あーちゃん2016さんのマイページ

萌×2作品

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女性あーちゃん2016さん

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読み応えたっぷり号

今回は好きな先生が多く、しかも好きなお話が多かったので、萌2にしました。
特に1、2、4が好きでした。以下、抜粋でコメント。

1.ドリアン・グレイの禁じられた遊び 菅野彰先生
大好きな宇宙人、宙人ふたたび!今回はなんと本物白洲英知の逆襲の巻!!!
宙人、大ピンチ!
色悪作家のカプと、ドリアン・グレイのカプの合計4人の中で、実は一番普通の人なのでは?と思う宙人のことが凄く好きで、やっぱりこの人、あったかい人だ・・ととてもとても嬉しかったお話でした!
また一冊になって出て欲しいなあ。麻々原絵里依先生の挿絵のカラー見開きが陽っぽくて、二人がほんわりしててとっても素敵!

2.諦めきれない恋の橋 海野幸先生
ドリアン・グレイから続けて読んで、「おおお、なんだこのキュンキュン度は!」と改めて作者を見ると海野先生。ああ失礼しました、海野先生ならそりゃキュンキュンするわと納得のお話。良かったですよう、ほんとに!小学校から大学まで一緒に通った仲である男の事を片思いし続けた男の話。たまらんかった。
いざという時には「触るって俺を?!」と言うような、色気のいの字もないような受けさんです!陵クミコ先生の挿絵で、攻めがカッコいい~

3.恋は降り積む 渡海奈穂先生
良かったーこれも良かった!体調崩し怪我しちゃった人気アニメーターさんのところにある日見知らぬ男が「弟子にしてください!」と押し掛け。なんとか追い返したけれど「帰る場所はないんです」と呟いたその男の事が気になって・・というお話。こちらのお話も超沁み沁みでした。スカーレット・べリ子先生の描かれた受けの未亡人感が凄い。

4.ひとめぼれに効く薬 小林典雅先生
実家から独立し形成外科のクリニックを営む真白。地道に患者のことを考え真面目に取り組む良いお医者様です。ある日街で絡まれていたところを助けてくれた駆け出しの役者さんに一目ぼれして、絶賛推し活を始めて・・・というお話。
くすくす笑える楽しいお話でした!これも早く1冊になってほしいなあ、楽しい。
なんと!橋本あおい先生の挿絵です!!!!

5.ふたり暮らしハピネス 間之あまの先生
後編。天然天使安里ちゃんめちゃ可愛い&守護神キヨの鉄壁防御健在!でした。
優しくて甘くて間之先生らしいお話!八千代先生の挿絵で甘さ百倍。

6.月は夜しか昇らない 砂原糖子先生
切なくってどうなるかと思ったお話でしたが、おお無事に解決!
近未来の監視社会での監視者(警察)と監視対象者の恋。草間さかえ先生の挿絵がめっちゃ合ってるんですよ!

これだけ読み応えあると、このお値段の価値めっちゃあると思います。

安定の

先生買い。読み終えた時「ぬあーーーーーーーーー」と雄叫びをあげてしまうお話でした。六青先生安定の「受け不憫すぎ」話、本編250Pほど。雑誌に載っていたものを改稿+その続き50Pほど、そして終わってないです。続きを気長にお待ちになれる方、受け不憫大丈夫な方限定でおススメです。

大陸中央の聖域で、「護樹」に護られ生活していた癒しの一族のルル。3年前の12歳の時、何か非常に恐ろしいことがあって故郷、家族を失い、幼い頃に出会った「運命の片翼」を探しています。しかし聖域の外では長く生きられない身、鳥の姿にしかなれず、そろそろ力尽きるかと思われていた時に、ある青年に助けられ・・・と続きます。

攻め受け以外の登場人物は
ハダル(♀、意味不明)、ラドゥラ聖導師(ハダルを守ってる人?)、ダリウス(商人の息子、ルルlove)、ダリウス父の隊商メンバー少々。ほんとハダル意味不明、女丸出しでむかつく。

