クリボウさんのマイページ

萌×2作品

女性クリボウさん

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世界で一番成長中なβ(性的に)

童貞のカケラもなく性的に成長してるっぽい眞w

「なんでいつも自分が受?」って言う雅臣にリバ願望を確認するニュートラルさを持ち合わせつつ、騎乗位で【女王受】の顔を立てる(下も勃たせる)強者ぶり( ´艸`)
下から見あげる雅臣のカラダと色っぽい顔を見る満更でもない顔、腰に手を添えて支える優しい眞。

描きおろしでもイチャつくふたりを見ることはできたけど、もっと見たかったのでありがたい!

毒づきながらも腰のとまらない雅臣がまた可愛い·····お幸せに!

クズαスピンオフでキュンとなる(五七五)

前作【βの憂鬱】でスピンオフが読みたかった眞の救済作きました。
この作品だけで読むとわかりづらいので、前作から読まれることをオススメします。

βが主人公のオメガバースの今作はβ×α。
しかも眞のお相手は前作でクズαとして描かれていた雅臣~!
前作の読後、手酷く振られろ!って思ってたけど、トラウマ持ちのかわい子ちゃんになって戻ってきました。

今作でもドラマチックな「魂の番」がいないなか、αの社会的地位に対するβやΩの劣等感にも似た感情が挟まれていてピリッとする場面もあり、良きアクセントになっていました。

蛍嗣の気を引くため、ナンバー1ホストを目指す眞に極意を教えてやると提案したのは、かつて蛍嗣を傷つけた雅臣。
酒と薬の勢いで雅臣にのしかかる眞·····と体から始まる関係です。

最初はお互い下心しかなく、恋愛感情がない分、遠慮ない言葉のやりとりで友だちみたいが付き合いがはじまります。

そこに、かつての雅臣に罪悪感を感じる翡翠も絡み、屈折した関係性から生まれる新しい感情と、思いがけないところでひっくりかえる相手への想いが描かれていました。

眞も雅臣もリスタートがきれてよかった。
歪な雅臣を助長することになった翡翠もホッとしたろうし、蛍嗣も雅臣から謝罪されてひとつ区切りがついたと思います。

眞の裏表のない感情を次から次へとぶつけられて「傲慢の城壁」が崩れていく雅臣が可愛いんですよねぇ。
巻末の描きおろしの控えめなオネダリがまたいい。

■眞
前作の内勤からホストへジョブチェンジ。
大学生の頃から憧れていた蛍嗣と、気になる雅臣に揺れ動き、翡翠や同僚たちを巻き込みながら突き進む彼の姿にソワソワして楽しく読みました。

■雅臣
眞にホストの心得を教えたり、スタイリストを紹介したり意外と面倒みのいい子。
やっと蛍嗣に謝ったな~よしよし。

人間的な弱さ=可愛げではないけれど、雅臣の忌まわしい過去が彼の「クズ」な部分を作り上げたと思うと、うん、そうだよね。って思ってしまいます。

良い面と悪い面の両方を見ることで、雅臣の人間らしさを感じることができたし、眞に見せるはにかんだ笑顔が可愛かったです。

眞も言ってましたが、意外な人の弱いところを見て、可愛いさを感じてしまうんだよ·····。

そして個人的に攻から転じた受はどエロい気がするので眞には是非、頑張っていただきたい!

恋愛談義 コミック

カシオ 

ド天然シンデレラ

終始コミカルと思いきや、すれ違いや切なさもあって大好きです~。
続編が連載中と知り、気持ちもあがりますー!!

愛読書の「東京カタログ」から抜け出たような都会の一流の男:三枝と合コンで出会った葉山は弟子入り志願!
合コンなのに男ゲットwww

三枝の戸惑いをよそに師弟関係?を結び、行動を共にしていくうちに葉山の自覚のない天然の可愛らしさに心惹かれ振り回されます。
その姿は葉山の憧れのスマートさからはかけ離れているけれど、いい意味のギャップ萌え!

