨らしくて爆笑でした。
あの緊迫した状況でのあの台詞の破壊力半端ないです。笑
そりゃ一同ポカ~ンだわ。
藍忘機の魏無羨への執着は最初から明らかでしたが、背中の戒鞭の痕や胸の烙印の理由が語られて、思っていたよりずっと深くて重い愛だったんだなととても泣けました。
長い長い一途な愛が成就して本当に良かった…!
成就してからは今までの抑えてた激情が溢れんばかりに!片時も離れたくないとばかりに!イチャイチャしてます。
藍忘機の控えめだけどわかりやすい愛情表現が、今までとのギャップも相まってとても良いです。
あ〜この夫婦の会話ずっと聞いていたい…
エロも思ったよりエロくて満足でした。
魏無羨がひたすら煽って藍忘機が理性との戦いという攻防戦の繰り返しですが、あの冷静沈着な藍忘機が絶倫という事実だけで萌える。笑
全体通して、ストーリーも読み応えあり、かつちゃんとBLもしてたのでとても満足感ありました。
濃厚で読み応えある話の場合、BLそっちのけで話に夢中になることが多々あるんですが、この作品は二人の関係性に何より萌えながら、かつ世界観やストーリーにも夢中になって読了できました。
勢いのままラジオドラマも聴き終えたので、アニメとドラマもこれから堪能したいです。
3巻も過去を振り返りながら物語が進んでいきます。
江澄の魏無羨への執念ややり切れない思いがどこからきてるのか、その原因が明らかになります。
それと同時に二人の絆も感じられるのでなおさら切ない。
そして魏無羨が闇落ちした原因や過程も分かります。
制御したくてもできないとてつもなく大きな力に呑み込まれていって、精神が崩壊していく様を読むのは本当に辛いものがあります。
そしてそれを止めたくても止められない藍忘機はもっと辛く苦しい心境だったんだろうなと。
BLの面では過去の魏無羨にしたある事に萌え転がりました。
冷静沈着で感情を出さない藍忘機がまさかあんな情熱的なことをするなんて…!
その後自責してるのも含めて萌えすぎた…
そしてあの魏嬰が、藍忘機が自分にしてくれるささやかな行為に喜びを感じたり、二人の未来を妄想したりと、どんどん恋する乙女みたいになっていってるのが可愛くて可愛くてとても萌えました。
もう明らかに藍忘機のこと大好きなんですよね〜にやにや
心の変化がよく分かる巻でした。
本当に読み始めたら時を忘れるので日常生活の全てを後回しにしてしまう…
恐ろしい沼です。
ある男の過去から現在にかけてのその長い長い愛憎劇が幕を閉じます。
何とも許しがたい残虐非道な行いを次々と行ってきた男なので自業自得な結末ですが、最期は本当に哀れというか、彼が最期まで持っていた物が彼の全てだったんだろうなと。
この話が印象的すぎて心が痛かったです。
一方、少しずつ少しずつ魏無羨と藍忘機の関係も変わりつつあって、よりBLらしくなってきました。
ただ一度過去編に入ったら長いので、なかなか二人の関係が進展しなくてもだもだ。笑
その過去編も結局とても重要なエピソードなので本当に見逃せないんですがね!
二人の過去が徐々に明かされる度、藍忘機にとって魏無羨の存在がどんどん大きくなっていってるのが確信できます。
これからまだまだ語られてないますます重要な過去が明かされそうなので続きも非常に楽しみです。
以前から話題になってた作品なので気になってました。
クーポンがあったのでこれを機にと思い購入して読んでみると案の定沼にズブズブです。
何の知識もないまま読み始めたので最初は登場人物や読み慣れない単語の数々に何がなんだかの状態だったんですが、段々と整理が出来たあたりから一気にその世界観から抜け出せなくなりました。
藍忘機と魏無羨の関係性はどう表して良いのか今はまだ掴みかねますが、少なくとも藍忘機の言動から見え隠れする度を越えた魏無羨への執着と独占欲は明らかで、思っていたよりはちゃんとBLしてました。笑
主に藍忘機が酔った時にする無意識の行動や発言が萌え転がりました。
普段とのギャップがありすぎて…
そして読んでも読んでも終わらない幸福感が感じられるのがこの分厚い本の良いところ。笑(電子版ですが)
まだまだこの世界観に浸れる!しかもまだあと3冊も読める!