++ より内容に触れる感想

まんまと六青先生に踊らされて、ハダルに超むかつき、クラウス(攻め予定)のくそったれにむかつき、「もうダリウスでええやんか」というのが読了後の素直な感想。不憫受けってあんまり好きじゃないんですけど、六青先生の不憫受けは例外なのかなあ。当作のルルちゃん、頑張りはするけど、あえなくハダルに排除され、斬りつけられ、おいおい死んでまうやんか・・・とほんとに気の毒でしようがない。ルルちゃん、ほぼ人生諦めてますよ、当作終わり時点では。

攻めの誤解はやむを得ないとは思うし、その仕打ちも冷静に考えればしょうがないと理解したいのですが、なにしろ腹立たしい。くそったれ何すんねん!と怒りしかなかったんです、最後の5Pぐらいまでは。ふふん、その最後、思いっきり攻めザマアになっているので、ちょっとだけ溜飲が下がった心地です。

雑誌で読んだときも「ぬあーーーー」となったのですが(雑誌の終わりがとんでもないところだった(六青先生の通常運転))、今回、なんと本の終わりでも「ぬああああああ」ですので、あまり耐性無い方はご注意ください。甘さ無いです。本当に続きは一体いつでるのか不明ですし、うっかりすると年単位で「待て」になるかもです。待ちますけどね。

こっちは分かりやすかった

本編とはうってかわって、こっちはなんだかしっくりきたんです。甘い。おい弦宇、てめー甘いじゃんかよっと激しくツッコミたかったSSです。これ無かったら、ちょっと辛かったと思うので、今から購入を考える方は、こちらのペーパー付をご検討いただいた方がよいのでは。

お話は本編後日談で、勿論二人一緒のベッドで過ごした翌朝のお話。
槐はシナモントーストに蜂蜜をかけたものを朝食とするのがお好みらしく、はい、蜂蜜登場~。

どこにかけるために用意してんだか、お分かりになると思います。あー甘い。槐、幸せそうにお召しあがりになってらっしゃって、何よりでございました!べちょべちょになると思うんですけどねええ・・?

めちゃんこ良かった・・

本編後日談、アリサが小学生になってからのお話です。めっちゃ良かった。ウルっとしちゃいます。今から購入を考えている方でしたら、このSSペーパー付をおススメしたいです。お子様じんわり話には超弱い。

アリサ三歳の時に結婚、育児エリアにある一軒家に引越し、三人の生活は幸せいっぱい。小学校では少し成績が振るわないのですが、興味のあるもの(すべての廃線の駅名、食虫植物の種類等)は完璧に覚えているので、IQ的には問題ない様子。

ある日、小学校から帰ってきたアリサが、在宅勤務していた光太朗のお部屋に来て「どうしたらテストで一番になれるか」と問うてきて・・

パパからコツを聞いたアリサ、さっそく寝食を惜しんで実践、見事に都市トップを取り、「やってやりました」と悪い顔をしてご報告。彼女らしい、ママ(受け)への愛情表現、とってもとってもカッコよくって、これはいい女になるわ!さすが!と唸ったお話でした。ママのことを馬鹿にされるのはムカつくもんね!頑張れアリサ!

これが良かった

コミコミさんの特典小冊子。本編攻めのヤクザさん視点のお話で、めっちゃ好みのテイストだったので萌2にしました。なぜ小冊子にしたのかなあ・・と凄く思うんですけど。

新森幸哉に拾われていたヤクザの柳さん。本編ではさらっと読んでしまった、その柳さんの複雑な気持ちが、この小冊子ですごくよく分かったんです。(私がもっとお利口なら本編だけでもよく分かったんだと思うのですが。)

上手く書く自信がないので、箇条書きで。
新森幸哉:新森伊吹の父、故人、巴家の主治医、巴慎也の父love、自死。
慎也の父:昔、幸哉を捨てて結婚、慎也を設ける。
新森伊吹:本編攻め 幸哉の息子
巴慎也:本編受け
加納柳:幸哉に拾われた子、幸哉の苦しい恋心のはけ口になっていた。

こんな関係性だったわけでして。

幸哉さんが自分の恋心を成就させるために仕掛けた、伊吹と慎也の恋。
その幸哉さんの恋心も超セツナイし、幸哉さんに抱いていた柳さんの恋心もセツナくて胸がイタイ。柳さんの恋心は決して実ることはないし、本人もそれを諦め受け入れているところが余計にイタイ。

あの世で幸哉さんにあったら「思う存分罵倒してやる」と考える、柳さんがほんとーーーに切なく、主人公は柳さんだったんじゃんかよ!と思った小冊子でした!ヤクザさんなのに純情すぎるやろ!秀逸!