ふたりともカッコイイのにズレているからお互いの本心が伝わらず読んでいながら「違う違う」って笑ってしまいました。

葉山が自分のアパートに三枝を招き入れてお茶を振る舞う場面が好きです。
見栄を張るって考えがないんですよね~。
自分を恥ずかしく思うことなく、自然で良い子なのがいろんなエピに溢れていて応援したくなります。

三枝の会社を巡り一波乱ありますが、それまでがコミカルなので短いながらもその不穏な空気に胃が痛くなりました←
葉山くんにハニトラできるような演技力はないよー(笑)

■三枝玲於
生まれも育ちも港区、医学部卒業の起業家。
眉目秀麗で葉山の憧れを具現化したアッパークラス男子。
が、恋愛経験ナシのDT&遅漏。意外性最高!
ご家庭環境が複雑なのか家族仲は悪そう…それが本人の自己肯定感の低さに繋がっている?
謎の手袋をしている。
手袋着用の理由は続編で明らかになるのかな?
壁ドンも顎クイもそつなくこなしてました!

■葉山卓
小さい専門商社に勤務する4畳半のアパート暮らしで「一流の男」に憧れている。
異業種交流会で出会ったおじさんに一服盛られちゃうほどの美貌。ド天然。
おめめキラッキラの素直ながんばり屋さんが頑張りすぎて残念な可愛さが満載。
距離感ゼロの接近戦(無意識)で三枝を翻弄。
三枝に迷惑だと思われたくないって健気~。

■真行寺
葉山の会社の研修生。
最初こそ葉山に不遜な態度をとっていたけれど、真面目にポジティブ(無自覚)に仕事をこなす葉山を見直してからは良い関係に。
好きな子に意地悪く絡んでしまうタイプ。
惹かれている自分に気づくと同時に失恋してしまった彼に救済策を~。
スーツ着用時のあげた前髪がカッコイイ!

■マーク
三枝のビジネスパートナー。
いろいろ残念。

結局、4人とも残念なんだけど楽しかったー!

初恋はキュンではなくモヤッから始まる

クズの初恋をクスッと可愛いお話に昇華させる、まちお郁さんの力技ごちそうさまです。
タイトルも好き。
「恋の仕方」って…恋に手順もなにもないのにわからない逢見(笑)

大学で有名なモテ男:逢見が初めて「いつもと違う」を意識したのは劇的なキッカケが運んできたものではなく、自分が望んだ条件を忠実に実践している楓になんとなく、しっくりこなかったから。という些細な始まり。

他の女子と一緒にいても文句を言わない、束縛しないという条件をのめるなら誰でもいい、真面目に恋愛なんてアホくさ、という逢見は自他ともに認めるクズ。
そんな逢見に告白してきたのが楓で、彼は前カノたちと違って逢見の求める都合のいい相手そのもの。

なのに、逢見はモヤモヤ。
初めての行動パターンをとる楓に対してふくらむ疑問と好奇心、それを隠してムキになりつつも、やっぱり気にする逢見の様子が可愛らしい。
戸惑いや拗らせてる気持ちをお友だちふたりが丁寧に解説して諭していて笑ってしまいました。

膨らみ続けた疑問をついに認めて弾けるように告白したのに、楓が自身をわきまえ過ぎているゆえの通じなさが物語にじれったさを加えていて楽しく読めました。

エッチシーンも後半少しありましたが、もっともっとデレる逢見が見たかった~。
テレ&デレはありましたが足りん!もっと見たい~!
楓の弟や、友だちの佑二くんや周りも含めて是非、続きが読みたいです!
声を大にして言いたい、続きを読みたい!

■逢見
表紙の悩めるイケメン。
頬が紅潮していて、こんなデレを間近で見られる楓が羨ましい。
いったいどういう経緯であんなクズに育ってしまったのか…男友だちはいるので女子がめんどくさいだけだったのか…。
初恋に目覚めてから湧き出る感情を噛み締めてる素直な顔が可愛い。

■楓
わんこっぽい爽やかな笑顔!
でも意外や恋愛ごとには「それなりに」慣れている様子。
男同士でつきあってくれるだけでありがたい!と満足しているため、求めすぎない…が逆に逢見に火をつけた。
笑顔ばっかりだったけど拗ねたり泣いたりする顔も見たいー!

■佑二&逢見のおともだちたち
それぞれ良い友だちー。
佑二が楓を心配するような視線も、逢見のお友だちがチャカさないで逢見の話を聞いたりヒントを投げてみたりする姿も微笑ましかったー!

