かわいい‥
狐かわいい‥
おそらく狐の里的な所が舞台で、トップは九尾の狐。設定のこまかな説明はあまりないので雰囲気です。
九尾の狐は攻めの代で三つ子のために力が分散されて三つ子それぞれが3本の尾を持っています。
それをまた一子にするために長男の一だけ嫁取りして、ニ(にの)と三(みつ)はそれに協力します。しかし大きい屋敷での暮らしにうんざりの三は離れで暮らすために世話係のつむぎを相手に選んで、二人の離れで生活をします。
もぅあれよあれよと外堀が埋められていきます。
ここまで受けのつむぎは狐の姿です。
新居のお片付け中に攻めが怪我をしてその血をなめたところ、狐姿のつむきがヒトの姿になります。
黒髪の美人さんです。
つむぎの幼少期の記憶の欠落、背中のケガ、三の力の弱さの理由、などの疑問が散りばめて作品に深みが出ています。
途中そんな勘違いすることある?!とモダってしまいましたが狐姿のつむぎの健気で浄化されました。
三、言葉が足らなくて誤解させてるし、勝手に誤解してるしでかわいいカップルです。
いわゆる糸目の狐もいますが、つむぎはくりっとした目の狐でとにかく健気です。
主従、ケモミミ、健気受けがお好きな方におすすめです。
シリーズ全て購入していますが、1番驚きのあった巻です。
双子の誕生、二人での子育てに翻訳家デビュー、誘拐未遂に9年後の家族、1巻におさまっているのが不思議なくらい怒涛の展開でした。
英國編が未読な場合は読んでおくと
この巻の一番の驚きが味わえると思います。
ここでーーー!!!??という急な展開でした。
誘拐未遂のお話がこの巻の「転」になっていると思います。
いやーほんとびっくりしました。
あと最初から互いに意識しあってるようで進まないロドニー×浅井。二人のお話で続編がありそうなくらいなんかドラマチックになりそうな感じでした。
浅井がつかめなすぎて、あまり好きではないのですが、浅井の本音が見てみたくなりました。
この世界はとっても偏見のある世界なので、読んでて苦しくなるのですが、シリーズ通して冬獅郎の自己肯定感が強くなってそれを支えるアレックスも素敵で、この巻で希望が現実になっている展開がとても気持ちいいです。
双子の未来のおまけ、ロドニーと浅井、英國編の当て馬くんとまさかのペアリングと、周囲のあれやこれやが盛りだくさんでした。
もちろんメインカプのラブは健在です。
前回の番外編はお祭りだったし、今回は怪談か〜
夏ものがお好きなのかなーなんて、
かなり油断して読みました。
これはあの、怪談ですねはい。
怪談って大好きで、怖い話とかいたづら妖怪とか、摩訶不思議もの大好きです。
人伝にきくとやっぱり効果は抜群ってことで、ふたりのあま~い時間にやってきた本物。本物?見えてはいけないもの?が!!
しかも最後も普通に怪談っていうか。
わっわっ、ってなりました。
え、これBLですよね‥??
