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萌作品

エキスパートレビューアー2023 「BLアワード検定」合格証 ソムリエ合格

女性みざきさん

レビュー数589

ポイント数5407

今年度4位

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応援したくなる愛らしさ

藍ちゃん社会人になる!編。
1作目に引き続き、可愛いがいっぱいの1冊。
癒され度や萌え度的には前作の方が良かったかな…と感じたので、今回はこちらの評価に。

相変わらず溺愛が過ぎて、公私混同してしまいがちな奥海さんには、藍ちゃんが可愛くて仕方がないのはわかるけど少し落ち着いて!なんて気持ちになったりもしつつ…
社会人としてまだまだ殻付きのひよっこな藍ちゃんが、周囲にあたたかく見守られながら日々頑張る姿は読んでいてなんだか応援したくなってしまう可愛らしさ。
もう、どのページをめくってもひたすらに藍ちゃんが可愛いのです。
ただ可愛らしいだけではなくて、そのマスコット的な愛らしさを持つ外見と仕草の中に、自分も早く人から頼られる存在になりたいと、可愛がられるだけではなく、成長したい気持ちが詰まっていたのが良かったですね。
あんなに真っ直ぐな尊敬の目を向けられたらたまらないだろうなあと、先輩社員の内田さんに懐く藍ちゃんの姿を見て、思わずホワ…としてしまった。なんて可愛いの。

そんな、今作で登場した内田さんや佐伯さんはどうやら別作品のメインキャラクターのようで。
関連作品は未読でしたが問題なく読めましたし、2人のキャラが立っていたので、どんなお話なのか気になって仕方がない。
うーん、関連作も読んでみたくなりました。

そして、サラッと書かれたさり気ない一言だけれど、もしかして奥海さんは無精子症なのかな。どうなんだろう。
奥海さんと藍ちゃんのお話はまだ続くようですし、この辺りや奥海さんの過去に関しても続編で読めると期待して。
終始ほのぼのとしたその後のお話でした。

お腹がすいてくる

食事って、料理って不思議です。
そのおいしさに幸せを感じたり、ふと何かを思い出して懐かしくなったりもする。
今作の主人公である惣菜屋の店長・朝希が振る舞う料理は、派手さはないけれど、ひとくち食べればどことなく懐かしさを感じる、実家の食卓のようなあたたかい味が魅力…と、まさにその通りな、柔らかなお話でした。
これは読みながらお腹が空いてきちゃう。
なんだか無性に豚汁が食べたくなりました。

物語の舞台は、どこかの町にある商店街。
食事の管理が出来ない年下関西弁の人気作家と、商店街の世話焼きな惣菜屋さんの組み合わせ。
時折サラダをデリバリーしてくれるお客さん・航平に一目惚れをしてしまっている朝希が、ひょんなことから航平の食事のお世話をすることになるお話。
特別大きな事件や物事は起きません。
刺激をお求めの方には少し物足りないかもしれませんが、優しくてほのぼのとした空気が楽しめる作品かなと思います。

まだ記憶も定かではない乳児の頃に親に捨てられ、養護施設で育ったゲイの朝希。
彼の過去に関してさらっと書かれているのですが、これ、結構複雑なエピソードなんじゃないか?なんて…
でも、作品全体を通してほのぼのとした雰囲気に包まれたままサラリと読めてしまうのは朝希の明るいキャラクターゆえなのか。
下心MAXからのスタートではあるけれど、あれこれと家庭の味を航平に振る舞っては、食事を介して2人の距離や気持ちが少しずつ変化していく様子は読んでいて可愛らしいですし、朝希の"家庭への憧れ"が料理の味にそのまま出ていて、料理を口にした人々を小さな幸せや懐かしさでふわりと包んでいるところは良いなあと思ったり。
同じ商店街で店を開く仲間たちとの交流も和んでしまう。