■あかりちゃん
逢見が好きだけど他の女子と一緒になりたくないからと正攻法ではない方法で近づく。
が、まったく相手にされていないTheアテ馬。
楓に見せつけるような牽制とか悪意の一欠片もない世界に、唯一の意地悪さを見せつける彼女の存在のおかげでリアルな世界に。
可哀想だけど、BLにおける女子はスパイスってことで!

一緒に月を見たい人


吉田ゆうこさんの作品ってヒリつくような痛みが、ゆっくり「かさぶた」になる治癒の過程を描いているようなイメージで読んでいます。
今作も分厚めの1冊の中に、ツラさと同居している登場人物たちが自分の気持ちを確信して自立するような感じでした。

ひとりの俳優「斎藤天馬」の死から話は始まります。
ただ、最後まで生身の天馬はでてこない。
思い出としての場面すらなく、幹や椿が語る姿で浮き彫りにされていくだけなのに存在感がすごい。
死者を交えた三角関係なんて勝ち目ない、って思ってしまう。

天馬のお葬式で彼のマネージャーだった幹は椿に初めて出逢います。
椿の存在は知っていた幹ですが、椿の掴みどころのない雰囲気に惹かれます。

最初はそっけなく接していた椿が幹の話す「天馬」に触れることで次第に心を許してゆく展開の繊細さがたまりません。
天馬を間に挟むことで成り立っていた幹と椿の関係性は椿が「天馬の死」を認めることで、ダイレクトにお互いを意識しするように変化します。

でも、ここで安易にくっつかない。すれ違う。
言葉の少ない椿がうまく言葉にできないじれったさ、一生懸命紡ごうとする姿がいじらしい。

椿は天馬を通して生きていて、幹は椿を見続けることで生きています。
ようやくひとりの「椿」として生き始めて傷ついた椿を見て、やっと2番手から1番になり変わろうと表に出る幹。
椿の脆さを知っているからこその遅いスタートでしたが、大人ならではの優しさだと思いました。

天馬しか興味のなかった椿の照れ顔をベッドの中で見た幹の表情のぬけたような横顔、最高に可愛い。

吉田ゆうこさんて哀感情は衝動的なガッツリ描きこみだけど、喜びの表情はポカンと虚をつかれたようなのが多くてこちらの感情も一緒に入ってしまいそうになって好きです。

■成川椿
The吉田ゆうこさんの受キャラ。
お葬式に参列しても天馬の死を信じず、悲しみに浸ったり自暴自棄になったりせず、天馬をなぞるように俳優の仕事を始める。憑依型。
天馬の言う通り、照れ顔が可愛い。

■幹
こちらもThe吉田ゆうこ年上攻キャラ。
天馬のマネージャー。オジサン呼ばわりは心外のよう。
営業職らしく人当たりが良さそうに見えているけど椿に対しては早めに独占欲が見えている(笑)
人としてのルールなど守らなければならない枠組みは変えずに感情は承認しつつ、椿の葛藤のピークまでずっと見守る姿勢って教育書に書かれていそうなことを実践。

■田辺新
天馬にそっくりな容姿の新人俳優。
ズケズケとした物言いだけど、アテ馬にはならず。
悪いヤツではない。

■斎藤天馬
事故死した人気俳優。
椿を遺して逝くってさぞかし心残りだったでしょうに。そして貴方の想像通り、幹は椿を好きになってしまったよ。
動いている貴方を見てみたかった。

******

なにが「いけない」んだろう。
「いけない子」ってどう言う意味なんだろう。
最後までタイトルが腑に落ちなかった…。

恋にムダなどないと思いたい

ハイスペ×平凡で、ハイスペぶりに及び腰になる受かと思いきや平凡受に翻弄されるハイスペ攻って木下さんの得意なイメージ。

モテ准教授:岩永×経済誌編集者:宮田(庶民派)
※元恋人同士、駆け落ち未遂

多感な高校時代に一方的に置いてけぼりをくらった宮田の感情がどういう風に変化していくのかドキドキしながら読みました。

大人ゆえ感情に流されまい必死な宮田と岩永の余裕ありそうで実は必死可愛いところもあるっていうふたりのバランスが可愛かったぁ。

岩永と同じで私もヤッたら落ちるのは時間の問題だと思った宮田くん、意外や粘る(笑)
大人として「対等」でいたい。がよく伝わる~!
高校時代の負け試合のリベンジってだけでなく、将来をを見据えての当たり前の葛藤がリアルです。

