カモミールおばさんさんのマイページ

しゅみじゃない作品

女性カモミールおばさんさん

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巨根はエロの枕詞みたいなとこありますから

たまち先生の初コミックだそうです。
コミカル調でした。
XLサイズ=巨根というやつなんですが、巨根が出てくる話でエロくないのってないじゃないですか。巨根はエロの枕詞みたいなところありますからね。
もちろん、エロ度は高めです。エロを浴びる漫画です。
めちゃくちゃエロいのに、挿入がないのすごくないですか?
でも、エチエチです。何も難しいことはありません。心を解放して、エロを享受するだけでいいんです(?)。

しゅみじゃないにしたのは、攻が初っ端からヘンタイすぎたところです。言い換えれば一途。
1話で終わる予定だったのか、とにかく展開が急。

婚活コーディネートを生業にしている受ちゃんのところに、攻の吉塚がお客様として出会います。
お客様である吉塚は手掌多汗症がコンプレックス。それを婚活コーディネーターである受・西戸崎が気付いて、そっと優しくしてます。
そこから、吉塚が突然暴走。
いきなり、壁に押しつけてキス、下半身を剥き出しにして、巨根を見せつけて「運命」だとのたまうわけです。

普通に、怖い…。

わかってます。BLはファンタジーだって。
こんな出会い方もあるでしょうと思うこともできましたが、普通に怖いが先行してしまいました…。
受も「巨根大好き!」って即落ち2コマだったらまた話は違ってたんでしょうけど、とにかく拒絶してて、無理矢理巨根を押し付ける構図に私の心はしおしおと萎えてしまいました。無理矢理、よくない。
でも、まあ、最初に書いた通りコミカル調なのでそこまでシリアスな内容ではないです。

話が進むごとに西戸崎さんも吉塚さんに惹かれていくわけです。
吉塚さんの生い立ちとか、優しさとかに絆されて、最後はちゃんと両思いになります。

???

ちしゃの実先生の作品は嫌いじゃないんですが、これはついていくのに精いっぱいで、話を追えない現象が起きてしまいました。
まず、弟が4人出てきて、誰がCPの相手かなってところから始まり、みんなどの弟もお兄ちゃんがのことが好きなんですけど、弟の設定がややこしすぎて「普通に弟じゃダメだったのだろうか…?」と思わざるを得ない…。

①実の弟
②義理の弟
③隣の家の弟(分)
④前世の弟

ここまではいいんですよ。
実の弟はただのブラコン。
義理の弟は愛情・性欲込みで兄を愛している。(←こことカップリングされる)
隣の家の弟(分)はなんだ?なぜ、この家に出入りしているんだ。おそらく、本当の家族とソリが合わないんだろうけど、なんだ?
前世の弟はなんだ?年上で、本当に前世の記憶があるのかは、謎だけど、たぶんあるっぽい…?

メインCPが普通に見えるくらい、他のキャラクターが強烈すぎて、話が頭に入ってこない。
お兄ちゃん(受)は何かあるなぜか納戸へ籠るんですけど、そのままの流れで禅話共通してなぜ納戸でえっちをするのか…?

色々と追いつけない設定が多くて、物語が頭に入ってこなかったです。

絵が好きな男の子の転生物

綺月先生の作品は初読みです。

攻が激甘ドロドロお砂糖加減多めです。
受は自分に自信がない、絵が好きな男の子。
異世界転生ものならではの、絵が好きな男の子が絵の存在しない世界に入り込み、彼にしかできない活躍の仕方は面白かったです。
また、後からわかる、ラーミーと攻ハイダルとの関係性も吃驚しました。そこが、この世界における結婚と結び付けられて説明されるのが、なかなかロマンティックであり、ハイダルとケイとの今後も想像が広がる楽しさがありました。ぜひ、最後までお楽しみに!

ただ、私とは合わないところが、いくつかあって「しゅみじゃない」にしてしまったんですが、文体というか話の運び方が合わなかったです。
冒頭や中盤、なかなかストーリーが発展していかないのが、焦れてしまって読み進めるのに困難を極めました。私とはテンポが合わなかった…。
ミシュアルという幼児が出てくるのですが、「〜〜でしゅ」や「どうじょ」等の幼児言葉も読みづらいなと感じてしまいました。ミシュアルがなかなかのキーパーソンだったんですが、読む気力が湧かなくなって、話が入ってこなくなってしまいました。
あと、受がなかなかに卑屈に見えてしまって痛々しい気が致しました。自信家で大らかなハイダルと対照的な青年を描くと、ああいう書き方になるのかなとも思いましたが受け付けなかったです。