ただ、ほのぼのさは良かったのですけれど、もうちょっとここはゆっくり読みたかったなと思う部分や、やや唐突さを感じる部分もあったりして惜しい。
少々悩みつつ、今回はこちらの評価で。

優しい神様

タイトルに神様とついているのもあってなのか、小椋ムク先生によるカバーイラストの通り、全体的にほのぼのとしていて可愛らしい雰囲気なのだけれど、どこか浮世離れした部分もある。
そんな、ちょっと不思議な感覚になるお話でした。
内容に関しては、ほぼほぼ出版社によるあらすじ通りなので割愛いたします。

こちらの作品。先ほども書いた通り、かなりほのぼのとしているんですよ。
陽だまりのようなあたたかさというか、読んでいてぽかぽかとしてしまうし、素朴な焼き菓子の香りがしそうな甘さがあるんです。
幼い頃に額へつけられた印により、森の主の花嫁になるため森へと入ることとなった青年・亜耶と、亜耶を迎え入れた森の主である蒼星。
森の主とは神様のような存在らしいのですが、威厳があるタイプではなくて、蒼星は口調も風貌も優しげです。
そして、蒼星に仕える"仕獣"と呼ばれ人語を話す動物たちとの森での暮らしがなんだかとても心地良くて、微笑ましく優しい。
蒼星が亜耶をまるで子供のように溺愛してやまない様子と、蒼星を恨んでいた節のある亜耶が徐々に雪解けしていく様子を非常に楽しく読み進めていたのです。
仕獣とのやり取りなんて本当に可愛らしいんですよ。

ですが、それだけでは終わらないのが葵居先生。
ほのぼのを楽しんでいたら、予想外に深みも出て来たりして、これはただのぬくいお話ではないぞと。
亜耶視点でほのぼのを楽しんでいるうちに、気付けばあれれ?と見事に魔法にかかってしまったようです。
思わず、亜耶と同じ気持ちになってしまったというのかな。
非常に面白く良い体験が出来ました。
何がどうと書いてしまうと面白くないと思うので、こちらはぜひ皆さまもご自身で。

森の主という神様的な存在のものの考え方と、人である亜耶の考え方の違いだったり、神様にも意外と臆病なところがあったり、男前な部分もある受けだったり、楽しめる要素が沢山詰まっていたように思います。
と、お話は楽しめたのですが、ガツンと萌えたかというと個人的にはもうちょっと欲しかったなと、今回は萌萌寄りのこちらの評価に。
どちらかというと巻末の蒼星視点の短編の方が好みでした。こちらは萌萌かも。
葵居先生ならではの、愛おしさ全開のまま受けに執着してやまない攻めがたまらなく好きです。

王道ゆえにもうひとつほしい

同作家様の別作品が穏やかな良い雰囲気の作品だったので、評価が高いこちらの作品もと購入。
シュワリとしたのどごしが心地良いソーダを飲んだよう。
爽やかだったり、若さだったり、青さや甘酸っぱさも感じるのだけれど、最初から最後まで空気が陽だまりのような穏やかさなのは宮田トヲル先生ならではの持ち味なのかも。
評価が高いことにも納得の、純度の高いBL作品でした。
沢山レビューが上がっているので、読んだ感想だけ。

上にも書いた通り、評価が高いことにも納得なのです。
大きな出来事はなにも起きませんし、設定や展開も綺麗な王道寄りのお話なのだと思う。
ただ、お話の中に毒気というものがないからなのか、澄んだ世界で終始安心して幼馴染同士の可愛らしい再会ラブを読める…というのかな。
ルームシェアなんて最高な設定を交えつつ、ときめきも可愛いも楽しめるんです。読みながら、これは好きな方はきっと多いだろうなと思いました。