会話の店舗や小ネタも面白いし、なんといっても宮田が働く描写が好きー!
プライベートで何があろうが(オシリが痛かろうが)、いつも通りに働かないとならない、そういう大変さがちゃんと描かれてるんですよね。
木下けい子さん、手作り餃子よく作ってるな…。

再会ものではあるけれど、「今の」相手に二度目の恋をしているふたりの感情描写がすごく好き。
風邪ひきエピで「思ってたよりフツーのおっさん」って言われた無精髭の岩永が興味深そうに、ちょっと嬉しそうな顔してるんですよね。
ふたりの間の垣根が取り払われたようで、すごく好きな場面です。

以前、読んだ【リアリストによるロマンチシズム】に似た感じかな?と思ってたんですが、いやいや違った。
シチュエーションが似てるのに、毎作違うキャラクターの色味を出してくるベテラン作家さん、ホントにすごい。
作家買いしちゃう所以でもある木下けい子さんの醍醐味がキッチリ味わえました。

■宮田
気持ちを内にこめがちだった高校生から10数年を経て裏表なく言葉にするように。
相手により、かなりストレートな物言い。
意地っ張りと往生際の悪さが読者心を唆る。
体調崩した相手のもとに走ったり、寂しい時に思い出す相手ってそれはもう好きなんだよ。ってわかっていてもブレーキかけようとする意志の強さと酒の弱さのギャップ可愛い。
腹が冷えやすく腹巻き愛用。

■岩永
スカした大学助教授なのに、今巻では宮田にひどい言われよう(笑)
例:ナルシスト、うさんくせぇ等々。
でも、その言われたことを自分なりに向き合ってこたえようとする真摯さは持ち合わせている。
欲を言えば「駆け落ち未遂」辺りの本音を語ってほしかったなぁ。あの夜は何を思っていたのか…。
普段の表情が変わらないので、宮田の言葉にふいをつかれる素顔がよき。

■白石
岩永の助手。絵に描いたようなイヤミな当て馬。
大人気ないやり口を宮田にキッチリ〆られてざまぁwwwなんだけど、どこかで幸せにしてもらいなさい。とスピンオフを期待。
こういう意地悪な子が泣かされるの好きなんです。

可愛いがすぎる!

こんなにンギャワイイ年下ワンコ(受)嬉しい~。
年上攻が可愛がるの大好き!

表題作はモテ上司:内海×コミュ障新人:百瀬。
もう1組はイケメン後輩:加瀬×百瀬の世話係でお人好しな先輩:森下。
最初に加瀬×森下がくっついて、そのあとに内海×百瀬。
初読み作家さんでしたが絵柄がとにかく好み!!
サッパリしているのに挿入アングルがエロい!

【イケメン後輩はナイショのオナフレ】
残業後に職場のトイレでアナニーをしていたところを、密かに想いを寄せていた後輩:加瀬に目撃された森下。
加瀬の提案で口を噤む代償としてオナフレになったふたり。

加瀬と秘密の行為を重ねるごとに片想いが加速してしまう森下が、その気持ちを出さないように素っ気ない素振りをするのがいじらしくて可愛くて最高!
諦めようと決意した気持ちがぐらつく会話の甘酸っぱいやりとりにキュンキュンします。

■森下一哉
人の仕事を肩代わりして残業してしまうお人好し加減。
しかし色事には積極的(ありがたい)
初登場のコマの扇情的な姿に心のちんこが勃ってしまいます。
加瀬目線で上から見下ろした時のノーパン靴下は100%萌神の化身。

■加瀬圭介
王子と呼ばれるイケメン後輩。
偶然、アナニーする森下を発見し興味本位でオナフレになろうともちかけ、うっかり森下の可愛らしさに完落ち。
プチ脅迫するから王子の仮面の下はドS悪かと思いきや読めない森下の本音にムッとしたり、本気になるや正攻法でいこうとする9分9厘王子。

【嫌いな上司は秘密のオナフレ】
イチャつく加瀬森にアテられ、勇気をだして入ったゲイバーにいたのは苦手な上司:内海。
内海の煽られオナフレになり、手練手管でイカされる百瀬。

内海と関わるようになって百瀬は人との関わり合いの大切さを再認識していきます。
接する時間が増えていくうちに生まれる恋愛感情。
指でイカせるくせになかなか距離を縮めない内海に百瀬と同じように悶々したり、キュンとしたりするうちにアテ馬登場ハラハラドキドキ!
3話分ながらもいろんな展開があり面白かったです。

■百瀬あつむ
自分がゲイだと気づいてから、それを隠そうとするうちに人づきあいを避けコミュ障になった新入社員。
可愛いという言葉に役不足を感じるくらい可愛い!

