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アドバンスドレビューアー

女性ももよさん

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幸せがもっと欲しかった

yoko先生の挿絵がぴったりの作品でした。
お金持ちが通う高校に編入してきた蒼はクラスの中で浮いていたが、クラスの人気者優吾が自分の絵を褒めて話しかけてきてくれたことで、友だちの輪が広がる。夏、学園の保養所に四人で泊まりにいくことになったが、アクシデントで優吾と蒼はラブホに泊まることに。。。

主人公は自己肯定感が低く、垢抜けてない高校生。自分の気持ちが恋であることにも気付かず、部活の先輩に相談して気付く。優吾も同じく自分の感情に気付けないまま、蒼を傷付けてしまう。
はっきり言って3分の2まで読んでいるのが辛かった。蒼が不憫で泣けてくる。優吾の鈍感さが腹立たしくなります。無理矢理蒼を抱いた上に罵倒し、その事を謝る勇気さえ持てないお子ちゃま!

8年後に再会する2人ですが、もうその時には蒼はボロボロ状態。可哀想過ぎる。
ひどい扱いを受けたのに、ツライ時に優吾を思い浮かべながらやり過ごしてきた蒼の健気さ。
成長した優吾が助けてくれるのが、やっとだ!と思えました。
ハッピーエンドですよ!でもそこに至るまでがしんどい。物語の中の儚さや、光がホントにyoko先生の挿絵と合っていて、美しかったです。

もっとイチャイチャがほしい

祖父の銭湯を継ぐつもりでいるユウキと、銭湯にやってきた日本語が話せない外国人のフレッド。頻繁に銭湯に来るフレッドにユウキは興味を持ちつつも、言葉の壁で中々話しかけられずにいたが、閉店間際にくるフレッドとのやり取りで距離が縮まり。。。

以前似たような商店街開発の話を読んだことがあり、どうしてもその作品とダブってしまいました。商店街をテーマにすると、似てしまうのでしょうか。。。
言葉が分からないと嘘をついていたり、仕事が一区切りしたら国に帰るとか、沢山の嘘を重ねてしまったフレッドが、う〜ん。。。という感じでした。
ユウキも可愛いと言う感じではなく普通。芯はしっかりしているのは、良かったかなぁ。

商店街開発に関係していたフレッドが、両親との縁を切られることになり、ユウキと話に行くのですが、これも何だか上手くまとまり過ぎで、結果だけ見れば良かったになるのですが、読み手としては物足りなさが残ります。
商店街の事がメインなので、ユウキとフレッドが惹かれ合うのが少なかったなぁと感じました。ユウキがフレッドに裏切られた!という心情がとても強いので、そこからHまでの心の変化がもっとしっかりあればと思いました。

トントン拍子でまるっと幸せ

桃吾はエンドレス勃起を治したくて、赤鬼と地獄へ。でも、地獄に来てしまったら、鬼は現世へ戻れないと知る。
赤鬼がレイプとセックスの違いを知り、桃吾を好きだと認識。そして桃吾は、きび団子を食べた鬼のせいでエンドレス勃起と言うことが分かったが、本当はそれだけではないと気づき出し、閻魔に赤鬼と一緒に現世に帰れないかと頼む。

切なさと可愛さがこの作品の良さ。ただ、最後まで読んでみると、何となく後半が早足になってしまい、一気に全てがまるっと幸せになってしまっているような。。。
地獄でのドタバタもいいのですが、現世での二人の生活やラブラブをもっと見たかったかなぁと。
鬼だからこそのユーモアさがもっとあれば良かったかなぁと、少し物足りなさがありました。

もっとドキドキ感が欲しい

家を出て作家になるために、コンビニバイトをしながら頑張る路郎が、トラックに轢かれそうになるのを助けたのが、高校生の蓉平。
足を骨折してしまい、毎日見舞いに行きながら、蓉平が出すお題でSSを書き毒舌の添削をしてもらうことに。。。

年下なのにしっかりしている蓉平が、何だかうま〜く路郎を丸め込んで恋人になり、結ばれるという流れはいいのでが、途中に出てくるSSが意表をつく内容ばかりで、BLを読んでいるのに何だか盛り下がってしまいました。
たぶん、路郎があまりに戦前の少女小説なみに純で鈍感過ぎて。。。
登場人物の心情は伝わるのですが、何となくドキドキ感が伝わらず物足りなさが残りました。
挿絵のおおやかずみ先生に惹かれて購入しましたが、作品のイメージと挿絵が少し合っていないように感じ残念でした。

可愛いのですが、

嗣巳は高校時代までぽっちゃり体型。自分で作ったお弁当に興味を持った山江が話しかけてきた事がきっかけで、仲良くなり嗣巳は恋心を寄せる。2年生でクラスが変わると疎遠になってしまい、それが理由だとおもっていたのに、体型のことで山江から悲しいことを言われ、意図的に避けられていると思った嗣巳は卒業式の日、自ら拒絶をし離れた。。。

嗣巳は留学し、ダイエットをして痩せ、料理研究家になって日本で活躍。TVにも出るほどの知名度になるが、撮影の時に大食いタレントをしている山江と再開。
過去に傷つけられている嗣巳だが、そこまで根に持つものか?と思うほど、傷は深いようで、その感覚が読んでいて違和感でした。
山江の過去のことを、収録現場にいる人にまで話して拒絶したり、山江が好意から引き起こしてしまった過ちだと明かしても、踏み込めないでいるなど、少し過剰な気がしてしまいました。挿絵の嗣巳が可愛くて好みなだけに残念でした。
想い伝わった後の2人はとても良かったです。
山江が嗣巳のことを、可愛すぎて仕方がないと言うのが伝わりました。甘々なのもいい!