一仁も夏川も、可愛くて癒される微笑ましさなのです。
でも、読後にものすごく惹かれるものがあったか?と考えると…うーん。
もうちょっとひねりがほしかったのかもしれません。
それだけ読みやすいということなのですけれど。
ルームシェアと幼馴染。そして再会ものの甘い恋のお話なんて、とってもおいしいじゃないですか?
幼馴染2人ならではの空気がとても良かったので、お話を動かす上で必要な人物だとは思うのですが、第3者を交えずにとことん2人の「彼のいる生活」が見てみたかったな。

若い子の間でめっちゃ流行ってると噂の

リーマンラブホ男子会。
タイトルとカバーのイメージから、えろえろなお話かと思っていたのです。
ぱらりとページをめくってみると、あふれ出るラブコメ感に思わずクスリと笑ってしまう。

若者の間で特に存在していないし、流行ってもいない"リーマンラブホ男子会"があるのだと、下心満載のまましれっと大嘘をつく後木と、そんな後木にいっそ綺麗なほどに流される先輩サラリーマン・先立のやり取りが面白くて!
もう、後木の脳内のクソデカ感情が後を引く面白さ。
こちらの作品、先立のチョロさに目がいってしまいがちですけれど、先立の行動と言動ひとつで動揺する後木も同じくらいチョロい気がするんですよね。対・先立にのみ発動するチョロさスイッチというのかな。
何度もむっちりとした豪華な据え膳が目の前にあるというのに、ここまでどこからでも食べられちゃう無防備さだと逆に食べられないというヘタレっぷり。後木よ…
なんて残念なイケメンなの。そんなところも可愛かったのですけれど。

全体的に軽めの読み口で毒気なく楽しめ、クスッと笑えて可愛いお話でした。
テンポも良くて読みやすいです。
後木の顔の良さと脳内のギャップとムッツリさ、赤面した顔の年下感が可愛くて好き。

成長ものとしてはあり

野良猫のように、自分を欲してくれる人々の家を寝床に渡り歩いて来た青年。
拾われては捨てられ、また拾われ。
"飼い主"の代わりに家事をこなし、愛嬌を振りまき、時には身体も。
そんな、根無草のような無職の青年が主人公です。
うーん、厳密には貢がせたりはしていないので、ヒモというよりも居候なのかな。でも生活費は貰ってるし…野良猫という表現がぴったり…?

1話〜3話からなるお話。長さ的には中編ほどでしょうか。
サラリと読める、非常にほのぼのとした作品でした。
一言で言うのなら、心の底に少しの孤独を抱えながらふわふわとなんとなく生きてきた青年が、人生で初めて自分と真面目に向き合ってくれる人と出逢う物語。
全編攻め視点・年下攻め、年上童顔サラリーマン受けです。
どうにもあちこちからヒモっぽさを感じる攻めなのだけれど、決して感じが悪くはないのは、直が優輝のことを考えながら真っ直ぐに向き合っているからなのかもしれません。
ひょんなことから飼い主と居候の野良猫の立場となった2人が、終始やわらかめの雰囲気の中で距離を縮めていく。
良い意味で熱々ではなくて、ぬるめの飲みやすい温度になったミルクティーみたいなお話でした。

愛人として生きた亡き母親の影響もあって、独りの寂しさを紛らわすために野良猫…もとい、無職のまま人と人の間を短期間で渡り歩く野良猫生活を送っていたというのは、ちょっと理由付けとしてはパンチが弱いかなと思います。
ただ、主人公であり攻めである直が、優輝と出逢ったのをきっかけにして前向きに生きようと少しずつ成長していく姿は暖かい目で見守ることが出来ましたね。
直のことを微笑ましいと思うか、青いと思うか、尻を引っ叩きたいと思うかは人によって分かれるかもと思いますけれど、成長物語としてはあり。
ですが、BL的に萌えたかというとどうかなあという感じ。
女性と友人男性を絡めたエピソードは、分量的にももう少し少ない方が良かったのでは?と思います。
彼らのエピソードを読むよりも、やはり2人のお話が読みたかったので…
やわらかな雰囲気は好みでした。今回はこちらの評価で。