少し強引だけどさりげない優しさで気をつかってくれる内海。
苦手だった内海に芽生えはじめた感情を「恋愛感情」なのか判断がつかず悩む姿も、好きと認識してから泣きながら告白する姿も純粋で可愛いらしい。
晴れてお付き合いしてからは

■内海雄一
海外帰りのモテモテ主任。バイ。
ゆる天パは似合うが社内で片目隠すのはいかがなものか。
人気者で仕事も私生活も人間関係もすべてソツなくこなす一方、百瀬への優しい視線や涙もろい一面にジタバタしたくなります!
「嫌わないでほしい」って…んぎゃー!!!
萌細胞活性化してしまう告白場面。

■瑠衣
内海のセフレのひとり。
絵に描いたようなアテ馬でヤキモチから百瀬に意地悪をする。
百瀬可愛さに「パッとしない見た目はお前の方だ!」と読みながら毒づいてしまいました(笑)

【温泉旅行はえっちな思惑だらけ】
描きおろし。
4人で仲良く温泉旅行に行ってツヤッツヤになっていました。
加瀬森…露天風呂出対面座位
内海百…寝室で浴衣はだけの騎乗位

おシリがホントに可愛い。。。

はわわわわ

※上下合わせてのレビューになります

素朴に見えて薄暗い明治カナ子さんの絵柄が幼なじみで親友なランとムロの思春期の数年を積み重ねています。
ちょっとスピリチュアルな要素も入ってて面白かったです。

最初からお互いにむけてハッキリした恋心を抱いているわけではないので【三村家の息子】ほど胸をしめつけるような切なさ・やるせなさはないけれど彼らがどう変化するか楽しみで先へ先へと急いで読みました。

恋愛ものではありますが、登場人物たちの性格に「家族」の存在が大きく影響している気がしました。
家族って悩ましいこともあるけど人間関係を鍛えてくれる存在でもあります。

蘭の姉→蘭のチカラ関係はリアルで笑えるし、家族のいなくなったムロの空虚な表情は自らすれ違う環境を作っている感じが滲み出ていました。
それを凌駕する「笑い」はすごいチカラを持っているんだなぁ。

明治カナ子さんってかなり濃厚なエロスやSMっぽいエッチなイメージでしたが今回は痛みをともなうことはありませんでした。
攻フェラが大大大好きなんですが、アングル最高で満足です。
口の中の舌の動きや本来見えない部分も描くの増えてきましたねぇ…。
セフレとはアレコレできちゃうムロが蘭には慎重っていうのもニヤリとしてしまいました。

ものすごい、らぶらぶエンドってわけではないのに何度も読み返したくなるんですよね、不思議な作品。

■ラン(蘭陣一)
中性的で綺麗な顔立ち。あんこ大好き。
お顔の良い末っ子で甘え上手。
素直で流されやすく、思い立ったら即行動派。
単純って素晴らしい(笑)
昔はよく笑っていたムロが笑わなくなったばかりか、黒い影を纏っていることに気づく。
誰かのために信じることで人は強くなれる…けど自分はそのすごさに気づいておらず、好きなように動いただけ。のすごい子。

■ムロ(室岡厚志)
恋愛経験豊富というより「来るものは拒まず」のため、小さな恨みをかっている。
好きでしているのではないけれど、俺にはこの程度がお似合い、そうしておけばいいや、という負の連鎖を引き起こし続けているのがつらい。
家庭に恵まれなくて自身を雑に扱いがちだからだとしても酷い。
蘭を「無垢な子ども」として見ていたため、放っておけない→恋情に気づいても離れるか、身代わりのごとく他の人の告白を受け入れたり身体の関係を持つしか出来なかった不器用さん。
蘭の素直さに翻弄され黒い影も霧散。