今回ストーリーテラーの裕士が非常にいいです。必要ですね、怪談話に淡々とした噺家は。
結局、練がみたものはなんだったのか、、、
読み終わったあと自分の中でいちばん会いたい妖怪に変換して怖いもんじゃないっ!って思わず脳内変換しました。
いやー大迫力のアップ。
是非ご覧いただきたい。
世界観が珍しかったし、試し読みで気になったので購入きました。
ものすごく惜しい感じがします。
この作品の中の錬金術、がどうするものなのか、が描かれておらず、傷を直したり、もともと人造人間の腕だったものを鳥にしたりと、一体どうゆう仕組みなんだ、と気になりました。
お話は錬金術の師匠シリルをなくした弟子ヨシュア、とシリルが残したホムンクルスのココとの話です。
師匠は禁忌の術を使いすでに他界しています。
街の感じや錬金術師を取り締まる教会という組織、少しありがちな設定ですが1巻しかないので説明は省かれています。大きめの街で、敵が近くにいるのか、という認識でどんどん読めます。
昔師匠に救われた、というギャリー。彼が話の展開を進めてくれます。
禁忌の術を使われ死人から蘇った人、それがギャリーで、顔はココそっくりです。
シリルとギャリーの関係、ココとヨシュアの関係、ココとギャリーの関係、関係性が絡み合っているのはリアリティでます。
ストーリー展開も世界観も好きです。 説明がなさすぎてどういう意味なんだろう、思うシーンもありましたがそこまで気になりませんでした。
やっぱりファンタジーを1巻の中に収めるのは大変なんだなぁと感じます。上下巻くらいせめて必要なのでは、と。
エチは最後にありますが、正直エチなしで、もっと終盤に時間かけても全然いいのに!って思いました。
どの巻を読んでも面白いです。
今回はメインカプの喧嘩、新たなカプの誕生でした。
輝の一言が原因で喧嘩になるんですが、その一言、正直わらっちゃいました。上田にとっては許せない一言なのか…となかなか長引く喧嘩だったので気が引き締まりましたw
私的にはいつもの思い切りの良い天然な一言って感じでした。
そして礼人と武内、あっさり付き合うことになりましたが恋愛初心者の武内のおかげで小鉄子先生お得意のもだもだ期間が始まるかとおもうと楽しみです。
でもふたりとも大人なので、高校生CPよりも早く進むかな〜とも思いますが、とっても楽しみです。
礼人も気を遣うので、思いやりすぎてなかなか進まないCPになりそう…と思いました。
16巻とは思えないくらい飽きのこないシリーズなので、大好きです。
1巻はαだけど、αしかすきになれない受けが、売りをしていて、そのときに出会ったαの攻めとの間に子供ができるも特異的なαなのでいろいろもめる。
家族になるまで、が1巻でした。
2巻は家族になってから。
といってもこの作品の中ではαはΩじゃないと同性での結婚はできない、ようなのです。
そこへのこだわりやわだかまりではなく、攻めが子供の成長を見逃していた時期もあるので、そのために二人目を望む、という思いやりでした。
1巻からの特異的なαである受けが妊活に臨むので少しできすぎな展開もあります。
攻めの兄が産科医で、Ωのヒートを調整するピル的なものの開発を攻めがやっていて、‥。
ご都合展開はあってもいいんですが、そこまで??という感じは少ししました。
でもちゃんとお医者さん、な お兄さんはいいキャラです。
受けの有馬は1巻のツンデレから素直さがでてきてかわいくなりました。
子供の歩くんが素直にスクスク育ってる感じもいいです。
1巻を読んでいたほうがより楽しめると思います。
わたしは子育てBL好きなので、まだまだ続きが読みたいなーと思います。
商業になっていたの知らなかった‥
Pixivで見かけたことがあって久しぶりに過去のもの見ていたら商業になっていた、という。
嬉しい展開になっていました。
動物擬人化、のようなファンタジー?のような、世界観の設定の説明はないです。
犬も人の姿に見えていて、サラリーマンの主人公が捨て犬を拾って一緒に暮らす、ほっこりBL。エロは一切なく、キスと服の下に手をツッコむ程度。
なにより太眉の大型犬がかわいくてよかったです。
たれ耳なので、イメージ的にゴールデンかなぁと。
そういう説明も一切ないのでただただ二人の日常を読んでかわいいなーと思う感じです。
何も考えたくないときに読んで幸せな気分をもらえるような作品です。
登場人物に悪人はゼロです
義父と身体の関係があって、義父の指示で売りのようなこともしていて、かわいそうで読みきれるか不安でしたが、暴力とか傷害とか痛すぎそうな描写はなかったので読み切れました。
作家の義父がとにかく病んでるし執着してるし束縛してるし、挙句には仕事すらうまくいってないのでだいぶ嫌いです。
そのお陰もあって、攻めである元教師のタクシー運転手が、とても立派な大人で、かっこいいです。
攻め、というより良心。
キャラクターに性格の明暗があるので読みやすかったです。
ラスト、もっとどっろどろになっても良さそうなところ、意外とあっさりと幕引きになったので少し拍子抜けです。
実はこうなのかなーとか、大学の名前だけ登場の講師にも関係持っとるんかい、とか考えたりツッコんだりする余白のある作品なので、一気に面白く読みました。