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女性k0791kさん

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CD化をきっかけに全巻読んだのですが…笑

ドラマCD化発表を期に一気に1巻から3巻まで購入させて頂きました…。
巨ツノ、貧ツノ、ツノトレ、鬼圧、鬼と人間のいる世界…と斬新で面白く…しかし3巻まで来ても攻の穂高と受の日和は両思いではあるもののお互いきちんとそれが分かってるのか分かってないのか分からなくて笑、あいも変わらず凸凹とした気持ちのやりとりが楽しく…会話やモノローグを読んでるだけで笑ってしまう、まさに異種間ハッピーエンドBLだと思います…。
設定を聞くとエロ満載かなと思ってしまうのですがそこはほどほどで基本的には両片思いで思いの矢印が飛び交ってるのにわかり合っていなそうな二人の掛け合いのちぐはぐさ、いびつぶりがこの作品の肝だと思います。
今からドラマCDが楽しみです…。原作者様、レーベル様など関係者様に感謝してしまう…これからの展開も含めて期待大。

非道になりきれない酷い男(攻)が地に落ちて這い上がる様っていいですよね

とにかくいい!!好き!それに限ります笑

自分の容姿を活かし人を騙し金だけを頼りに生きてきた酷い男が世間に背く形でのし上がり、ターゲットとして選んだ一人の少年の無垢な気持ちにより感情をかき乱され地に落ちそして人生を変えさせられる…愛憎と後悔と孤独と…そういう要素が散りばめられている作品ってたまらなくないですか…。

姉の婚約者として紹介された一流企業勤めの何もかも兼ね備えたイケメン井川にだんだんと控えれてしまう弟の大地…。井川に心惹かれてしまう大地がその後知る真実が大地の人生とそして井川、実の名を辰巳…を変えていくのですが酷い男ながらも藻掻き苦しむ辰巳とそして地に落ちた辰巳を大いなる気持ちで愛そうとする大地のやり取りがドラマティックで…詳しくは作品を読んで頂きたいのですが最終的に『人を見る目がある』と大地が徹頭徹尾揺るぎなく辰巳に対して思い続けていた、そのかっこよさがいいなぁと…。出会いが互いを変えやがて共に生きるように二人が同等になる…その過程が圧倒的頁数で語られる、ドラマティックな話だと思います。こういう作品を読みたかった!!有難うございます!


先に落とした方が勝ち…その結末は…

イケメン同士、デキる男同士、そんな二人が競り合って何の因果かお互いがお互いどちらかを先に落とした方が勝ち…なんて決め事をすればその先の展開は読めるでしょ!と思いながらもにやにやしながら一気に読んでしまうケンカップル大好きな人にオススメの一冊です!

同じ会社で営業成績の1位の座を競るイケメン二人、四ツ谷と志藤…二人は実は高校時代からずっとライバルでずっと競いあってきた…勉強、スポーツ、バレンタインのチョコの数…そしてその二人が就職後同じ会社に入りあいも変わらず競い合う日々が…そして飲みの席で思わず交わしてしまった誓いからいつの間にかどちらが先に相手を落とせるか…そんな不毛な勝負に挑む事になる…。
男同士でしょ?という疑念も多少は懐きつつ…そして…。恋愛で勝負をし出した二人の行く末は予想通りの結末を迎えるわけですが実は四ツ谷は昔から…などというオプションもあり四ツ谷と志藤の掛け合いもさることながら互いのもだもだしたモノローグも面白い、これこそドラマCDにしたら面白いだろうなぁという作品にしあがっています。
エロもあるのですがそれだけでない…ライバル宿敵ではあるのだがそれ以上にお互いを認め合い欲して行く二人の心情の変化もあわせて楽しめる萌える作品だと思います。
ケンカップルっていいですよね!!