ほんとに

タイトルがケシカランです。
「おとなのお馬さんごっこ」。
ああ、と想像する通りのお話なんですが、表紙の穏やかな表情とは違って、攻めさんのなんとまあ嫉妬深いこと(笑)。その嫉妬深さ、そういう自分のことを申し訳ないと思う攻めさんの控えめなところがなんだか可愛かったので萌2にしました。

昨日から雪が続いていて、亜耶はなんだか退屈そう。そしたらルプが久しぶりにお馬さんごっこでもして遊ぼう!なんて言い出して・・・
童心に帰って無邪気にルプやウルスときゃっきゃ遊んでいるところまではなんとか堪えたのですが、最後に亜耶がお礼としてチュなんてしたもんですから、寝室へgo。勿論騎乗位で。

我慢ならない嫉妬深さも含めて全部好き合っているんだよねとニマニマするお話でした。

じんわり

じんわり幸せいっぱいの後日談で、めっちゃ沁みたので萌2にしました。亜耶が蒼星にお弁当を作ってあげるお話です。

主さま、森の見回りに行くために支度を済ませたのですが、一緒に行くはずのルプとウルスが見当たりません。どこかなと探してみると台所の方から声が。どうやら亜弥がお弁当を作っているようで・・

お弁当を作ってあげる理由が可愛い。お昼ご飯を食べそうな時間を合わせてお弁当を食べれば、場所は離れていても寂しくないだろ?という亜弥がもう、いじらしい。単にお弁当作ってもらっただけで、うるうる感動している主さまですが、そんなこと言われたら堪らんです。離れたくないけど、お弁当食べたいし、としぶしぶお出かけするホントに可愛い主さま。

料理キライな私にとってお弁当って、作るのが苦痛でしかないんですが、そうかあ・・愛してたらこういう境地になるのね・・と、その境地になれることがめちゃくちゃ羨ましかった小編でした。

小動物系

本編でルーカスが激情のあまり襲った後のお話、グラヴィス視点。なにどさくさに紛れて膝の上に乗っけて愛でてんねん、このおっさん!と後ろから叩きたくなるお話でした。

「この手に<力>がない・・どういう意味だ」と一応、ひっかかってる様子なんですよね、グラヴィス。それはさておき、とにかく落ち着かせなきゃと、レオリーノの髪の毛を整えてあげる訳なんですけど、レオリーノってばそこで大人しくされるがまま、子猫みたいに目を細める訳ですよ。

こら!レオリーノの家族!いくら病弱で足が悪くたってですね、「世間には悪い人はいっぱいいる!」ってきちんと教えないとダメでしょうが!!そんなに見知った仲でもない男の膝の上にちんまり乗せられてですよ、髪を手で整えられて、眼を閉じるなんざ、襲ってくれっていわんばかりでしょうよ!とツッコミどころ満載。

グラヴィスも「・・・おまえは犯罪的に愛らしいな」とぬけぬけと。
ほんでもって膝からおりようとごちゃごちゃ抵抗し始めたけど、力及ばないとわかったら、ほろほろ泣き始めるなんで、余計あかんやろ!泣くな!!!と、もうハラハラしどおしです。

結局もう一回キスされてるし。まあそこで踏みとどまっただけ、さすが王族!ということにしておきましょう。おっさん犯罪者やで。とめっちゃ言いそうになったニマニマ小冊子でした。

イケメンいっぱい

続きものとしりつつ気になって購入。長いですが面白かったので、そこそこなスピ―ドで一気に読めました。早く次が読みたいなあ。二段組の本編460P+グラヴィスとイオニアの小編8P。ムーンライトノベルスに掲載されているらしいですが、何巻まで行くんだろ?