サブキャラクターの魅力が爆発

凍る月シリーズ3作目。
今作で登場人物が一気に増えたなと。
ただ、どのキャラクターも非常に個性が強いので、登場シーンが多くはなくても印象に残るのがすごい。
あれ、これ誰だっけ?とならないのはさすが。
夜光花先生の作品は、主人公側が必ずしも正義なわけではなく、敵対側の掘り下げもきちんとされているのが魅力的だなと思います。

展開もどんどん大きなものになっていって、お話的には面白いことこの上ないのですが、今作では珍しくメイン2人にはあまり萌えられず。
どのエピソードもピンと来なかったのです。
うーん、ラブな部分に関しては2作目の方が好みでした。
2人に関しては今後に期待をしつつ…
目がいってしまったのは、今作で登場した銀と須王。
主役を食ってしまうくらいの勢いと魅力がありましたね。
今後どうお話に絡んでくるのかが楽しみで仕方がありません。
彼らのスピンオフもあるようなので、これからそちらが読めることにもワクワクします。

そして、執事のアレックスさん。
もう、巻数が増える度に好きになってしまいます。
なんてかっこいいの。優しくて強いナイスミドル。
こちらの作品には欠かせない方ですね。

今作で、謎だらけだった組織について、さらに新たな事実が判明しましたが、ここからはたしてどう展開していくのか?
梁井と光陽と他獣人たちはどう交わっていくのか。
相変わらず気になることだらけですが、引き続き彼らと光陽の生き様を見守りたいと思います。

天然って1番強い

凍る月シリーズ2作目。真っさらな気持ちで再読しています。
前作に引き続き、血生臭い描写もあったりするのですけれど、お話が面白くてするすると読めてしまう。
1作目はというと、これから始まる何かへの導入と紹介といった雰囲気でしたが、2作目は物語全体が大きく動き出していきます。

新たな登場人物たち・謎に満ちた"組織"・光陽は?梁井は?
…と、この1冊の中だけで、まるでジェットコースターのような展開を魅せてくれるのです。
本当に面白いのですが、やはり今(2021年)の夜光花先生のお話を読んだ後だと、少々詰め込みの多さや粗さを感じる部分もあります。
ただ、勢いの良い展開の数々と、設定の面白さ。そして合間に少しずつ変化していくメイン2人の関係性は読み応え大。
終始ワクワクしながら読めるBLだなと思います。

今作は、前作よりも梁井の光陽への執着と甘さが増しているのがたまらなく良くてですね。
主人公である光陽が、なんだか読んでいて「大丈夫なの?」と思ってしまう子なんですよ。愚直なほどの素直さというか、天然というか。
何も知らないがゆえの強さと愚かさを併せ持った純粋培養っぷりに、正直読んでいて鼻につきそうになることが何度かありました。
うーん、育ちを考えると分からなくもないのですけれど。
ですが、そんな清らか天然育ちの光陽に、ぶっきらぼうな梁井が惚れ込んでしまっている図がなんとも可愛らしくて。
過保護っぷりを見る度に、この子はなかなか手強いぞ…頑張れ…と、気の毒やら可愛らしいやらだったので、とあるシーンで萌えが爆発しそうになりました。
なんだろうな。受けに翻弄される攻めってすごく可愛い。

さて、次巻では一体どんな展開が待ち受けているのか?
引き続き楽しく読み進めたいと思います。
アレックスさんがとても好き。彼の活躍ももっと読みたいところ。

じれったいほどに丁寧にゆっくりと

心から愛し合う恋人たちに肉体的な繋がりは必要なのか?