と、私と合わない部分を書き連ねてしまいましたが、ストーリーとしてはアラブの世界に転生した青年の第二の人生は楽しいものになっていく予感がとても印象深く、ハピエンです。
最後、元の世界に残してきた人たちを描くところが、涙なしに見られませんでした。

双極 コミック

芽玖いろは 

ときめきが足りない

ときめきが足りなかった…。

恋愛に軸を置いてるってより、双子感のコンプレックス(兄が弟に対して)から成る特殊な関係性を見せたあと、シンプルに愛へと流れ着くという…ストーリーでした。
わたしは、イチャイチャラブラブとか「誰と付き合っても兄貴以上の人はいない」とかデロデロ甘々なやつが好きなので「しゅみじゃない」に…。

弟は、兄に対して、重くてドロドロで執着のような肉欲を伴う愛情を抱いているって感じです。

BLなんだけど、私的には兄弟愛、家族愛の延長にある執着にしか見えなかったのが、しゅみじゃないにした原因のひとつでもあります。
もともと、愛を持った共同体の中にあって、そこに肉欲を付け足すのに理由づけがもう少し欲しいように思いました。
特に、双子なら尚更。
双子って結構、2人だけの世界、閉じた世界、彼らにしか分からないって世間的な共通認識なものがあるから、弟が兄貴に懸想して、執着して、2人だけの世界から出さないように兄貴の理想の自分になろうとしているのに何ら違和感もない気がしました。

兄の方も、兄の言いつけを守っている風に見せて、築き上げたテリトリーから出ようとしない弟に対して「自分の好きにしろよ」とは言えないのは、ただただ認めたくないとか素直じゃないわねってところがあるな、と。
これから!ってとこで切れてるのも「え!?これで終わり!?」って感じでモヤモヤが残ったまま終わってしまったのも残念極まりない…。

最後まで読めなかった…

自分的に何がそんなにしっくり来なかったのかわからないんですけど、なんでか琴線にひっかからなかったです。
半分まで読み進めて、どうにもダメだな…と。
ヤコ先生が攻めなのがいけなかったのか、強面受けが受け付けなかったのか…。
ヤコ先生が本気の恋愛ができるか、もしできるならばお相手は?そして、できたとしたら、ヤコ先生は「男」になるんだろう…自分の本質を曝け出せる相手って素敵じゃない!って趣旨は理解できるんですけど、どうにも…。
それでもと思い、途中までは読んだんですけど、これからが面白くなりそうなところで食指が動かなくなりました。
凪良作品は「美しい彼」と「恋愛前夜」を読みましたが、もっとこう登場人物の葛藤の部分が面白くて、成長にも期待できて、ココ!ってとこを外さずに盛り上がるのに「求愛前夜」に関しては半分まで読んで堂々巡りな気がして、なかなか関係が進展しないところにも飽きがきたのかな…と。
またいつかリベンジ…します…!

αの妊娠や胸くそ家族が受け付けなかった

伊王野神門の心がいまいち見えづらかったのと最後は胸くそ家庭問題と妊娠について悩まされたことで、話に入り込めなかった。というか、楽しい気分で物語を享受できない。

だが、個人個人のバッググラウンドの書き込みは常軌を逸してる。天才。
20代前半で大学生の受、若公士貴の心の揺れ動きなんか、まるで本当に一人の青年を観察して書き上げられたのではないかと思わされる。
20代前半独特の大人になりきれていない子どもな部分。衝動や勢いで動いてみたり、家庭にまだ抗えず押さえつけられているのにそこにはきちんと自我があり、なんとか抜け出そうとしてもがく様、自分より大分年上の神門に嫉妬と憧憬、そこから繋がる今まで感じていなかった愛情を受けての傾倒は仕方がなさだったり…。

小中大豆先生の作品を読むのは3作目だが、とにかく人物の背景からくるコンプレックスや葛藤の描き方が特段にうまい。
だが、そのコンプレックスや葛藤がうますぎる故に私には幾分か昏い気持ちにさせられてしまう。

この作品において、恋愛模様については、気持ちの揺れ方が些か雑なようにも感じられる。
神門という人物の人たらしぶりを描き込むため、愛のない関係の相手に対しても紳士的に好意的に愛情を持って接する描写があるが、実際最終的に今気持ちに気づいたと書かれ、今までの親愛描写はなんだったんだという気にさせられた。
士貴に関しても憧憬と初めて与えられた安心できる場所から愛を感じてしまうところがチョロすぎるなと思ったが、この辺りは人間そんなもんだなとも感じさせられる。
そして、このあとその愛情が暴走して一つ事件を引き起こすのは面白い。

とっ散らかった感想になってしまったが、私の好みには合わなかっただけで、ストーリー自体は文句の付け所もない。
オメガバースの機能もα同士の物語にどこまで作用するかと思ったが、αなのに抱かれる方に回るプライドやラット状態について描いている部分できちんと働いている。

攻めの気持ちは?