表の姿と真実の姿…ドラマCDで浮き出るギャップが素晴らしい

原作既読済なのですが…こんなにもドラマCD化に相応しい作品だとは思いませんでした…

この作品は毎話毎話の…前回までのあらすじ…みたいなノリの芝居がかった台詞回しが面白く…。また犬猿の仲?と思われた映画部3年菊地原仁と彼にひたすら突っかかる2年の市川義一が寮で同室になってしまう事で関係性を変化させてていく過程が印象的なのですが…、しかしながら仲間の前、昼間の二人の関係性は変わらず…夜二人っきりのシーンでは甘く切なく…と声優さんならではの芝居が二人の立場のギャップを明確にさせて非常に聴き応えがあります。

仲間の前で虚勢を張っている時の声、義一の前だけで聞かせる甘い声、昼と夜の顔を使い分ける義一に振り回される声、そして過去の秘密が暴かれた時の憑き物が落ちたような真実の姿が見える声…そんな仁の声のギャップと仁を悩ませる義一の態度の変化、それがにじみ出る声…。
声がつきそこに感情が込められる事でより魅力的に明確的にこの作品とキャラが生き生きと感じられる…そんなドラマCDになっているかと思います。
古川さん、中澤さんどちらのファンの方でも楽しめる芝居重視の作品だと思いますのでぜひ聞いて欲しい!おすすめです!

失恋ジャンキー コミック

 

両片思いが好きな人は黙って読んだほうがいい

ずっとずっと気になっていたのになかなか買えてなかった自分を呪いたいくらい両方思い設定好きな自分には刺さる最高の話でした…!

ノンケで親友で黒髪で割と鉄面皮クールで朴訥としてるワンコ系(…のように見える)龍次郎にずっと叶わぬ恋をしているゲイの彗太は龍次郎への面影を求めて様々なノンケの男に恋をしそして失恋の繰り返し。その彗太をクールにオトナの余裕を見せつけ肉体的に癒やし慰め、一時の快楽を与えてあげるのも龍次郎。一見すると歪な2人の関係ではあるがお互いがお互いの本心を告げない事で平穏に保たれていた。だがしかし龍次郎に女性の影が見えた事で彗太が一方的にこの関係に終止符を打とうと決意、そして彼は龍次郎を忘れようと破れかぶれで行ったゲイバーで……

終始彗太視点で進むここまでが前半。そして怒涛のネタばらしが始まる後半が龍次郎視点になり一気に話が進み読者にもああそうだったんだ…と痛快なまでに2人の両片思い状態が把握できて次はどうなる次はどうなるとページをめくる手が止まらない…。構成が非常にうまいかつキャラクターの感情表現が絵と台詞に完璧なまでに落とし込まれている神的な作品だと思いました。

キャラクターの感情表現が豊かで情報量が多いのに彗太パートが一冊の半分、後半の龍次郎パートとでも言うべき解決編的な展開がこれもまた一冊の半分もあり、読み応え度が半端なく満足感もかなり高いと思います。

当初、彗太にはクールで朴訥で男の色気があって秘密めいた魅力を放つノンケの男として龍次郎が見えていたのに実はそれがかなり違っていて微笑ましく見える部分を含め、キャラクターも構成も魅力的でお得な作品だと思います。

読んでない人はいますぐ読んでほしい…多分もう皆さん読んでるとは思いますが……と自信を持っておすすめしたい良作です!!

中島さん古川さんの芝居が凄い待望の続編ドラマCD!!

前作ドラマCD拝聴済、原作既読済です。このCDは神レベルだと思います…泣

『愛は金なり』 の続編ドラマCD…前作『愛は金なり』で思いが通じ合ったエリルとソラのその後を描いた作品。前作が天使のエリルと悪魔のソラの出会いから結ばれるまでをラブコメ的な掛け合いを重点的に描いていたのとは打って変わって、結ばれた後の二人が陥るアクシデントとそれを乗り越える二人の様子を描いたシリアスもありほのぼのもありで胸に響く芝居が楽しめる本作だと思います。

というかとにかくソラ役の中島ヨシキさんとエリル役の古川慎さんの芝居が素晴らしい!

