大吉さわ子さんのマイページ

萌作品

女性大吉さわ子さん

レビュー数5

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今年度311位

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2巻を読んでの(ネタバレしてもしなくても)

ネタバレしても良い人は最新レビュー順で並べ替えた時に私の前に元ネタへのリスペクトを記載している方のレビューを読んでみて欲しいです。

但し私は元ネタとの関連をそこまで気にせずに読める人ですのでこの作品を最後まで楽しみました。

私が楽しんだわりに萌評価である理由は
総受けである夏原りょうがルックス以外魅力的に感じられなかったからです。彼には彼なりの過去や現在の思いがあるらしいのですが、それが「それで?」という感じでした。

リバと言ってよい

題名とはニュアンスが違う内容です。
確かにきっかけはそうですけど、主題は男同士の恋愛や責任の取り方、そしてリバーシブルです。
リバへの準備に話数を使っています。最後まで完遂できていないけど話の先にリバがありますので、リバが地雷の人には薦められません。

次に題名との違いですが、題名の通りに話が始まりますが、割と直ぐに恋人になりますし、どちらかというと付き合い始めてからの問題の方が色々有るしドラマチックです。

深い悩みもあっさり解決

表題作の他に短編が1話収録されております。
2作品共年下攻めで、思い込み激しい系の青年です。

表題作の方は真っ直ぐ表現する術を見い出せずこじらしており、そこが受け攻め二人のすれ違い・・と言う展開なんですが、あっという間に解決してしまいます。今までのあれやこれやは若気の至りでした、という事なのでしょう。受けが何でも受け入れてくれるタイプ(懐が深いというより自己主張があまり無い)というのもあっさり解決の要因でしょうね。

短編の方は猪突猛進過ぎで「こんなんで解決して良いのですか?」と驚いてしまいます。でも短編漫画ならアリなのかな。

すんなり

受けにとっては何度も葛藤するシチュエーションがあるのですが、その受けた衝撃やら悩みに同化できない程するっと解決して進んでいきます。
攻めが幼児の時から付き合いなので長年積み重なった親愛の情があるからこその展開なんだとは思いますが、それにしても・・・。

個人的には受けは支配人ではなく、ベテランスタッフの方が良かったな。

芸能界あるあるっぽい話

題名が 話中実際のセリフとして出てきますが、そのまま題名にも利用できるカッコいいセリフですよね。表紙の絵も鏡を利用した構図、これまたカッコいい。

恐らく試し読みやあらすじを確認した後に、本編読み進めた読者の想定を越えていく物語です。えぇ!そっちなの??みたいな。

読後に作家インタビューを読み返してみると作者の意図は成功しているなと思います。

話数の関係から端折らざるをえなかった部分が多く感じられましたが、中身は十分濃く読み応えのある作品です。



哲学書

というのは大袈裟ですけれども、こうするのはこうだからだとか、攻めも受けも共に脳みそにガッチリ支配されていまして、イチイチ理由付けしたり、石橋叩いて渡ったり…という頭先行人間です。出会いを思い返すとトークアプリで語り合うのがきっかけな訳だから当然口から出る言葉が大切な関係なんですよね。
この二人の場合はトークアプリという不確定な出会いから始まってはいるものの、トークアプリで何処の誰とも分からずに話し合う中で気持ちがほぼマックスになっており、出会った時には互いにもうこの人しかいないという具合でした。

主人公ホイップの女装は素敵だなと思います。

王道だしオメガバースだけど、現実味もある。

基本としては読者の予想通りに展開する安心感バッチリのストーリーです。モデルの配信者が主人公ですけど、お仕事関連の絡みは殆ど無くて、ほぼ二人の同居中の室内で展開します。

この先ネタバレです。
告白の意味で巣作りしてるのには、ほぅってなりました。色んな解釈や設定があるんでしょうけど、
無意識にやる行為だと思い込んでました。巣作りは意図的だけど、無意識に相手の衣服を匂いにつられて身に纏ったり、オメガバースならではのネタの散らし方は良いなと思います。
そしてラストのコマのセリフはナイスです!

1巻の逆パターン

個人的には1巻程の盛り上がりを感じられませんでした。付き合い継続中だから仕方ないかなとは思います。
1年後の今度は涌井が忙しいです。

逆に「24時間、お世話つきで」の後日談はかなり良かったです。これこそまさかこんな後日談が登場するとは・・・。
湊人が屋木を田舎の実家にお招きするお話。湊人の家族は概ね快く迎える体です。ブラコンの妹が反発していますが、それがスパイスとなり楽しいお話になっております。母が年齢さらされて恥ずかしがったり、妹が屋木を「ヤギ」呼ばわりしたり。本編がなんとなく可愛そうな流れですので、この続編はうれしいですね。

あっさり

出だしは興味深かったけれど、気が付くと両思いになっていた。攻め受け共に最初から照れたり微笑んだりと赤面することが多いので、恋に変わった感じに気が付き辛い。共に一目惚れに近い感覚だったのかもしれないけれど。
そんな気持ちの変化は楽しむことができなかったけれど、二人共キャラが魅力的なので絵柄にも合ってて気に入りました。

予測通りの展開

物足りないなという感想です。日尾えりさんの生み出す面白さがまだ発揮されていない頃の作品に感じます。

受けにそんな過去が!というエピソードが有ります。ここが一番の盛り上がりだと思うのですが、それでもすんなりとストーリーは流れていきます。

攻めの部下目線のお話が最後に有りまして、彼が日尾えりさんの生み出すキャラクターの面白さを少し垣間見せてくれます。

他の作品の方が好きなので、今後の商業での活躍期待しています。