100年に一度あるかないかのアンラッキー期間を迎えてしまった受け、福本。
占いなんて信じないタチだが、次々と自分を襲う不運。命の危険を感じて、自分のアンラッキーを解消してくれる存在、逆にラッキーな人間のそばにいればOKで、そのラッキーな人間っていうのが攻めの幸村。

ほんとに命の危機に晒されてるので、もう後には引けず、福本は幸村に近づく。
合コンについていって、幸村のことチラチラ見まくる。その後泥酔して、幸村にお持ち帰りされて、夢現で「幸村のそばにいたくて、お前と一緒にいないと死んじゃう」だなんて、言っちゃった日にはもう幸村に食われちゃうって寸法です。

幸村も幸村で「かわいい」って、福本のこと襲っちゃうわけですが、別にゲイってわけじゃないのに男に初っ端手を出しちゃうのが、私的には急展開のご都合主義的に見えて萌えなかった。
前から幸村が福本のことかわいいって思ってたなら話は別だけど、そうでもなさそう。同じ学部で同じ講義を取っている。そこしか接点はない。

攻めの気持ちが、まるで見えない。
福本が幸村に近づいた理由は、上記の通り、命の危機を感じて自分と真反対なラッキーな人物・幸村に保護してもらうためだ。
だが、幸村はどうだろう。異性愛者である彼が男から告白(勘違いだったが)を受けて、突然「かわいい、オッケー、とりあえずヤろう」ってなるかな。
BL=ファンタジー、ありえないことが普通に起こるよ!っていっても限度があるかな、と。

2度目のえっちしーんも、一緒にシャワー浴びながらだったが、幸村が盛り上がった理由が「さっきの一言がかわいかったから」だったし。
ほぼ何も知らなかった相手に対する気持ちの盛り上がり方がドドンパすぎる。

受けの気持ちのアップダウンは攻めに感化されていく。(だいぶ、流されやすい、嫌いじゃない)
だけど攻めは?そこまで受けを溺愛する理由がまるで思い当たらなくて、始終頭を捻りながら読んでしまった。
考えすぎって言われれば、そうかもしれない。

ただ、始終ラッキーアンラッキー、占いという非科学的だが人の人生を左右する不確かな存在をテーマに一本書き上げたのは、賞賛したい。

まさしく理解できない彼とのこと

まったく正反対の性質のふたりが付き合う話と表題作の攻のお父さんの話と最後はホラーちっくBLが収録されている。

ひとつめは、まったく正反対の先輩・後輩のはなし。
攻の佐藤駒ケ丈(コマ)は、はちゃめちゃ破天荒。
登場シーンで、ガム噛みながら先輩の話きいてて、さらにそれをその場でぺってゴミ箱に吐き出すのくそ笑った。一言でいうなれば、DQNですかね。DNKにいそうなタイプの人種。
受のクズ先輩はザ・フツメン。目立たないように生きてきて、型通り普通の生活を送ってきた人。
なので、フツメンの彼にはまさしく攻の行動が「理解できない」わけだ。
私もこういう自分本位な人とは付き合えない。けど、コマは、クズ先輩の言うことだけは聞く。絶対学校とかで先生の言うことは聞かなそうなのに、クズ先輩の言うことだけは聞くのだ。
なぜならば、ラヴだからだ。L・O・V・E・ラヴだ。

そして、私が言いたいことはここからです。
「コマの性癖がやべえ」
作者、逆によくこんなプレイ思いついたね?!って心境だ。(褒めてる)
コマという、フツメンのクズにはどう逆立ちしても理解できない部分をよくぞここまで考え抜いた。
ただ、理解できなさすぎて、私の中では「しゅみじゃない」になった。
でも、クズ先輩は、コマのことが好きだから、私の感情などどうでもいい。二人が想い合ってちゅっちゅしてればそれでいいのです!
……しかしなぁ、これだけはネタバレするけど、コンドームの中におしっこしてそれをお尻に突っ込むのはなぁ。いや、好きな人はいいんですけどね。人を選ぶかなって。

あとの父の話とホラーちっくな話は割愛。
私はホラーちっくなやつが好きでした。ホラーっていっても、ホラーじゃなくて、なんていえばいいのだろうか。ハッピーエンドになるし、攻もヘンタイだよっていうことは言っておきますね。
攻は、どこをとってもヘンタイです。

聖母系受と粗暴な攻(黒ヒョウ獣人)

一番最初に体を繋げるのが無理矢理です。
しかも、クロヒョウ獣人による鋭い爪で引き裂いた後に。
かわいそうすぎだし、痛々しい。私、痛いのダメなんです…。

ともあれ、この引き裂きレ〇プ事件から、獣人のクルイークが京にどうやって懐いていくのか見ものではありますし、クルイークという獣人の性格を確立させる以上、あの行為は絶対的に必要なものだったので、なんでこんなん描いたのよ!とは言えません。必要だからです!