【中島ヨシキさん】悪魔ソラ役
この世界の悪魔ソラは生理現象で一時期若返りをしてしまう体質らしくエリルと両思いになった記憶を抹消し一旦赤ちゃんに戻ってしまう訳ですが、そこから新たにオトナであるエリルと対面し紡いでいく気持ちの変化や薄っすらと残る過去の記憶との混乱などの感情表現がとても繊細に演じられていたかなと思います。

気恥ずかしさからエリルに『好き』と伝えられない事を実はずっと後悔していた事に成長過程の段階で自覚し元に戻った時に素直に言えるようになる感情の揺れが見事だなぁと。
このお話の根幹でもあるだろうソラはいつか『好き』とエリルに伝える事ができるのだろうか、そして『エリルはそれでさびしくないの』というキーワード的な大事な台詞の言い方がうまいなぁと聞き入ってしまいました…。

トラック6…姿も記憶も元に戻ったソラがエリルととある街をめぐる…そこでの一つ一つの台詞がまた素晴らしく…エリルの過去を知れた喜びと過去のエリルの相手への嫉妬、そして小さな独占欲…など少ない台詞にこれほども濃密な感情を入れ込めるんだ…と感動する事しかりです。

【古川慎さん】天使エリル役
とにかく筆舌に尽くしがたい芝居のうまさ!!とにかくファンの方は聞いてくれ!としか言えません…(ほんとお願い…)
今回のエリルは自分の愛したソラが子供になってしまい自分との恋愛感情を忘れてしまった事に対する怯えや戸惑い、失意、諦観などの苦しく切ない思いを言葉にする事が非常に多くしかも極めつけは子供に振り回されるオトナの演技!
子供に慣れ親しんで来なかった人生を歩んできたエリルにとっての【赤ちゃんに振り回される】という芝居…こんな芝居されたら萌えるしかないでしょと言わんばかりであり他にも素晴らしいエッセンスが沢山詰まりまくったお芝居と台詞の玉手箱みたいな感じです。

この話の基軸でもあるだろう、自分との恋愛を忘れてしまったソラに対し新たに接する事ができるのか、それとも接しない方がいいのか…などの迷いの演技、自分がかつて味わった、相手が自分を見ながら過去の自分に思いを寄せているのが分かってしまった時の失望や哀しみの体験、それを同じように愛するソラに体験させるのか…その自問自答から腹をくくったエリルが出した答え『今のソラがいい』…そこに至るまでの情感がどう表現されているか…にかかってると思うのですがその芝居が古川さんがうますぎて…。
とにかくトラック5の芝居が凄まじいのです。

漫画だけでは分からなかったエリルの気持ちの振れ幅が役者さんが声を吹き込むだけでこんなにも生き生きとそして物語の深みがわかるようになるのか…と開眼し驚愕するかと思いますので何卒!

自分としては、このままのソラを受け入れようとプレゼントを買い帰宅した矢先、ソラが見当たらなかった時の恐怖と窘めと苛立ちを抑えた絶妙な台詞まわしやソラが元に戻った時の嗚咽をこらえながら優しく囁くエリルの台詞に鳥肌が立ちました…。

あとは…普通の台詞でもそこはかとなく色気がにじみ出ている古川さんなのにソラとの愛情を確かめるシーンのそのエロティックさ!言葉自体は別にエロくもないのに相手への気持ちを言葉に乗せて台詞を言うだけでこんなにもセクシーになるんだ…と耳を疑うばかりです…。どう言葉に表現したらいいのか分からないですが必聴です。

トラック6の…元に戻った後のエリルとソラの街を散策しながらの台詞もとても素敵なので原作を片手に聞いて頂くと発見の連続だと思います。愛は金なりⅡのドラマCDが聞ける世の中に生まれてよかった!少なくとも中島さんと古川さんのファンはとにかく聞いてほしい逸品です!