そんな本に出会えて幸せです。
ツンデレ攻め大好物なので春日という男がツボすぎてめちゃくちゃ良かったです。
ツンデレというかクズでしかないんですが、チャラ男が初めて恋して一喜一憂する様が面白おかしくて大変萌えました。
このシリーズで一番好きなキャラかもしれない…
木菜に対して地味メガネとしか思ってなかった春日が徐々に木菜の内面に触れて惹かれていく様が丁寧に描かれているので、感情移入しやすかったです。
自分でもわけがわからず木菜を意識しまくる春日に萌えまくりました。
前半の木菜への態度は引くほどのクズっぷりでしたが、そのクズさを披露してるからこその萌えなんですよね。
極めつけにI蔵実習で木菜の素顔にパニックになりすぎてまさかの実習中断ほどの動揺っぷり。面白すぎる!
ようやく木菜への恋心を自覚したところで終わりなので非常に続きが気になります。
続きが待ち遠しい…!!
大ボリュームなのに飽きることなく最後まで集中して聞けました。
それぐらい作品の作りが丁寧で違和感がなく、原作を大切にして作られたのが分かります。
それは声優さんも同じで、平良と清居の感情の機微が丁寧で分かりやすく再現されていて前回同様違和感なく聞けました。
小野さん、平良の絶妙な気持ち悪さを表現するのがうますぎる…!
清居のことを語る時早口になって周りが見えなくなる感じや、ほくそ笑みながら推しを語ってる様が声だけで十二分に表現されていて、完璧な平良がそこにいました。
斉藤さんの清居も、何だかんだ文句言いながらも平良を大好きなのが声から伝わってきて最高でした。
恋する乙女のようにどんどん可愛くなっていく清居が愛おしい!
脇役ながら森川さんの貫禄もさすがでした。
三木さんは台詞ちょっとだけなのにこの存在感!
今後の出番が楽しみすぎます。
次回も大ボリュームでお願いしたいです。
まず、ノア様の魔法団姿の麗しいこと!!
白の制服姿がかっこよすぎて眼福。
表紙絵にいつも見惚れてしまいます。
魔法団希望の理由もさすがノア!
マホロへの執着がストーカー化してきてて面白いです。笑
内容はノアの母親が出てきたり、ギフトをもらえる条件が明かされたり今回も盛りだくさんで終始ハラハラ。
その中でもマホロが女装して舞踏会でノアと踊るシーンなど、ほっと一息つける場面もあり良かったです。
ジークフリートのマホロへの想いが冒頭で語られて、完全に一目惚れやん!!とその一途ぶりに心震わせられました。
彼なりにマホロを愛して気遣っていたんだなと。
後半明かされたギフトの条件を知ってしまったらもう憎めない。
それがすべてですもんね。
マホロはノアに対して自分の感情を吐露できるようになってきて、二人の距離間がぐっと縮まってきてるのが分かって嬉しい。
特にエッチの時のノアを求める様がエロ可愛い!!
すっかり開発さらちゃってまあ…
後半の怒涛の展開に、続きが気になって仕方ないですが、よからぬ予感がプンプンしますね。
アルフレッドが何を考えているのか本当に読めない。けどそこはかとなく漂うラスボス感。
あと全く出番がないオスカーがどうしてるのかも気になります。
ラストが近いようですが切実に終わらないでほしい…
電子版を今か今かと待ってました。
発売が遅すぎてやきもきしました。
お願いだから紙と同時発売してほしい…
有生の慶ちゃん命っぷりに拍車がかかってツンデレ攻めからすっかり溺愛攻めに変貌してしまいましたね。笑
ツンデレ攻めが好きな身としてはちょっと寂しい気もするけど、一巻からの軌跡があってのこの変わり様なのでこれはこれで萌える!
慶ちゃんは慶ちゃんで、有生に対する棘棘した部分がなくなり素直に好きを表現してるので、砂吐くほどにラブラブでやっとここまできたかー!と感慨深いものがありました。
有生の、ピンチのときに現れて敵を一刀両断する無敵っぷりが格好いいったらなんの!
こんなに絶大な力を持ってるのに慶ちゃんのためにしか動かない徹底っぷりがいっそ清々しくて好きです。笑
有生の新たな力も発覚して、今後闇落ち間際までいってしまいそうな予感もぷんぷんしますが、まだまだ続いてほしいので続編も全力待機してます!
あと出てくる神社が詳しく書かれていて行ってみたくなりました。
今までの神社含め、聖地巡礼ってやつしたら面白そうだなと。