そして、京へとクルイークが惹かれていくのは必然ですね。
京は健気で実直で優しい。まるで、聖母みたいな人。この世に悪人なんかいない!とか、平気で言いそうな人種。

クルイークは激情型で、不器用さんかな。探検家だけど、傭兵でも通りそう。粗野な雰囲気ムンムン。
置いて行かれた寂しさやこの世界における肉食獣人に対する人間の対応とか、全部ひっくるめてクルイークという獣人ができているわけなんですけど、惹かれるべくして惹かれたといっても過言ではないです。

だって、聖母系男子に惹かれないヤツいる?!
そして、レ〇プ以降、初えっちは京から誘います。清楚でみだら。ヤバイ性癖。
「クルイークは僕を傷つけない」という全幅の信頼を寄せられて、二度目は「やさしく、やさしく」と丁寧に京へなるべくソフトに触るクルイーク。
知ってる?まだ、この二人付き合ってないんだぜ?

それ以降、途端に打ち解ける二人。
京に微笑みかけられて、思わず喉が鳴っちゃうクルイークもいますよ。
ネコ科獣人のおいしい瞬間です!表情とかそっけなくても、喉だけ鳴っちゃうの!
おいしい!
あと、厳格で天使の羽も見え始めます。4話以降、クルイークの心の寄せ方がえぐい。それまで、胸引き裂いちゃったり、冷たい態度取ってたのに、急に天使の羽とか喉鳴らすとか、恋に落ちすぎだろ。

ラストは二人にとっての”夜明け”へと、ネコまっしぐらです。
聖母系受と獣人のBLお好きなぜひともお読みください。
(コソ)最初の乱暴シーンとか、苦手じゃなければ…!

メスイキは仕込むけど、調教ではないかな

幼馴染DKもの。
攻の蒼がずっと片思いしてて、受の与に彼女ができちゃうところからお話が始まります。
与がいざ彼女のえっちしようとしたら、でかいのむりって断られちゃう。
小さくするにはどうしよう?って悩む与(???ちんこを小さくするってなにごと???)
蒼はすかさず「射精しないと小さくなるらしい」と提案するわけです。
射精しないでイク?どうやって?はい、皆さんおわかりですね?

_人人人人人人人人人_
> メスイキです  <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄

はい、ここで来ましたメスイキ。タイトルにも入っているので、たぶんテストに出ます。
そんで、まんまと与くんは蒼くんに食べられちゃうというわけ。
全編通して、DKの性欲なめんなよってくらいめっちゃヤリまくります。

でも、調教ではないかな。SM要素ない。攻はちゃんと受を愛してます。あと、NTRというか体から陥落された受が、彼女から攻に心変わりするだけかな。
NTRの定義については、私もよく知らないけど、本人前にしてこっそりセックスっていう印象だけど、このへんは個人の解釈かもしれないので割愛。

ついでにいうと、二人とも寮に入ってまして、与くんは同室の先輩ともヤリます。与くん的には、蒼くんと別にセックスしているわけではなく、あくまでちnこを小さくする練習ですので、先輩に「なら俺ともできるだろ」って言われれば「そうかも」って思っちゃう素直なお子さんです。
先輩とは、ロータープレイをかましてくれます。
先輩は別に与が好きなわけじゃなくて、本命が別にいるので、完全にお遊び!そういうのよくない!ただれてる!
挿入しようとしたら、タイミングよく蒼が入ってくるので先輩×与は未貫通です。

まあ、そんなこんなで体から始まる幼馴染ラブストーリー。彼女のためにちnこを小さくしようと始めた特訓でしたが、そのまま彼女(モブ)とはお別れするハメになります。まあ、BLなんでね。
始終エロ満載ですので、エロしか接種できない心の疲れた方はぜひ。
執着攻めにワンコ系素直受がずっとえっちしてますよ。
2021.4月現在、4巻まで出てます。

しゅみじゃない理由は、特に印象に残らなかったので。4巻まで読めば新たな感情が芽生えるのかしら……。