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女性オクトパスさん

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物語に入り込めなかったです

アイドル同士の初心な恋。
表紙を見て「エロが多そう」と思い、あらすじを見て「セフレから始まる関係かな」と予想し、
実際1ページ目から素股で攻めの下半身アップ描写があり、しかも思ったより修正が少ない。
エロを読みたい気分が上がったものの、実際進んでいくと、セフレになることがなく、くっつくまだ時間がかかり、全体的にエロシーンは少ない印象です。表紙の絵柄からなんとなくそう感じたが、エロ描写もそこまで濃くないです。
アイドル設定で物語自体はそんなに悪くなく、なぜかちょっと昔のBL漫画を読んでいるよう気分になりました。
私みたいにエロを期待していると、結構がっかりするかもしれません。

以下はネタバレある感想です
酔っ払った勢いで素股することになったふたり、
それをきっかけで受けが攻めを意識し始め、
小言が多くうるさい攻めに嫌われているのは勘違いだと知った受けがどんどん惹かれていく。
自分の気持ちに気づき、ちょっとした出来事があって距離が縮んでやっと告白、というよくある流れです。
受けが女性アイドルとの熱愛発覚スクープやそのスクープきっかけでストーカーに化したファンに襲われる受け、ライブでのトラブルとか…
1巻完結の中でいろいろ事件が詰め込みすぎた印象がありました。登場人物や事件など情報量が多いというか、肝心の攻め・受けの気持ちや考えがぐるぐる回っててなかなか進まず、途中からあまり頭に入ってこなくなってきました。そのため緊張感などもなく、割と穏やかな気持ちで最後まで読みました

不憫受けが好きな人は好きだと思う

獣人とオメガバという設定に惹かれて読みはじめた一冊。
かなり読みやすい文体で、水を飲むように文字が入ってきて気づいたら読み終わった。
タイトル通り、
嫁いだ先、旦那に虐げられている受け(兎のオメガ)が偶然に虎のαと出会って、運命の番ということもありすぐに惹かれ合い関係を持ち、色々あって最後に結ばれて幸せになる、
シンデレラストーリーのような感じがしました。
基本一人称(受け視点)で、読者の好みが分かれます。
私は結構WEB小説によくある軽いノリの一人称が苦手ですが、
作者さんの書き方や文体、しっかりしていてちゃんと小説っぽい感じの一人称なので結構読めました。
また、ファンタジーの世界観ですが性差別も取り扱っているシリアスの部分もあり、ここもおそらく好みが分かれると思います。



本当に、単なら個人的好みで評価を下げてしまうのが申し訳ないですが、
受けの旦那(身体関係はあるが番ってない)は完全なる悪役です。
しかしこの悪役の描写は少し浮いているように感じたのか、作者さんのご都合上完全なる悪役にされている感じがしまして、
「んー」となりました。

大正仮初婚 コミック

楠田らら 

続きものでした

大正設定と堅物攻めが好物なので表紙に惹かれて何も考えず購入しました。
表題作以外に、短編1作(現代設定)収録されてます。

チャラい男と周囲に見られる受けは住み込みの職場から追い出され、
やけ酒のあと酔っ払ってモブたちに変なことをされそうになったところ、
たまたま軍人である攻めに助けられた。
見合いに勧められる攻めは受けに恋人のフリを要求し、その代わりに住まいを提供する。
こんな感じで物語が始まり、一緒に生活していき次第に惹かれ合いますが、両想いになる前に体の触れ合いはすでにあります。(ちなみに現時点で両想いではありませんが、お互いに意識しています)

設定は結構好きですが心を揺さぶるほどのものではなく、結構穏やかな気持ちでサクッと読めちゃう一作だと思います。攻めと受け二人には重い過去があり、この出会いによって乗り越えていくのだろうと予想してます。
帯には「クズ嫁」と書いてありますが、受けは言うほどクズ感はなかったです。
チャラい、女性の扱い方が上手い男という感じでした。
ちるちるさんのあらすじには短編作品1作が収録されていると紹介してますが、本のあらすじは表題作の紹介しかなく、しかも続きモノの紹介もなかったので、
後から気付くときのショックは思ったより大きかったです。
短編作品のほうはまさかの続きモノだと思わなかったのでちょっとショックで読む気になれなかったです

運命の番と出会い過ぎません!?とツッコミたくなった

※わかりやすくするため、キャラ名を出してません

前作の「我が妻と初恋と」が結構好きで、
今作の「我が番と運命と」は前作Ωの兄(α)2人の話です。
この作品のオメガバ設定は結構ご都合主義という印象がありました。
真剣に読むと、おそらくいろいろツッコミたくなると思うので、
軽い気持ちで読むのが良いと思います。
今作に出てくる主人公α2人は兄弟だから顔が似てるのは仕方ないですが、最初見分けができなくて何度も人物紹介ページを確認してました。


以下はネタバレある感想です
1つ目は運命に憧れている長男の話。
セフレ(β)を持ち、いつか運命と出会いたいと夢見ているαです。
政府のマッチングでいろんなΩと出会い、「運命かも」と思ったΩと次のデートを約束したα。
「やっと運命と出会えた」(αの思い込み)と告げられたβは表面上、彼を応援しているが、実際はαのことが好きで傷ついてました。
Ωとデートしてるαはたまたまβがほかの男と一緒にいるの見かけて、彼のことが気になってデートに集中できず、Ωに振られました。
ようやく自分の気持ちに自覚したαはβに告白するが第二性別を理由として断られました。そのあとタイミングよく本当の運命の番と出会ったものの、すぐに逃げてβに、自分は運命の番より君が大事だと証明してもう一度愛の告白、結ばれ、めでたしめでたし

2つ目は割とクールな次男の話。
この話に登場するΩは、前作「我が妻と初恋と」のαの元セフレでした。
パーティーで襲われそうになったΩが自分の運命の番と気づき、彼を助けた次男αは気づいたらセッしてました。
翌日行方をくらましたΩを探し出して求愛するがやはりすんなりいかない。
他の人の手助けを借り、なんとか気持ちが伝わって結ばれ、めでたしめでたし

こんな感じの2作です。
なかなか物語に集中できなかったせいのもあったかもしれないが、
登場人物がとにかく多く、みんな顔や髪型が結構似てるので見分けができなかったです。
正直に言うと、前作の家族も結構出てくる2つ目の話(次男サイド)は内容がなかなか頭に入ってこなくて途中でギブアップ。
タイトルから「運命の番」をテーマにした話だが、前作の末っ子Ωを含めて、なかなか出会えないと言われている運命の番だが、この家族の子ども3人とも簡単に運命の番と出会えてしまいました(長男は運命を選ばなかったが)。
そして笑いを誘う小ネタはおもしろいが少しだけ古く感じました。
真剣に考えすぎず、軽い気持ちで読んだほうがいいと冒頭に書いてましたが、頭がさえているときじゃないとキャラを見分けできないかもしれません……(私だけかもしれませんが)