■タイゼン
ランたちの一学年先輩。
学生の時は一つ年上ってだけで大人に見えてしまうけど、ランを少し大人にしてくれた一人。
上巻で描かれなかったラブホの詳細が下巻で明らかに。
ケガで挫折したっぽいけど、自分に正直に生きていて楽しそうにしていて良かった。

■森一
ムロの彼女のお兄さん。
ムロに惹かれ関係をもち、それが妹や家族にバレて出奔。
未亡人みたいな儚げな色気とエロさが匂いたつ。
素敵な彼氏ができてうんと愛されて欲しい人だけど報われなさそう率高め予想。
ダメンズ拾いそうなんだもの。

■イチノセシン
父親の秘書(既婚)に想いを寄せているが叶わないため利害の一致したムロのセフレに。
割り切った相手を演じるのがつらくなり別れを切り出す。ひっそり浮かべる涙がいじらしい。

■マギー
オーストラリアのすご腕★霊能者。
肉体が亡びた後も根気よくムロを諭そうとするも無視されっぱなし。
ピー様を通じ蘭に指導したおかげで蘭が厨二セリフを連発するようになる。

βの憂鬱 コミック

秋芳ぴぃこ 

健気祭り

オメガバースにおいてスポットが当たらない位置にいるβ。
でも、βだってαやΩと等しく「運命の恋」が存在する。
中心人物にΩがいないのが新鮮。

**********

■蛍嗣
αの上級生にセフレ扱いされ失恋した時期に出逢ったホスト:翡翠の店でボーイとして働くように。
αのNo.1ホストでありながら種別を問わない翡翠と交わす会話に心あたためられる日々。
αとの恋愛なんて続くはずがないと頭の中で言い聞かせても、翡翠への恋情でザワついてしまう健気さん。
αと対等を目指して頑張ってた大学を辞めてしまうのは惜しいのでは…。
後日談では、優しく抱かれて「激しくてもいい」なんて無自覚に煽って翡翠の気持ちをヒートさせる翡翠専用ヒート●ック。

■翡翠
過去に自分がΩにした仕打ちを後悔し、現在はαやΩの区別をしないホストクラブの代表兼No.1ホスト。
愛される資格はないと自分の気持ちを封印中の悩めるスパダリさん。
アニメイトのペーパーから察するに、意外と独占欲の強いタイプかと。

■眞
βのホスト見習い。
見た目や言動からは想像できない健気さん。
いい子なのにわかりづらい系。
やっちゃいかんことはしたけど、翡翠と蛍嗣を見て考え方が変わるだろうなぁ。
スピンオフが読みたい&幸せになってほしい大賞。
相手がαだと面白いのに。読みたい~!!

■雅臣
蛍嗣の失恋相手のクズ男さん。
オメガバースに必ず存在する「α以外を見下すα」らしい清々しいジャマっぷり。
翡翠に憧れていて(結構、Loveに近い?)その翡翠が自分と同じ場所にいないのが嫌だったのかな?と勝手に思っていました。
同じαに好意を寄せて手酷く振られてしまうがいいわ←

**********

健気祭り~。
βの蛍嗣はタイトル通り「憂鬱」をともなう切ない恋を重ねていますし、眞もなかなかの一途さでした。

蛍嗣と翡翠のふたりが惹かれあっているのに気持ちにブレーキをかけることでおきるスレ違い。
わずかに距離が縮まったかに見えたタイミングで、ふたりの過去の痛みを繋ぐ当て馬が登場という展開も面白かったです。

それぞれ傷ついた心を抱いているけれど、それを暴くのではなく温めて傷ごと抱きしめる。
劇的な絆や発情期はないβも絆や愛情は紡ぐことはできるよ。と証明する暖かいお話でした。

裸靴下推奨

カバーのトロ顔に負け、裏をかえして作家陣の好み加減に負け、と瞬殺されたアンソロでした。
眉の下がり具合と瞳の中のにそそられる攻様も多いのでは?

