トラウマ持ちの神様×生贄
受けの累は両親を事故で泣くし、妹のために働いていますが事故で片足が不自由になっていて思うように稼げません。
そんな受けに生贄になる話が舞い込んできます。
生贄になるとその家族の生活が保証されるのでその話を受け入れた累。
生贄として捧げられて目が覚めるとそこは幽世で、土地神の叢雲と邂逅して…という話です。
であってすぐ、叢雲は追い出すために受けにとって辛いことをして出ていかせようとしますが、その手段が身体を犯すことなんです。
うーん。とても俗世感があります。
累はなんとしてでも雨乞いを成功させて、残した妹の生活がいいようにがんばるのですが、読み進めていくとなんだかBL感がないんです。
これは受けが女でも成立するし、累の見た目は細身で女の子みたいです。
また累という名前は親から付けられたものでなく、事故後に村の足手まといになっているから自分で名乗りだした名前なんです。
名前、になにか縛りみたいな設定をするのであればそれをもう少し生かしてもよかったのになんだか惜しいな、と思いました。
脇のキャラに名前つけて、世界観で名付けに設定があればよかったのかな…と。
趣味じゃない、にしたのは終始受けが男である必要が感じられなかった点だけなので、そこが気にならなければいいと思います。