あまり昨今のBL小説作品では見かけないテーマに惹かれました。
高校生でもなく、大学生でもない。
けれど、じれったいくらいにあまりにもピュアなお話。
社会人の大人同士が、直接的には触れ合わずに、言葉と仕草で少しずつお互いへの小さな「好き」の気持ちを積み重ねて、2人で大きくふくらませていく様子が両視点で丁寧に綴られています。

もう既にお付き合いをしている恋人同士のお話なので、全体を通して空気は甘く優しいもの。
ここまではよくあるお話ですよね。
今作が他作品と異なるところといえば、やはり性描写がきわめて少ないというところでしょうか。
というのも、その美しい容姿もあってか、受けの瑞希が過去に大人の男性から受けた性的な欲望を向けられたトラウマを根強く持つ"男性恐怖症のゲイ"なのです。

いやはや、これはなかなかに生き辛かろうな。
それゆえに、恋愛どころか日常生活ですら危うい部分が多々あったりするわけなのですが…
瑞希の恋人である黒川がなんとまあ出来た人で。
いえね、もろもろを必死に我慢をしたり、欲望を隠そうとしたりと、ごくごく普通の28歳男性な部分だってあるんです。
でも、大人の男性に恐怖心を抱いてしまう瑞希をひたすら大切に、繊細なほどに心から愛でてやまない姿がなんだかとっても良いのです。
「好き」の気持ちと器の大きさで言えば、それはもう瑞希に惚れ込んでしまった黒川の方が圧倒的に大きいので…
恋愛初心者な瑞希が、恋焦がれたり、時にはぐるぐると悩みながら、少し大人な恋人・黒川相手にどう変化していくのかが見どころかなと思います。

こういうテーマの作品って、なんだかんだでサクッと色んな意味で繋がっちゃったりするものだってあるじゃないですか。
そんな中、こちらの作品は本当にゆっくりと丁寧に、心の深い部分まで想い合う2人の恋愛が描かれています。
波風はあまり立たないですし、ある意味単調といえば単調なんです。
けれど、優しい気持ちと好きを持ち寄る2人をじっくりと読みたい時にはぴったりかも。

萌萌と萌で迷ったのですが、今回はこちらの評価に。
ちょっとサブキャラクターの出張り方が気になってしまって。
カフェの店長とその恋人のキャラクターが作品の雰囲気に合ってはいなかったかも。やや蛇足に感じました。

大人も子供も

初読み作家さまでした。ちょっとこれはすごかった。
最初から最後まで、なんてマニアックで濃厚なエロスの数々なのか。
あらすじを読んで「設定が面白そう!」と手に取ったので、まさかこんなにえっちだと思わなかったので驚き。
いやあ…すごくえっちだった…
おかげさまで、ここ半年分くらいのエロス要素を摂取出来た気がします。

若き主人・ルカと、その執事であるシノは恋人同士。
ひょんなことから、内なる望みを叶える魔法薬を手にしたシノは、出来心からその薬を使ってしまって…と、ややファンタジーな世界観のお話。
こちらの作品、なかなか見かけない設定で面白かったです。
同一人物のCPなのですけれど、怪しげな薬の効果によって攻めが15年後の姿と入れ替わってしまうんです。
なので、
・年下攻め×10歳年上の受け(現代)
・15年後の攻め×現代の受け
・現代年齢の攻め×15年後の受け
・未来の攻め受けの姿
合計4種類のバリエーションに富んだ組み合わせが見られます。
上にも書きましたが、濃厚かつかなり汁気が多いのです。
断面図だったり、プレイ内容もどちらかというと男性向けっぽさを感じる描写が多いので、好みが分かれそうかなとも思う。
しかしながら、どの組み合わせも非常に甘い雰囲気が漂っていて安心して読めますよ。
どの年代でも、ルカからあふれる年下感が可愛らしくて好きでした。

同時収録は、ルカの父・ギルバートと、長年ギルバートに想いを寄せる料理人のリヒトのお話。
こちらも年下攻めなのですが、メインCPとはまた異なるアプローチで面白く読めました。
息子公認の長い片想い、良いですね。
おじさま受けがお好きな方はこちらもぜひ。