ブルングウルド辺境伯の第4子として生をうけたレオリーノ。3人いかつめ男子が続いていて待ち望んでいた女子では無かったものの、キラッキラ超天使のような男の子。ふわふわドレスを着せられ、家族皆から溺愛され、まっすぐ天然無垢に育っていましたが、11歳ごろから「イオニア」と呼ばれる別人になりきった夢を見るようになり・・・と続きます。

攻め受け以外の登場人物はめっちゃ多い&イケメン多数きらっきら。
受け関係:イオニア(18年前に戦死した攻めの護衛役)、アウグスト(父)、マイア(母)、オリアーノ(長兄)、ヨーハン(次兄)、ガウフ(三男)、エリナ(オリアーノ嫁)、ヨセフ(護衛)、フンデルト(侍従)
受けに言い寄る方々:ユリアン(エリナの兄、がちで求婚してくる)
王族関係:ヨアヒム(国王、攻め兄)、カイル(王太子)
その他貴族:ラガレア侯爵(受け父の友人、内政長官)、マルツェル・ギンター(宰相)
攻め関係:ディルク(イオニア弟、攻めの側近)、ルーカス・ブラント(副将軍)、サーシャ(侍医)
隣国ツヴェルフ関係者:ヴァンダレン(元王太子)、ズベラフ(軍要職)
等々。その他貴族が判別困難。

++攻め受けについて

攻めが今現在、渋め37歳で、イオニアを想って独り身を貫いているってのが良い!お仕事ばりばりできるみたいだし、めっちゃ便利異能持ってるし、冷静沈着、登場するだけで周りを従える王族オーラ満々なところが大好き。すっぽり懐にレオリーノを収めてご機嫌さんっぽいところがこれまた良い・・・楽しいなあ。

受けはキラッキラ天然無垢な超天使!庇護したくてしようがない心地にさせる、ある種魔性の方なのかもです。みんな初めてレオリーノを見たら目は見開き顎はずれんばかりというご様子。ひゃーキラキラ天使見てみたい。力ある貴族で大切にされてきた四男坊なんだけど、「僕無職なんです。なんでもやりますのでお給金いただけるお仕事をあっせんしていただけないでしょうか」なんて瞳うるうるさせて言っちゃうような方。過去の記憶持ちである事情により使命感もあるんだけど、非力病弱ゆえに色々自力ではできず、めっちゃ庇護欲そそられる!

攻め受け好きだし、お話は先が気になるし、ということで萌2にしました。ちょっと長いのは、ムーンライトノベルスさん由来だからしょうがないですね。次も頑張って読もう!

ええ話やなあ

先生買い。今回も先生らしい笑いあり、ホロリありなお話でした。めっちゃ印象に残る何かがあった訳ではなかったので萌2にしました。雑誌掲載された本編140Pほど+その続き140P超+あとがき。

深夜の公園のベンチで強面の方二人に挟まれ、あれこれ聞かれている琉星(りゅうせい)。どうやら高校時代の同級生の連帯保証人になっていたらしい&その肝心の債務者がとんずらしたらしいということで、取り立て屋がやってきたようで・・・と続きます。

攻め受け以外の登場人物は
尾白(とんずらした奴)、加賀地(攻めのライバル消費者金融)、攻め父(消費者金融経営、後半登場、し・ぶ・い!&こ・わ・い!!)

++攻め受けについて

受けは超×100のお人よし。色々真摯に考えるし物事を真正面から受け止めようとするし、でも天然成分が入っているのかな?あんまりコチコチの頭でっかちくそ真面目という印象は無くて、読んでいて気分が楽です。

攻めは受けを猛烈に好きで、多分絶対離れないと思っているはずの強面言いたい放題がなりたてる百戦錬磨35歳!これぐらいの年齢がやっぱ好きだなあ。いいように受けを転がして、でも受けのお人よしなところに救われるところもあって、この二人の関係性はめっちゃホンワカできる大好きなものでした。

サブキャラの攻め父の渋さ(主に挿絵ビジュアル)に腰が砕け、攻め受けともキャラもまあまあ好きな方で、お話も良き!と思ったので、総合的に萌2にしました!海野先生お好きな方でしたら安心してどうぞ!