いくつか続編やスピンオフも収録されているので、内容がわかりづらい部分もありましたが満足です。

「裸靴下」のちょっとヌケた感じが可愛いオジサンが好きなんです。
若い子にあれよあれよと攻められ、全裸になる間もなく靴下はいたまま~というのが読みたい私を満たしてくれました!
★がついてるタイトルに裸靴下が出ます(しつこい)

《comic》
★酒とタバコとキス···ホン·トク
大学生×父親の友だち
「靴下を脱がせる間も惜しいほど待ちきれなかった感」が楽しめる逸品!ありがとう。
オジサンの口もとのほくろと犬歯が色っぽい。

■陣さんとシロ…吉尾アキラ
高校生 × フリーエンジニア
高校生からしたらオジサンなんでしょうが、ちょっと若め…そしてキラキラの高校生視点で始まるため、そっちに焦点が合ってしまって残念。

■俺もおまえも…吉元千子
同級生同士
昔から知っている相手のまだ知らない扉をあけてしまったふたり。
無邪気な学生のノリそのままな強がりと照れ顔が可愛い。
ワキ毛にオジサンを意識させられました。

■ナカまで触っていいですか?…国原
性感マッサージ師 × バツイチリーマン
お疲れ気味なオジサンの気持ちまで解してくれたのは笑顔と性感マッサージ。
オジサンだって甘やかされたいですよね。
まだ体は繋がってないし、オジサンは彼のことを仕事だから優しいって勘違いしてるので続編でこれからを読みたい。

■ないしょの準備室~嶋先生のひみつ~…春山モト
学生 × 教授?
若い…熟れオジではない…。
ツンなんでしょうが、オジとしての魅力を感じませんでした、申し訳ない。

★メスイキレッスン…りーるー
性感マッサージ師 × 初心(うぶ)な独身銀行員
りーるー先生の描くおシリのお肉は硬すぎずやわ過ぎずで最高!
恋をしたい、と呟く花村さん、もじもじ立つ花村さん、可愛いの雁字搦め!可愛い大賞!
「オンナノコ」は気持ちを和らげるだけではない発言だと花村さんには伝わったと思います。
めっちゃ乙女でいじらしいオジサマを明るい手練の若者の手で幸せにしてあげてほしい泣

■はじめまして、お久しぶりです…ロッキー
出会い系セフレ同士(…実は…)
明るめアンソロの中において唯一、トーンが暗めの作品ですが背徳感を甘く味つけしていて大好きです。
表情が見分けにくい相手の素を見るのはスーツを脱がす瞬間と同じくらいワクワクします。

■ウエルカムバック、ダーリン!…やん
同僚同士
続編らしいですが、そのまま読めます。
攻の噂の真相を確かめたいのとヤキモチで恥じらいつつ誘う受の可愛らしさよ。
筋肉パツパツなスーツ好きな方にはたまらないのでは。

■ファザーズミルクガーデン~ルカとガルア~…相音きう
従者 × 主(スピンオフというか続編?)
元のお話を知っていた方が楽しく読めたと思います。ガチムチで可愛い大人と健気な従者。
自分が育てた子を見初めるってある意味、贅沢なことですよね。相手も自分を慕ってくれるなら尚更。

■夜すがら君を想う~2人きりの休日~…棚川三々
義弟 × 義兄(亡き兄の元番)
スピンオフだそうですが単話でも十分楽しめました。元の話も読みたくなる魅力。
普段、きちんとした大人の甘えやオネダリのギャップ萌え反則!
ワンコ攻めがベッタベタに構い倒してしまいそう(笑)

■アルファの調印式…池玲文
隣国の宰相ルグラン&皇太子オスカー
池先生、初のオメガバースとのこと…いいっっ(絶叫)!!
αを発情させる至高のα…!!
絶対、宰相の方が攻めっぽいんですよー!!
調印式ではなく、調教式ですよ…コレは(ため息)
美しい髭の宰相の飴と鞭みたいな視線がよい~。
オスカーだけイカされてるので、続き読みたい~!!

《column》
■鳩屋タマ
「 きゃわわなネコちゃん」がイメージの鳩屋タマ先生、タバコとオジサマを是非描いてほしい。

■さきしたせんむ
1ページとは思えない濃密さ。
往生際の悪いエリートが暴かれていくのヤバい。
強みだった年齢や立場が逆転しちゃうような生々しさ、お待ちしております←

■にやま
小汚いからキレイまで、オジサンといえばにやま先生。1ページのコラムでも楽しませてくれます。
「表紙が3Pだから…」って(笑)
エッチに耐性がなくて流されていくオジサマのエロさの破壊力半端ないです。3Pで描いてほしい~!