嗣巳の性格だけが、どうても私には合わなかったのかなぁ。。。

二人ともイケメンなのですが

イケメンである為、キャーキャー言われるけど実際に付き合うには整いすぎる兼人。女運が悪く、イケメンさをやっかまれないように、誰にでも話しやすいキャラで接していた兼人だが、後輩の深山にも同じように接していた矢先、アクシデントでキスをしてしまった。それをきっかけに、深山から1ヶ月の恋人のフリを要求され。。。

イケメンの兼人が、読んでいてどうしてもイケメンに想像できませんでした。女性運の無さでトラウマが出来ているからなのか、内面が外見とズレているのかなぁと勝手に解釈してしまいました。
二人ともノンケですが、深山は兼人にべた惚れだったので、突き進む感じでしたが、告白された兼人は全くその気がない所からの出発!嫌悪感すら抱くほど。
これがどう好きに変化していかのかが、読みどころですね!
田古部の家に兼人が行く話は、兼人の悔しさが出ていて悲しくなりました。田古部が嫌なヤツでしかなくて、何度も苛つきました(笑)
兼人の虫嫌いの度合いが激しすぎて、ちょっと引きました。そこまで苦手ってあるのかなぁ。
深山は押しが強かったのですが、普段はそうだもなく、キャラ的に掴みづらかったです。
兼人が年上で上司ということで、素直になれなくて、強気に出てしまうのですが、ツンツンだけでなく、できたらもう少しデレた感じがあったらと思いました。

新しい感覚

社畜の服部くんが、飲み屋で出会ったノンケの伊賀くんと付き合うお話。

最初は、モテないと連発していた服部くんですが、ものすごくHなんです。経験豊富な感じがしてきて、読み始めの服部くんの印象が徐々に変わってきました。
それと同時に、前半さほど引き込まれなかったのですが、面白さが出てきて、それぞれの人間臭さみたいのが見えて、ページを追うごとに良さが出てました。

場面展開がいきなりで、わかりづらいなぁと感じる所がいくつかありました。
初めてのHの時に、服部くんが伊賀くんに本当に大丈夫なのかを聞いている最中、伊賀くんがキスをするのです。それにより服部くんのスイッチが入るのですが、『プチッ』という文字だけでいきなりガッつく服部くんだったので、ちょっとビックリしました。ええ?!こんなコなの?!みたいな。
でも、逆に考えると、この意外さを出す為に場面展開を早くしているのかなと。
なので、読んでいて何度も新しい感覚だなぁと思いました。

あと、ずっと気になっていた、服部くんが時折見せる不思議な目つき。
なるほど!!と最後でわかるのが、伊賀くん同様気持ちが燃え上がりました。

グロ過ぎる

うまく人柄が摑めない状態で、どんどん進んでいく感じがしました。
15歳で母親を亡くした水崎。母親は殺害されて食された。そんな過去のせいで、人との接触を嫌い、料理人として小さな店をギリギリの状態で切り盛りしていた水崎。
そこへ来たフリーライターの桐谷に雑誌で紹介して貰ったのがきっかけで店は繁盛。
桐谷との距離も近くなっていった。

セリフ以外は第三者が語るような書き方で、登場人物の心の移り変わりなどが、分かりづらく感じました。そのためか、人との接触が苦手な水崎が、桐谷がゲイだと知り好意を向けられて、自分の気持ちを知るためにいきなりキスをしたり、その数日後衝動で桐谷を店の上に自室に引っ張りこむのにも驚きました。
そこから、水崎は快楽を求めるのに変貌し、それに加え死と食の考えが渦巻くようになります。
元々大胆な人格だったのが、母親の事件により押し込まれていた感情なのでしょうね。
どうしてもそれがついていけず、またかなりリアルに動物の解体が人体の解体かのように描かれており、恐怖も感じました。本当に桐谷によって水崎が食されてしまうのではないかというオドロオドロしさです。
全て解決し平穏な日常になったように見えて。。。みたいな終わり方も、また怖さですね。

サンドウィッチ

幼いときの親の再婚でできた兄と弟は、一度非行や引きこもりになり。でも、家族がバラバラにならない為に、叶翔は必死に二人を更生させ、元の仲良い家族に繋ぎとめた。
と、思っていたら二人は乱れた性生活を送っており。。。それを知った叶翔はまたしても二人のためにと、恋人を作るようにけしかけるが、二人の本心は。

兄の恭一は受。弟の太聖は攻。兄弟で、サンドウィッチです‥
兄が意外過ぎて、ええ??受かい!とツッコミを入れてしまいました。それも初めてなのに、ホントは攻が良かったはずなのに。何となく受つぽくないイメージがあるので違和感はありました。
構図的に、これって入るのかなぁとか、そんな事ばかり考えてしまい、内容が頭に入らず。。。
兄弟二人がめちゃくちゃ叶翔が好きで、叶翔も気づけば二人を好き!3PなのでHのページ数が多いです。何も考えずにサラッと読むならいいかも。内容重視の方なにはもの足りません。